ふたり暮らしの手帖

ふたり暮らしの手帖

PR

プロフィール

サリィ斉藤

サリィ斉藤

バックナンバー

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07
2025.06
2025.05
2025.04
2005.09.12
XML
カテゴリ: 今日のつぶやき
久米宏と筑紫哲也が一緒にアンカーをやるというので、今回の選挙特番はTBS系列を見てみようと思っていました。

番組が始まると同時に、出口調査に基づいた議席予測が大きく画面に表れ、私は本当に、びっくり仰天しました。
昨日の日記 の後半を読んでいただければおわかりいただけると思うのですけれど、 ここまで偏った結果を有権者が出してくるとは。

それなりにまじめな関心をもって、今回の選挙を見つめてきたつもりでしたが、私の予想が当たったのは唯一、投票率だけでした(大体65~69%と思っていた)。

でも、ブログを愛読させていただいてる方々や、自分の友人、そして家族、誰も「あ~よかったね、小泉さんが勝って」と無条件に喜んでいる人はいないので、未だに不思議な…というか、信じられない感じです。
これは、単に「類は友を呼ぶ」ということなのでしょうか。

小泉総理が、衆院を解散するにあたっての演説に、「感動した」という人がとても多かった…というのを聞いて、私はア然としました。(生中継で見ていたのですが、自分はつまらなくて途中で居眠りしてしまったもので…)

でも、これほどまでに、「はっきりした物言い」に皆が飢えていたのか、と改めて思います。
また、「しがらみを断ち切る」ことに憧れる人が多いのだなぁ、ということも。

そんな「普通の人々」の潜在的な願望に、小泉さんの戦術は見事にはまったということでしょう。

過去の「日本新党」や「自社さ連立」政権の時の失望感が、未だに尾を引いている人も多いのかもしれないし。

それと、あまり表には出てこないけれど、「ネット世論」は確実に、アメリカで台頭してきたような「ネオコン」の潮流を作っているのではないでしょうか。
(「2ちゃんねる」をのぞくと、民主党が政権を取ったら日本は中国の属国になる、なんて意見のオンパレードですもの…)

私は、今回の結果については自分の期待と違うもの(自民勝利は仕方なくても、民主党ももっとがんばってほしかった)でがっかりしていますが、小泉さんの「誰の顔色も見なくていい」がゆえの決断による、評価できる実績もいくつかはあった、と思っています。
まぁ、それをはるかに上回る、評価できないことがあるから困ってしまうんですが…

こうなったら、小泉さんには「民意」と「イエスマン議員」を味方につけて、公明党との連携はすっぱり切り捨て、郵政民営化の次は北朝鮮から拉致被害者を全員取り返し、道路公団民営化を1からやり直し、国の借金を帳消しにして、ついでにアルカイダのビンラディン容疑者を捕まえるぐらいのことはやっていただきたいなぁ。期待するのは勝手でしょ(笑)

…と、ちょっと逆ギレ気味になってしまいましたが、私は次の選挙も、その次の選挙も、今までどおり、自分なりに考えて投票していきたいと思います。

今日のInfoseekニュースより。
『衆院選の当選者アンケートによると「全面的な憲法改正に賛成」が46・7%で最も多く、「9条も含めた部分的な改正に賛成」の25・4%が続いた。戦争放棄と戦力の不保持を定めた9条改正派は合計72・1%で圧倒的多数派となった。』

自民党のマニフェストでは、憲法改正に際して「国民投票」という一行があるのが、せめてもの救いだと思いました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.09.12 21:46:45
コメント(10) | コメントを書く
[今日のつぶやき] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: