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テーマ: 初心者(410)
カテゴリ: 運転免許の話
昨日は土曜日にも関らず、夫が出張で大阪へ。


私が免許を取るまでは、出張のときも1時間に2~3本しかないバスに乗るか、運転していって駅前の駐車場に丸一日預けるか・・・という状況でした。
夫は「便利だなぁ、うれしいなぁ」と私のご機嫌を取るように(笑)はしゃいでいましたが、一人の運転は未だに緊張してしまう私は、眠いのもあってとても笑顔を見せる気になれず・・・

ドキドキしながら運転していると、突然、フロントガラスを黒い物体が
「ビュウッ!!」
とすごい勢いでかすめて行きました。
信号のないところで、時速50キロくらいで走っていたので、もうビックリ!
なんと、車の前面に貼っていた「若葉マーク」が、風にあおられたのか、はがれて飛んでいったのでした。


運転を始めてから、「ドキッ」「ヒヤッ」とすることは何度となくありましたが、大抵は
「どうってことないことなのに、私が勝手に驚いている」
類のものなのです。
(例えば、目の前のガソリンスタンドから車が出そうになっているだけでも、私はギョッとしてしまいます。当然、その車も安全確認しているわけで、道に出てくるはずがないのですが)

しかし、これまでに2回、本当に「危なかった!」と肝を冷やした経験がありました。

最初は、昨日と同じように早朝に夫を駅へ送ったとき。
夜が明けて間もない町には、車がほとんど走っていなくて、ちょうど練習にいいかも?と思い近所の24時間営業のスーパーに行ったのです。
広い駐車場はガランとしていて、どこに停めようかな・・・とキョロキョロ。
駐車スペースの方ばかり気にしていて、足元から完全に意識が離れていました。

目安をつけて、速度を落とそうとブレーキを踏んだ・・・つもりが、なんと私、アクセルに足を置いたままだったのです。

ギュン、と加速した瞬間、あわてて足を離せたからよかったものの。

自分のしたことながら、本当にビックリして、泣きベソかいてしまいました。

もう一つは完全に笑い話なのですが、マンションのガレージでのこと。

クリープ走行でゆっくり、ゆっくりバックで車庫入れしていたら、あともう少しというところで完全に車が停まってしまいました。
アクセルを踏まないと進みませんが、急発進でもして他の車に激突したら・・・などと考えると、怖いことこわいこと・・・
教習所の運転教本に「アクセルワークは足の指先を使うつもりで、じんわりと」などと書いてあったことを思い出し、アクセルの上で指先をそぉっと丸くしたら、なんと!


もう、痛いやらこわいやらで半分パニックになり、とりあえずギアをPにして、事態が落ち着くまで冷や汗かいて耐えていました。
あとで夫に報告すると、
「長いこと運転してるけど足なんて攣ったことないよ??どんなアクセルの踏み方してるの??」
と、呆れられてしまいました。

そんな訳で、「不測の事態」というのはいつ起きるのかわからない・・・ということを、身をもって学んでいる私のドライバー生活なのでした。
時々読み返す、徳大寺有恒さんの 決定版・女性のための運転術 という本に、
「運転中は目に見えるものしか信じてはいけない。“○○だろう”“○○はないだろう”と勝手に予測して行動するのが事故のもと」
ということが書いてあって、本当にその通りだと思い、これからも気を引き締めてハンドルを握ろうと思っています。

【追記・“油断禁物”といえば】
金曜、土曜と、歌舞伎俳優・中村勘三郎さんの襲名に関する特別番組を見ました。
母がこの方の大ファンで、TVで特集があると必ずチャンネルを合わせていたのですが、大きな襲名披露の直前に、ご子息の七之助さんがあんな事件を起こすとは・・・
まさに「禍福はあざなえる縄のごとし」。
人生、どこに落とし穴があるかわからない。
気の緩みって本当に取り返しのつかないことにつながることもあるのだなぁと、一ファンとしてあらためて残念に思いました。





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最終更新日  2005.03.06 17:25:42
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