フランスからグリーティングカードが届きました
新年のご挨拶、それと近況報告。
パリは観光客も少なくなり、ちょっと寂しくなっているようです。
要所要所を警備する警官は相変わらず多く、物々しい雰囲気だそうです。
移民の家系であるその友人はこれからのことを心配しています。
自由の国、フランスにも自由を阻む雲がかかってきているのでしょうか。
日本でもニュースになることはたくさんあります。
でも今のヨーロッパで起こっているような深刻なことは少ないと思います。
明るい様子で新年のあいさつが書いてある文面のすきまから
様々な問題の影が伸びているようです。
ギリシャに海を越えて逃れてくる難民の人たち。
打ち上げられ漂流物のように無造作に置かれている子ども。
トルコからドイツにフランスに、そしてイギリスに逃れていく人々....
そんな状況がヨーロッパの空を重い雲のように覆いはじめているみたい。
「今度はいつフランスに来るの?」と書いてある手紙になんと答えたらいいのか...
世界中からたくさんの観光客がやってくるフランス。
芸術と愛と自由の国フランス。
政治的なことや民族抗争については何もわかりません。
だけど、どうにかして世界中の人が憎しみ合うことをやめ、
いたわり合って暮らせるときが来ないものだろうかと、いつも思います。
小さな自分は己の平安と安全が最優先です。
誰かに何かできることがあっても、余裕の範囲ででしか行動できません。
何をしても自己満足しているだけのような虚しい気持ちにあることもあります。
だけど、だけど、これだけは知っていてほしい。
友だちに助けが必要な時には、すぐに飛んで行って助けになりたい。
どうにもならないことが襲ってきても、せめて肩を抱いて
「大丈夫だよ」と、一緒にその時を受け止めたい。
一人ひとりが自分の家族や友人に、どんなときも優しい気持ちを持ち続けられたら、
きっといつの日かみんなが平安に暮らせる世の中が来ると信じています。
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