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カテゴリ: お出かけの話
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10日以上日にちが前後してしまいましたが、実家へ帰った際、Bunkamuraザ・ミュージアムで 「ブリューゲル 版画の世界」 という美術展を鑑賞してきました。

子どもの頃、祖父の書棚にあった美術全集を引っ張り出して眺めるのが好きで、中でもお気に入りだったのがフランドルの画家、ブリューゲルの絵でした。
画面に所狭しと描かれた、たくさんの人々。
一人ひとりの仕草や表情を目で追っているうちに、いつしか絵の中の世界に入り込んでしまうような感覚が、たまらなく好きだったのです。



版画作品でも、緻密に描きこまれた画面のインパクトは変わりませんでした。
モノクロの線描が描き出す不思議な魅力は、マンガの世界にも通じるものがあるように思えます。
これが、織田信長の時代に生きていた人のイマジネーションか!と驚かされる、摩訶不思議なキャラクター達( こちらのサイト でご覧になれます。通称『とびっこちゃん』と『琴ペン』が特にかわいい!)。


作品を一つずつ、覗き込むようにじっくりと鑑賞し、小さな人や動物や風景に目を凝らしていると、額縁の存在を忘れてしまいます。
子どもの頃の懐かしい感覚に没頭していたら、なんと2時間近くが経ってしまいました。

その後はスペイン坂から公園通りに抜けて、ふらふらと渋谷の街を散策。
若い頃に通っていた場所は多くが姿を変えてしまいましたが、未だ健在のお店もあります。
BEAMS前の喫茶店「ケニヤン」のアイミティーは懐かしい味。

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その後再びBunkamuraに戻り、ル・シネマで 「華麗なるアリバイ」 を鑑賞。
クリスティの「ホロー荘の殺人」の映画化ということで興味がありましたが、若干(私には)期待外れだったかな…

…なんてことを思いながら外へ出たら、なぜか群れをなす報道陣とパトカー。
いったい何事??と、カメラマンが見つめる先を目で追ったら、2時間前に自分が前を歩いていたお店(東急本店前の酒屋さん)にライトバンが突っ込んでおりました(!!)



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最終更新日  2010.08.19 21:52:45
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