買書とつんどくの日々

買書とつんどくの日々

2008年06月20日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
マイケル・ドリスの「朝の少女」を読みました。
短いので、すぐに読めてしまいますが、これはなかなかの本だと思いました。

この物語に描かれている楽園を、無条件で受け入れられるほど無垢で有りえない自分を持て余してしまいますが、この本には間違いなくある種の英知があり、それは貴重なものだと思えるのでした。

しかし、最後は楽園(=無垢)への征服者(=神?)の到来であり、大きな衝撃を受けるとともに、歴史の非情にやるせない思いをすることは間違いないでしょう。

とびきり大人向けに書かれた子どもの本です。
甘くありません。

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↑ 残念ながら品切れになっているようです。





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Last updated  2008年06月20日 06時29分34秒
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