京セラ名誉会長 稲本和夫氏の本。
自分の今までの経験を元に、今のような世の中になって
しまった原因や、成功するため、思いを実現するために必要な考え、
良く生きるために必要な事を書いてます。
今の世の中は物質的には豊かなはずなのに、なぜか信じられない犯罪や不祥事
が絶えない。それは多くの人が生きる意味や価値を見出せずにいるからとの事。
それを打破するにはなぜ生きるかの問いに対する哲学を確立することが必要だと
主張してます。また人が生きる意味は生まれた時より少しでも良い心になることだと
世の中には見えざる大きな二つの手がある。「運命」と「因果応報の法則」のふたつ。
この二つは因果応報の法則の方が若干強く、運命は人が懸命な努力を積み重ねれば
変えられるものだと、例を取って説明しています。
各項目のタイトルが稲盛語録になっておりそれを見てるだけでも参考に
なります。因みに私が気に入った語録は下記かな?
○第一章:思いを実現させる:
・寝ても覚めても強烈に思い続ける事が大切
・現実になる姿が「カラーで」見えているか
・あきれめずやり通せば成功しかありえない
○第二章:原理原則から考える
・迷った時にこそ道しるべとなる「生きた哲学」
・現場で汗をかかないと何事も見につかない
○第三章:心を磨き高める
・リーダーには才よりも徳が求められる
・
○第四章:利他の心で生きる
・毎夜自らの心に問い続けた新規事業参入の動機
・事業の利益は預かりもの社会貢献に使え
等色々あります。
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やんちゃひめ☆さんコメント新着