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サリィ斉藤

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カテゴリ: 旅の話
お正月の連休に合わせて、ぜひ・・・と、友人のご実家にお招きをいただき、フラリと広島へ遊びに行ってきました。

友人の帰省にちゃっかり便乗する形になりましたが、二泊三日の旅で、牡蠣もお好み焼きも穴子めしももみじ饅頭も!堪能しました。

以前のブログ にもご登場いただいたことがある、心やさしい友人母には、自慢のお料理の腕をふるっていただいて
(あぁ~、人に作ってもらう食事はなんて美味しいんだろう・・・)
と、夜毎の幸せに目を細めていた私。本当に10年主婦をやってきたのだろうか(笑)

【広島市内の移動は市電がダントツに便利。新旧色々な車体がありました】
080109hirosima3.jpg


実質、観光に使える時間は1日半しかなかったこともあり、今回はフェリーで宮島に行き、翌日は市内観光で時間切れ、という感じだったのですが、仕事で数時間滞在したことしかなかった街なので、ゆっくりと歩くことが出来てうれしかったです。

【厳島神社の大鳥居。干潮のときに下をくぐると、その高さは大迫力らしい】
宮島・厳島神社

【宮島にも鹿がいました。奈良公園の鹿より小さく、おとなしかった・・・】
080109hirosima4.jpg

【宮島から帰るフェリーで見た、瀬戸内海の夕景。飛行機雲が光っていた】
080109.jpg


翌日は、朝から平和記念公園へ。
休日でしたから、早い時間から観光客がたくさんいて当然なのですが、資料館や公園内にいた人々のうち、二十代~三十代とおもわれる若い人の割合がとても多かったのが印象的でした。

【冬空の下の原爆ドーム。手前の石碑には大きく“慰霊”の二文字。】
080109hirosima5.jpg


これは、広島平和記念資料館の窓から撮った光景です。

080109hirosima2.jpg



・・・という碑文で知られる原爆死没者慰霊碑に手を合わせて拝み、頭を上げると、アーチ型の碑のちょうど中心に、原爆ドームが見える・・・という設計になっています。

原爆ドームのさらに向こうに、広島市民球場が見えました。

世界のどの国も経験していない地獄を知り、語り継ぐその歴史のすぐそばに、平和と繁栄に支えられたごく普通の日常がある。

そんな、広島をヒロシマたらしめている現実を、考えさせられました。
でも、その時胸によぎった様々な思いは、安易に言葉に出来るようなものでなく、逆に、きれいな言葉になどせずに、ずっと持ち続けていたいのです。
口に出せたのは、ここに来られてよかった。・・・その一言だけでした。

今回は時間がありませんでしたが、尾道や、少し足を伸ばして錦帯橋など、まだまだご案内できるところはたくさんあるから・・・と、友人からはうれしい申し出があり、またぜひ訪れたいと思いました。





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最終更新日  2008.01.09 18:02:36
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