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カテゴリ: 着物の話
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今年の夏は、本当によくかき氷とガリガリ君アイスを食べた。そして、これまでにない頻度で、着物でお出かけを楽しむことが出来ました。

着物、といっても、絞りの浴衣、綿麻のしじら、そして、こちらの木綿の着物の3点をローテーションさせていたのですが…

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洗濯してみたら、ノーアイロンで問題なし、という優等生でした。


これ、本当は夏用の長襦袢を探しにいった船場センタービルで、居内商店の店頭にあったのを衝動買いしてしまったもの。

今年こそは、夏着物のおしゃれの幅を広げたい…と、以前は意気込んでいたのですが、何しろ連日の酷暑です。
筒袖のゆかたスリップに、汗をかいても家で洗えるカジュアルな素材の着物、というのが精一杯!というのが本音。
それでも、炎天下のキモオデで、気分が悪くなったりめまいがしたり…という経験もしました。

今月も、南座で歌舞伎を鑑賞したり、着付け教室の集まりがあったり。そしてスーパー残暑は終わらず…

ちょっと改まった装いがいいかな?と思われる場面だし、人によっては、9月になったら盛夏の着物はもう着ない、という意見もある。
それで、何を着るのが良いのか、ずっと前から悩んでおりました。



「何を着て行こうかな…」

という同じ言葉が、洋服を選ぶ時に比べて何倍もの苦慮を伴ってしまうことがあります。少なくとも私はそうです。

結局、歌舞伎は“人の注目を集めるほど良い席じゃないし”と開き直り、着付け教室の先生には“何しろこの厳しい残暑ですから…”とお許しを得て、いずれも綿や綿麻の着物でお出かけしてしまったのですが。
この分では来年からもまた、単衣の時期が巡ってくる度にあれこれと思い悩むことになりそう?

「好きなものを着る」おしゃれの楽しさと、「人の目にどう映るか」を考える気配り。このバランスを上手に保つことに関しては、私はまだまだ、修業が足りないのかもしれません…

…と言っている間に、空は高く澄みわたり、朝晩は肌寒いほど涼しくなり、あっという間に日が暮れるし、テレビは改編期。
夏はいつの間にか、後姿で遠ざかっていったんですね。

着物でお出かけするには最適な季節がもうすぐ。それを思うと心が浮き立ちます。
悩ましいけれど、結局はその奥深さも面白さのうち、ということなのでしょうか(苦笑)





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最終更新日  2010.09.18 03:02:07
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