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カテゴリ: 映画の話
ヒラリー・スワンクという女優にあまり魅力を感じない…ということを 先日の日記

昨日、WOWOWで映画「ゴッドファーザー」三部作を一挙放送していましたが、シリーズを通してアル・パチーノの妻を演じているダイアン・キートンについて、かつては全く同じような感想を抱いていました。

若い頃…というか、子どもの頃に、私が
「どうしてこの人が“きれいな人”の役なの?」
という疑問を持たざるを得なかった三大女優、という方々がいまして(笑)それがミア・ファロー、アリ・マックグロー、ダイアン・キートンのお三方だったのです。
(なぜか、ウディ・アレンの元連れ合いが二人ランクイン…)

でも、大人になってから映画を見直してみると、不思議と彼女達が「美しい人」だったということがすんなり受け入れられるようになりました。
「ある愛の詩」 でのアリ・マックグローの可愛いスクールガール・スタイルや、 「華麗なるギャツビー」
そして、最も私の憧れをかきたてたのが、 「アニー・ホール」 でダイアン・キートンが見せた着こなしの見事さ。
ダイアン・キートン本人も、イブニングドレスがきらめくオスカーナイトでもかたくなに肌を出さず、シャツのボタンを一番上まで留めるマニッシュなスタイルを崩していませんが、この映画に出会ってしばらくの間、男物テイストの服に夢中になったものです。

自分が年齢を重ねてみて、こんなに人への見方が変わるものなのか…という思いをしたことは他にもあって、そういう経験はきっと、誰にでも共通のものなのでしょう。
誰にでもわかりやすい外見の美しさだけでは、醸し出せないオーラ。その人のたたずまい全てから出てくる「雰囲気」の魅力…
それを感じ取る“眼力”が、大人になるにつれて育ってくるということなのでしょうか?

さて、この“眼力”はもちろん、女性を見る目だけに限ったことではないようです。

日曜日に見ていた「ゴッドファーザー」三部作。
もう、何度も観ていてあらすじも全てわかっているのに、TVで放映されるたびにチャンネルを合わせてしまうのはなぜか?
この映画、ありとあらゆる「男の顔」のバリエーションを取り揃えました、という感じで、出てくるマフィアたちの「顔力」とでもいうのか、単なる脇役の一人ひとりに至るまで、本当にいい味を出しているのです。それが何度観ても飽きないし、新たな発見があります。
パート1から時代を重ねて、現代に近づくにつれ、何となくあっさりと、魅力のない顔ばかりになるような気がするのは、とても寂しいのですが…


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…テーマからはちょっと飛躍した話題になってしまいましたが、過去のアカデミー受賞作品をたくさん挙げたということでお許しください。






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最終更新日  2005.03.07 19:42:43
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