空中散歩:コナベの日記

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2006.01.25
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カテゴリ: 読書
邪な心で何かをしでかすと、自身に跳ね返って来るだけでなく、子孫や来世までもが祟られる。

・・・因果応報というヤツだろうか。
『八犬伝』を読んでいると、この考え方がしょっちゅう出てくる。
勿論書かれたのが江戸時代の作品だから、信仰度合いも現代に比べればうんと高かったという事もあるだろう。
でも、昔の話と切り捨てる事は決して出来ない事だと思う。
要は人を裏切らず、恩を忘れず、礼を尽くして接しなさいという事。
崇高な考えで皆憧れるけれど、実践するのは難しい。
昔も今も変わらないのだろうな。



今日は二人の犬士、犬川荘介義任と犬山道節忠与との一騎打の場面。
深夜の事でも空には満月、地には野火の炎が二人を照らし、その中でぶつかり合う刃と刃。
舞台設定の美しさもなることながら、闘いの描写の文章が踊る踊る。
それまでが割と静かに進む話だっただけに、いきなり始まるスペクタクルに「おお!」と一人で盛りあがってしまった。

登場人物の一人、信乃は容姿端麗、文武両道で思慮深い好青年できっと人気も高いし、自分も好きな人物ではあるけれど、彼と義兄弟の盃を交わした犬川荘介の義理堅さや人知れず努力をする姿は見習わねばと思わせる魅力があるように思う。
なので、荘介が活躍する場面は何だか嬉しかったりもする。
これからも頑張れ!(何のこっちゃ・・・)

こんな風に話の筋も登場人物も、文体さえもが魅力の『八犬伝』、どんどん読むぞと思うのだけれど、一つ不安が・・・。

悪い輩はもうバッサバッサと斬られてしまうのだけれど、美しい容姿と純真な心を持った伏姫や信乃の許婚、浜路のように善がそのまま人間になったような人達まで、要は犬士以外の人物がやたらと死んでいるような。
八犬士よ、きみたちゃあとどれだけの屍の山を築くつもりだい・・・。
でも、実際にそういう時代だったのだろうな、戦国の世というのは。





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Last updated  2006.01.25 21:13:38
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