海を眺めながら

海を眺めながら

2013.01.28
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テーマ: 海外旅行(8085)
カテゴリ: カテゴリ未分類
11:05 ジャイプールを後にする。途中で昼食を取って6時までにデリー空港へ。
インドに来て8日目、楽しすぎてもう少しインドにいたいと思う。
そうは思っていても、6車線の道を達人ドライバーの運転でかっ飛んで行く。

自動車専用道路の路肩を歩く働いている象 
  • DSC05992.JPG


  • 有料道路の料金所を通過する車の荷台の乗客たち(スズキの軽トラックか?)
    DSC05997.JPG


  • 駱駝も歩いている。以上3葉インドの道路事情
    DSC06000.JPG


  • 私の昼食のため、道路沿いのHOTEL MAHARANI MIDWAYっていう安ホテルに駐車。レストランの庭のテーブルに着く。観光客はガーデンが定席らしい。
    カレーじゃないのがいいって昨日から言っているのに、カレーしかないとイムランが言う。分かっていてこの店か!
    メニューを見せろと言うと、メニューはないとウェイターが言う。
    この理不尽さは、一体何なんなのだろう?

    ここのウェイターは、インド的傲慢さと万国共通の意地の悪さを併せ持ってる嫌な奴だ。

    インドで最も寒い時期なのにハエが集まる。追ってもきりが無いのでさっさと食う。温かいときならハエで皿が見えなくなるのだろう。もう飽きたと言いつつ、ライス以外は完食する。
    DSC06005.JPG


  • 食後、頼んだチャイの値段(飲み物代)は旅行代金に含まれていないだろうから、ウェイターに値段を聞かせる。
    「8ルピーですネ」とイムランが言う。20ルピー出して「釣りは要らない」と言う。
    しばらく皆、固まっている。イムランが平然と口を開く「ああ、80ルピーですよ。」と私を責めるような態度で言う。
    「おまえ、8ルピーって言っただろ。ちゃんと訳せよ!」と怒鳴りつける。
    私が英語でしゃべった方がよっぽどスムーズだ。

    通訳に向いていない。その理由は、人と人との間に挟まれるとどうしていいのか分からなくなるのだ。1対1ならばコミュニケーションできるが、自分の双方に人がいると調整できずパニックになってしまう。複数の人間を仕切ることができないのだ。
    例えば、私があるインド人に対して怒るとイムランは通訳せずに下を向いて黙ってしまう。あるインド人が私に文句を言うといっしょになって私を責める。これじゃ通訳失格だと言われても仕方がないだろう?

    インドにもオタクはいるのだと分かった。
    真面目な性格だし、もっぱら日本語は家で勉強して、単語はかなりの数を知っているが、身についている訳ではない。
    日本人が学校の勉強で英単語を2000語も詰め込んでも、いつまでたっても英会話がへたくそなのとよく似ている。日常使わない単語ばっかり覚えても意味は無いのだ。400も覚えて使いこなせば十分なのに。アホウは日本人だけではないのだ。カジュラホで出会った12歳のマンドゥ少年の方が、よっぽど国際人だ。

    腹を立てていたら、トイレで手を洗っているときに指を切ったと見せに来た。血が出ている。なんで見せに来るんだろう。
    そういえば、こいつ今日は変だ。(特に変だ)
    車で野宿をしたと報告するし、さっきはバナナを買ってきて「朝から何も食べてませんから」などと言うし、何か同情を買おうとしているような魂胆が見える。
    トランクからバンドエイドを出してやる。相変わらず気にするので、アルコールは入っていないと教えてやった。

    達人運転手のVEERUさんがさっさと車を出してくれる。
    駐車場では、シタールを弾く老人の曲に合わせ、民族衣装を着た6~7歳のかわいらしい女の子が踊っている。
    欧州人のツアー客が小銭を与えている。
    車に乗り込もうとした私のところにも、手をひらひらさせクルクル回りながらやって来て手を差し伸べる。
    私は女の子の方に視線を向けても、焦点はその先に合わせ、何も存在しないかのようにいつもどおりドアを閉める。女の子は窓をたたきながらクルクル踊っているが、無表情の私を見てVEERUさんが車をバックさせる。あわてて追ってきたイムランを乗せて出発する。
    2人とも昼食はとっていないようだ。金銭の節約もあるだろうし、もうじき私の旅が終われば、家でゆっくり夕食が食べれるからだろうか?


    この土煙 1年中地平線が見えない原因 怪しい霧の元凶
    北京の大気汚染がひどいそうで、元凶がPM2.5という粉塵。インドも同じだと思うんだけど、どっちの国も人命の価値が低いから、改善はなかなか進まないのだろう。
    DSC06006.JPG




  • 古い道路はコンクリート舗装だが、ここはアスファルトである。
    「警笛を鳴らしてください!」という文言は、全てのトラックの後部に書かれている。
    DSC06007.JPG


追越するとき、追い越す車がホーンを鳴らすことで、車線変更したトラックにぶつけられることを避けるためだ。
日本じゃ、やたらとホーンを鳴らすとケンカになるけど。





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最終更新日  2013.01.31 19:58:53
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