まろ0301さん

> 「七段目」は、小米朝(米團治)の熱演を繁昌亭で目の当たりにし、ああこれで米朝師匠も一安心だなと思いました。

小米朝さんって、たしか市川昆監督の「細雪」にご出演されてませんでしたか?なかなかの“優男”ですよね。吉弥さんの落語は、南光師匠から「楷書の魅力、くずしていくのはこれからかな?」と評されていました。

私も今年は、着物で寄席へ・・・という夢が実現するといいのですけれど。 (2008.01.09 18:08:33)

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カテゴリ: 今日のつぶやき
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお付き合いください。

2008bread.jpg


さて、「落語がちょっとしたビーム、いやブーム」なんてことを聞くようになってから、実はもう何年も経っているような気もしますが、私と夫の間で確実に“落語熱”が発火したのは昨年のことでした。

地の利の関係で、寄席にはなかなか気軽に足を運べません。
・・・が、その気になってアンテナを張ってみると、結構テレビでも落語観賞は楽しめるものだということも、わかってきました。

(いやいや、やっぱり高座は生で聞かなきゃ・・・と、おっしゃりたくなる向きもあるかもしれませんが、そこは物理的に叶わぬ夢もあるので・・・)

年末年始のテレビ欄で、目についた落語関係の番組を手当たりしだいに見たり、録ったりしていたら、気がついたら「ちりとてちん」などは3回も聞いておりました。お豆腐、腐りすぎですね(笑)

同じ噺でも、味つけや工夫、そして噺家さんご本人の持ち味によって、その魅力がどんどん違う色合いを持っていくのだということが、よくわかりました。

中でも楽しかったのが、関西地方で昨年放映された番組(NHK)の再放送、「南光・文珍のわがまま演芸会」です。

桂南光・文珍両師匠が、若手の落語家を招いてその芸を楽しむ、という趣向のこの番組。


もう一人のゲストが、ドラマ・ちりとてちんの“草原兄さん”こと桂吉弥さん。
こちらは、歌舞伎芝居を題材にとった「七段目」を熱演され、これまた歌舞伎ファンの端くれとしては楽しかったです。

型をなぞり、守りながら、受け継ぐ者たちがそれぞれの輝きを放つ。
伝統芸能ならではの、奥深い楽しさですね。

ビギナーの私にとっては、耳にする噺のほとんどが初めて聞くものばかりなのですが、立川談志師匠の言葉だったか、「落語は、人間の業を肯定する」というのは、その通りだなぁ・・・とうなづかされるのでした。

「笑う門には福来る」という言葉があります。今年はたくさん笑ったお正月、福をたくさん呼び込めているかな??と、願っております・・・





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最終更新日  2008.01.07 23:17:25
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「七段目」  
まろ0301  さん
 「七段目」は、小米朝(米團治)の熱演を繁昌亭で目の当たりにし、ああこれで米朝師匠も一安心だなと思いました。
 「花色木綿」、なるほど着物大好きの方にはたまらない噺ですね。
 じぶんが関心がある分野の噺にはついつい引き込まれます。
 さて、今年は何回寄席に通えるか・・。 (2008.01.07 23:31:55)

どっぷりハマッて下さい  
嫌好法師  さん
ご夫婦で同じものにハマったってのが、いいじゃないですか。

うちなんか、夫婦の会話を他人が聞いたら何喋ってんだというぐらい落語仕立てです(笑)

今私は懸賞創作落語に挑戦しています。 (2008.01.08 01:52:03)

Re:「七段目」(01/07)  
サリィ斉藤  さん

Re:どっぷりハマッて下さい(01/07)  
サリィ斉藤  さん
嫌好法師さん

>うちなんか、夫婦の会話を他人が聞いたら何喋ってんだというぐらい落語仕立てです(笑)

和田塗箸店の糸子お母さん、政典お父さんの掛け合い漫才(@ちりとてちん)も相当のものですが・・・さすがは関西系!という感じでしょうか。
創作落語、力作の完成に期待しております。がんばってください。

>今私は懸賞創作落語に挑戦しています。
-----
(2008.01.09 18:11:16)

落語で初笑いですね  
1go1ex さん
サリィさんは落語で初笑いされたのですね。私は狂言でした。
この年始は古典芸能関係のテレビ番組がとても多くて、DVDに録りきれないほどで。
サリィさんが書いておられる番組は見落としてしまったのか、気がつきませんでした。残念です。
吉弥さんの落語、いいですよね。私は「くっしゃみ講釈」を吉弥さんでききました。
熱演で、大笑いできましたよ。 (2008.01.09 22:03:15)

Re:落語で初笑いですね(01/07)  
サリィ斉藤  さん
1go1exさん

>サリィさんは落語で初笑いされたのですね。私は狂言でした。

ブログで当日の模様を拝読しました。狂言は、高校生のときの学校行事で見たのが最後かもしれません・・・生“底抜け”が観られたとは、うらやましいです!!

>この年始は古典芸能関係のテレビ番組がとても多くて、DVDに録りきれないほどで。

歌舞伎中継もよりどりみどりで、私も録画の取捨選択に困ってしまいました。まさにお正月気分、贅沢な悩みですよね。 (2008.01.13 19:36:24)

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