身近な動植物 0
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【特色】米飯加工ロボット製販。すし成形機シェア5割。輸出強化。洗浄剤のセハージャパン子会社化 【連結事業】寿司・おむすびロボット56、他製品及び部品12、炊飯関連機器3、寿司用資材27、他2【海外】13 【反転増】柱のすしロボットは内外で好採算品販売好調、新顧客開拓も進展。洗浄・除菌剤子会社苦戦や海外顧客の値引き要請は償却減等で吸収。営業益反発。下期すしロボ減速見込む会社計画過小感。12年3月期もすしロボ販売高水準。営業益横ばい圏。 【販売先】好調の100円均一回転ずし重視の一方、すしバイキング需要増にも対応。すしロボのほか、専用資材等の販売も強化。 (会社四季報2010年12月号より)------------------------------------------------------------【上記の感想】鈴茂器工(6405)について書かれたものである。保有銘柄ではないが、今日3Qの発表を控えているので、ちょっと見てみた。まず、今期は、11月4日に上方修正をしている。時期としては、2Q発表日の前日である。ずいぶんと慌しい発表だなと思うものの、その辺の事情はわからず。では、その上方修正の理由を、同社のリリース文で見てみましょう。---引用開始---売上高については、回転寿司業界が比較的順調に推移している中、当社の寿司ロボットが国内外とも概ね計画通り推移いたしました。営業利益、経常利益、純利益等については、当社主力製品の製品構成による効果、さらには販売費および一般管理費の大幅な見直しにより費用の圧縮等を実施し計画を上回る結果となりました。なお、通期の業績予想につきましては変更ございません。---引用終了---一読した感じでは、ごく普通の理由というところでしょうか。次に、今期の経常利益の進捗率を見てみましょう。2Qまででは、通期予想に対して、74.6%の進捗率。ちなみに、前期の通期実績に対する進捗率は、30%だった。小規模な数字なので、ブレが大きくなる傾向があるとは思うが、良い成績である。では、株価と指標を見ておく。現在値は、604円。予想PERは、12.48倍。実績PBRは、0.53倍。予想利回りは、2.48%。
2011/02/07
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【特色】PCB(プリント配線板)ドリルで世界シェア3割超の首位。直動軸受けも。有利子負債ゼロ 【連結事業】切削工具95(6)、他5(-21)【海外】60 【鈍 い】11年11月期は足元自動車減産響くが、下期スマートフォン向けにPCBドリル持ち直す。直動軸受け・測定機器も黒字化だが、中国拠点の増強負担。増益率いま一つ。1ドル83円(1円円高で1・2億円減益)。 【中 国】東莞・上海を早期570万本(現500万本)に。が、自前設備の製造能力がネック。極小径のエンドミルは品ぞろえを一段拡充、航空機向け金型などに照準。 (会社四季報2010年12月号より)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、ユニオンツール(6278)について書かれた箇所を引用。ユニオンツール株は、10月12日に全株売却済み。関連日記自社株買いの発表により急騰したところを売却し、その後しばらくは株価が低迷したので、売却は成功したように思った。が、その後は全般地合いの良さもあり、アッという間に株価は売り値を上回った。が、本決算発表を受けて、今日は急落。そんな目まぐるしい動きを見せてくれている。短信を見ていないので、急落の原因は良くわからない。よって、想像にすぎないが、その原因を勝手に書いてみる。まず、材料出尽くし。決算発表に新たな材料がなく、今期予想にも魅力がない。次に、本決算発表の数字が、会社発表の事前予想に比べて、あまりにも差があるため。その点を、経常利益で見てみよう。時系列で、通期経常利益予想と実績を見てみる。・2010年1月15日が、2859百万円。・2010年7月6日が、3031百万円。・2010年10月8日が、3228百万円。・2011年1月14日が、2873百万円。当初予想を2度上方修正したが、結果はほぼ当初予想で終わったわけで、この辺に失望した投資家が売りを出した。そんな想像をめぐらしてみた。それでは、株価と指標を見ておく。現在値は、2239円。予想PERは、24.63倍。実績PBRは、1.03倍。予想利回りは、1.34%。貸借倍率は、0.33倍。
2011/01/17
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大阪市北区に本社を置く業務用空調機、化学品の大手メーカー。業務用空調設備では圧倒的なシェアを持ち、家庭用エアコンではパナソニックに次ぐ第2位のシェアを持っている。加湿機能と除湿機能を併せ持つ「うるるとさらら」が大ヒットし、家庭用のシェア拡大に成功した。11年3月期第2四半期累計(4~9月)の部門別売上高は、空調・冷凍機事業87.4%、化学事業9.4%、その他3.2%となった。主力である空調事業の地域別売上高は、・国内36.4%、・欧州22.2%、・中国15.4%、・アジア10.7%、・アメリカ9.0%、・オセアニア3.7%、・中近東1.9%、・アフリカ0.7%となっている。(2010年12月2日更新) (モーニングスター社による)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、ダイキン工業(6367)について書かれたもの。同社株は長期投資銘柄として保有中。だが、例えば昨日のように、大型買収報道を受けて株価が下落するようなことがあると、同社株を保有することに疑問を感じてしまう。その大型買収報道だが、私が知ったのは大引け後の日経新聞のネット記事である。よって、昨日の場中の株価には影響しないと思っていた。が、報道はもう少し前にされたようである。その理由は、14時20分の東証の適時開示情報で、ダイキン工業が「当社の発表ではない」旨を明示していたため。なぜ、大型買収報道を受けて株価は下落したか?日経新聞の解釈によると、「一時的な財務体質悪化への懸念」とのこと。その日経新聞の記事を引用しておく。---引用開始--- ダイキン工業が大型買収に動くのは、北米市場に本格参入するとともに、新興国市場の開拓を加速するためだ。米グッドマン・グローバルが持つ「ダクト式」の家庭用エアコンは中南米でも主流。自社にない技術やノウハウを買収で短期間に手に入れ、成長市場に一気に攻勢をかける戦略だ。 ダイキンが狙うのは中南米最大の市場であるブラジル。すでに販売会社を設立し、当局に販売許可を申請。工場の建設も検討しており、2012年にも稼働を目指す。迅速に事業展開するにはグッドマンとの連携が有力な武器となる。 大型買収へ背中を押したのは円高だ。今春から買収協議を続けてきたが、金額で折り合わずに中断。だが円高が1ドル80円台前半まで進んだことで、円換算の買収額が目減りし交渉のテーブルに着けるようになった。11月末から新たな条件を提示し再度交渉に入った。 ただ一時的な財務体質悪化への懸念から7日の株式市場でダイキン株は3.76%下落した。経営陣には買収効果を引き出すスピードが問われる。---引用終了---この記事を読むと、ダイキン工業は、ブラジルを中心に中南米市場に照準を合わせているようである。ここで、上記の地域別売上高を見てみる。・国内36.4%、・欧州22.2%、・中国15.4%、・アジア10.7%、・アメリカ9.0%、・オセアニア3.7%、・中近東1.9%、・アフリカ0.7%ということは、現時点では中南米の売上高はほとんどないということ?つまり、今回の大型買収は、ダイキンの目指す世界展開には意義のあることなのだろう。それでは、株価と指標を見ておく。現在値は、2993円。予想PERは、36.54倍。実績PBRは、1.82倍。予想利回りは、1.2%。貸借倍率は、1.31倍。
2010/12/08
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【特色】値付け関連機材を生産、バーコード関連が高成長。機器とサプライの2本柱。海外開拓に注力 【連結事業】メカトロ製品38(3)、サプライ製品62(4)【海外】24 【好 調】国内サプライは生産・物流回復で過去最高レベルに。FAも底打ち。広告宣伝費減など経費抑制。海外事業は円高で換算収益目減るが、現地需要回復と欧米構造改革で黒字化。会社計画は上振れ余地。 【新分野】外来患者管理のリストバンドは中期で国内1000病院の採用目指す。業務用食品卸用賞味期限管理システム開発。中国でたばこ、公共向け等大口商談相次ぐ。(会社四季報2010年9月号より)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、サトー(6287)について書かれた箇所。保有銘柄ではないが、買付を検討中。その理由の一つは、高配当。1株配当を前期と同じ33円とすると、利回りは3.39%。ただ、四季報の数字から配当性向を算出すると、65%になる。が、四季報発売後の上方修正があったため、もう少し低くなるようだ。業績面はどうか?前期実績と今期予想の経常利益を見てみる。前期は2235百万円、今期は3700百万円。よって、まずまずと思う。最後に、株価と指標の確認をしておく。 現在値は、973円。予想PERは、19.46倍。実績PBRは、0.83倍。予想利回りは、3.39%。優待を含めると、1単元保有の予想利回りは、5.44%。
2010/11/23
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ダイキン工業 は9日引け後、11年3月期連結業績予想を修正。営業利益予想を730億円から780億円(前期比77.1%増)へ引き上げた。アジア地域での空調事業の伸びやコストダウン効果を見込んでいる。一方、中間期の投資有価証券評価損計上により、純利益予想は370億円から250億円(同28.9%増)へ引き下げた。 また、従来は未定としていた年間配当予想を36円(中間、期末各18円)とした。前期実績は32円(中間、期末各16円)。 10年9月中間期の連結営業利益は404億800万円(前年同期比2.2倍)となった。猛暑により国内エアコンが伸長。海外空調事業でも、欧州地域での販売が回復したほか、中国、アジア地域での販売が拡大した。連結純利益は54億6700万円(同45.9%減)。投資有価証券評価損234億2500万円を特別損失として計上した。 9日終値は38円安の2972円。 [ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ] 提供:モーニングスター社 (2010-11-09 17:02)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、ダイキン工業(6367)の2Q関連の記事。上記には経常利益のことが書かれていないので、少々経常利益を見てみる。まず上方修正だが、今期は2度にわたって行っている。1回目が10月1日で、中間の経常利益を、30000→35000。2回目が11月9日で、通期の経常利益を、69000→75000。であるが、11月9日発表の2Qでは、経常利益は38938百万円。つまり、35000という予想をはるかに上回っている。よって、まずまずと言える。が、直近の株価はさえず。その理由としては、野村のよるレーティングの引き下げ。その理由は、「猛暑効果から一転し、足元で国内の業務用空調の引き合いが減少していると指摘。円高も考慮し評価を見直した」(モーニングスター社)それから、2Qで投資有価証券の評価損を計上したことにより、当期利益を下方修正したことがイメージ的に良くなかったか。関連日記10月3日関連日記9月30日関連日記8月29日
2010/11/12
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ユニオンツール は8日引け後、上限60万株(発行済み株式総数に占める比率は2.68%)・15億円の自己株式取得を実施すると発表した。取得期間は10月13日から11月12日の間。 併せて発表した10年11月期第3四半期(09年12月-10年8月)の連結業績は、売上高140億6200万円(前年同期比22.6%増)、営業損益20億8900万円の黒字(前年同期は4500万円の赤字)、最終損益15億2000万円の黒字(同3億5100万円の赤字)だった。主力のPCB事業は、金型業界向けを除き、販売数量が緩やかな回復基調にあるとしている。 通期予想は変更をしており、売上高201億200万円を188億3100万円(前期は163億5200万円)、営業利益は27億6500万円を29億7500万円(同4億9700万円)、純利益は19億6200万円を20億9900万円(同1億6300万円)に見直している。 8日終値は前日比22円安の2073円。 [ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ] 提供:モーニングスター社 (2010-10-08 16:05) ------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、ユニオンツール(6278)関連の記事。同社は、10月8日にQ3を発表し、通期業績予想を修正した。売上高は下方修正、利益は上方修正である。あわせて自社株買いも発表。自社株買いの発表というサプライズがあり、株主的には良かったということになろう。しかし、7月に続いて、売上高を下方修正しているのは、気がかりではある。為替の影響もあるのかもしれないが。まあ、今日は、どの程度売上高を修正してきたかを、書きとめておくだけにする。4月6日発表の通期売上高予想が、21890百万円。7月6日のそれが、20102百万円。10月8日のそれが、18831百万円。それでは、株価と指標を見ておく。現在値は、2073円。予想PERは、24.42倍。実績PBRは、0.95倍。予想利回りは、1.45%。信用倍率は、0.91倍。関連日記は、こちら。
2010/10/11
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【特色】PCB(プリント配線板)ドリルで世界シェア3割超の首位。直動軸受けも。有利子負債ゼロ 【連結事業】切削工具95(6)、他5(-21)【海外】60 【回復途上】スマートフォンやネットブックPCの普及鈍く下期やや伸び悩む。ただ人件費削減や新製品効果で採算改善、営業益反発。営業外に為替差益見込む。普通年30円配方針、設立50周年記念配期待。11年11月期は中国や国内でドリルの復調続く。 【焦 点】ダイヤに近い高硬度DLC皮膜施した極小径ドリル開発、長寿命訴求。原材料節約ドリルが評価受け中台競合に対抗。 (会社四季報2010年9月号より)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、ユニオンツール(6278)のページを引用。同社のQ3の発表日は、10月8日。3日後だが、良いのか悪いのかは、見当がつかない。保有株だが、組み入れ比率は低いので、買い増しをしても良いかなと思っている。業績面では、7月6日のQ2発表時に、上方なのか下方なのかわかりにくい修正をしたが、その後は何もわからず。それでは、株価と指標を見ておく。現在値は、2054円。予想PERは、24.19倍。実績PBRは、0.94倍。予想利回りは、1.46%。信用倍率は、1.03倍。関連日記は、こちら。
2010/10/05
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ダイキン工業(6367)は1日、2010年4~9月期の連結純利益が前年同期比60%減の40億円になったようだと発表した。従来予想を115億円下回り、増益予想が一転減益予想になる。保有していた複数の国内業務提携先の株価が下落したため、投資有価証券234億円を計上することが響く。 一方、売上高は14%増の5700億円(従来予想は5600億円)。中国やシンガポール、タイで業務用冷暖房機の販売が好調だった。日本や欧州で夏の猛暑を追い風に消費者向けの冷房販売が伸びたことも想定を超える増収につながった。営業利益も上方修正し、2.1倍の380億円に膨らんだもよう。従来計画を60億円上回る。〔日経新聞より〕------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、ダイキン工業(6367)関連の記事。特別損失を計上し、純利益は下方修正。しかし、その他はすべて上方修正である。他社でも投資有価証券評価損を計上するかもしれないので、ダイキン株の値動きは見ておいたほうが良さそう。では、株価と指標を確認しておく。現在値は、3115円。予想PERは、22.82倍。実績PBRは、1.83倍。予想利回りは、1.03%。信用倍率は、2.33倍。
2010/10/03
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【特色】エアコン世界2位、欧州でトップシェア。国内は業務用で断トツ。中国・格力電器と多面提携 【連結事業】空調・冷凍機事業89(5)、化学事業8(1)、他3(-9)【海外】62 【増 額】猛暑効果で利益柱のエアコンは国内と欧州が第2四半期に想定超の伸長。下期にかけてヒートポンプも増加。円高痛いが内製化促進などで補う。営業増益幅拡大。為替差損膨らむ見通し。配当上乗せも。 【本 腰】中国で低価格エアコンを本格化、10年度現地売上高計画(09年度比23%増の1600億円)は上振れへ。1ユーロ110円前提に修正、1円円高で5億円の減益要因。 (会社四季報2010年9月号より)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、ダイキン工業(6367)のページを引用。同社の業績関連の記事があったので、引用する。---引用開始--- ダイキン工業 が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では28日付で、レーティング「アウトパフォーム」(強気)、目標株価3800円でカバーを開始している。 強力な販売網、OYLインダストリーズの買収や珠海格力電器との提携で世界空調業界におけるプレゼンスを格段に向上させており、世界的な省エネニーズの増大は、省エネ技術に優れる同社にとって追い風と指摘。さらに数年内には空調グローバルナンバーワン企業になる可能性は十分あるとみているという。 また、同証券では、固定費抑制、コストダウン・猛暑効果などで、11年3月期連結業績を売上高1兆2000億円(前期比17.2%増、会社側計画は1兆1550億円)、営業利益820億円(同86.2%増、同730億円)、純利益425億円(同2.1倍、同370億円)と会社側計画を上回る数値を試算している。 午後2時8分時点の株価は80円高の3100円。 [ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ] 提供:モーニングスター社 (2010-09-29 14:14)---引用終了---期待を抱かせる内容である。では、株価と指標を確認しておく。現在値は、3180円。予想PERは、23.3倍。実績PBRは、1.87倍。予想利回りは、1.01%。信用倍率は、2.33倍。同社関連の直近の拙ブログは、こちら。
2010/09/30
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【特色】油圧ショベル軸に国内2位、世界3位圏。米欧亜含む最適生産体制推進。TCMを完全子会社化 【連結事業】建設機械91、産業車両9【海外】72 【回 復】建機は国内続落。欧米は底打ち感。中国筆頭に新興国が好伸。人件費等の反動増こなす。インド合弁連結効果はのれん償却(49億円)で相殺。税負担重い。増配。 【インド】タタ合弁の連結効果は売り上げ600億円、営業益は今期50億円、来期90億円見込む。為替はユーロ(125円想定)は1円円高で4億円、ドル(90円)は同10億円、元(13・5円)は同40億円の減益要因。 (会社四季報2010年6月号より)-------------------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、日立建機(6305)のページを引用。本日の日経新聞に、同社の業績の観測記事が載りそうである。まずは、ネットの記事を引用してみる。---引用開始--- 日立建機の2010年4~9月期連結業績は、営業利益が期初計画を20億円程度上回り、130億円強になりそうだ。前年同期は9億円だった。中国や東南アジアで油圧ショベルなど建設機械の需要が急増した。一時は注文に供給が追いつかないほどだったが、人員増や部材調達の強化で増産体制を整備、円高・ドル安による採算悪化を数量増でカバーした。 新興国専用機種の投入などで需要を取り込み、売上高は3500億円弱と前年同期に比べ3割近く増えそうだ。主力市場の中国は、社会インフラの開発用に油圧ショベルなどの建機需要が急増。インドは現地の合弁会社を子会社化して販売をテコ入れした。インドネシアでは鉱山や林業用機械の需要が想定以上に伸びている。国内や米国も、足元の販売状況は前年を上回って推移しているようだ。 中国の需要急増により一時は高圧ホースやタンクなどの部材が品薄になった。国内や中国工場の人員増に加え、協力会社との連携強化で生産能力の増強を急いでいる。一方で急速な円高により輸出採算は悪化。4~9月期の平均為替レートは1ドル=80円台後半になりそうだ。前年同期は104円だった。 11年3月期通期の営業利益は前期比2倍の400億円を見込んでいる。中国やアジアなどの受注は足元も堅調で、期初計画は達成できる公算が大きい。 ただ、同社は1ドル=1円の円高・ドル安が年間約10億円、1ユーロ=1円の円高・ユーロ安が同4億円の減益要因になる。中国人民元も円高に振れると利益が目減りするほか、今後の部材確保にも不透明な部分が残る。為替相場の動向などで、下期に利益をどの程度上積みできるかは変わってきそうだ。---引用終了---Q2の営業利益予想は130億円強とのこと。7月27日発表の会社予想が112億円なので、好調な上期には間違いない。売上は、3460億円(7月27日発表)に対して、3500億円弱と今回の観測記事は予想。総じて、悪くはないようである。が、Q2の発表は10月下旬になりそうなので、ブログに書いたとはいうものの、興味度はイマイチ。最後に株価と指標を確認しておく。現在値は、1726円。予想PERは、53.11倍。実績PBRは、1.2倍。予想利回りは、1.16%。信用倍率は、2.6倍。
2010/09/10
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ダイキン工業は5日、平成22年4~6月期連結決算を発表。売上高は前年同期比12.3%増の2609億円、本業のもうけを示す営業利益は198.9%増の157億円、最終利益も189.2%増の66億円と増収増益だった。 国内向け住宅用エアコンの販売は4、5月の天候不順で前年を下回ったが、中国をはじめとする新興国での売り上げが好調に推移。半導体・自動車市場向けフッ素樹脂の大幅な需要回復で、化学事業の売上高が前年同期比58%増の254億円となった。(産経新聞 8月6日付け)-------------------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、ダイキン工業(6367)の1Q関連の記事。同社は8月5日に1Qの発表を行っている。1Qは増収増益と好調だったが、1Qの今期予想に対する経常利益の進捗率は21.7%にとどまっている。が、良いのか悪いのかは、判断不能。売上高は2609億円で、これは前年同期比で12.3%増。通期の売上高予想は、11550億円で前期比12.8%増の予想なので、良くはないが悪いともいえないというところか。ともあれ、需要期はやはり2Qと思われるし、国内は猛暑と言われているので、11月10日頃に発表される2Qに注目したい。が、その前に日経新聞の観測記事が出るかもしれない。次に為替レートの前提だが、2Q以降は、1ユーロ110円、1米ドル90円とのこと。現時点では、それよりも円高傾向なので、当然ながらマイナスに働く。では、株価と指標を確認しておく。現在値は、2955円。予想PERは、21.65倍。実績PBRは、1.74倍。予想利回りは、1.08%。信用倍率は、2.25倍。
2010/08/29
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【特色】総合水処理最大手。製造装置に加え、超純水供給事業が育つ。水処理薬品、土壌浄化も強い 【連結事業】水処理薬品事業30、水処理装置事業70【海外】8 【底入れ】一般産業向け装置は大型案件一巡。超純水供給横ばい。が、中国液晶中心に電子産業向け装置、メンテとも2割増。上期に薬品の原価高でも、下期に装置の好採算案件集中し営業益上向く。特益ない。増配。 【アジア】中国向け装置が今期70億円へ8割増。電子向け大型案件と日系工場向け排水リサイクルが牽引。現地調達でコスト減。国内発電所向け環境型排水技術を初納入。(会社四季報2010年6月号より)-------------------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、栗田工業(6370)のページを引用。同社の株主通信が自宅に届いたので、同社のことを調べてみた。1Qの発表は7月29日だったが、経常利益は5,559百万円で、通期予想に対する進捗率は18.5%。前1Q比では11%増なので、悪い数字ではなさそうだ。まあ、普通というところか。イメージ的には堅実な感じがし、今期は予想通りに着地するのではなかろうか。株価の位置を見てみる。現在値は、2482円。予想PERは、19.05倍。実績PBRは、1.66倍。予想利回りは、1.53%。信用倍率は、1.73倍。
2010/08/19
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コマツ の4─6月期の地域別売上高は中国が前年同期比77.5%増、アジア・オセアニアが同70.9%増、中南米が53.5%増となったほか、欧州が同21.2%増、北米が15.5%増、公共工事削減が続く日本でさえも同5.2%増と伸びを記録。在庫の改善が顕著で、リーマンショック以前の2─3年前の管理レベルまで戻ったという。(ロイターの7月30日の記事より)-------------------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、コマツ(6301)関連の記事。1Q発表7月28日だったので、その直後の記事になる。1Qは順調であり、発表2週間前の7月13日に、上方修正をしている。その上方修正の程度は、通期経常利益予想で、149000百万円→171000百万円と、14%増である。それでも、1Qの経常利益の通期予想に対する進捗率は29.3%に達している。よって、再度の上方修正があるかもしれない。が、最近のマーケットの動きは景気の減速も予想されるようで、やや微妙な感じか。ただ、予想は外れる事も多いので、現時点のコマツの好調な業績を見て、素直に多少の買い増しをしてみたいと思う。それでは、株価と指標の確認である。現在値は、1770円。予想PERは、16.84倍。実績PBRは、2.05倍。予想利回りは、1.58%。信用倍率は、2.45倍。
2010/08/17
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【業績】 売上 営業利益 経常利益 利益 連07.11 30,353 7,914 8,320 5,651 連08.11 29,366 7,413 7,755 4,849 連09.11 16,352 497 398 163 -------------------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、ユニオンツール(6278)の過去3期の業績。現在、買い増しを検討中のため、調査中。今期は、7月6日に中間決算発表を行ったが、通期の業績予想を微妙に修正している。実際に数字を挙げると、売上高を、21890百万円→20102百万円に下方修正。営業利益を、2766百万円→2765百万円に下方修正。経常利益を、2859百万円→3031百万円に上方修正。利益を、1965百万円→1962百万円に下方修正。微妙にさせているのは、経常利益が上方修正されていることだが、売上高が下方修正なので、良くはないという見方が正しいだろう。とは言うものの、前期比では大幅な増収増益。また、財務面は、無借金で自己資本比率95%と、超優良。株価の位置も、割高感が修正されてきた。というわけで、買い増しを検討中。関連日記は、こちら。株価と指標は、次のとおり。現在値は、2024円。予想PERは、23.84倍。実績PBRは、0.93倍。予想利回りは、1.48%。優待のお米5キロを1500円と見積もると、優待を含めた予想利回りは、2.22%。
2010/08/15
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【特色】エアコン世界2位。国内は業務用断トツ。中国・格力電器と生産面で提携。フッ素化学も有数 【連結事業】空調・冷凍機事業89、化学事業8、他3【海外】62 【反 発】利益柱のエアコンは中国好伸のうえ国内復調、欧州の不調を補う。空気清浄機や暖房装置も下期伸長。フッ素化学は半導体向けなど受注底打ち、前期の人員削減効果も発現。営業益反発。配当上乗せも。 【深 耕】中国販売店を今期中4000店に拡張計画(前期比67%増)、内陸部中心に深耕。花粉対策などに優れた『光速ストリーマ技術』をエアコンに標準装備へ。 -------------------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、ダイキン工業(6367)のページを、四季報最新号より引用。ダイキン株は、征野ファンドの組入銘柄の一つである。したがって、当然ながら、業績の関心度は高い。ここのところ悩ましかったのが、ユーロ安。ようやく落ち着いてきた感があるが、同社の場合、1円の円高で5億円の営業減益要因になるようだ。したがって、10円の円高では、50億円の営業減益。わかりにくいので、前期の営業利益を見てみる。前期の営業利益は、440億円。したがって、50億円の営業減益とは、1割強の減益になる。1Qの発表日は8月上旬を予定しているらしい。気になるのは、4~6月の販売状況。ただ、同社は、月次の販売状況等は、発表していないようである。株価と指標を見てみる。株価は、2954円。予想PERは、23.41倍。実績PBRは、1.74倍。予想利回りは、1.08%。市場の見方は、どちらかというと、成長株ということになろう。現在の株価には、割安感は見られず。
2010/07/19
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【特色】PCB(プリント配線板)用ドリル世界首位。国内シェア6割超。直動軸受けも。有利子負債ゼロ 【連結事業】切削工具95(6)、他5(-21)【海外】60 【復 調】中国等で半導体メモリやデジタル家電部品向けにPCBドリル活況。価格競争続くが新製品増え採算改善、営業益好転へ。前期の営業外為替差損は見ない。普通年30円配方針、設立50周年記念配期待。 【攻 め】中台生産拠点に最新設備を上期導入。原価抑えた新ドリルの内外同時立ち上げ図る。本社老朽化し東京・品川に新本社建設、自己資金21億円超投じ11年内完成。 【上記の感想】上記は、四季報最新号より、ユニオンツール(6278)のページを引用。同社は、昨日、中間決算発表を行った。それによると、大幅増収黒字転換。また、通期予想は、大幅増収、利益急伸となりそう。ただ、円高の影響は無視できず、通期予想は若干下方修正したようだ。株の方は、保有継続予定。株価は、2215円。予想PERは、25.97倍。実績PBRは、1.05倍。予想配当利回りは、1.35%。優待は、お米5キロ。信用倍率は、1.61倍。
2010/07/07
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【特色】建設機械で世界2位。アジア地域トップ。生産は多国籍。08年工作機械の日平トヤマ子会社化 【連結事業】建設機械・車両89、産業機械他11【海外】77 【反 発】建機需要は日欧底ばい。米国が後半やや戻す。中国3割続伸、資源関連も伸びて新興市場比率7割接近。生産調整終え操業率向上。前期までの構造改革で固定費低位。営業利益率10%前後に復元。増配。 【為 替】ユーロは1円円高で2億円マイナスと影響薄。同28億円影響のドルは90円、同66億円影響の元は13・5円を想定。中国で実現の代理店在庫ゼロ化を世界に展開。【上記の感想】上記は、四季報最新号のコマツのページより引用。コマツの建機がどの地域で売れているのか、国別売上高を把握できれば良いのだが、そこまで調べていない。が、上記によると、新興市場が7割を占める?ちょっと多すぎるような気がするので、何時か調べてみよう。その他のコマツ関連では、ロシアのヤロスラブリに工場を建設し、現地生産を開始したとのこと。ロシアは、ここ数年は高い成長が期待できるようである。以下は、今月3日のロイターの関連記事です。[東京 3日 ロイター] コマツ が反発。3日付日経新聞朝刊が、同社がロシアで油圧ショベルやフォークリフトなど建設機械事業を強化すると報じ、材料となっている。2日にロシアのヤロスラブリで油圧ショベルなどを組み立てる工場を完成。資源開発やインフラ投資重要で中長期の成長が見込めることから中国などに続く重点市場と位置付ける。新工場の稼働などで、2010年のロシアでの売上高は前年比7割増の550億円を見込むと同紙では伝えている。
2010/06/20
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ダイキン工業は2010年度に過去最高水準の研究開発費を投じ、中国や欧米向けの空調・暖房機器の開発を加速する。空調機器で世界2位の同社は同1位の米キヤリアを抜いて世界首位に立つ目標を掲げており、製品ラインアップの拡充で世界市場でのシェア伸長を目指す。 総額320億円の研究開発費のうち、275億円を空調・冷凍機事業に振り向ける。中国向けに普及価格帯での家庭用エアコンの開発を進めるほか、欧州で好調な暖房機でも現地仕様の製品開発を進める。09年に米ミネソタ州に設けた「ダイキンマッケイアプライド開発センター」では省エネ技術を取り込んだ業務用大型空調機器の開発も強化する。 ダイキンの研究開発費は売上高、利益が過去最高となった08年3月期の321億円をピークに、業績が落ち込むのと同じく、2期連続で減少。前期は282億円だった。 今期からの業績回復で来期には最高益を更新したい考えで、研究開発費を積み増して反攻に出る。(日経新聞より)【上記の感想】ダイキン工業(6367)関連の記事。最近の同社の株価は低迷している。征野ファンドでは、同社株を4.8%組み入れているので、成績の不調への影響度が高い銘柄である。では、なぜダイキン工業株は低迷しているのか?円高ユーロ安である。同社の場合、1円の円高で5億円の営業減益になるようだ。以下に、5月27日の日経新聞を引用する。---引用開始--- ダイキン工業の株価がさえない。4月6日に年初来高値となる4020円を付けたあとは下落傾向が続いており、5月25日には年初来安値となる2887円まで下げた。27日午前の取引では続伸したが、依然として安値圏で推移している。 株価の重荷になっているのが為替相場の円高・ユーロ安だ。欧州での空調の売上高は2011年3月期見通しで全体の23%を占め、日本に次ぐ重要な市場となっている。今期の想定レートは1ユーロ=120円。1円の円高が5億円の営業減益につながる。1ユーロ=110円程度なら、単純計算で50億円の業績下振れ要因となる。 販売計画の達成を不安視する向きもある。10年3月期の利益は会社側の計画を上回ったものの、海外の大半の地域で販売目標を達成できずに終わった。大和証券キャピタル・マーケッツの田井宏介シニアアナリストは「今期の13%増収と営業利益率の2ポイント改善にハードルを感じる」と見る。 安値圏の株価だが、まだ割安感はない。今期の会社側業績予想をもとにした予想PER(株価収益率)は23倍と、機械セクターの平均水準。業績の急回復を期待したプレミアがはがれただけともいえる。市場の懸念をぬぐい去るには、まずは4~6月期決算で空調機器の販売計画を達成し、V字回復への軌道を示すことが必要になりそうだ。---引用終了---しかし、過度な悲観は禁物だ。明るい材料も、もちろんある。4月6日の日記に、同社のCEOが語った記事を引用したが、1~3月は中国は絶好調だったとのこと。いずれにせよ、4~6月の状況を見てみたいところだ。
2010/06/16
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「三菱重工業」は、フランスに本拠を置く世界最大級の原子力関連企業「アレバ」に四百数十億円を出資し、資本提携する方向で最終調整に入りました。関係者によりますと、三菱重工は、フランスのアレバに四百数十億円を出資して2%余りの株式を取得し、資本提携する方針を固めました。アレバは、フランスに本拠を置く世界最大級の原子力関連企業で、フランス政府が大株主となっています。三菱重工とアレバは、すでに原子力発電プラントの開発などを行う合弁会社をパリに設置するなど提携関係にあります。今回、資本提携にまで踏み込むことで関係を一気に強化し、日本とフランスで原子力発電事業を手がける大手企業連合の形成を目指すことにしています。三菱重工は28日、取締役会を開いてこの方針を決定することにしています。原発事業では、「東芝」がアメリカの原子力大手「ウェスチングハウス」を子会社にしているほか、「日立製作所」もアメリカのGE=ゼネラル・エレクトリックと提携しています。中国やベトナムなど新興国では、大型の原発プロジェクトが次々と計画され、UAE=アラブ首長国連邦の原子力発電の計画で韓国の企業連合が受注するなど、原発の受注をめぐる国際競争が激しくなっています。(NHKニュースより)【上記の感想】・中国、ベトナム、UAEなどで、原発プロジェクトが計画されている。・官民一体や国際的な協力により原発受注を目指す動きが、最近はよく報道されている。以上が、原発のポイント。
2010/05/04
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──自動車メーカーはアジアなどで価格競争に巻き込まれています。成長戦略をどう描きますか。 「我々は幸せな業種だと思います。建機は生産財だから、お客さんはいくら安いからといって、しょっちゅう故障するような製品は買えないんです。たとえば中国では、上海万博がよい例ですが、建設工事の納期管理が厳しくなって、遅れたら罰金を払わされるという決まりが日本以上にきつい」 「コマツの建機は高いけれども故障しにくいし、故障したら直ちに修理する。KOMTRAXというシステムを導入し、建機の位置や稼働状況を遠隔管理しているので、すぐに動けますからね。コマツのシェアは中国はじめアジアで2割を超え、首位です」 「ですから、新興国でもダントツ商品を追い続けます。建機事業の利益率は中国が一番高いんです。値上げも中国が最も浸透しています。安い機種を出すような戦略はとりません」 「世界で初めて量産化したハイブリッド建機も、中国で勝負をかけてます。中国は建機の稼働時間が日本の約3倍と長いので、燃費やコスト面でメリットがあるんです」 ──ライバルは新興国メーカーではなく、米キャタピラーだと。 「当然です。自動車でいえばビッグスリーを束にした以上に強力な会社ですから。ただ、アジアが建機市場の中心となり、地の利は我々にあります」 「アジア内需を取り込もうと思ったら、リスクを覚悟しつつ、身の丈にあった形で外に出て行くしかないんです。あとはアジアで享受した利益を日本にどう回すか。輸出企業が日本から逃げ出さず、日本の仕事を増やせるように、雇用環境を整備することも必要になりますね」(日経新聞より)【上記の感想】上記は、コマツ会長がインタビューに答えたもの。建機のハイブリッド化は関心がなかった。建機を運転することがないので、イメージしにくいので。少なくとも乗用車よりは燃料を食うだろうし、上記によると、中国での稼働時間は日本の3倍だという。建機のハイブリッド化の意味が見えるようだ。関連日記は、こちら。
2010/05/02
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▽...「中国は絶好調。今年の1~3月期の空調機の売上高は過去最高を更新した」と話すのはダイキン工業の井上礼之会長兼最高経営責任者(CEO)。現在、海外の最大市場は欧州だが、「成長率から見れば中国が一番。沿岸部よりもインフラ投資が活発な内陸部がけん引している」。 ▽...しかし「投資過熱によるバブル崩壊が心配だ」とも。販売網の拡充には力を入れても「生産設備への投資はあくまで慎重にしたい」という。念願の空調機販売世界一へは課題の米国市場だけでなく、中国での高成長をどう維持していくかもカギになりそうだ。(日経産業新聞より)【上記の感想】ダイキン株は、しばらく保有で良いだろう。
2010/04/06
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オークマ(6103)が3.7%高の680円など、工作機械株に高くなるものが目立った。クレディ・スイス証券では2011年3月期以降の工作機械受注の回復や株価の出遅れから、工作機械セクターの評価を「中立」から「強気」に引き上げた。受注回復による業績期待から買いが増加した。(ブルームバーグより)【上記の感想】日本の工作機械の将来には、悲観論があるようだ。こちらの日記を参照。良く知らない分野だけに、新聞記事に載ると、鵜呑みにしてしまう。今、ダイヤモンド社の『株で富を築くバフェットの法則』を読んでいる。この本の中に、バフェットが買うのは、自分が良く知っている会社という意味のことが書かれている。何も新たに知ったことではないが、この意味を少しはわかってきたような気がする。今後は、この言葉を意識しながら、自分が多少は知っていると思う業界の株を買ってみようかと思っている。ただし、今思っているだけかもしれません。(笑)
2010/03/29
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1907年(明治40年)、後に日本の鉄鋼業の一大基地となる北海道室蘭市に、兵器の国産化を目的として、英国側(アームストロング社・ビッカース社)と日本側の共同出資による国家的事業がスタートしました。これが日本製鋼所の誕生です。(日本製鋼所のサイトより)【上記の感想】日本製鋼所は、上記のとおり、特殊な誕生をした企業である。現在でも火砲を生産しているようだが、防衛産業というよりかは、原発関連品を製造するという平和産業?のイメージか。この企業を調べていたところ、外国人投資家の買収対象になった時期があったようだ。要は、特殊な製品をつくる技術があるためである。ところが、外為法によると、「外国資本が航空機・原子力・鉄道・電気・ガス会社の10%以上の株式を取得する場合、外為法に基づく事前届け出義務がある」ようである。一言すれば、買収防衛作である。国の安全にかかわることであるし、特殊な技術の流出は避けたいというのが狙いらしい。
2010/03/21
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【下 降】需要弱くパチンコ機軟調。研究開発費重い。『ヤマト』などで後半挽回も会社営業益過大、一転大幅減益。11年3月期はパチンコ6~7新機投入。が、パチンコホールの経営厳しく販売弱含み。部材・宣伝費削っても開発費重く営業益続落。 【遊技機】版権使用料高騰で超人気コンテンツ争奪合戦には二の足。開発費増で液晶など下取り部品再利用など原価低減懸命。【上記の感想】上記は、四季報最新号の「藤商事」の項より引用。こちらの日記に、同社のことを書きましたが、私の知識のなさのため、程度の低い内容でした。たまたま、昨日のニュースで別のメーカーがウルトラマンの版権をもつ企業を買収したと聞き、パチンコビジネスについて少々学ぶ機会を得ました。版権価格の高騰の程度は、「5年前であれば人気の高い版権の許諾料はせいぜい1億円だったが、今は10億円以上に上がっている」(関係者)ようです。機器の開発費の増加は、3年前で定価が30万円前後だったが、「この3年で10万円近く上がっている」(矢野経済研究所の石川誠主任研究員)ようです。もちろん、経費がかかれば、それを価格に転嫁できれば問題はありません。が、ホールの経営もさすがに右肩上がりという時代ではないので、そういうわけにはいかないようです。
2010/03/18
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当第4四半期の遊技機業界におきましては、パチンコ遊技機では各メーカー間の競争が激しさを増し、多数の有力機種が発売されているものの、大量導入されるものは集客力の維持・拡大が期待できる一部の有力機種にとどまり、総じて1機種当たりの販売台数は減少しております。当社のパチンコ遊技機事業では、第3四半期までの販売機種についてはおおむね順調に推移いたしましたが、当第4四半期の販売機種である「CR新暴れん坊将軍 吉宗危機一髪!」(平成21年12月発売)、「CRアレ!キング」(平成22年1月発売)および「CR宇宙戦艦ヤマト3」(平成22年2月発売)につきましても、厳しい商戦を強いられております。これらの状況をふまえまして、通期の新機種発売数は当初計画の7機種から1機種上回る8機種を投入したものの、販売台数につきましては、当初計画の通期200千台達成が困難と判断し156千台(売上高は560億円から457億円に修正)に修正いたします。また、パチスロ遊技機事業では、当第4四半期に販売を予定しておりました1機種につきまして、作り込みの強化により販売を来期に延期することとしたため、通期の販売計画を3機種6千台から2機種1千台(売上高は15億円から3億円に修正)に修正いたします。以上の販売計画の修正にともない、売上高の通期予想を576億円から460億円に修正いたします。利益面では、広告宣伝費などの経費圧縮に努めましたが、売上高の修正による影響により、通期予想を営業利益45億円、経常利益44億円、当期純利益25億円にそれぞれ修正いたします。なお、期末配当金につきましては、平成21年5月13日に公表しましたとおり、1株当たり2,250円(年間配当4,500円)に変更はございません。(藤商事の発表による)【上記の感想】藤商事株を保有していたことがあった。PBRから見て割安だったのが最大の買付理由だったと思う。今もその指標から見るかぎりは、割安だと思う。上記を読むと、まずは競争激化だが、これはこれでどうしようもない。が、この業界は、ヒット作が出るか出ないかに依存する度合いが、やはり高いか?と思うものの、果たして顧客が機種自体をえり好みをするのかというと、やや疑問。顧客にしてみれば、球が出るか出ないかが最大の関心事であろう。となると、ヒット作というよりか、パチンコ店の投資拡大意欲が弱いということか。いずれにしても、パチンコ人口が増えることが最大の鍵になるのだろう。
2010/03/12
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日本の工作機械の生産額が世界首位から27年ぶりに陥落した。日本の生産額は2009年に08年比57%減の58億ドル(約5200億円)に落ち込み、9%増の109億ドルに伸ばした中国に一気に抜かれた。その差はすでに2倍近くに開いており、首位の座を取り戻すのは容易ではない。金属を様々な形に加工する工作機械で、世界のものづくりを支えてきた日本の製造業が、大きな転機を迎えている。 データは米調査会社のガードナーと日本工作機械工業会(東京・港)が作成。日本は1982年に米国を抜いて以降、ずっと首位を守ってきたが、09年にはドイツも下回り3位に転落した。ドイツの生産額は35%減の78億ドル。ユーロ安で輸出競争力が向上し、減少率が日本より小さかった。 (日経新聞より 07:00)【上記の感想】工作機械を作る技術は世界一だから大丈夫とか、そんなことを聞いたか読んだかした。しかし、この記事からすると、どうもいけませんね。もはや、ものづくりNO1・日本国は、過去の栄光となる日も近いような気がしてくる。どうも気になるので、「日経ものづくり」の近岡 裕さんが書かれた2007年10月9日のブログを見てみたすると、工作機械の展示会か何かの場で、ドイツ人から言われたという衝撃的な言葉あった。次に、引用しておきます。---引用開始---日本の工作機械メーカーの快走をよそに,私には気になったことがある。それはある大手ドイツメーカーのブースを取材した際に説明員から言われた言葉だ。 「日本人は勉強しなくなった。今はブースを構えても,訪れる日本人はほとんどいない。日本人かなと思って近づくと,言葉が違う。話をすると中国人などだ。彼らは今,ものすごく勉強している。日本人で機械を見に来るのは,競合の工作機械メーカーの社員だけだ」。---引用終了---
2010/02/27
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日本建設機械工業会(木川理二郎会長)が28日まとめた2009年の建設機械出荷額は、1兆1582億円と前年比55.3%減だった。官民の土木・建築需要が低迷したことから7年ぶりの低水準となった。下げ幅は過去最大だった。 輸出は61.9%減の6958億円。欧米で官民の土木・建設が落ち込んだことに加え、ロシアやアフリカの資源開発向けも伸び悩んだ。欧州や中近東では油圧ショベルやダンプトラックの発注キャンセルも相次いだ。最大市場の中国は22.4%減。年後半から道路、鉄道などインフラ整備向けの需要が拡大したが、前半の落ち込みを補えなかった。 国内向けは39.8%減の4624億円。公共工事が一段と冷え込んだほか、民間の都市開発・住宅着工も低迷し振るわなかった。(日経新聞より 28日 23:18) 【上記の感想】上記は、1月28日の日経記事。昨年の建機出荷額は、大幅減だったようだ。とは言うものの、いつかは前年比プラス圏に浮上するので、良いタイミングを捉えたいものだ。以下は、昨年10月と11月の日経新聞の見出し。・建設機械出荷額、11月は36%減 14カ月連続マイナス(12/24) ・10月の建機出荷額、50%減 海外での需要低迷続く(11/30)
2010/02/12
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(14時15分、コード6301)7日続落。一段の金融引き締めが警戒される中国に関連する銘柄として売りが継続し、後場には前週末比63円(3.46%)安の1757円まで下落。最近の下げピッチは急で、1月12日に付けた昨年来高値(2099円)から16%も調整した。中国で日本時間午前に発表された1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)で個別項目の購入価格指数が前の月に比べ上昇するなど、同国のインフレリスクが意識されたことも足を引っ張っているようだ。 1月28日の大引け後に発表した昨年10~12月期連結決算(米国会計基準)は、純利益が同年7~9月期に比べ約3倍の101億円に膨らんだが、翌29日以降の買い反応は限定的だ。折しも中国当局は、コマツ株が昨年来高値を付けた直後の現地時間1月12日に預金準備率の引き上げを発表。このことが上値を抑え、翌1月13日以降、コマツ株が前日比で上昇したのは14日と21日の2日のみだ。 株式市場では、同国の金融引き締めは持続的な経済成長をにらんだ政策との受け止め方も根強い。「コマツ株は中国関連株の代表格として調整一巡後に再び戻りを試す可能性が高い」(大手証券)との声も聞かれる。〔日経新聞より〕【上記の感想】コマツ株を、本日1枚買い付けた。上記によると、中国関連株らしさが見られる。それは、「預金準備率の引き上げを発表。このことが上値を抑え、翌1月13日以降、コマツ株が前日比で上昇したのは14日と21日の2日のみだ」という部分。ところで、コマツの1月の月間騰落率が気になったので調べてみた。すると、-5.89%。コマツはコア30銘柄なので、こちらを見ると、わかります。
2010/02/01
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