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こんにちは。吉祥寺「理学気功」のヒエトル萱沼です。先日の事。山梨院の日がちょうど春分の日だったこともあり、朝、父の墓参りを済ませてから、暫く仕事をしましたが、午後、結構時間が出来たので、母を連れてドライブがてら太宰治の小説「富獄百景」の中の一節の石碑で有名な旧御坂峠にある、天下茶屋に行きました。長い曲りくねった道を通りながら、母が父との思い出を話してくれのですが、50年も前の事、母が腎臓を患って、甲府の病院に入院していた時、毎日この道をバイクで飛ばして、見舞いに行っていたということです。普段から無口な父でしたが、愛情深い人だったことは記憶にあったので、とても温かい気持ちになりました。さて、これは75年前の建造物を復元したものですが、なんとも言えない雰囲気があります。ここは、数多くの文人が愛したと言われる「ほうとう鍋」が名物です。山梨の郷土料理ですが、ここの味噌は香りも良く絶品です。「茸とろろ蕎麦」も頼んでみました。茹で加減もちょうど良く、とろろの濃厚さが味わい深い一品でした。食後、茶屋の二階にある、太宰治資料室を見学して来ましたが、太宰が井伏鱒二とも交流が深かったことを初めて知りました。あいにく、曇っていて、富士山はよく見えなかったのですが、普段はかなりの絶景ですので、河口湖あたりにお越しの節は是非、寄ってみることをオススメします。
2013年03月29日
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こんにちは。理学気功のヒエトル萱沼です。11日に、震災からちょうど2年経過したわけですが、実は息子の誕生日だったのです。何となく、お祝いして盛り上がるのは、少々はばかられる気がして、とりあえず、いつもの会食は延期しました。私個人としては、未だに被災地の遅々として進まない現状を知り、この国の行く末に不安を覚えずにはいられません。福島第二原発の処理は、根本解決には程遠い、医療でいう対症療法だけで、全く何のメドも立っていないのが現状です。なんと!あれを廃炉にするまでに、40年かかる、というじゃありませんか!それでも、新たに原発を作って、推進していくという安倍総理の考えについていくには、自分を誤魔化す技術が相当必要じゃないでしょうか?《患者さんに頂いて、初めて知ったのですが、これ「旭山桜」という早咲の桜だそうです!》さて、早速、今回の本題に参りましょう。ウチで診ている、1歳半の男の子が2週間ぶりに来院した時のことです。滅多にぐずる事のない子なのですが、その日は泣きどうしでした。もちろんミルクも拒絶です!よっぽど機嫌が悪いのか?それで済ませるには、尋常ではなかったので、あれこれ思いを巡らせながら、やっとのことで施術の全過程を終了しましたが、最後に頭蓋骨の調整で頭に触れている間が、一番激しく泣いていました。そこで、はたと気づきました。はじめは、お母さんのお話で体調は良かった、と聞いていたので、施術による排毒反応だとは思わなかったのです。《つぼみはかなり濃いピンクですが、どんな花が咲くのでしょう?》頭を触る時だけは、激しく抵抗したり泣いたりするお子さんは少なくないのですが、ほとんどは体調が悪い時に限るのです。だから、思いつかなかったのですが、この男の子は治療院に入った瞬間から、激しい排毒が始まった、ということだったのです。もちろん、体調は良いはずなので、出てきたのは、今まで外へ出せなかった古い深い毒です。《3月3日のひな祭りには見事に開花しました!》施術終了後、ピタリと泣き止み、深い眠りに落ちました。何をしても起きる気配はありませんでした。この様子を見て、私は全てが排毒反応だったことに確信を持ったわけです。
2013年03月13日
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こんにちは!理学気功のヒエトル萱沼です。今日から3月、春を感じる陽気ですね!さて、先日来院された患者さんのお話です。この患者さんの場合、人工授精を試みるも、思う様にならず、40代間近にして、やっと授かったのですが、その後が中々大変でした。いわゆる「切迫早産」の危険を指摘され、2ヶ月の入院と点滴を余儀なくされたのです。《理学気功には、こんな可愛い患者さんも来るんです。》たまに当院の患者さんにもいらっしゃいますが、それはもう受刑者以上に拘束されるので、そのストレスは相当なものです。このストレスの方が、余程赤ちゃんに悪影響があるのではないかと思いました。しかし、今回本当に問題だったのは、予定日の前日になっても、一向に生まれてくる予兆はなく、陣痛促進剤の投与と最悪は帝王切開で対処するしかない状況になっていたことです。確かに子宮が緊張し過ぎると、早産の危険があるでしょうが、薬で弛ませ過ぎても、反動である部分は余計に緊張するのです。体とは、弛緩と緊張の絶妙なバランスの上に成り立っている、と言えます。《これは親子セラピーの様子です。ちょっとカメラを意識して表情固いですが・・》そして、2ヶ月は全く「半身浴」が出来なかったことや、定期的な「親子セラピー」に準ずる施術も受けられなかったことも、妊娠中の「不安」を解消する機会の減少につながってしまい、自律神経のアンバランスを起こす誘因になったと思いました。そこで、私は周りの反対を押し切ってまで、一時間以上も運転して治療に来てくれた気持ちに応えるべく、細心の注意を払いながら、全身の緊張バランスや呼吸を整えました。すると、あれだけ悪かった顔色も赤みがさして、呼吸も楽になったことで、表情も明るくなりました。そして、私は確信しました。「もう大丈夫!」果して、2日後のことです。患者さんから電話がありました。「効果テキメンです、先生!昨日、無事生まれました!」今年初のベビー誕生に、感動もひとしおです。生まれて来てくれて、本当にありがとう!近いうちに、会いにおいで!
2013年03月01日
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