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2016年11月21日
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安倍総理がトランプ次期アメリカ大統領と会談しました。

テレビで森本敏さんが、
「トランプさんは多国間協議より二国間協議が――僕らはテタテと言うんですが――好きで」
とかなんとか、そんなことを言っていました。

一瞬頭に浮かんだのは「手立て」という字だったけど、フランス語の「tete-a-tete」。
「二国間」というより「2人の密談」という意味。英語の「face to face」に近い。

「僕ら」って誰のことだろうと思いましたが、
森本さんは元防衛大臣で外交官なので、どちらを指すかはわからない。
外務省のほうでしょうか。

外交交渉の手段として二国間か多国間かというのは最初に出てくる問題で、
私がよく耳にするのは英語の「バイ」と「マルチ」です。
最終的にマルチの交渉になるにしても、
先に個別にバイ交渉をするとスムーズに事が運ぶ場合もあるというのは、
国同士の交渉でも個人レベルの交渉でも同じこと。
トランプさんとの会談はそういう意味を持っているかなと思います。

二国間協議、多国間協議をフルで言えば、
「バイラテラル(bilateral)」「マルチラテラル(multilateral)」です。

バイシクル、バイセクシュアル、バイリンガル、バイカラー

「二つ」という意味の接頭語「バイ」は、外来語としてもだいぶこなれてきました。
でも、「バイ」だけ単品で使われて、

   そこはバイでやった。

なんて語られると、一瞬「えっと、倍? buy? bi-?」となります。「マルチ」のほうは聞き間違える言葉がないのでいいんですけれどね。


20世紀は軍事連携も盛んでしたが、21世紀は経済連携の時代ですね。
EU然り、APEC然り、パリ協定然り。
パリ協定も、京都議定書に比べると「拘束」より「連携」の面が強くなっていると思います。
TPPは個別にはいろいろ問題があるにしても、
多国間の経済連携を全く無視するという時代ではないのだろう。
マルチの時代に国としてどう立つ向かうか、という問題なのだと思います。





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最終更新日  2016年11月23日 11時08分31秒
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