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2013年01月03日
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カテゴリ: 想い
昨日、墓参りに行くと、墓所の隅に何体もの墓が塊となって寄せ集められていました。
察するに、これらは既に身内の誰も訪れることなく、檀家としての繋がりも途絶えて久しい状態にある墓なのでしょう。

昔のように子が故郷に住み続ける環境ではなくなった時代にあって、
遠く離れた者の墓守は確かに大変です。
更に、少子化のなかでは子の負担も大きい。

私の知人などは、子が娘一人の為に、将来の子の負担をなくそうと、宗教をキリスト教へ変えた人もいます。
子が男であればまだしも、娘がやがて嫁げば尚更のこと自分の先祖の墓など世話をしていくのは厄介な問題。
これはこれで、ひとつの思いやりの姿でしょう。

これからはそのような問題が数多く出てくるでしょう。

しかし、これからはそれぞれの事情による形がとられてもいいのではないでしょうか。

永代供養も共同墓なるものもあります。
個々人においてとられる先祖祭りの在り方と、敬い想う心に違いはないのですから。
既に遠い彼方に還った先人を、ふと心に振り返った時と場所が、自分の墓所であれば良しなのです。

何年も前、只一人の身内もいなく、癌に冒された友人を友人仲間皆で見取ったことがあります。
いつも笑顔で周りを元気付け勇気づけながら、身寄りなく清貧の生き様は、病床にあって金銭面でも大変でした。
病院や皆の協力によった四ヶ月間。
ある友人夫婦は、毎日病室に通って身の回りの世話をし、痩せ細った足をさすり続け、着替えの用意、しもの世話までしていました。

心だけで多くが集まった葬儀場もまた協力してくれました。
参列者への挨拶はもちろんその友にしてもらいました。
火葬場で骨を拾い、遺影と骨箱はその夫婦が持ち、我々が共有する縁あった場所に立ち寄った後、亡くなった友は四十九日を友人夫婦の家で過ごしたのです。



亡くなった彼にはただの一人の家族も親戚もありませんでした。
ですから墓なんぞもありません。
しかし、彼に関わった多くの人間に、永遠の心の墓所を 残してくれたのです。

大切なのは、想う心の部分なのです。

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2011.3.11(金)14:46





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Last updated  2013年01月03日 07時31分53秒
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