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仁川国際空港のバーにいます。 これからMacBook Proを引き取りに大阪に行ってこようと思います。日本の業者さん(パソコンドック24)でロジックボードの交換なしに修理が完了したようです。価格も韓国の公式修理業者のキーボードとロジックボード有償交換見積もりよりは飛行機代を含めても安かったので… Facebookで今回の件を書いたところ、AppleCareに入っていなかったのが良くなかったと指摘されました。そういうものなのですね。 まず、飛行機代についてですが、僕が常日頃利用している韓国の格安ネット販売サイト「オンラインツアー」で昨日午前中に検索をかけました。仁川国際空港だとLCC便が出ています。 一番安かったのが15万ウォン。これはオペレーターが可能かどうかを連絡来てくれるという、ちょっと意味不明なシステム。 結局ダメという電話連絡を受け、次に安い18万ウォン台のLCC便を選択、予約を進めていくと手数料が1万ウォンプラスされるとあって実は19万ウォンだと画面表示されて来る。最近にない詐欺みたいな感じやなぁと思いつつも仕方がないので決済画面まで進むと何故か16万ウォン台での表示。意味がわかりませんが、ラッキーなわけで、その16万ウォン台のJIN AIRで大阪に。 JIN AIRは機体も古さが感じられず、座席も狭くないので悪くありません。前回は東京成田から簡単な昼食も出ましたし、好感度高いLCCです。 まあ、ソウルから大阪まで1万6千円って安いですよね。
2017.06.20
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私自身、失望感が大きい。『韓国人に生まれなくてよかった』というタイトルで何かと物議を醸してはいるが、この本の著者である元駐韓大使・武藤正敏氏は、親北のムンジェイン大統領の当選を受けて韓国が経験するであろう窮地を予想している。実際には、どうなるかは分からない。しかし日本のように、あるいはそれ以上に左右の対立以上に、またポピュリズムを通り越して、社会で異常な主張がまかり通る状況になってきているのではないだろうか。以下は朝鮮日報の記事【社説】星州と議政府で起きたとんでもない光景高高度防衛ミサイル(THAAD)が配備されている慶尚北道星州のゴルフ場に通じる道路を住民らが封鎖し、車両を検問している星州のTHAAD部隊は、レーダーを動かす高圧電気の送電網がまだないため、取りあえず油で非常用発電機を動かして臨時運用している。ところが、住民たちがTHAAD稼働用の燃料搬入を阻止しようと、検問を行っている先月21日に北朝鮮が「北極星2型」弾道ミサイルを発射した際には、発電用の油が一時的に尽きた状態だったため、ミサイルを追跡するレーダーを動かすことができなかった明白な違法行為にもかかわらず、警察や星州郡は反発を恐れて何の措置も取らずにいる。無法地帯だ。議政府(ウィジョンブ)市の事件は昨日のブログで取り上げた。米軍部隊の移転に伴うお別れコンサオートを過激な市民団体の脅迫で出演歌手がステージに立つことができなかった事件である。さらに朝鮮日報の記事を見てみよう在韓米軍第2師団コンサートを中止に追いやった反米左派に批判殺到全国民主労働組合総連盟(民主労総)や労働党など進歩系市民団体がコンサート開催に反対するデモを行ったことをめぐっては「反米感情で『ずうずうしい行事を取り消せ』というのは常識外れ」という意見が多かった若者中心ゆえに左派寄りの(韓国の左派は民族主義的色合いが強く、右派は国際協調路線)ネットでの反応が意外にも今回の件に関して右寄りの主張が大半をしめたという記事だ。「7094人戦死、韓国守った米第2師団に感謝する公演が間違いだというのか」議政府市の市長は脅迫をした左派団体を非難し、失望感をあらわにした。安市長は「終末高高度防衛ミサイル(THAAD)配備をめぐる確執などで韓米関係が揺らいでいる時期に、政府に代わって韓米同盟をアピールするきっかけを作ったと思う。現在、世界の経済規模ランキングで10位になった韓国だが、個人も国も道理や礼儀をわきまえる程度に達していないのか」と話した。最後にTHAAD:中国政府、韓国に基地視察申し入れタイトルで十分であろう。分かりやすい流れである。韓国でも一体どの国の人間なのかと疑いたくなるような主張が国家を揺るがしている。今日までは左派が「反日ポピュリズム」などを利用して巧妙に浸透してきていたが、このところその露骨さが増している。
2017.06.14
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このブログで私は、韓国の生活を穏やかに書きたかったのだが、日韓双方に不穏な雰囲気が漂い、私の穏やかな心は乱れてしまっている。それで時事中心の記事を書くようになったが、それでも結局希望的な話は書けず、消耗し続けているようだ。しかしそれは日本を眺めても同様で、国家のレベルで非知性的で不毛な議論が蔓延している。人間というのは、まさに負の怨念と知性のせめぎ合いの中で生きているかのようだ。知性も理性も怨念に流されてしまうのか、あらぬ情念を治めて、知性優勢の精神を維持するのか。平和という問題に関しても、分かりやすく単純な情念で訴えるのと知性と理性で方法論を構築するのとが対立している。情念だけでの訴えは思考停止の陥りがちだ。考えることもおぞましい、怖いとなる。その気持ちは充分に分かる。しかし情念と不安感は克服する課題なのではないだろうか?【社説】「魔女狩り…」 米第2師団のコンサートとイン・スニさんの涙京畿道議政府市(キョンギド・ウィジョンブシ)で開催された「米第2師団創設100周年記念スーパーコンサート」の参加するはずだった歌手たちが過激な市民団体などの脅迫により直前で参加を断念するという事態となった事件だ。共に民主党所属のアン・ビョンヨン議政府(ウィジョンブ)市長は12日の謝罪記者会見で、「今回の事態の発端は、一部の進歩メディアと市民団体が出演歌手や所属事務所にSNSを通じて人身攻撃性の悪質な掲示文を載せたり、個人別に集中非難などを浴びせたりしたため」と述べて遺憾を表明した。 全国民主労働組合総連盟(民主労総)や労働党関係者らは、5月末から、「ヒョスンさん・ミソンさん事件15周忌を3日後に控え、その加害者である米軍のために行事を行うというのは話になるか」として公演中止を強く要求してきた。 脅迫により公演中止。韓国の民主主義もこうした問題をはらむようになってきた。この「脅し」を社会として法的にも処理できなくなっているのが今日の韓国。国の制度をこのように作ってしまったのだ。【萬物相】映画『盧武鉉です』大ヒットの裏側盧武鉉大統領のドキュメンタリーが感動的で人気だとのことで、妻が友人と見たらしい。私は妻に感想を聞いたが、彼女は納得いかなかったという。(ちなみに一緒に見た友人は涙をこぼしていたそうだ)本当に国のことを考えるなら、あの人生の結末の選択は許せないというのだ。なかなか厳しい意見だ。盧武鉉氏も今日のこうした韓国の枠組みを作った一人である。対外的には威勢が良いが、国内の脅しには国民が屈しなければならない国という意味だ。
2017.06.13
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「旭日旗」ハンバーガー包装?…度が過ぎる反日情緒=韓国昨日、私より年下の建設会社社長にホテルのロビーで会った。お金のある建設会社社長と聞いていて、自分なりのイメージがあったのだが、イメージとは正反対の人だった。腰が低く、知的で意欲的で明るく礼儀正しい。ソウル大学の理系出身で塾の先生や進学塾事業をした経歴があるらしい。そこから建設会社へ。社会的に意味のある建設企画を常に考えている。彼は真っ当な良識派だ。上記のリンクは韓国経済新聞の記事。韓国の反日的クレームが異常ではないかという良記事。度々出てくる旭日旗論争は過度な民族主義と民族主義的コンプレックスという複雑な情緒が出発点だ。ある文化評論家は「カニのデザインから旭日旗を連想するのはナンセンス」とし「民族主義に傾倒した常軌を逸する嫌日」と述べた。李栄薫(イ・ヨンフン)ソウル大名誉教授は「いつもそうであるように旭日旗論争も日本に対して抱いている一種のコンプレックスの働き」と診断した。 反日・嫌日情緒は思想と表現の自由を脅かす危険なレベルまで進化中という評価だ。当たり前といえば、当たり前の主張だが、今までは言論空間の歪みは良識派を悩ませていた。韓国では良識的な記事すらある種批判の対象になる。ネット空間にも歪みは侵食している。ここで何度も書いたように政治的なポピュリズムがその歪みを煽ってきたし、民衆の不満は自ら市民権を得られる反日の主張で大いに鬱憤を晴らすという病的事態にある。負のエネルギーから正しい建設は行われない。破壊的不満が渦巻いていては国家は発展しないのだ。
2017.06.07
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いきなり暗い写真なのですが、購入して間もないMacBook Proが壊れて動きません。韓国にある公式修理業者に持って行ったのですが水が入ってキーボードとロジックボードの交換が必要との診断で高額見積もり。さらにそれでも治らないことがあっても、支払いはしてもらうという結論。(水をこぼしたりした覚えがない)日本出張前でもあったので、すぐさま日本の修理業者の検索、事前に連絡を取って、預けておくことになりました。公式修理業者の場合、どうしても全て部品交換で対応。私設業者はとりあえず力技でやってみて、ダメなら部品交換らしいです。ちょっと深刻で憂鬱です。日本の業者さんの預けて帰って来ました。できれば6月には再び取りに行くような流れになり、さらには安く治ることを祈らざる得ません。
2017.05.29
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自宅でAppleTVで映画をチェックしていたら「この世界の片隅に」が配信されていることが分かりました。実は前回日本に行った時に映画館チェックでまだ上映していることが分かったのですが、日程上難しく、断念した経緯がありました。ですから、早速購入しテレビで観ておりました。(すぐに見れるこの手のサービスは便利で、だんだん国境を意識しなくなります)尋常ならぬ評判に結構期待していたのですが「すごい!」「感動した」みたいなのが思ったほどなくて、ただただ淡々と観て、終わりました。評判や感想、その他記事はネットで事前にチェックしていて、正直理解できず、これは観て確かめるしかないと思っていました。でも、観てもわからなかったんですよね。なんなんでしょう?しかし丹念と当時の庶民の日常を描き、死と背中合わせだった非日常もリアルに描き、後世のイメージやイデオロギーのフィルタを極力取り除く努力でリアルさを追求した作品から初めて見えてこと感じることは確かにあるだろうなと。こういう作家の努力は、もちろん賞賛に値するし、イデオロギー以上に深い理解が可能になるだろうと思いましたし、感じたのは事実です。現代とは違う当時の人の恋愛観、人生観、結婚観、今の人には違和感はあるでしょうが、肯定も否定もせずに描いています。普通に観たら、働き手として結婚させられただけのように映りますが、そういう面も必ずしもそうとも言えない面も描いてます。幼いながらほぼ見も知らないような他人とも言える家で一所懸命家事に専念する、不満は言わないがストレスで脱毛症になる、そういうことが全て普通だった周りの人のリアクション、現代人の視点で解釈したような当時なら不自然なことを強調する表現もない、この描き方は好感が持てます。逆に空襲という非日常もリアルに描かれました。焼夷弾の形や対空砲の破片が飛び散る事実、色のついた対空砲の爆炎、紫電改のエンジン音や、砲撃の音、防空壕での様子、呉市で見られた原爆の閃光に衝撃波、これらが変なBGM付きで不安感を強調することもなく、日常の連続としてただ淡々と描かれていたのも素晴らしい表現だったと思います。そんな作品をなんとも感じなかったって、どういうことなんでしょうか?みなさん、どんな風に感じたんでしょうか?僕の謎は深まります。しばらくした後に今は亡きお袋と観たらどうだったんだろうと思いましたね。その後、どんなことが語れるのだろうかと。おそらく、日本人の多くが経験した日本史上最大の惨事だったことが、多くを語ることもなく、傷を負って生き残った人が黙々と日本の復興を成し遂げてきたわけです。日本にとって、あのことは何だったのか、本当に考え尽くして、納得できているのか、それとも当時の体験者は自分一代で墓場に持っていくつもりだったのか、それはどうなんでしょう?お袋も空襲のことを語ったことがありましたが、子供だった僕はあまり深く考えることもありませんでした。防空壕で隣にいた人が亡くなったとかの話、当時はその重さにも気づきませんでした。改めて調べてみると確かにお袋のいた静岡で昭和20年6月20日未明に大空襲があり、市内は焦土化しています。あの映画で語られていたことは、僕の親の世代にとってはリアルなことだったわけです。お袋は晴美ちゃんの世代だったでしょうから。映画「君の名は。」の新海誠監督の手法は、現在の日常なリアルとファンタジーという非日常をシームレスに描いて、現代に生きる若い観客の共感を取り込んでいく描き方です。それに対して「この世界の片隅に」では過去の日常、でもある世代にとってはあくまでも実際に経験した事実であり、戦争という非日常もやはり経験した事実、そんな観客にはどのように感じられるのか僕ら若造には到底わからないことなのかもしれません。かつての韓国ドラマで三人の若者が植民地時代の徴兵から韓国戦争に到るまで歴史に翻弄されていく姿を描いた傑作がありました。放映当時の韓国として日本の描き方がニュートラルで画期的であったのを覚えています。(もちろん問題がないとは言えません)僕なんかはやたらその重さを共感して観ておりました。悲劇として発散して描かれていたからわかりやすかったのかもしれません。でも「この世界の片隅に」は悲劇を悲劇ではなく当たり前の日常の一つとして描いています。あの時は、目の前の人が目の前で本当に死んでいったのですが、一人二人ではなくみんながそうだったから嘆いてばかりはいられなかった。最後におぞましいくらいの悲劇の孤児を普通に連れて帰り、一緒に暮らします。そのことに込められた思いを誰もセリフにはしません。あれがこの映画の救いだったのでしょうか?やっぱり僕らには到底わからない映画です。それは当時を経験された方に語っていただきたいと思いますし、お話を聞かせていただきたいと思います。
2017.05.15
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韓国の次期大統領が決まった。昨今の東アジア国際情勢の中で、このタイミングで大統領不在となったという不運もあったが、韓国は当事者であるにも関わらず主導権を握ることのできないジレンマを抱えている。そこでアメリカにもノーと言える人物を韓国国民は選出した。もちろん選挙戦の主張と実務上での主張は違ってくる。就任後も感情に任せて露骨な反米反日姿勢を打ち出してこれるかどうかは疑問である。(トランプ米大統領も就任後より実務的に修正してきた)就任後は自らを選ばなかった国民に対しても「統合大統領」というキーワードで、国民に仕える大統領になることを約束した。今は現実と責任の重さを噛み締めているであろうし、国家が混乱することなく務めることを期待したい。しかしながら、不安な半島情勢において韓国が何の主導権を握れないことのもどかしさはあるがゆえに新大統領の北朝鮮融和政策に関しては国民が受け入れであろうことは予想される。トランプ大統領がわざと寝ぼける中国を揺り動かしたように、韓国の文大統領も国際関係をトリッキーにかき乱しながら、主導権を握ろうとするのではないか。良くも悪くも大揺れに揺れる韓半島となることは予想される。
2017.05.11
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韓国の次期大統領が決まった。昨今の東アジア国際情勢の中で、このタイミングで大統領不在となったという不運もあったが、韓国は当事者であるにも関わらず主導権を握ることのできないジレンマを抱えている。そこでアメリカにもノーと言える人物を韓国国民は選出した。もちろん選挙戦の主張と実務上での主張は違ってくる。就任後も感情に任せて露骨な反米反日姿勢を打ち出してこれるかどうかは疑問である。(トランプ米大統領も就任後より実務的に修正してきた)就任後は自らを選ばなかった国民に対しても「統合大統領」というキーワードで、国民に仕える大統領になることを約束した。今は現実と責任の重さを噛み締めているであろうし、国家が混乱することなく務めることを期待したい。しかしながら、不安な半島情勢において韓国が何の主導権を握れないことのもどかしさはあるがゆえに新大統領の北朝鮮融和政策に関しては国民が受け入れであろうことは予想される。トランプ大統領がわざと寝ぼける中国を揺り動かしたように、韓国の文大統領も国際関係をトリッキーにかき乱しながら、主導権を握ろうとするのではないか。良くも悪くも大揺れに揺れる韓半島となることは予想される。
2017.05.10
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明日は韓国大統領選挙。フランスは下馬評通りマクロン氏当選。とりあえず株価暴落もフランスEU離脱も避けられるようで、皆さん一安心なのではないでしょうか?しかし39歳若いですよね!明日はこのまま行くと文在寅候補が勝ちそうです。そういう時代になったということで、とにかく彼にはいい大統領になってほしいと願わざる得ません。(しかし明日何が起こるか分からないということもあるが)さて今日のブログは韓国ネタでもなくて、大阪ネタです。前回関西に行ったときに撮影した動画を韓国向けに編集しました。よろしければご覧ください。韓国の人が大阪にたくさん観光に訪れているようです。(中国の人もだし、東南アジアの人たちも多いようですし)当然定番の観光スポットには行くんだけど、くいだおれの大阪でまだまだ飲食業界が積極にインバウンドの客寄せをできていないように思うんです、まあ日本全体として。東京なんか特にそうですが、日本っていうのは世界で一番「おいしい」ところなんです。日本に住んでいるとそれが普通と思うかもしれませんが、こんなに食堂が発達した国はないですよ。そこで私が目をつけているのは「大衆居酒屋」です。ここは日本の文化を味わうにも最高だし、しかもお財布にも優しかったりする。私は大衆居酒屋はテーマパークだとも思っています。もともと庶民の味方の大衆居酒屋だったのですが、吉田類さん以降、それはある意味客体化されて、日本を、日本人の生活を再認識させてくれる、アイデンティティーの自己確認をするそんな場所と化しているんですよ。日本人も町の片隅の大衆居酒屋で、訪ねてくる外国人のお客さんと交わり、改めて世界の中の日本を実感する、こういう絵が描ければ面白いんじゃないでしょうか?国や自治体がインバウンド事業の予算をつけて、大衆居酒屋の広報を行えば、もっと楽しいことになるのではないかと密かに思っています。
2017.05.08
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連休前に京都に帰ってきました。今回は欲しかったソニーのアクションカメラFDR-X3000を楽天ポイントを使っての事前の購入。家で受け取って、すぐさま充電し、使ってみました。(それまでの撮影はiPhone6sです)京都というのは、まあどうとっても絵になります。韓国の人に見てもらうように、撮影編集してみました。韓国の人の京都のVLOGなどを見ても、なかなか侘び寂びという日本の美が表現できていないようだったので(若い人が多いから仕方がないのかも)腕はなくても京都の景色とソニーのアクションカメラの性能に助けられて、それなりに編集できました。イメトレとして「そうだ、京都に行こう」の動画は見ました。ちゃんとした三脚もスライダーもないので、プロのカメラワークは参考にならないのですが、あくまでもイメージとしての参考に。
2017.05.05
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ジョンの盛り合わせ。日本でチヂミと言われてますよね。あれは方言で、標準語ではジョンと言います。 マッコリに合うジョン。この店に数週間後に行くと、盛り合わせがメニューから外れてました。 調理に時間がかかりすぎるというのが理由。人気店ならではの大胆な決断。普通はジョンの盛り合わせは定番ですからね。 マッコリもたくさんの種類があるのですが、最近分かったことは、一番安くて一番一般的な「長寿マッコリ」が一番うまい。 甘すぎないのが点数高いわけです。 マッコリとジョン、韓国で一番楽しい取り合わせかもしれません。
2017.04.20
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今日私は朝のニュースを見て驚いた。ケーブルニュース局なのですが、安倍首相が国会で有事の想定について述べたことを「煽っている」と明らかに非難の論調を帯びた形でニュース報道しているのだ。韓国で安保上の不安要素があれば、大統領選で保守候補に票が流れる。といっても現段階で保守の有力候補は皆無。韓国でかつてない状況になっている。しかし文在寅候補と安哲秀候補という進歩系(革新)候補であれば、安候補に票が流れるであろう。韓国のマスコミが、ケーブルニュース局であったとしても親北左派の候補を推すというのも歴史的なことで、数ヶ月前ならあり得ないことだった。朴正煕大統領時代からの運動圏と呼ばれる学生運動出身のエリート層が今日社会の中核となり、今日の韓国の複雑な社会の様相をなしていると思われる。故に韓国の左派はホワイトカラーで知的で、さらには反米で民族主義的。右派は、特にニューライトと自ら呼ぶ保守層は、親米(本当は親日だが国内言論空間では反日を叫ぶ)で国際協調的だが、知的なイメージが弱いところがある。余談だが、新聞記者出身のニューライトを自称する妻の友人がいた。彼はかつて国会議員秘書から政治家を目指したが、失望して結局頭を丸めて仏門に入ってしった。韓国の世論が複雑になってきて外からわかりにくくなっている。一方で中道系の中央日報に以下のような記事が出た。【時視各角】韓国、平和だけを叫べば周辺国から蔑視される(1)【時視各角】韓国、平和だけを叫べば周辺国から蔑視される(2)国家指導者は国民の平和を最優先的に保護しなければならない。しかし、世の中の道理は妙だ。平和を得るために戦争を決心しなければならない場合もある。戦争は戦争を辞さないという意志で阻止する。歌のように平和だけを叫ぶ国は周辺国から蔑視される。侵略のたやすい標的になるだけだ。これが日本の非常識で世界の常識みたいな論調だ。中道系でもこのくらいの記事が出る。ケーブルテレビ局の論調とはまるで反対だ。かと思うと保守系新聞の朝鮮日報では【社説】韓国の不幸を願い、楽しむような安倍首相の言動日本の一部メディアは、まるで韓半島ですぐに何かが起こるかのように軽はずみな振る舞いをしている。一時帰国しながらこっそり戻ってきた日本大使は、韓国国防部(省に相当)長官に面談を要求するというとんでもない行動に出た。これも日本人避難問題を話し合うとの理由だと言われている。社説でうんざりするような歪曲した記事を出す。一方で同じ朝鮮日報のコラムで【コラム】米空母の到来におびえる韓国人4月10日の夜、日本の公共放送NHKが、韓半島(朝鮮半島)の緊張状況について報じた。米原子力空母の機動部隊が韓半島(朝鮮半島)方面に移動したと報じるとともに「北爆説」を紹介した。米国政府の強硬な姿勢から察するに、単なるデマと見過ごすことはできない、というニュアンスだった。しかし「実行は難しい」とも伝えた。韓国政府が、自国民への被害を恐れて北爆に反対しているからだという。外交とはゲームだ。ゲームには戦略がある。強攻は、相手の恐怖心を刺激し、譲歩を誘う戦略だ。空母機動部隊の配置や北爆説も、これに当たるのだろう。北爆説が出たら北朝鮮よりも大きな恐怖を感じて動揺し、反対するのは韓国だからだ。敵国を脅したのに同盟国の方が先に震えだしてしまったら、どんな強攻も通用しない。それでも、韓国人はおかしい。韓半島危機説が出ると、真っ先に株価の心配をする。北朝鮮の核施設を爆撃したら北朝鮮の無差別攻撃でソウルが火の海になるという脅しを、当然のことのように感じている。米空母機動部隊に韓国人が身震いしているという現実は、ここから来ている。国防費として毎年38兆ウォン(現在のレートで約3兆6000億円)注ぎ込んでも、これほど揺らいでいては、韓国は誰にも勝てない。いつか、同盟国たる資格も疑われるだろう。韓国大統領選のある候補は、北爆説に関連して「戦争は絶対にいけない」と語った。国民全てが同じ気持ちだ。戦争を恐れない人間はいない。しかし、国の指導者はそう言ってはいけない。そう言った瞬間、正常な妥協は水泡に帰し、屈従だけが残る。日本の保守と通じるロジックを展開しているのがわかる。在日韓国人で(彼は左派的在日を目の敵にしていて、彼らの作為的な言動をする背景を暴いたりしていた)私の知人は、日韓の右派は連携すべきと常日頃説いていた。上のロジックを見ても確かにと思う。さらに彼は日本の右派に嫌韓を植え付け、断絶させたのは意図されたものだと言っていた。それもまた一理はあると思う。現在、保守系新聞の中でも、左派ポピュリズム的論陣を張る記者、保守的論陣を張る記者が入り乱れている様相だ。これも今回の朴大統領罷免以降見られる現象。機を見出し韓国は左派論客が一気に台頭した感がある。おそらく言論界では水面下で激しいバトルが繰り広げられている。そして何よりも一般の国民がこれを認知していないのではないだろうか。陰で工作するかのように、戦うのではなく、お互いの主張や意図を表に出して、はっきりと国民に問うてみてはどうだろうか?それがフェアーというものだ。
2017.04.18
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無事に週末を乗り切りました。(笑)15日土曜日の北朝鮮太陽節の軍事パレードにて新型ICBMや特殊部隊をお披露目。16日は例によってミサイルの発射と即失敗。(一線を勘案してのわざと失敗説から米サイバー攻撃による失敗という説まで)しかし韓国で普通の日常は流れてます。金曜日は雨の中、日本人の社長より早い時間からの飲みのお誘いでマッコリを。土曜日は新しいキムチ冷蔵庫が運ばれてきて、日曜日の夜は日韓の社長たちと突然のミニ夕食交流会。そこで食べたのが上の鳥。ダッカルビと看板にあったので、てっきり春川式の鉄板の上でキャベツなんかと辛く焼いたような、何とも中途半端に調理され、無意味に辛いアレかと思ったのですが、炭と網で焼く鳥でした。参加した社長の店(狎鴎亭ロディオ付近)で、韓国ブランドのクラッチバック付きトートバックをセール価格(ま、アウトレットですね。かなり安かった)で購入して妻への誕生日プレゼントにしてしまい、お得感ありの日曜日。今週も頑張ります。にほんブログ村
2017.04.17
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北朝鮮に「最大限の圧力」=トランプ政権、体制転換求めず-米紙北朝鮮に「最大限の圧力」=トランプ政権、体制転換求めず-米紙強硬的姿勢よりトーンダウンした。この発言により米は北朝鮮とそして中国にいくつかの選択肢を与え考え判断する余地を与えた感がある。韓国に暮らす私としては、ひとまず安心。カールビンソンにしろ、MOABにしろ中国に対して相当プレッシャーになったはずで、何らかの結果を出そうとしてくるはず。そしてアメも準備されているだろうから、それは中国や習近平にとってお決して悪い取引ではないはずだ。【コラム】米空母の到来におびえる韓国人高まる北朝鮮の脅威、意外と冷静な韓国国民二つの記事は非常の対照的だ。上は朝鮮日報の記事で、同盟国米はギリギリで北と勝負しているのだから、韓国人がビビってしまったら喧嘩にならないと戦争を恐れるような風潮を戒めている。(日本でこんな記事かける人がいるか?)下のウォール・ストリートジャーナルの記事は韓国人は同胞は攻めてこないと信じているのか、危機の中でも平然としているというもの。まあ、他の国を理解しようとすると単純にはわからないということですね。
2017.04.16
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【時視各角】1カ月後の大韓民国(1)【時視各角】1カ月後の大韓民国(2)中央日報の記事。2017年5月15日。朝から市場はどうしようもなく混乱していた。株価(KOSPI)は1000を下回ったまま、ウォン価値は1ドル=2000ウォンをはるかに越えた。人々はミネラルウォーターを買い占め、ラーメンを箱ごと買おうとスーパーに殺到した。「北朝鮮への爆撃説、今日米国が北朝鮮に一撃」。戦争の恐怖がこの日、韓半島(朝鮮半島)を支配し始めた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は急いで金寛鎮(キム・グァンジン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室長の元を訪れた。金寛鎮は朴槿恵(パク・クネ)政府の人物だが、まだ文在寅は国家安保室長を交替させる時間がなかった。内閣も同じ、新政府内閣が発足するには2~3カ月はさらにかかる。光化門(クァンファムン)執務室も完工しておらず、文在寅は青瓦台を臨時執務室として使用中だった。この記事は、小説仕立てで文在寅大統領就任後の北朝鮮問題に対応する金寛鎮青瓦台国家安保室長とのやりとりを想像している。完全に反文在寅記事で、現在の安保情勢において北寄り、もしくは左派の候補当選の危うさを訴えている。それでも左派系の(韓国では進歩と呼ぶ)文在寅や安哲秀が現在圧倒的に有力である。おそらくリベラルが問題なのではなく、左派の外交安保の危うさに不安があると新聞は言いたいのだと思う。しかし朴槿恵政権も北に対しては強硬派であったが外交に関しては中国に接近しすぎて失敗した。ポピュリズム社会の中で、韓国が軸のある外交をしていくのは困難なのだ。大統領選がどちらに転んだとしても。米軍、最強の非核爆弾を初使用 アフガンのIS空爆で米軍は13日、非核兵器では史上最大の爆弾とされる大規模爆風爆弾(GBU-43/B Massive Ordnance Air Blast)、通称「MOAB(モアブ)」を、アフガニスタンのイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」施設に対し投下した。すると本日もこんなニュースが飛び込んで来た。中央日報の小説は5月15日の話だが、それまで無事であれば幸いだと思えるほど情勢は緊迫している。米軍が一度も使用したことのない大規模爆風爆弾MOABをISの地下施設に対して投下したという。この時期、中国や北朝鮮への明らかな警告と読み取れる。<米軍>「先制攻撃の準備」 北朝鮮核実験強行なら 米報道さらに衝撃的なニュースは米MBCテレビの報道。北朝鮮が第6回目の核実験をしようとした時点で先制攻撃を加える準備ができているというもの。これは核実験を実施前でも、その兆候が確認できた時点での軍事オプションがありうるという意味だ。緊迫の度が増し続ける韓半島。週末の土曜日の北朝鮮太陽節。まずはこの週末、ソウルが無事であることを願う。にほんブログ村
2017.04.14
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「環球時報」が北朝鮮が度を過ぎた場合、中国軍が逆に北朝鮮を攻撃するという社説を載せたらしい。中国政府の見解かどうかは不明にしても、アメリカの本気度を実感した中国が「取られるくらいなら自分で取ろう」と思ったとしても確かに戦略上不思議はない。中国は緩衝地帯を必要とするためだ。米がやるなら中国が先に排除する、どちらにしても軍事オプションは必須なのだろうか?やけくそになった北は先に暴発しないであろうか?そういう緊張した均衡の中で、ならばと米中がもしくは露まで含めてのディールの結果、北朝鮮現政権を排除したのちに三方良しとする信託統治という選択肢もありうるかなと考えてみた。しかも韓国も現在、大統領不在の無政府状態。統一韓国を国連の枠組みで信託統治し、大統領選挙を実施。核兵器を排除し、情勢が安定したところで米中とは軍事同盟を結ばないことを条件に独立。アメリカが進める金正恩政権「転覆計画」の全貌そんな中、ラッセル次官補は、核心の問題に言及した。「ワシントンとしては、近未来の北朝鮮を、アメリカ、中国、ロシアの3ヵ国による信託統治にしようと考えている。このままでは近い将来、必ずや金正恩が暴発するだろう。そのため金正恩が暴発する前に、こちらから行動に出なければならないのだ」これは米や日本にとってキツイかな。ただ共産主義も北から完全に排除し、共和制の民主主義国家として第二の建国をする。中国や大陸と繋がることで物流に置いて優位に立つことを背景に北のインフラ復興のための投資を呼び込み、同盟は結ばないとしても、グローバル経済にがっしりと組み込まれる、みたいな感じで。日米中とは経済的つながりが強固になり、新たに跳躍できる機会を持つことになればさらに良し。4月27日に北朝鮮空爆? 日本人ブロガー記事を韓国メディアが名指し批判まず4月27日空爆説が韓国で流れているというのは本当かどうかわからないが、ネットではそういう噂があると結構ヒットする。ただこの記事のポイントはJTBCというチェスンシル事件の特ダネをスクープしたケーブルテレビ局が、この噂に対して日本の一個人のブロガーがフェイクニュースのネタ元だとして批判しているということ。個人ブログをフェイクニュースだとするのは無理がある。この記事にあるように噂の拡散による社会不安を心配したという動機だけで、やり過ぎ報道をしてしまったのか?個人ブログが本当にネタ元だと思っているのか?しかし、一個人ブロガーのブログ記事として見れば、こうした記事は全く珍しいタイプのものとは言えず、世間一般にはより事実誤認や誇張の度合いの大きな記事も多く見られるのが実態だ。それでも、韓国大手メディアの一角を占めるJTBCがあえて日本の個人ブログをフェイクニュースの発信源だと名指しした背景には、緊張の度合いが高まる北朝鮮情勢を巡って「噂」が社会不安につながりかねないという問題意識があるようだ。私はちょっとJTBCが怪しい意図を持っていると感じている。社長以下JTBCはそれでも報道のプロがいるのだ。(社長は元MBCのスターアンカーマンで今もJTBCで現役アンカーマンだ)外国人の個人ブログがネタ元だと思わないだろうし、彼らのプロフェッショナリズムでそれを報道するような恥ずかしいことを普通するわけがない。社会不安を心配するというのも、JTBCは今や韓国テレビ界のセンテンススプリングだ、暴露報道を立て続けに行って、社会をひっくり返してきた彼らがいう台詞ではない。前にも書いたが韓国では安保不安が浮上すると選挙票は必ず保守候補に流れる。実際に現在親北系の文在寅候補の支持率が下落しているのだ。そうなると…言論人としての矜持を捨ててまで無理筋を通そうとするJTBC、やっぱり怪しい。にほんブログ村
2017.04.13
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一応本日、大使館の方にネットで在留届を出しておきました。念のためです。安保問題が争点に急浮上 主要候補が積極対応=韓国大統領選朝鮮日報の記事ですが、急に安保問題を語り始めた大統領候補たち。テレビでもそんな感じでした。安保問題への関心が高まると当然のことながら保守候補が強くなるのが休戦状態の韓国。安哲秀候補の支持率が文在寅候補のそれを逆転したのも、そういう文脈ですので(保守層にとって安哲秀が最善ではないのですが、「まだまし」ということで流れてきてると思われます。他にも保守派候補者はいるけれど、彼らでは文在寅候補に勝てないので)危機感を募らす文候補は、逆にイニシアチブを取らんと「安保討論」を候補者同士で行うことを提案したり、あれほど反対していたTHAAD配備を容認する発言をしたりしている状況です。ただ、どの候補にしても政治・行政に関する専門的知見のなさすぎる発言を繰り返します。政局ばかりに関心を傾けてきた韓国の政治家たちの大統領選挙の時ごとに繰り返される風景です。そんなことを考えると、ここで北朝鮮が挑発したり不安を煽るようなことをすると、韓国では逆に反北朝鮮色の強い大統領が誕生してしまい、北朝鮮にとっては手駒を一つ失ってしまいます。そういう意味で大統領選挙が終わるまでは、核実験もミサイル発射も自粛するのではないでしょうか?にほんブログ村
2017.04.12
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今朝韓国のニュースを見ていたら(ニュースチャンネル系)、米空母カールビンソン韓半島への移動に伴い、やっとこさ安保問題の論評を出しはじめた。テレビの論評では、米の軍事オプションが確率は高くないながらも、ありうるという内容であるが、韓国政府は「噂に過ぎない」とコメントしたらしい。本日11日は北朝鮮の最高人民会議、15日土曜日は故金日成首席誕生日、テレビの論評では今すぐに北朝鮮が核実験をしたとニュースが流れても何の不思議もない状況で、その場合に米の何らかの軍事オプションもありうると述べていた。しかし政府も国民もほとんど無関心。あの大統領弾劾デモの盛り上がりは政治に対する強い関心ではなかったのか?軍事境界線から40キロしか離れていないソウルではどうしようもないからなのか?以前は北朝鮮の軍事的挑発があった場合は、政府を中心に北を強く避難し韓国全体が息巻く姿をよく目撃し、韓国人は勇ましいものだと思っていたものだが、最近は平和が続き若者を中心に大変ひ弱になってしまった。韓国の軍隊に関して韓国の男性が過去の経験を土台に、これまた勇ましいことを言うのだが、実は最近の軍隊は人権だ何だと非常に軟弱化しているらしく、部下がいうことを聞かなかったりで(力で統制できていない)最近除隊した若い男性の話を聞くと「今戦争しても韓国は勝てません」みたいに韓国軍の姿に失望した声をよく聞く。大統領弾劾デモも韓国の若者に言わせると、政治的関心が高まっているのではなく、皆イベントに参加したいという動機、つまりお祭り騒ぎをしたいということで参加する人が多かったとのこと。大統領への攻撃は憂さ晴らしレベルだったのだろう。(雇用や景気が悪いから)社会全体が無気力で、無関心状態。冬季オリンピックなど話題にもならない。だから極左的大統領候補であれ、停滞したムードを吹き飛ばすような何か変わったことをしてくれることを期待し支持しているのかもしれない。今後の韓半島の情勢も気になるが、韓国で今最も深刻なのは、こういった沈滞ムードから抜け出せない社会なのかもしれない。にほんブログ村
2017.04.11
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先週の金曜日に米のシリア空軍基地攻撃というショッキングなニュースが飛び込んできました。米中首脳会談の晩餐会中だったとのことで、中国の習近平もさぞかし驚いたことでしょうが、北朝鮮の金正恩も驚いたことでしょう。そして韓国次期大統領選レースの世論調査結果では、文在寅と安哲秀の支持率が逆転したというニュースもやはりこういったこととの連動と思われる。さらにフィリピン方面から米空母カールビンソンが豪州行きを中止し朝鮮半島に向かっており、いざとなれば巡航ミサイル600発を発射できる体制にあると豪語する。アメリカの本気度を見せつけられ、今のところ北朝鮮はぐうの音も出ない状況にあり、今後一体どのタイミングで核実験をしようとするのか、いや、核実験をしようにもできない状況にあるのではないだろうか?核実験やミサイル実験をしようものなら600発のトマホークが飛んでくるかもしれない訳で。そういった中でも相変わらず韓国は一部保守系新聞以外、特にテレビにおいて安全保障の論評が見られない。(日本もそうらしいが)韓国のどこかの新聞だったにも日本以上の平和ボケになってしまったようなことが書いてあった。おそらく自身が見たくないものを見たくないという心理なのだろう。にほんブログ村
2017.04.10
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【中央日報社説】韓国戦争以来最高の危機…韓国だけが知らないのか新聞記事、タイトルそのままです。朴前大統領逮捕や次期大統領選挙の話題で、安保問題には全く関心なしの韓国。今回の米中首脳会議の時期を狙ったと思われる北朝鮮のミサイル発射からそれに対するアメリカの対応などで、少しずつ危機を感じ始めているような状況。テレビでも危なくなってきたかなぁ程度。韓国に暮らして、これほど韓国が平和ボケしているのも初めてです。もちろん、北朝鮮が何を言ってきても毅然とした態度をとってきたわけで、韓国人は危機感を感じながらもおどおどしたことはありません。しかし今回はハナから全くの関心なし。韓国マスコミが何かの意図を持っているかのごとく、です。安保認識の変化は当然政局にも大きく影響を与えます。保守層は、今回投票すべき人間が見つかりません。ベストな選択ができない中、よりマシな候補として安哲秀氏に支持が流れていると言われていて、圧倒的優位にあった文在寅氏であるが、安哲秀氏による急激な追い上げを食らっている。当然安保問題が引き起こると文在寅氏が不利になり、安哲秀氏がこのまま追い上げるのか、別の保守本命候補が現れて支持が流れるのか予断を許さない状況と化す。しかし選挙前に有事となれば、選挙どころではなくなり、現政権によって戒厳令がひかれる可能性もあります。とにかく今回の米中首脳会議が重要だと韓国でもやっと分かってきたようです。(本当にわかるかな?)【朝鮮日報社説】米中首脳会談を「第2のヤルタ会談」にしてはならない参考記事北朝鮮攻撃の日は近い?米国で崩れてきた前提とは中国、絶体絶命か?――米議会までが中国に北への圧力強化を要求にほんブログ村
2017.04.07
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韓国が厳しい状況の時、安定した韓日関係は保険https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170406-00000002-cnippou-kr中央日報の記事。今回の駐韓大使の帰任に関して韓国では風当たりの強い評論が多い。それは日韓合意の履行を求めるとの発言や大統領権限代行への面談要請に対してだ。朴大統領罷免、逮捕などの一連の流れで韓国は吹きまくるポピュリズムの嵐を誰も抑えることができず、新聞もテレビもポピュリズムから自由ではない状況。日本のようにテレビのキャスターもポピュリズムの調子に合わせ、調子に乗っているとしか思われない発言の連発。(たまに良識派コメンテーターに諌められたり…)中央日報も結構流されて言いたい放題だったが、この記事は言いたい放題記者とは別の記者が書いたようだ。外交的正論を語れる人々は今ほとんど沈黙をしている。意外に腰抜けメディアだなぁと感じる最近の中央日報では珍しく良識派の意見をまとめた記事となっている。にほんブログ村
2017.04.06
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http://www.bbc.com/japanese/39476040BBCニュース - 北朝鮮の核開発問題、中国の助けなくても解決 トランプ米大統領昨日はこんなニュースが流れてきました。さらにはhttp://www.jiji.com/jc/p?id=20170403162213-0023671873駐韓大使らの帰任を発表する岸田外相:時事ドットコム何故この時期にという国民の疑問の声とともに上記トランプ大統領の発言を受け在留邦人の保護を緊急に考えなければならない時期なのではないかという声も多数上がっています。そして今月の6日7日が米中首脳会談。インタビュー記事であるように北朝鮮問題が協議され何らかの具体的結論が出るのではという推測も聞かれます。こういった東アジア安保情勢に関連しての論評は韓国ではテレビで語られません。日本が森友問題一辺倒のように韓国も時期大統領選や朴前大統領調査が最大の関心事。北朝鮮が核実験さらにはICBMの実験を強行した場合、起こりうる事態にどう備えるかなどの議論は皆無。これが盛り上がれば大統領選に大きな影響を与えることは必須、支持率にも大きな変化があるでしょう。いづれにしても、トランプ大統領は何らかの手を打つのか、今までのごとく手をこまねきつつ、アメリカ大陸に到達する核兵器の所有を北朝鮮に許すのか。二つに一つの選択が迫られている状況にあります。穿った見方をするのなら、政府自民党も韓国与党も有利になるはずのこの話題を振らないことが不気味です。にほんブログ村
2017.04.04
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韓国の一部若者は発情状態…https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170403-00000001-pseven-kr韓国ウォッチャー産経新聞黒田さんの記事。珍しくdisっているので、相当腹に据えかねたのでしょう。無政府状態とも言える韓国での民主化の履き違えを痛切に批判しています。政治家が政策を忘れ政局争いに講じてる結果だと思います。そしてポピュリズム故に議論できない多くのタブー、思考停止して左派勢力の扇動も含め更にポピュリズムの拍車がかかる今の韓国。私の韓国人の友人がかつて「国家理念がない」と言ったことがあります。それは教育に反映して(もちろん教育現場にも思想闘争がある)黒田さんの記事にあるような若者の行動のように、国民のあり方を方向付けます。国家として混乱する韓国。しかしこれは他の国家にも当てはまるのではないでしょうか。日本だって言論空間でタブーがあって、まともに議論ができないテーマは多い。アメリカでもユダヤ人問題を議論できないので、それは中東を混乱させる要因にもなる。国家があり、国民を治め、多くの人が幸せになるということは難しいものです。にほんブログ村
2017.04.03
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韓国、インド-日本-米国の手を握って中国の封鎖に出る中央日報の記事です。今日の韓国トップトピックは朴前大統領の逮捕でして、そのに関して地下鉄の中でブログを書いてました。でも飛びました。スマホで…(笑)当然朝からニュースで流れてます。一言で言って、ちょっとやり過ぎかなぁと。いろんな要素が絡んでいるので、ここでは一言で以上にしておきます。で、中央日報の記事の感想です。要約は最初のセンテンスが全てです。が、記事の意味がわかりません。「韓国がTHAAD(高高度防衛ミサイル)体系の配備に反発する中国に対応する突破口を見つけた。中国と競争するインドと協力するという構想だ。今年初に作成された内部の資料によれば、韓国とインドは米国を中心に戦略的連帯を強化して中国を牽制するという構想を練り上げた。政府当局者は「これに日本も合流して『韓日米印』協力を作ることができる」と話した。韓国とインドは、単なる外交協力を超えて国防分野の協力を深化するという戦略も議論した。」誰がどこでどういう文脈で言ったのかよくわからないツッコミどころ満載の酷い記事です。政府が混乱しているのでしょうか?次期政権は親中派になるでしょうから、意味あるのかよくわからない話ですし、話が雑談レベルだし。それはともかく。中国を外交的軍事的牽制をするようなお話です。THAAD配置に反対されて中国から嫌がらせされてますから、韓国は。しかし、対中外交の軸がそもそも決まっていないんではないですか?いわゆる事大主義で行くのか?日米韓同盟の強化で北朝鮮と中国の拡張主義を封じ込めるつもりなのか?何を目指すのか?どんな世界観を持つのか?日本のように戦略的互恵関係みたいにするのか?ここでは「嫌がらせされたから、こうしようか」という小手先の方便をインドの求めたとしか読み取れません。中央日報がこんなレベルの記事を書いてるからダメなんですよ。国がうろたえてるとしか思えない。それをごまかすのにポピュリズムに則った記事を書いたり(反日記事を含む)するようではダメということに気づかないといかないのに。韓国にとって中国とは何か?アメリカとは何か?日本とは何か?北朝鮮とは何か?そもそも韓国はどうありたいのか?こういう世界観やしっかりとした歴史観に則った記事並びに政府の外交戦略が出てこないのもポピュリズム国家になってしまっているから。そういう意味では今回同情はするが朴大統領の迷走は酷かった。片足を完全にポピュリズムに突っ込んで迷走していた。これから出てくる大統領候補も同様。政策より政局ばかりの政治家ではないのかと思います。にほんブログ村
2017.03.31
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アラビアのロレンス Lawrence of Arabia (日本語字幕版) [リマスター] 週末、何か映画でも見ようかと思い、itunesを見ると、チェックしていた「アラビアのロレンス」が500円で販売していたので、迷わずクリック。なんとも色合いの強い映画なのですが、中東アラブ人のことは少し勉強しておきたくて見ました。オスマン帝国の力により、それなりに均衡を保っていたアラブ部族社会が、第一次大戦でオスマン帝国が滅び、西洋式のいわゆる国民国家を形成する過程で、部族の衝突・混乱していくというわけですが、イラク戦争後、力で統治していたフセインを排除することで、アラブ世界に再び同じことが起こってしまいます。アラブやアフリカに対して性急に社会システムの枠組みを当てはめようとする試みは、今の所あまりうまく行っていません。何も中東・アフリカに限ったことではなく、西洋でもアジアでも国民国家体制や国連体制など国家や世界の秩序を保ち発展させようとする試みは困難な局面にぶち当たっているようです。こうした視点も日韓関係、北朝鮮問題を理解する上において必要だろうと思っていますので、ちょっとずつですけど、映画を見たり、本を読んだりしたいと思っています。【中東大混迷を解く】 サイクス=ピコ協定 百年の呪縛 (新潮選書)この本は、「アラビアのロレンス」でも登場するサイクス=ピコ協定について、それが今日中東の諸悪の根源のように言うだけの単純な構図では、全くないということを述べています。ちょっと複雑で、解がどこにあるか中東政治専門家の著者ですら、明確にできずに苦悩します。政治的枠組みだけに解を求めるのは無理なのでしょうか?北朝鮮問題も、次には韓国の民族と国家の問題が、周辺諸国の思惑の中で突きつけられます。今までのように単純に普通の国家の体制であることを許されない事態が来るように思われるからです。中国はアメリカ寄りの韓半島を絶対に許容できなく、アメリカも中国寄りの韓半島は絶対に許容できません。日本の地政学的安全保障上の立場もあるでしょうし、ロシアも黙ってはいないはずです。韓国人の持つ既存の国家主権は当然脅かされる可能性が高くなります。韓半島に何か「アラビアのロレンス」時代がやって来るような気配です。にほんブログ村
2017.03.28
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【コラム】韓国の「中国傾斜」、日本の批判は正しかったちょっと衝撃的な朝鮮日報のコラムだ。内容に激しく同感するし、内容自体にも触れるべきなのだが、それ以上に衝撃なのは韓国の記者が本当にこんな記事を書いたのかということだ。韓国語版にはない、日本語版のみの記事なんだろうかと韓国語オリジナルの朝鮮日報サイトにアクセスしてみたが、実際に韓国語記事も存在していた。韓国人が日本人のかつての韓国批判が正しかったと認めることが信じられない衝撃なのではない。彼らがこういう論調を今までしなかったのは、単に韓国人の自尊心のなせる技だけではないのだ。ここで何度も繰り返すように戦後政治が作り出してきたポピュリズムの風によって、その風にそぐわない論調は社会的に抹殺してしまうという現実が存在したためだ。韓国の有識者との日常空間においては、実は「韓国が間違っている」という論調を私は数多く聞いてきた。しかし上の理由により、政治・言論空間においてはタブーなのである。この朝鮮日報の記者もそのことを重々承知である。にもかかわらず、この記事を書かざる得ないほど彼が韓国の情勢を切迫している事実が私には衝撃的だったのだ。韓国は信じるべきでない相手・中国を信じてしまった。韓国なりに言い分はあったが、それも間違っていたと記事では述べている。日本の批判が正しかったというのは、韓国(記者)に対して民主主義陣営の日米との同盟関係があるにもかかわらず、バランサーの役割であるとか、統一のためであるとか言って中国に近づいていることの言い訳に対してかつて日本人から批判されたというもの。今日東アジア情勢においては安全保障問題が最重要課題であるにもかかわらず、未だ韓国では関心が薄い。それは未だ見るべきことを見ようとしないのだ。朝鮮日報の記者のように反省することは、ポピュリズムに深く犯された自らの病状を認めなければならない。もう一度整理すると、安全保障問題に目を背けるのは、国民が犯された病状とその原因を自ら認めることが拒否しているのか、もしくはポピュリズムに犯された状態を利用したい政治思想的な力によって確信犯的に目を背けさせているのか、どちらかなのである。もしくは二つの要因が混合した状態なのである。にほんブログ村
2017.03.27
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今日は韓国ネタではない記事を書きます。いきなりでなんですが、知り合いの日本の会社の社長が突然お亡くなりになったという連絡を受けました。理由は、のちに会ってから話したいということらしく知らされていません。よくない事故か自殺ではないかと思われます。実際は、今どうこういう時期ではありませんが、今日の記事につながるので、そう表現させていただきます。現実的に特に経営者の場合、社会で相当なストレスにさらされます。未来に対する不安などの負の感情が起きやすい環境にさらされ、しかもそれは連続的、持続的であったりします。環境からの肉体的負荷もそうですが、不安などによる自身の心から誘発される負の感情の扱いに、相当のエネルギーを要し、そのことが相当なストレスということになるのではないかと思います。その社会的でもあり心理的でもあるストレスとどう向き合い、自分自身をどうケアして行くのかというのが今日の記事です。休日の過ごし方や家族との関係、価値観や心の持ちよう、メディテーションに宗教心などと様々なアプローチがあると思いますが、今日は全くのフィジカルな観点からアプローチに関して、です。最近、日本のある心療内科医が新しいアプローチで治療をしている記事投稿をネットで見るようになりました。それを見るようになったのは糖質制限関連の記事をネットで読むようになって、結果的にたどり着いたのです。要は、うつ・パニック障害・統合失調症などの原因を栄養の観点でアプローチする方法です。体の中の化学反応、すなわち代謝と栄養の関係をまさに化学的に、生化学的に理解した上で、問題点と解決方法を探るわけですけど、結論的には糖質制限食と高タンパク高脂質食、必要なビタミン大量摂取とミネラル積極摂取ということになります。ミネラルにおいて鉄不足をうたっておられて血液検査ではフェリチン値の測定を奨励されておられます。この数値を上げないことには、治らない。逆にいうと統合失調症まで治すというアプローチです。私の勉強は、この先生がいつもネットにアップされるコメント付きの栄養処方と結果を読むことです。そして、理論的に分からないことは調べて、少しずつ理解を深めようと思っています。次に食事の見直しとサプリの摂取です。食事は糖質制限食を心がけ、肉や脂質は積極的に食べます。週末時間のある時には、グリーンスムージを取り、毎日キレート鉄剤、ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンE、亜鉛、マグネシウムなど摂取していますが、特にナイアシンは一日500mgと大量に摂取しています。今日の話題のポイントは、この鉄タンパクとナイアシンの摂取です。精神的に頑張ってもこういった身体的基盤ができていなければ、うつやパニック障害の克服は難しいと考えられます。私たちの体と心の関係を知り、ストレスや病気に対処していかなければならないと考えられます。にほんブログ村
2017.03.24
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昨日言いたかったことで、結局一昨日会った方も言っていたことですが、韓国の「反日」の特に親北左派が思想戦の中の一つの戦略で、意図したのか結果がそうなのか分からないが、本来親和性のある日本の保守・右派と韓国の保守・右派のつながりを分断し、日本の保守や右派の中で「嫌韓」を作ることに成功したという構図があるということ。ただ、日本の右派や保守も最近は「なんちゃって」や雰囲気右派みたいなのが増えているので、ひとくくりにはできないでしょうが。韓国の右派・保守も当然民族愛を土台としていて、コアの部分には「日本の植民地統治」という文脈はあるので、日本に対する様々な感情が絡んでいるのも事実ですが、それを超えて日本と手を組むべきだというのが基本的な戦術です。韓国の左派は、しかしながらかつて右派がポピュリズム統治をする中で利用してきた「反日」を逆利用して、そのポピュリズム手法で右派を追い詰めてきたのは、散々述べてきた通りです。「少女像は遺憾」 駐日大使の発言は政府の立場=韓国外交部今回の日韓合意を履行すべきという韓国政府側の、つまり保守政権側の発言も同じ文脈上にあるわけです。ただ今は北朝鮮の核ミサイル開発という安全保障上の重大案件がある中での思想的政治的戦略としての情報戦に関しては、しっかりと俎上にあげなければいけないのですが、本来左派の主張は「分配」でありもしくは「人権」であり、謀略や革命、もしくは覇権主義や戦争ではなく、建設的で知性的な対話を通じて社会に実現すべき課題なのは事実。右派の課題と考える「成長」とどう折り合わせていくかを考える対話の時代が理想的なのだと思うのです。にほんブログ村
2017.03.22
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昨晩、韓国情勢に詳しい在日の方とお話をしました。共通の認識としては「複雑で多様な韓国の情勢はなかなか日本では理解されない」と同時に「韓国人も置かれている状況を認識していない」ということでした。「複雑で多様な韓国の情勢が日本で理解されない」という部分について最近のブログでも散々書きましたが、韓国が「反日」である理由、私はポピュリズムという枠組みで説明しましたが、ポピュリズムって観念的で、あまり具体的ではないですよね。具体的には日本の日教組に相当する韓国の教職員組合の「全教組」、ここの思想と教育の問題を彼は挙げていました。確かに韓国の教育現場にいる日本人の知人から、全教組の教員とそうでない教員で教育が違い、そうでない教員の教育の中には子供達の創造性を伸ばすような独創的な教育方法を模索したり、希望的な側面がある反面、全教組の教員は偏狭な反日教育や思想性により決めつけた視野に陥ってしまうような教育などがある、ような話を聞いたことがあります。話題の少女像問題にしても推進している市民団体が極めて思想性が強いと改めて彼は主張していました。それとマスコミの同調。かつて日本で学生運動出身者がマスコミでの地位を固めていったみたいな話と同じパターンということが韓国に起こっていると見る観点です。親北の左翼思想は民族主義と結びついているのが韓国の特徴です。半日であり当然反米です。翻って韓国の右翼・保守派はどうか?彼らは朝鮮戦争の悪夢から徹底した反共思想が基盤になっています。故に民族主義ではないわけで、北からの侵略から身を守るべく自由陣営との国際協調を強調します。つまり親米と、親日という表現ははばかられるのでしませんが、それに近いわけです。教育や言論空間では左の優位性がある中で、様々は視点が提示され様々に影響されて韓国民の政治意識はその間のどこかに収まるわけですが、どういう結果であれ(例えば大統領罷免という結果も)それは自然発生的な意識や政府の見解という味方よりも左右両派の激しい思想・政治戦略の結果として生まれてきて、外交・政府や裁判所の意思決定にも強く反映せざる得ない状況まできていると見るべきだと私は思っています。(実際に、身の危険を感じる中で意思決定をせざる得ないので)そして「韓国人も認識していない」というのは、こういうダイナミズムで自分たちや国家が突き動かされていることを自覚していない人が多いということです。学問ですら否定されてしまう雰囲気のみならず、司法判断が行われている状況ですが、誰も声すらあげることができません。見事なものです。にほんブログ村
2017.03.21
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「イチローや錦織圭くんなどの世界で活躍するトップアスリートも含め、外国で暮らす日本人を新移民だと定義し、新しい日本人論を語りたい」「サンデープロジェクト」などを手がけた元朝日放送の小関プロデューサーは、そう言って「キューバが愛した日本人」という番組を第一弾として手がけられました。僕も外国で暮らす日本人、当然その社会ではマイノリティー、当該国家の国籍を有しませんから、当事者ではなかったりします。反面、うちの妻は韓国人。子供は日本国籍ですが、韓国生まれの韓国育ち。もうそうなると、僕の視点はマイノリティー目線であったり、国境という境界を超えた発想になってしまいます。仕事も越境ECですし。ですから在日コリアンの存在が不自然でも何でもなく、共感に近いものがあります。ただし、僕も在日の人とつきあいが深かったり長かったりしないので、知らないことも多いのです。最近、在日の方とのつきあいが増えました。飲むこともよくあります。朝鮮総連系から民団系、在日と呼べるのかわからないですが、ニューカマーの含めて、韓国朝鮮系の人たちは日本にたくさん暮らしています。つきあって話してみて思うのは、実に多様な価値観を持っているということです。政治的思想も右から左まで様々。そういったことは僕も知らなかったし、あまり知られていないと思います。竹島で日韓の漁民が酒盛りをするイベントをやりたいという人もいました。刺激的です。華僑の人も価値観考え方様々で、アイデンティティーも含めて、多様なのが現実です。現実の世界は、自分の視点で理解しているだけの世界ではないことを学ぶことができて、自分自身も気づくとヘンテコな立ち位置にいるのですが、在日の人と話す機会が僕にとっては貴重なものとなっています。にほんブログ村
2017.03.20
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昨日ソウルの街を歩いていると、私の後ろを歩いているおじいさん達の会話が聞こえてきました。今回弾劾裁判で全員一致はおかしいだろうという話。おととい書いたような韓国的民主主義、儒教式法治が韓国だという見方もあれば、実際の韓国では韓国自体のあり方を良しとしない考え方も存在していて、報道で伝えられる以外の側面を見ないとなかなか本質が読めないという複雑な状況です。アラブ・イスラム世界の理解においてもそうですが、世界を単純に語れないことがわかってきています。しかし一方では人間は物事を単純化して理解しようとするものです。さて、日本の識者達が今日韓国について心配しているのは反米反日親中親政権が誕生した場合の東アジア安保情勢ではないかと思います。そこに置かれる韓国の経済安全保障共に大丈夫なのかという危惧する声もあります。そして韓国は安保を計算しないで突っ走るつもりなのか?という疑問もあるようです。どうなんでしょうか?ふと思ったのですが、今日中国から経済的圧迫を受けている韓国。安保という名分のもと大国の狭間でもがいている構造です。反中国を明確に打ち出している日本にたいしてならともかく、THAADを置く意志の根源であるアメリカに対してならともかく、良き隣人であろうとした韓国に対して、これはどういうことなのか?つくづく小国の置かれた弱い立場を実感しているのではないでしょうか?どうあがいても小国である限り、不利益な立場を強要されるのであれば、安保など関心がなくなってしまうのではないだろうかと考えてみました。アメリカ側に着こうが不利益、中国側についても両方から憎まれ攻撃される。またアメリカと中国は大国の論理で、勝手に頭越しに仲良くなったり、全くの勝手放題し放題。分断国家としてビジョンもなく、歴史的・地政学的に大国の思惑によって自由陣営と共産陣営の最後の砦・境界線上に立たされることを余儀なくされた。そんな中で諦念の思いで東アジア安保情勢を傍観するしかないのではないでしょう。そう、そんなことをふと思ってみました。にほんブログ村
2017.03.17
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韓国政治系投稿が続いたので、観光系投稿しますね行ってきたのは、憲法裁判所近くの(やっぱりそこか!)安國駅近くの北村韓屋村と言われるエリアです。実は大統領罷免裁判翌日だったので、警官隊も配置された物騒な日だったんですが、観光は問題なしでした。そしてこんな動画撮影をしたわけですが、この後僕は撮影技術の飛び抜けた京都の動画を見続けてショックを受けるのです。まあ技術は仕方ありません。というのは動画の中でも出てきますが、観光客は韓屋と呼ばれる韓国伝統式家屋に囲まれたエリアでみなさん自撮りしてるんですよね。そうです、最近の客寄せではインスタジェニックな写真、もしくはプロフィール写真を取れる背景なりインテリアなりが一つのトレンドです。そういった中で、そのことを期待されている北村エリアは京都と十分に戦えるんだろうかと思ってしまったわけなんです。ただ僕自身が、インスタジェニックな構図を探せなかっただけなのかもしれません。センスのある最近の人は、与えられた環境でおしゃれな構図を探し出せるのかもしれませんしね。なんて考えながらも思いついたのが、動画もしくはVLOGのテーマを「韓国でインスタジェニックな構図を探し彷徨う」というのでもいいかなと。観光したい人にニーズないでしょうかね?にほんブログ村
2017.03.16
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「儒教式法治」を極める韓国元日本経済新聞ソウル特派員である鈴置高史さんの記事。この記事が面白いのは、現在韓国での一連の動きに対してタイトルにある儒教式法治という韓国独自のドクトリンを持つ民主主義だと説明している。肯定でも否定でもないが、行動の原理を理解することは重要である。簡単に要約すると「韓国は果たして法治国家なのか」という昨今一連の韓国司法の判決に対する批判や疑問に対して、韓国での法の解釈は、国民的コンセンサスの得られる落とし所と結びついて行われると説明しているわけで、西洋的な法解釈ではないというもの。こういった論は、実は以前からもあり京大の小倉紀蔵教授(韓国哲学)も韓国式の民主主義について言及しているのをテレビで見たことがある。(こういう時期に小倉教授にはもっとメディア露出して弁を披露してもらいたいものだが、純粋に学問にのみ向き合うかメディアを通じて大衆とも向き合うべきかで悩んでおられるとの話もあるが。)ただ、実際にはポピュリズムを利用した政治闘争、もしくは独特な思想・政治的意図思惑により扇動されている一面も大きくあり、歴史や文化を背景として自然な流れで生まれた原則だけが働いているわけではない。それは韓国人の中にも現状の動きや司法的判断を疑問視する、もしくは強く批判する論評が存在しているからだ。(記事でも言及されている)韓国の文化的な要素と政治的意図が絡み合っていることは見逃してはならないだろうが、儒教的考え方の政治や社会に対する影響は何も韓国に限ったことではない。アジア人としてアジアの一員として日本人も深く理解しておく必要があると考える。にほんブログ村
2017.03.15
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北朝鮮が韓国国民と共に大統領弾劾を喜ぶ不気味元在韓国特命全権大使である武藤正敏さんの記事、結局国民の半分以上が今回の朴大統領の弾劾・失職に狂喜しているいうだが、今韓国がおかれている外交安保情勢からすると、危機的状態。にもかかわらず、国民は何の危機感もないのかという記事内容。確かにそうだ。常々韓国マスコミにおいても韓国人の「安全不感症」として指摘してきた。危険リスクを回避しようとしない、いや危険だと察知するより別の心理で判断力を失い、突き進んでしまうということ。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」を地でいくような感じだ。今回は指摘・警告してきたマスコミまでが、外交安全保障上の問題を完全に無視している。特にテレビ。保守系の新聞で、さすがに警鐘を鳴らしているが、流れを変えることができないでいる。もちろん国民すべてが危機意識を持っていないわけではない。今回の弾劾に反対した勢力は朴大統領支持者という群も存在したが、それ以上に外交安保上の危機感を感じるというのがその行動の理由になっている。朴氏弾劾、韓国に民主主義は育たない?!元毎日新聞社ソウル特派員で日本を代表する韓国論の論客の一人、重村智計さんの記事。今回の法理的な解説と、司法が正しく機能しない裏には「左翼勢力」と呼ばれることにも圧力をかける「革新勢力」「民主化勢力」と名乗る集団の攻撃に怯えるからであるという記事。政治家にしても国を思い命をかける覚悟がなければ、この流れを変えることはできないが、そういう政治家が韓国に現れないことに重村さんは嘆くのである。朴氏失職で韓国「内乱」の雰囲気 「赤化」で日米韓同盟破綻…次期大統領選は文氏有力夕刊フジの記事だけにタイトルは煽り感、盛り感はあるが、言ってることはまんざらでもない。ムンジェイン氏が世論調査上、次期大統領人気でダントツ一位である。そうなると反米反日、親北親中である韓国史上最左翼の政権が誕生するわけだが、現在のところそのシナリオが最も現実味のあるものなのだ。こういう韓国を取り巻く内外の状況の中、韓国内部からの自浄作用が働き軌道修正できるのか、それとも何らかの外的な要因がこの機に働くことになるのか。大統領選挙までに斬首作戦実行・戒厳令・レッドパージ施行が行われるというような話が出てくるのもこうした背景である。にほんブログ村
2017.03.14
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週末、韓国男子(オヤジ)たちと雑談。出てきた話題は「斬首作戦」。警察関係者か何かの韓国男子は実行されるのかどうかのシナリオを大いに語りました。(韓国男子(オヤジ)は、軍隊の経験話の好き勝手な政治論が基本大好き)昨今米軍ステルス機が北朝鮮上空を往来している昨年、数年ぶりに在韓米軍家族の避難訓練が行われたしかし韓国で左派政権が誕生すると在韓米軍の作戦が取りにくくなる故に大統領選挙前に作戦が実行される可能性が高いその時には、戒厳令、親北系の議員などの逮捕などの処置が考えられるアメリカが金正恩の正確な居場所がわかった瞬間が機会金正恩さえ排除すれば、反撃命令は出されないなどなど金正恩排除後に反撃が可能なのか、どうなのかは韓国男子の皆様の意見が分かれるところでした。反撃される軍事境界線から40キロしか離れていないソウルは被弾しますんで。彼曰く、金日成と金正日はソウルが欲しかった、故に本音ではソウル爆撃は考えていない。(無傷の大都市が欲しかったわけなので)しかし金正恩は、何考えているか分からないから、ソウル攻撃は躊躇しないだろうと。巷の韓国男子たちはこんな話に花を咲かせているわけですが、韓国テレビ報道では、今は国内問題ばかり(大統領が罷免されたんで)、安保問題は重きは置いていません。にほんブログ村
2017.03.13
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今日は大統領弾劾裁判の判決が出るわけですが、どう転んでも大混乱は避けられないでしょう。しかし、やいやい騒ぐのはある政治勢力、マスコミなどである気がします。いかに大衆を扇動するかによって、どちらにしても近々行われる次の大統領選挙を睨んだ政局的戦略なのであるのではないかなというのが実感です。昨晩テレビを見ているとニュースでソウル首都圏防衛を迎撃ミサイル中心の体制に変更するために米韓の軍が動いているかつてよりトランプ米大統領が中国で申請していた「トランプ」という商標が許可される中国の韓国叩きに中国国内からやりすぎていないかと反省する論調や動きが見られる米中政府の距離が突然接近、ソウル首都圏ミサイル防衛、中韓の和解の動きこれらニュースを見ても、勝手な思い込みですが、北朝鮮の独裁者排除について、またその後の体制について話し合い、合意が米中韓の間で、進んでいるように思えるのです。勝手な思い込みですけど、日本でもそういう推測がなされていますので。にほんブログ村
2017.03.10
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昨日、飛び込んできたニュースに驚いた。マレーシアで北朝鮮側によって化学兵器VXで殺害されたとされる金正男氏、その息子である金漢率(キム・ハンソル)君がYouTubeで声明を出したとの報道であった。率直かつ私の主観的な感想は、「父が無残に殺害され、不安と憤りの中で、今や家族とともに保護された安堵感と再び憤りを募らせての声明なのだろう」だ。これは明らかに金正恩に対する挑発と思われるからだ。北朝鮮の多くの労働党党員や軍、そして住民に至るまで、表面上は昔も今も国家指導者に服従してきた独裁国家の中で、もちろんロイヤルファミリーであるからこその批判なのかもしれないが、北の国民というアイデンティティは維持しつつも、こうして国家の見解に反旗をひるがえすことは、亡命者でない限り、あり得ないことだ。(もちろん、現在亡命中と見ることができるが)上のフィンランドのインタビューの中で、この日本の番組では言及されていなかったようだが重要なポイントがある。ハンソル君は叔父である金正恩のことを「独裁者」だと言っているのだ。今回の金正男殺害事件で語れるのが、彼が金正恩をすえ替える中国のカードとしての役割に、そして北朝鮮への何らかの中国からの圧迫も相まったことが殺害の動機になったのではないかとの説だ。そう考えると故金正日総書記の弟である金平日氏も、そしてこの金漢率君も大国が金正恩を排除し、北朝鮮管理統治のために使いたいカードであるのだ。さてどうだろうか?何が見えてくるだろうか?ハンソル君が北朝鮮の指導者として凱旋し、国際協調の中で民主化開放改革路線を進むとすると。さて、韓国ではハンソル君の個人の人格などには当然のことながら焦点を当てた報道はされない。一番注目して、かつ疑問点としてあげているのは、彼を保護したという「千里馬民防衛」という謎の団体だ。韓国政府も、当然諜報機関である「国家情報院」もこの団体の正体に関して把握していないという。韓国的に疑問に感じるというのは「千里馬」とは金日成を象徴する言葉であり、脱北者並びに脱北者(支援)団体がこの用語を使用するとは考えられず、かつ不自然であること「民防衛」という言葉は、韓国では使用されるが北朝鮮では一般的に使用されていない用語であること「千里馬」の英語(ローマ字)表記が北朝鮮式ではなく、韓国式であること「千里馬民防衛」のハングルで書かれたウェブサイトで北朝鮮のことを韓国式の「北韓」ではなく日本式の「北朝鮮」と表記されていること以上のように、この正体不明の謎の団体は非常にちぐはぐした点があるのだが、一方ではウェブサイトのソースには一切国家や所在地の痕跡を残していないという徹底したプロの手口を感じられるというのだ。ハンソル君の家族を助けた匿名の第三国は、どこかという謎解きにも注目は集まるが、日本ではないかという見解も見受けられる。日本人としては「それはないだろう」と思うのだが。おそらくアメリカなどの国家諜報機関が臨時に作った仮の団体なのだろうと思われる。保護・脱出劇は、007映画さながらだったという情報ももたらされている。そういうことからしても米国や中国、国際政治の思惑の中、北朝鮮を取り巻く情勢に大きな変化もしくは動きが起こるであろうと予想される。にほんブログ村
2017.03.09
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「江南スタイル」で世界的に有名になった地名が江南。江南駅を中心に、テヘラン路と繁華街をiPhone6sにて動画撮影してみました。アーカイブとして撮ってみようと思ったのですが、会社の若いスタッフは面白くないと。確かにそうだなと思うが、凝った編集をするのも時間もかかるし、上手くできるかも分からない。ということで下手なナレーションを入れました。ナレーションを入れようとして分かったこと。MacBook Pro 2016にはマイク入力、ライン入力端子がない。→ USB端子で入力するのが正しいらしい。→ 本格的にはオーディオインターフェイスという装置が必要らしい。→ オーディオインターフェイスとやらが欲しくなる。とにかく、今回はMacBook Proの内蔵マイクで録音した次第です。それとiPhoneで撮影したので、音が良く撮れていません。外部マイクでも接続するという手もあるのでしょうが、リニアPCMレコーダーで録音したら音もいいだろうなと…→ リニアPCMレコーダーが欲しくなる。両方欲しいけど、安いものではないので、どうしようかと思っていたところ、ZOOMのH2Nという機種のリニアPCMレコーダーがオーディオインターフェイス機能があってUSBでパソコンと接続できるようなことが書いてある。これ一台で結構重宝するかなと現在考えております。どうでもいい、ガジェットネタに走ってしまいましたが、江南のアーカイブ動画、一応ハイビジョンで配信してます。ソウルの雰囲気を味わってみたい方は柚子茶でも飲みながら、ぜひご覧ください。にほんブログ村
2017.03.08
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【寄稿】安倍政権は米国に朝貢ばかりしているわけではない(朝鮮日報)記事は韓国が今まで安倍政権が右傾化していることを非難してばかりいたが、そのことが北東アジアの安保上好ましいことかどうか韓国は今一度考えるべきではないかと主張している。朝鮮日報さん、どうしたのいったい?というような記事が実は最近多いのだ。もう一度整理すると二つのことが言える。韓国が対中関係において安全保障のみならず経済的利害においても最悪の状況にある。日本、特に自民党安倍政権がいくら中国と対立姿勢を見せているといっても、韓国が置かれた状況は日本とは比較にならないほど深刻である。あの蜜月関係は何だったのだろうかというほどに、韓国の中国に対する失望感は大きい。というかなぜ韓国は中国に対して妄想を抱き続けたのかと愚痴りたいが、ここは我慢しておいて、こういう失望と危機的状況の中、そして極めて不安定な北朝鮮関連の安全保障上の状況の中、そして極めて親北的な左派政権が誕生するかもしれない、ポピュリズムが暴走し、ブレーキがきかなくなるかもしれないという状況の中で、朝鮮日報は慌てて、かつ必死に軌道修正をしようとしているようだ。中国に背中を向けられたからといって、まったくの今更感はあるのだが、とにかくこの期に及んでこうした態度にでている。もう一つは、いやこの期に及んで調子よく見解を翻したというのではなく、こうした日米を見つめる視点はそもそも存在したのだが、ポピュリズムの風が吹き荒れる中、その主張は声を潜めざる得なかったのもおそらく事実であろう。つまりこうした良識派なりリアリスト的な視点はもともと存在はしていたということだ。しかしなんとチキンな。避難を恐れずに根性出して正論を吐けよといいたいが、皆さん自分の生活を心配したのだろうから仕方なく理解はするが、そうしたチキンな態度が国を脅かしているということも一言付け加えたい。とにかく、こうした危機的状況の中で良識と現実主義のサイレントマジョリティが声を出し始めているであれば、僕はとりあえず歓迎したい。にほんブログ村
2017.03.07
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言いたいことが出てきた。韓国のTHAAD配備を決めてから、それまで蜜月関係を築いてきた中国の態度が急変した。今回韓国ロッテグループが自社が持つ土地をTHAAD配備のために差し出すと決定したから、中国国内でロッテに対する締めつめのみならず、韓国企業に対する締め付けが本格的になりつつある。テレビに映る韓流スターには、モザイクをかけ、韓国への中国航空便の乗り入れを中断させている。それに加えて今回、韓国への旅行商品を禁止する処置を出したらしい。中国からの観光客が前面ストップするとなると観光業界への打撃は決して少なくはないだろう。さすがは中国だ。このような状況の中で、韓国の新聞は「中国がどういう国か判った」「日本は中国に圧力をかけてもそんな仕打ちは受けていない。韓国ももっと毅然とした態度をとるべきだった」といった論調が見られる。かつて韓国はよく言えばバランス外交として米国と中国を天秤にかけながら、どちらかというと米国より中国に傾いていた。国際的な安全保障問題よりも経済的な利を取りに行ったとも言える。もちろん韓国にも言い分はあって、中国と良好な関係を築くことで北朝鮮問題・統一問題における安全保障上の保険をかけたかったということだろう。かくして赴任した在韓アメリカ大使は暴漢に襲われ、安倍首相の前で仏頂面外交の朴大統領は、中国の習近平国家主席の前では満面の笑み。正直なところ見苦しいと思った。バランス外交ではなく、やはりコウモリ外交だと思わざる得なかった。中国は未だ共産党一党独裁の社会主義国家であり、世界観や国家観、人権などの価値観において自由主義国家とは相容れない国なのだ。そして今日的国際状況の中では中国北朝鮮が諦めるまで、その膨張を封じ込める戦略を日韓米の協力の下でとらなければならないのは自明のことだ。それにもかかわらず、韓国指導者の態度は露骨にコウモリであった。経済交流をするなとはいわない。しかし自らの世界観と主張を明確にしながら、毅然として交流していくべきだったのだ。以前にも書いたが韓国は自分探しの旅をいつまでし続けるつもりなのか?自意識過剰になるのではなく、世界に対して自分たちの役割を早く見つけて、粛々と実行に移し、そうした努力で国際的地位を確立すべきなのだが…おしりをたたきたい気持ちだが、とにかくここは正念場なのだ。右往左往することなく、毅然としているべきである。こういった中、朝鮮日報の最近の記事は日本に対しても肯定的評価の記事が多いように思う。しかし中国に捨てられて日本になびくなど女々しいなどといじめないでほしい。日本肯定評価の記事が書けなかったのは、政府の態度が作る風が大きく影響するからなのだ。書きたくても風の中では叩かれてしまう。ゆえに今になって日本肯定評価記事を書けるというのは理解しよう。今更なんだという気持ちもあるが、僕もぐっとこらえ、韓国には今回のことを教訓にしてほしいと思う。もちろんポピュリズムの鎖を解かなければ、前には進めないのだが…にほんブログ村
2017.03.06
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韓国ソウルではデモの現場にでも行かない限り、平穏な日常が続いております。そんな中、昨日も書いたようなこの米韓軍事合同演習ののちすぐに、もしくは近々、斬首作戦つまり米軍特殊部隊、もしくは巡航ミサイルトマホークなどによる金正恩排除行動に出るのか?そして核施設や化学兵器施設攻撃を行うのか?まあ、ハードランディングがいいとも限りません。韓国、日本への影響も考えることなく、米国が無理をするということが本当にあるかどうかは疑わしいところでもあります。実際には今回脅しだけで終わる可能性の方が高いと思われます。韓国でも、そういったオプションがあることはあまり報道されていないようですから、まあいつもの話で実際はないだろうと踏んでいる節があります。しかし実際に米軍がいきなり実行に移したらどうでしょう?最後の悪あがきで日本や韓国(にある米軍基地?)に向けて北朝鮮が核もしくはVXなどを搭載したミサイルを発射しようとしたならば、それを食い止められるのか?(食い止められなかったらエラいことになります)暴発を食い止めつつトップの何らかの排除に成功したら暫定政府を作ることができるのか?喜多町制限政府を除去することで自国の安全と韓半島の安定を目指す米国と、北朝鮮の役割を残し自由世界に挟まれつつも共産党独裁体制の安定を図るため北朝鮮で多くの利権を主張したい中国との駆け引きはどうなるのか?安定的な統治に移行できるのか?それでも飢餓に苦しむ多くの人々が難民として韓国中国日本に押し寄せる事態となるのか?そういったハードランディングで韓国が経済的負担に耐えることができるのか?専門家のこういった突っ込んだ議論を聞いてみたいところです。懸念材料としては、韓国国内の情勢として左派政権が誕生する可能性が高いことです。日米の意向に反しTHAAD配置にも反対し親中親北的態度に出ることは明らかですから、そのことが今後北朝鮮を助長する要素になるとアメリカが判断するならば、そういう政権を樹立させないための何らかの工作を韓国国内でするか(米国が握っている左派陣営のスキャンダルをリークして形勢を変えるなど)、もしくは…ということもありうると思われます。また今回の軍事合同演習中に演習の報復的に北朝鮮がミサイル発射実験を特にICBM発射実験でもしようものなら、これはハードランディングシナリオに向かう可能性が高くなってしまう。対北政策、米の軍事力行使プランを日本首脳も認識か 日米会談めぐり米紙報道にほんブログ村
2017.03.03
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今月の米韓合同軍事演習ののちに、米軍による金正恩斬首作戦が敢行されるかもしれないと噂される。【スクープ最前線】“新”正恩氏斬首作戦 トランプ氏「最終決断」秒読み…特殊部隊の単独作戦で「すでに待機」北朝鮮・金正恩「斬首作戦」に米中GOサイン! 動き出した暗殺者(1)トランプ大統領就任、北朝鮮のミサイル実験、金正男氏暗殺事件、東アジアの国際情勢が予断を許さない。そんな中で拉致被害者奪還にも関心が高まる。憲法上の縛りとは別に、果たして自衛隊の実力によって拉致被害者を奪還することは可能なのか?そんな疑問に対しては陸上自衛隊特殊作戦群(特殊部隊)の初代群長である荒谷卓氏、並びに海上自衛隊特別警備隊(特殊部隊)の先任小隊長出身の伊藤祐靖氏が可能だと答えている。ただし自軍の犠牲は救出者の5倍から10倍になる作戦となるとも語っている。にほんブログ村
2017.03.01
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「市街戦が始まる」と悲鳴をあげた韓国紙「北爆」危機の中、南では左右対立が激化韓国大統領退陣追求デモ、当初は家族連れも多く見られた穏やかなデモだったそうだが、会社の同僚の話によると現在はプロの政治団体主導で非常に殺伐としていて時として恐怖も感じるような集会になっているらしい。退陣に関して今日賛成反対はがデモを行っている。先導する政治家たちが弾劾裁判の行方について自分たちの陣営が気に入らない判決が出る場合、従わないと行っている状況にあるというのが記事の内容だ。国民情緒法と揶揄されているぐらいなら可愛かったのだが、この状況を機に戒厳令や革命を起こしかねないところまで来ているという。記事のタイトルの「市街戦が始まる」というのは、再び朝鮮戦争が始まるという話ではなく、韓国の保守派進歩派が実力行動に出ると言い出しているというもの。過激な実力行使に大多数の国民は、むやみに従うことはないだろうが、言論空間で政治的雰囲気を作って来た韓国マスコミもなんども繰り返すが今までポピュリズムを煽りに煽っていたのではないか?社会や歴史の文脈を無視して正義を振りかざしすぎたのではないだろうか?何よりも憲法や法律を無視してでも信念を貫くとある。憲法や法律よりも大切なものがあるというのも分からなくはない。日本ですら憲法や法律の縛りを守ろうとするが為に問題になることがある。その問題がすぐさま解決しなければ国家にとって重大に危機に直面するといった場合、どうなんだろうか?という意味で、わからなくはないのだが。しかし気に入らないことがあるたびに国家重大の危機だと謳いつつ、毎回大統領弾劾デモ行いことを許して来たら、それこそ立憲民主主義の危機だ。煽って来た新聞がそれに気づき悲鳴をあげているという記事でもある。同時にやはり親北左派政権が樹立して米韓同盟を無視して北朝鮮寄りの政策を打ち出した場合、考えられうる国家の混乱を恐れての悲鳴でもある。でも韓国の日常はなんの変わりもない穏やかな日常が過ぎて行っているのである。第98周年31節記念式で黄教安大統領代行(首相)は演説で日本との関係を未来志向的なものと捉えた発言をしている。プロ活動家の逆ポピュリズム扇動に踊ることなく、良識的で常識的な風が強まることが望ましいのだが。にほんブログ村
2017.03.01
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金正恩が怒っているとすると、今回の事件をどう評価しているのか?北朝鮮に逃亡した犯人たちは、そこで処刑されてしまうのか?中国は今回の件で金正恩に対して本当に怒っているのか?アメリカは各ミサイル開発と大量の化学兵器を持つ北朝鮮に対して斬首作戦に打って出るのか?いやいや、暗殺されたのは影武者だったのか?今回の金正男暗殺事件を取り巻く真相と今後の国際情勢への高い関心とともに、一方では金正男自身の人柄についての関心も今更ながら高まっている。いいやつだったんだろうか、ヤクザみたいなゴロツキだったんだろうか、可哀想な人間だったんだろうか、愛人たくさんいたのか、などなど。先日韓国ケーブルテレビの時事バラエティーを見ていたところ、ある人がふとこう言った。「金正男って本当に北の人なの?」韓国的な反語的表現だった。というのも金正男の話す言葉はまず独特の北の訛りがない。南の韓国人が話すの韓国語と違和感がないというのが、反語の最初の理由。次に金正男は韓国のことを「韓国」(ハングク)と言っていたという。実は北朝鮮の人は韓国のことを「韓国」とは言わないのだ。彼らにとって正しくは「南朝鮮」、ましてや金正男は金日成の直系の孫なのだ。彼が韓国を「韓国」と言ったというのは、事件といえば大事件でもある。逆に南の人間からすれば、金正男に共感してしまう事件でもある。もっと大事件なのは金正男が北朝鮮のことを「北韓」(プッカン)と言っていたということ。南の韓国では北朝鮮ことは「北朝鮮」とは決して言わない。政治的にも慣習的にもどこまでも「北韓」なのだ。つまり北朝鮮では「北韓」とは決して言ってはならないのである。金正男の話す言葉を映像で見たのであろう。それが韓国の記者とのインタビューで韓国人にわかる言葉をあえて使ったとしても、北朝鮮という政治的文脈においては完全にアウトなのだ。敵とみなす自由世界のブランドを好んだ点においても、北朝鮮的にアウトな発言をした点においても金正男が開放路線主義者だったのは間違いはないだろう。そして、同時に韓国をはじめ自由世界のコードで「普通」に暮らしていた人間、暮らせた人物だったのだ。にほんブログ村
2017.02.27
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スーパーで買ってきました。懐かしの黄色い鍋。韓流ドラマなんかでラーメン食べるシーン、こんなオールドファッションな鍋で食べてるの見たことありませんか?確かにもともと仕方なく食べる系の即席ラーメン。それを演出するためにもこんな鍋を使い、器に移すことなく、そのまま食べるのが定番。実際に韓国の人は鍋そのままでラーメンを食べるって、よくあることですよ。そんなわけで、雰囲気を出すために買ってきました。この写真の傍に写っている、小さい器はマッコリ用です。マッコリも仕方なく呑む系の酒なので、それらしく仕方ない系の器で呑むのが定番。でなければ逆ぶりでいい盃で高級な雰囲気を出しちゃうとか。こんなアイテムたちはスーパーで買えますから、韓国旅行のお土産によくないですか?にほんブログ村
2017.02.24
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美味しそうに見えますか?ノンヒョン洞「モクチャコルモク」これは食堂が並んだ道だという意味ですが、そこに行って来ました。韓国の哲学を学んでいるという京大生、彼とは大阪で某プロデューサーの先生から紹介されたのですが、ソウルで再会して一杯やろうということになりました。この青年と日韓関係について大いに語り合ったというか、京大生相手に日頃語りきれない思いを一方的に吐き出したみたいになりました。もちろん彼が何かやってくれることを期待してですけれど。料理の方ですが、二人で食べきれないほどの蒸し貝が運ばれてきました。大きさだけで雑といえば雑なんですが、韓国焼酎のアテとして、なかなか雰囲気あるのではないでしょうか?にほんブログ村
2017.02.23
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韓国のポピュリズムについてさんざん語ってきましたが、韓国人のとある製造業の社長さんと話している中で、その方が突然韓国のポピュリズムの問題点を強く指摘されるということがありました。要旨はこうです。国民受けしやすいが企業の首を絞めるような公約を政治家は当選したいがために掲げ、それを法律化したために、外国企業は誘致されないし、国内企業は外国に逃げていく。結局、失業率が今後高くなっていく。国家の未来を考えた施策を政治家は打とうとせず、保身のために国家は蝕んでいく。嘆いておられました。サムスン電子もしかりですが、企業を相続する場合に評価の基準があまりにも高く設定されているために多額の相続税を支払う必要が出てくる。納税するためには企業を売却するしくなくなり、経営の連続性が保証されない事態が起こり、企業競争力が損なわれる。こういう問題のある制度設計、法律が作られていくのは全くのポピュリズム政治のせいだという話でした。これは深刻な話です。国民がマクロな経済の視点に立てないと正しい政策が支持されなくなるわけです。ポピュリズム民主主義が問題なのか、民主主義がそもそもポピュリズムに陥りやすい問題をはらんでいるのか、どちらにしても今日、韓国も世界も民主主義は歴史的挑戦を受けていると言えます。いや民主主義が挑戦を受けているのではなく、人間社会が挑戦を受けているのでしょうね。にほんブログ村
2017.02.22
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韓国でも日本の「深夜食堂」や「孤独のグルメ」が人気だ。こういう番組フォーマットを日本では俗に「飯テロ」と呼ぶらしい。「深夜食堂」に関しては、ドラマ性が非常に高いので「飯テロ」とは思わないが、「飯テロ」とは食欲を刺激し、かつ食欲の代理満足を満たす映像のことだと勝手に定義してる。食べることは、人間の本能なわけだから、このフォーマットは、万国共通に人気のジャンルになると考えられる。韓国では。インターネット放送、韓国のニコニコ動画に匹敵する「afreeca TV」、僕は見てないが「飯テロ」フォーマットは当然のごとく人気だという。韓国語では「モッパン」。食べるの「モッタ」に、放送の「パンソン」の合成語なのかと推測される。テレビでは長らく、日本のようなグルメ番組がなかった。まだまだ生活の余裕のない、もしくは貧困も存在する韓国で国民的な意識として贅沢なレストランの紹介は憚れたのであろう。これはかつてゴルフ番組も同様で、朴セリがLPGAで活躍する前はテレビでゴルフネタは存在しなかった。ところが最近、料理番組やグルメ番組が登場し、料理人がテレビの人気スターとなったのである。そうなると次は「飯テロ」の出番となるのも当然の流れ。同時にインターネット放送での人気フォーマットがテレビに流れ出すという動きと相まって、今後「飯テロ」ブームはしばらく続くと思われる。にほんブログ村
2017.02.20
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朝スマホを見ていたらニュースが飛び込んできました。サムスントップを逮捕 韓国「系列企業の合併に政府が協力した見返りに、崔被告らに多額の支援を行っていたとして、贈賄などの疑いで逮捕」ということですが、韓国としてもGDPの20%にも上るサムスンをある程度守らざる得ないという経済政策上の配慮とも思えるし、歴史的にも文化的にも常に権力の横暴さに顔色を伺わざる得なかった経済界は上納が慣習になっていたと思う。知り合いの韓国人社長たちは異口同音に言うのであるが、常に権力に対する「管理」を力説する。賄賂といえば賄賂なのだが、権力側も明らかに差別待遇をするので、リスクヘッジとして仕方がないといえば仕方がないように思える。サムソンがかつて政権にハシゴを外され痛い思いをしているので、政権には逆らえないという思いは染みついているはず。以前も力説したが、そういう韓国の文化背景と今日の経済的状況でこんなハードランディングをしていいのだろうか?「新橋の焼き鳥屋で、日本のサラリーマンと酒を飲んだ時は非常に幸せだった」 専門家が語る金正男氏の素顔とは(AbemaTIMES)日本のネット民は「まさお」と呼び愛着を持っていたという金正男。新橋の焼き鳥屋にも来ていたのか。神田のバーで知り合いの社長が「中国で金正男とビジネスミーティングをした」と言っていたが、次回会ったら金正男についてもう少し聞いてみたいと思う今日この頃である。にほんブログ村
2017.02.17
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史上最悪の「兄弟ゲンカ」金正恩は、兄・金正男も「処刑」する気だ今日はこの話題を避けられない。そして上の記事だが、2014年1月16日に、つまり2年も前に書かれた記事である。まるで映画やドラマを見ているような、話としては面白いのかもしれないが現実だとするとゾッとするようなことが起こっているわけである。記事にあるように僕も金正男が金正恩に変わって、つまり中国の力か何かによって開放改革を志向する政権にソフトランディングするのが望ましいのではないかと考えていたが、今回の暗殺でそのシナリオも無くなってしまった。朝鮮大学出身で韓国国籍を持つ知人は「北朝鮮はどこへ行こうとしているのか?」と危惧していた。今回のことで世界的にも決定的に「ならず者国家」の烙印を押され、まともな外交交渉ができなくなるのではないか?いや、フィリピンのドゥテルテ大統領も殺しをやっちゃうっていう点においては、似てるのか?とにかく国家とは何かと、近年「国家」というシステムの持つ文脈を考えずにいた島国日本にとっても重い課題が突きつけられようとしている。「韓国人に生まれなくて良かった」元駐韓大使が心底思う理由タイトルが刺激的でアクセスも多い記事だが、韓国が嫌いで元大使がこう言っているのではない。若者が疲弊する激しい競争社会、そんな社会で自分が生まれたら日本で大使まで出世できた自分もチャンスはなかったかもしれないという表現である。うちの息子は韓国人に生まれはしなかったが、韓国語を母国語とした日本人として韓国人が受ける普通の教育を受けてきた。外国人として韓国の激しい競争社会にさらされて、結構きついのかもしれない。そういう中でアンフェアな今回の大統領を取り巻く事態で若者は憤慨しているのだと記事では解説する。客観的には、パク大統領があそこまで責められなくてはならない道理はない。テレビやマスコミもちょっとやりすぎているし、何よりも左派の戦略的暴走も大きい。しかし朴大統領が国民の国民の社会に対する絶望感、そういった思いに共感できていないのも事実。結局為政者は、経済政策で失業率を下げることができなければ、いくら外交・安保だけ頑張ってもダメなのだ。私の周りを見ると、就職難の韓国を離れ、子弟を縁故のある日本など外国に留学させ、就職させる韓国人も少なくない。そうせざる得ない韓国は今とても不幸なのだ。にほんブログ村
2017.02.15
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