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20251114FRI 神社に詣でて来た。明日は七五三なのに狭い境内には誰もいない寂しさがあった。普段は神職もいない地元の氏神さまはこんなもんなのだろう。 朝、ブログを書いてアップしたら失敗に終わった。調子は完全には復旧していないらしい。 何を書いたかだが、唱歌「出征兵士」を題にした。唱歌の教科書で、よく知られた唱歌の前後には軍国調の唱歌があるのが何とも面白くなかった。目次で見ると、唱歌「出征兵士」は第六学年用にあり、有名な唱歌「故郷」の前を邪魔している。これがけしからんというわけだった。 唱歌「出征兵士」は、出征兵士を送り出す父や母や弟や妹の立場から1節づつ思いを述べたもので、日本人もこういう教育を受けたのだなと当時の人々を心底哀れに感じたものだ。 それが消えたわけである。何か悪いことでもしたのかと思うが、それは他意はなくただ消えただけだとも思う。 ここのところの書きざまは変わってしまったが、その「出征兵士」の歌詞6番までのうち、1番と2番をやはりアップさせていただきたい。 唱歌「出征兵士」 文部省唱歌1、行(ゆ)けや、行けや、とく行け、我が子。 老いたる父の望(のぞみ)は一つ。 義勇の務(つとめ)、御国(みくに)に尽くし、 孝子(かうし)の誉(ほまれ)、我が家にあげよ。2、さらば行くか、やよ待て、我が子。 老いたる母の願は一つ。 軍(いくさ)に行かば、からだをいとへ。 弾丸(たま)に死すとも、病に死すな。 3~6番省略(「新訂尋常小学唱歌(第六学年用)」明治7年 文部省)。。。。。。。
2025.11.14
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20251113THU 曇り空。肌寒い。 子供の頃は“ラ・フランス”などの洒落た名称は無かったから、その後品種改良されたものだろう。 いわゆる洋ナシは食べ頃を間違いなければ本当に美味しい果物だ。舌触り、歯ざわり、味、香りなどどれをとっても美味しい。 惜しいことに、旬の時期を見極めるのが難しい。 今日、2個目をいただいたが、申し分なしで美味しかった。二日前の一個目より更に熟成した感じで、逆にこれ以上は置けないなというところだった。 岡山の桃も素晴らしく美味しい。 奈良の柿もこれ以上何を求めるかというくらいに美味しい。 ただ、奈良の柿は「菊の香」や「古き仏」などには関係がなく、なぜかいつも思い出すのは関西のドケチ根性だ。心からなる賛辞を伝え、皮をむいて適宜の大きさに切り分けた柿を食べ終わり、さて近鉄で大阪に出るという時、当然いくつかを袋などに入れてくれるものと思っていたが、ポケットに入れて行けという言葉も無かったことだ。ザルには同じ柿が山に盛られてあった。 これで関西人のエゲツナサ、ドケチ根性は根付いてしまった。 柿を見ればいつもそのことを思い出す。。。。。。。。
2025.11.13
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20251112TUE 下弦 一の酉。24日振替休日が二の酉。 よく眠れている。でも少し熱があるような感じだ。外出はせずに家の中で過ごす。 インフルエンザの予防接種は済ませている。 窓を開けて喚起すると、外はなるほど冷たい風がある。 リハビリも結構さぼっている。自分に返ってくるのだし、こんなことではいけないのだ。 リムショットのScore Grapher Pro Ver.6.0 でハッカーに抜き取られた楽譜を再び採集している。 文部省唱歌が中心だ。Score Grapher に有名な唱歌はほとんど入っているので助かっている。ダウンロードするだけで済む。 コーラスを再編するのは無理だと考えている。もう、そんなに若くはないし、伴奏を弾いてくれるピアニストを探すのも用意できる手当のこともあり、難しいだろう。 歌いたい人はたくさんいるだろうし、声を出す場が欲しい人も多いと思われる。これからは年末に向けて讃美歌なども良いだろうが、なかなか思うに任せない。 有名な「冬景色」は現行の教科書にも載っている。しかも、問題の「水鳥」は楽譜下の読みによると2種類とも「みずとり」と澄んで読んでいる。 冬景色 文部省唱歌1、さ霧消ゆる湊江の 舟に白し、朝の霜。 ただ水鳥(みずとり)ののどけしやして、 いまだ覚めず、岸の家。2、烏鳴きて木に高く、 人は畑に麦を踏む。 げに小春日ののどけしや。 かへり咲の花も見ゆ。3、嵐吹きて雲は落ち、 時雨降りて日は暮れぬ。 若し燈(ともしび)のもれ来ずば、 それと分かじ、野辺の里。(「新訂尋常小学唱歌(第五学年用)」 昭和7.文部省 )。。。。。。。
2025.11.12
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20251111TUE 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 子規 渋柿の滅法生(な)りし愚さよ たかし 子規の名句が柿の季語のところに載っていた。山本健吉編「季寄せ 下」にである。 子供の頃、甘柿はほとんど手に出来なかった。渋柿を樽に入れて焼酎などで渋抜きしたものを食べたのだが、渋抜きは家では出来ず、行商のおばさんが売りに来たのである。これは結構うまかった。東京にはこれが無いので非常に残念に思う。 子供の頃は東北の田舎育ちである。木に登れば渋柿はいくらでも捥ぎ取れたが、一度でも渋柿を齧ったら最後であることは身に染みて知っているから、完熟するまでは放っておく。カラスもその他の野鳥も啄まない。青い実がたわわに生るのである。 2番目の「たかし」の句も、よくその内容が分かる。葉も落ちていよいよ寒さが勝り、木々には何も実が無くなるころ、カラスのおこぼれをいただくか、カラスさえ食わないものを人間が食えるかと偉ぶるかどちらかだが、実際は渋柿にそんなに魅力は無くなっていた。リンゴなどふんだんに出回るのであった。 子規の柿好きは有名で、新聞にこんなのも載っていた。 柿喰ひの俳句好みと伝ふべし 子規 風呂敷をほどけば柿のころげけり 子規
2025.11.11
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20251110MON 昨日のはアップされていた。 今日のはアップされていない。 これはどうかな?今日の2度目だけど。
2025.11.10
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20251109SUN アップしたはずが失敗して消えてしまう。 暫らく混乱は続くのだろう。 少々待ってみるのもいいのかな。立冬過ぎたけれど、秋を探索に近所をうろつくなど久しぶりかもしれない。 この短い文章はどうなるか。
2025.11.09
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20251107FRI 立冬 冬立ちて立冬ほどの寒さかな だめかな 2011年11月8日(この年の立冬は8日だった。)にものした駄句に「冬立や立冬ほどの寒さかな」がある。切字「や」「かな」が重なっていることには気づいていた。それを上の句のように、大袈裟に云えば推敲したのである。これでもダメなので、そうした場合は山本健吉編「季寄せ 下」を見ることになる。 佐久の郡(こほり)ものの音なく冬に入る 普羅 立冬の候の例句の一つに上がっている。これでやっと冬に入れた。 昨夜は久しぶりにゾクゾクした寒気に襲われた。気を落ち着かせる安定剤のセルシン2mgを1錠服用して布団の中でじっとしていたら、割合に早く悪寒は去ってくれたようだ。それでもラジオ深夜便を聞きながら夜中の2時ころまでは眠れないで悶々していた。 耳の聞こえが悪くなっているので、アナウンサーの語り掛けは早口に聞こえる。深夜便が始まった頃からすると事実早口になっているのではないか。「夢のハーモニー」のあのゆったりした物言いを引きずって始まったと思うのだが、時代は変わったのであろう。 このように書いてアップしようとしたのが午前9時ころだった。突然、別の何かに変わってアップに失敗した。「復元しますか」と聞いてくるものと思ったが、ブログに到達できなくなった。 悪戦苦闘を諦めて昼めしを取ってから眼科に行ってきた。それでもなぜか素直に到達してくれない。いろんな方法でアプローチして、漸くここまで書いたところだ。。。。。。。。
2025.11.07
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20251106THU 秋土用明け 昨夜の満月は曇り空で見られなかった。 その代わり夜はよく眠れた。前日の夜に寝られなかった分も寝た気持である。 ここのところ寒気はひどくない。暖房も用いなくてもよいくらいの時がある。 メモを拾い読みしていたら、こんなことが記してあった。ほんとかなと思うところもある。しかし参考にはなりそうだ。◎ネタドリ 2018年4月13日から関東甲信越のNHK総合テレビで生放送され る地域情報番組◎あし天 特定の地域の明日の天気。◎パブコメ パブリックコメント◎トクリュウ 匿名・流動型犯罪グループ」の略◎せかほし 世界は欲しいものに溢れている。◎ワクハラ ワクチン接種の有無のついて詮索する。◎フォトハラ 写真を撮ったりSNSにアップしたり。◎アルハラ 酒席でのハラスメント。◎サトハラ 里帰り強要◎コンカフェ コンセプトカフェ◎二ホミン ←二ポミン 「日本の民謡」◎サラメシ サラリーマンの昼飯。◎食べログ 「美味しいお店」が見つかるグルメアプリ◎ネタドリ 首都圏情報ネタドリ!NHK◎ゆう5時 ニュースライブ!ゆう5時 2002.4.4~2024.3.7 NHK総合報道番組 。。。。。。
2025.11.06
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20251105WED 満月 今日の満月は1年で最も大きく見える満月だという。 月との距離が近いのだそうである。 アメリカ先住民の満月の呼び名に従えば Beaver moon というようだが、アメリカ先住民の呼び名がなぜ日本に伝わったのか面白いところではある。 今日の天気予報では東京の夜は曇だから、満月は見られないかもしれない。 昨夜、結構丸い月が出ていた。朧に見えたのは空が霞んでいたのか、当方の眼鏡を掛け違えたのかどうか、近くを見るためのものと、遠景を含んで日常に掛けるものと二つあるそれを時々間違えるのだ。 昨夜は夜中に体調不良であった。「ラジオ深夜便」が始まるころ安定剤を飲んだが落ち着かず、1時間ごとにトイレにたって朝方3時過ぎまで目覚めた状態でイライラしていた。そのうちに落ち着いてきて、ラジオ体操も夢で聞いてから床を起きた。 時々やって来るこの不調。すぐ治まる時もあれば2日あるいわ3日も続いたりするから厄介だ。掛かりつけ医にも診てもらっているが、もっぱらセルシン2mgでなだめている。 セルシンとは長い付き合いだ。最初の頃の医師は「習慣性があるから」との理由でなかなか処方してくれなかった。今の医師は毎食後1錠づつ1月分を出してくれる。これを大事に半年から1年くらいに延ばして用いる。 何しろ、ホリゾン、コントールなどの時代からの相棒なのだ。これが効かなくなったら終わりでもいいと考えている。 。。。。。。。
2025.11.05
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20251104TUE 昨日の東京は快晴だった。午後3時の天気に限ってのことだが東京のみが快晴だった。四大工業地帯のうちの東京だけが快晴だった。 気象衛星からはそのように見えるのか、本当にそうであったのか、疑問が残る。 ロサンゼルスではワールドシリーズ優勝パレードが華やかに催された。日本時間っでは今日の午前早くになるのだろうか。日本の3人の選手は良く頑張ってくれた。ご苦労さんでした。 初めての女性総理大臣も、国際会議など首脳外交に頑張ってくれた。ご苦労さんでした。 ただし、総理としてより女性を意識していると思わせる不可解なところもあった。トランプと腕を組むのは感心できない。親父に手を引かれてバージンロードを歩く花嫁のすることではないか。そうでないにしても首脳同士ではなく恋人同士がする振る舞いだ。そんな不適切なところが様々あった。 これから先、やや不安な材料を残してくれたと思う。 韓国のりが好きなのも韓国コスメを使っていることも韓ドラを見ることも勝手。 総理がそこまで媚び入るのか、海苔もコスメもドラマも好みで良いわけだが、それらは世界に認められているものが日本にもある。 総理なのだから日本のことを考えるべきだ。
2025.11.04
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20251103MON 「文化の日」 戦前は明治天皇の誕生日で「明治節」といわれ、四大節の一つであった。明治節とは何だろうと思い、日本史用語集や法律学小辞典などを探すが、手元にある小さい文献では明治節などそのものが用語として取り上げられていない。 広辞苑は明治の項の中に「-・節」とあり、そのままを記しておく「旧四大節の一。十一月三日。明治天皇誕生の日を卜して昭和2年制定。昭和23年廃止。今、この日は「文化の日」で意義を異にする。」 「四大節」は広辞苑にもない。代わって「四大工業地帯」があって、いささか吃驚した。京浜・阪神・中京・北九州の四つの工業地帯の総称だという。最近は聞かないので驚いた。 「新訂尋常小学唱歌」復刻版の解説に大和淳二氏(東京音楽大学客員教授・元文部省視学官)が解説を書いておられる。これから推測すると「四大節」は「一月一日・紀元節・天長節・明治節」だろうと思う。それぞれに唱歌が作られている。 明治節 作詞 堀沢周安(1869-1941) 作曲 杉江 秀(?-?)1、アジヤの東日出づるところ、 ひじりの君のあらはれまして、 古きあめつちとざせるきりを、 大御光にくまなくはらひ、 教あまねく、道明らけく、 治めたまへる御代たふと。2、恵の波は八州に余り みいつの風は海原越えて、 神のよさせるみわざをひろめ、 民の栄行く力をのばし、 とつ国国のふみにも、しるく とどめたまへる御名かしこ。3、秋の空すみ、菊の香高き、 今日のよき日を皆ことほぎて、 定めましける実りをあがめ、 さとしましけるみことを守り、 代代木の森の代代とこしへに 仰ぎまつらん、大みかど。(「新訂尋常小学唱歌 思い出に残る国民学校唱歌」復刻版付録より) なお、各節の3行目4行目は1行目2行目のメロディーを繰り返すA+A+Bの形式の洒落たつくりである。公募による作曲だそうで、従来の歌に比すると「七音階の各音もそのところを得て用いられており、好もしい曲になっている。」と金田一春彦・安西愛子編「日本の唱歌[下]」で好意的である。。。。。。。
2025.11.03
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20251102SUN 十三夜。亥の子。炉開き。 十三夜 陰暦9月十三夜、すなわち11月2日の夜の月。十五夜とともに「二夜の月」と言って、月見をする。後の月、また十三夜といい、枝豆・栗を供える。今日がその旧暦9月13日。 亥の子 旧暦10月の亥の日におこなわれる農村の行事。関西で盛ん。京都御所と烏丸通を挟んで体面する神社では暗くなってから華麗な行列を作って御所に亥の子餅を献上する風習が残っていたが、現在はどうだろう。御所の築地を背景に錫杖を突きながら提灯の明かりで清所門を参内する行列は一巻の大和絵のように美しかったことを記憶している。 炉開き 茶の湯の世界では重要な年中行事。風呂から炉へと変わる。 以上、経験による記述もあるが、主に「季寄せ 下」から引用させていただいた。御所に面する神社、御霊神社と云ったかどうか、今となって定かではない。 昨日は『万聖節』。カトリックの祝日。「ケルト民族は、この前日をハロイーンと称し、死者の霊が、親族を訪れる日とし、悪鬼妖怪に仮装して戯れる。」 今日は『諸霊祭』。日曜日の時は3日。今年はまさにこれにあたる。奉教諸死者祭と云い、カトリックで、すべての使者を記念する日。煉獄で苦しみを受けている霊魂が、天国にはいれるように祈る。 これらも「季寄せ 下」による。 ハロウィーンは万聖節の前夜祭のことだと知る。カトリック教徒でもない有象無象が渋谷などで混雑をもたらしている。あの騒ぎのことだ。
2025.11.02
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20251101SAT 山本健吉編「季寄せ 下」の11月の項は「冬に入る月で、暖かい小春日がつづく。」と説明も短く、次の句ほかが掲げてある。 峠見ゆ十一月のむなしさに 綾子 分かるような気もするが、凡人には今一理解が及ばない。 神無月の項の例句は何度か掲載させていただいた漱石の句など二句が載せてある。 空狭き都に住むや神無月 漱石 高き木の立並びけり神無月 青畝 青畝の句が俳句初心者には解せないところだ。 どこの風景だろうか。東京か山陰かで「高き木」の様子が異なってくると思う。 そんなことを思っている手に負えない素人である。ーーーーーーー ワールドシリーズはドジャーズの2勝3敗で、いまテレビで第6戦が始まったところだ。 夜中に雨は十分降ったのだろうか。東京の空は快晴と見えて、行きそびれている眼科に行こうとも思うが、ここは後がないドジャーズの応援をするしかあるまいと思われた。
2025.11.01
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20251031FRI ハロウィン。 「季寄せ 下」にも広辞苑にもハロウィンの項目はない。 ハロウィンが取り上げられるようになったのは割合に新しいことなのかもしれない。 キリスト教関連か何かの前夜祭のことだとは聞いたような気がする。 山本健吉「季寄せ 下」の晩秋の候の辺りに有名人の俳句がいくつもある。11月7日「立冬」から12月7日ごろの前日「大雪」までの初冬に入るその直前に当たるちょうど今頃の季節だ。 その有名人の句を適宜拾い出しておこうと思う。 つゞけざまに嚏(くさめ)して威儀くづしけり 虚子(1874-1959) 水洟や鼻の先だけ暮れ残る 芥川龍之介(1892-1927) 吸入の妻が口開け阿保らしや 前田青邨(1885-1977) 空狭き都に住むや神無月 夏目漱石(1867-1916) 芥川には有名な「鼻」という短編があるが、この句では鼻の先が少し赤らんでいるのだろうか。 近所の割に大きな薬局に努める若い店員達は、吸入器を知らない。吸入器はあるかと聞いたが誰も吸入器そのものを知らないようだった。「水飲(すいのみ)」も知らなかった。取り寄せてもらうことにしたが、それ切りになっている。 吸入器は薬品を垂らした水を水蒸気にして横に引き出させて、口を開けてその水蒸気を吸い込み、喉を癒す家庭用医療器である。口を開けるのでいやらしいと見るか、そのメカニズムに感激するかは様々であろうが、あの装置は口を開けなくとも見ていて飽きない。蒸気にするためにアルコール・ランプを用いたと思う。火を用いるあの淡い危険さも耐え難い魅力があったものだ。。。。。。
2025.10.31
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20251030THU 上弦 テレビでワールドシリーズの第5戦を中継している。 ブルージェイズ対ドジャース。 アメリカの球場の巨大さに驚く。そして、その巨大な観客席を埋めるファンの多さにも驚く。 アメリカ人は本当に野球が好きなんだなと思う。 そして更に、対戦開始前にアメリカ国歌斉唱があることを羨ましいと思う。 日本シリーズも始まっているが、対戦開始前に「君が代」が歌われるかどうか。これを知らない。 大相撲でも場所ごとの15日間のそれぞれ始まりに「君が代」が歌われているのだろうか。 それより、国会開会式などに天皇陛下臨席のもと「君が代」が歌われてよいのではないか。名手の独唱でもいいが、そこにいるもの全員の斉唱でもいいと思う。 国民の祝祭日に、各家庭の門口に「日の丸」が掲げられることは殆ど無くなった。 小学校の式典で「君が代」を歌うことはあるのだろうか。 第一、校庭に国旗掲揚塔はあるのだろうか。 文部省は何をしているのだ。 人が集まれば「日の丸」を揚げ、「君が代」を歌う。 こうなるように、女性初の総理大臣にお願いしておこう。。。。。。。。
2025.10.30
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20251029WED 旧暦9月9日。旧重陽。 菊の香や奈良には古き仏達(ほとけたち) 芭蕉(笈日記) 元禄7年9月9日、俳聖芭蕉、奈良での作。「重陽の日に奈良へ着くことを、芭蕉は考えたらしい。芭蕉の脳裏は、菊の香でいっぱいだったし、それがこの古京での回顧の地色となり、ひいてはこの句の地色となり、「古き仏達」を呼び出す。取合せ物として、眼前の菊を詠みこんだといったものではない。「仏達」という言葉にも、仏への親愛感があふれている。」(山本健吉「芭蕉全発句 下巻」) 富山湊「芭蕉文集」(新潮日本古典集成)によるところでは、杉山杉風宛て書簡にこの句があり、9月9日に「重陽の日南都を立ち、すなはちその暮れ大坂に至り候て云々」とあり、この日に奈良を立ったことになっている。 いずれにしても、「「菊の香」「奈良」「古き仏」と列挙して、そこに醸し出される古雅な情趣を表明し、旧都奈良を賛美した吟」と頭注にあるとおりである。 いい句だなと思う。奈良と聞くと本当に「菊の香」と「古き仏」が思い出される。 忙しい日程をこなされている総理を瞼に浮かべ、自分は「奈良の女」であると云ったそのことを、ちょこっと思い出したのである。
2025.10.29
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20251028TUE 昨夜早くトランプ大統領が訪日された。 エアホース・ワンは大きな大統領専用機であるが、かつては我が国にもたくさん飛んでいて我々も利用したジャンボといわれたボーイング747である。これが羽田に着陸する様子から、大統領専用ヘリコプターで羽田を飛び立ち都心に入って、今度は長い車列を組んで皇居の御所に天皇陛下と会見のため向かわれた。 その様子も中継で出ていたが、ヘリはなんだってあんなに低く飛ぶんだろうと怪しむほどビル街すれすれに飛んでいた。高層ビルより低いのではと思われたし、どこかに引っ掛けたら大変だとハラハラドキドキさせられた。 要するに、夜に入ってすっかり暗くなった東京の空を一時占領されたのである。はなはだ面白くない光景であった。 しかし、東京のビル群もなかなか見ものだなと感じたのではないか。窓々の電気の輝きは美しさを通り越して活気と華やぎに満ちていた。こんな光景は大統領でも来ない限り見られないかもしれない。 トランプは、アメリカは日本を守るが日本はアメリカを守らない、不公平だという。これに対して日本は、戦後アメリカの方針でそうなったのであり、日本が武力を持つことを警戒して日本を守るから武装するなとアメリカが云ったことによるものだと、何故反論しないのだろう。我々はそのように理解している。だから、アメリカが日本を守って当然であり守る義務を負う。日本はアメリカの指図で武力を持たないからアメリカを守りたくても守れないのだ。 この意見が各種報道にも無いのが解せない。 今、迎賓館に於いて日米首脳会談が始まる前の儀仗隊による栄誉礼を受けているところだ。。。。。。。
2025.10.28
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20251027MON 午前中は動きたくない。体調が今いちのような気がしていた。 しかし、いつも行くクリニックは午前中がすいている。 今日も午前中にクリニックに行き、ついでにインフルエンザの予防接種も受けて来た。朝一番に電話予約しておき、用紙に記入したものを持参したことは勿論だ。 毎月の検診では、それなりに悪いところはある。検査結果は数値に多少の上下はあるものの、長い目ではだんだん悪くなる方向に向かっている。 年だからやむを得ないところか。 いま毎日の生活に痛いところや困った点などが無いだけ幸せというものだろう。 風呂の掃除などをすると腰痛があって難儀である。 眼科は毎月検診してもらっている。耳鼻科もかかりたいのだが近くにいい耳鼻科がない。 歯医者はお陰で今のところ大したものはないが、これも専門医に診てもらえばそれなりに悪いところだらけなのだろう。 嗅覚味覚も怪しくなっているかもしれない。自分の転失気(「てんしき」と読むが通用するのは落語の世界だけかな。)がいっこうに臭わなくなった。これが嗅覚が衰えたという一つの重要な証拠であると思う。。。。。。。。。
2025.10.27
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20251026SUN そんなにも寒くはない。 まだ、秋のさなかだから当たり前である。 どうも天気の感覚がいまいち正確にならない。 暑すぎた夏。寒すぎる冬の足音。 いま、10月はここまで来た。 朝から雨が降るともなく降っている。 コンビニまで出てみたが、外はそんなに寒くはない。 着る物に困る。 干ぴょう巻ぐらいは自分でできるようにしたい。 干ぴょうはそれ用に似たものをスーパーにあることを突き止めた。 すし飯だが、意外と難しそう。ネットで調べたがチョットの練習をどこでするか?道具はあるが後片付けが難儀らしい。 お好み焼きを作りたい願望を長く抱えている。キャベツを刻んだのをたくさん入れるあんなものではなく、子供の頃にお祭りの縁日で売っていたあれを作りたい。鉄板に粉を溶いたものを薄くのばし、粉海苔や紅ショウガやそんなものを塗り、棒に巻いて平たくし、最後はソースを塗って仕上げたものだ。串を持って歩きながら食べられる。 単身赴任などあったのだから真面目に料理に取り組んでおくべきだった。 いまからでも遅くないだろう。
2025.10.26
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20251025SAT 今日の新聞の「季語刻々」は次の芭蕉の句を掲げている。 行く秋や手をひろげたる栗の毬(いが) 松尾芭蕉 そうして、解説のところでは「芭蕉の句は分かりやすくて駄作。」とする。 有名人にそのように云われると、単純な人間だからそれもそうだと思ってしまう。芭蕉にも駄作はあるのだろうと思っていた矢先なので尚のことそう思ってしまう。 山本健吉「芭蕉全発句 下巻」で見ると、この句は元禄7年9月5日、伊賀の元説という人の宅での歌仙の発句だそうで、栗の毬の「いが」と地名の伊賀が掛け合わされているのだと知る。また、伊賀が樹木の梢に残ったまま弾けて栗の実はこぼれて落ち、樹上に残っている弾けた毬が手を拡げたような形をしているのだと分かる。 掛け言葉といった弟子の「支考の説は一人よがりである。「栗のいが」に伊賀衆を懸けていると見れば、下手な語呂合わせみたいで、そこまで考える必要はない。」と「芭蕉全発句 下巻」は断ずる。 栗のいがは伊賀に通ずると深く感じているところに、そんな必要はないといわれた。 ド素人はどうすれば良いのだろうか。 奥羽山脈の西側の麓近くで朝早く落ちている栗の実を拾って生のまま食べたことがある。脂がのっていてそれはそれは美味であった。少し遅れると虫に先を越されるのだが、栗のいががどうなっているか気にもかけなかった。はじけてそのまま枝に残っていたのだ。。。。。。。。
2025.10.25
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20251024FRI 女性で初めての新しい内閣総理大臣。 経歴も立派だし、経験も充実している。 国民の期待は大きいだろうが、なんでそう働きたがるのか。 馬車馬のように働くという。自分だけ働けばいいのに、総理が云うことなので国民はその気になってしまう。 戦後やっとここまで来たのである。労働時間を短縮するのにこれだけの時間をかけて来た。 総理大臣が勝手に働くと側のものが追いまくられるのを知っているか。国民も煽られる。 アメリカが来るので急いで拉致被害家族に逢った。そんな感じだ。 防衛費の増額を前倒しすると張り切る。防衛力充実は賛成だが、はやる気持ちを落ち着かせてからで間に合う話だ。 日本は再び世界一になるとか、日本が世界の中心になるとか、国民はそれを欲しているだろうか。再びというけれど、かつて日本は世界一になったことがあるのかどうか知らない。で、世界一になったら国民は幸せになるのかどうか。。。。。。。
2025.10.24
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20251023THU 霜降 二十四節気の一つ、霜降。 音で「そうこう」と読み、自戒を込めてだが、決して「しもふり」と読んではいけない。意味が違うのである。もっとも、「霜が降(お)りる」も「霜が降(ふ)る」も同じことではあるようだ。いづれにしても、肉の霜降りも霜が降ったように見えるところからきている。広辞苑によれば「ひれ肉(内ロース)に白い脂がまじっているもの」が「しもふり」の第三にあり、霜降と呼ばれる繊維の後に説明される。 今朝のニュースの伝えるところ、富士山に初冠雪があったそうだ。その神々しい映像がテレビに映っていた。唱歌「富士山」は富士山がからだに雪の着物を着ているところを歌っている。 富士山 文部省唱歌1、あたまを雲の上に出し、 四方の山を見おろして、 かみなりさまを下に聞く、 富士は日本一の山。2、青空高くそびえ立ち、 からだに雪の着物着て、 霞のすそを遠く曳く、 富士は日本一の山。(「新訂尋常小学唱歌(第二学年用)」昭和7年4月 文部省) 。。。。。。。。
2025.10.23
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20251022WED 京都では時代祭である。東京のこの辺りは午前中から天気は良くなかったが午後から雨が降って来た。京都の時代祭は晴れた中で行われているのだろうか。少なくとも雨は降らないで欲しい。 秋晴れの都大路にこそ繰り広げられるべき祭だ。 NHKテキストの「NHK俳句」をめくっていると懐かしい京都を思い出す俳句に出会う。著作権の問題もあるだろうがチョットこっちに置いといて紹介したい。 紫にあがる時雨も京らしく 星野 椿「マーガレット」 四条濡れ五条濡れざる初時雨 長谷部信彦「比叡」 句を読んで情景が理解できるのも京都住まいを経験したお陰かもしれない。 時雨が止むと北山は紫に見えた。東山も西山もそう見えたかもしれない。 四条と五条は京阪電車でも出来たばかりの地下鉄でも駅は隣同士だが、にわか雨などもこっちは降ったのにそっちは降らなかったなどのことは良くある。これは東京でもあることだが指呼の距離にしてこういうことはあまり無いのではないか。 京阪電車といえば以前は三条の始発駅から鴨川の左岸に沿って土手というのか護岸というのかの上を南下して淀屋橋に向かうのであった。これを対岸の料亭の二階から見るのは実にいい景色であった。 これが地下にもぐってしまって姿を消したが、風景も途端につまらなくなった。そんなことを覚えている。。。。。。。
2025.10.22
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20251021TUE 新月 急に寒くなった。昨夜から冬用の羽毛布団になった。 エアコンでは暖房が動き出し、扇風機はホコリをふき取って片付た。変わってガスファンストーブを出そうかと相談したところだ。 連れ合いが体調を崩しているようなので、かつて利用したことのある宅配弁当の手配をした。パソコンから申し込んだので繋がったかどうか、電話で確認しなければと思っている。 パソコンで申し込んで、結局また電話で確認とは、これまたどういうことだろう。 「NHK俳句」11月号をパラパラと見ていたら、芭蕉の次の句が載っていた。 旅人と我名よばれん初しぐれ 芭蕉「笈の小文」 初しぐれ猿も小蓑をほしげ也 芭蕉「猿蓑」 和田華梨講師の兼題「時雨」の中の文章にあった。 芭蕉はやはりいいなあと思う。素人の私のようなものにでも、何か感じさせるところがある。 一気に冬がやって来た。少しは秋を楽しませてもらいたいが、この先、政治はどうなるのだろうか?維新に前の共同代表であった前原さんという傑物がいるはずだが、こうした難局に何か期待したくなるものを秘めた人物である。しかし、お名前は聞くことがないまま今に至っている。 。。。。。。。
2025.10.21
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20251020MON 秋の土用入りの日。 山本健吉編「季寄せ 下」から「土用」に関しての記事をひいてみると、「シナでは五行説から、春は木、夏は火、秋は金、冬は水の支配するところとして、各期の終り18・9日間を土の支配とし、土用といったが、のちに夏の専用となった。云々」とある。それでいうところの夏の専用となった以外の一つ、秋の土用の入りである。 秋も終わりなんだなと思う。 土用の入りは今日だが、明けは11月6日だ。すると、水が支配する寒い冬将軍がやって来る。初時雨もそんなに遠くは無いだろう。 併せて、紅葉狩りの良い季節になる。 文部省唱歌から名作名曲の誉れ高い「紅葉」をあげておく。 紅葉 文部省唱歌1、秋の夕日に照る山紅葉、 濃いも薄いも数ある中に、 松をいろどる楓(かへで)や蔦(つた)は、 山のふもとの裾模様。2、渓(たに)の流れに散り浮く紅葉、 波にゆられて離れて寄って、 赤や黄色の色さまざまに、 水の上にも織る錦(にしき)。(「新訂尋常小学唱歌(第二学年用)」昭和7年4月6日 文部省)。。。。。。。
2025.10.20
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20251019SUN 10月も3分の2を過ぎようとしている。暑かった夏は過ぎ去り、秋まっただ中だ。紅葉のニュースも北国や高山から届き始めた。旅行にも出ずに秋を実感するにはどんな方法があるのだろう。 文部省唱歌の歌詞に秋を見るのも良いと思う。復刻版の尋常小学唱歌の教科書を見ていると、あまり知られていない唱歌にも秋を感じることはできる。 秋の山 文部省唱歌1、風清く、日はうららかに、 黄櫨(はじ)の葉の紅(くれなゐ)にほふ うつくしき秋の山。 花すすき分けて登れば、 かたはらの森の中に、 けたたまし、百舌(もず)の声。2、打続く峯また峯も、 赤と黄の織りなす錦 かがやける秋の山。 眺めつつしばしいこへば、 足もとの草の陰に、 ほそぼそと虫の声。(「新訂尋常小学唱歌(第五学年用)」昭和7年10月 文部省) 。。。。。。。
2025.10.19
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20251018SAT 昨日の天気は東京は快晴だった。そうして大阪も快晴だ。快晴はこの二つの都市だけである。快晴であるはずの地方の都市に快晴マークが付くことはまずない。これは何故なんだろう。 気象衛星で観測しているとのことだが、なぜ東京と大阪に快晴が多いのか。 かつて高度成長期に入る前には、東京や大阪など大都会の空は例外なくスモッグで汚れていた。そういう環境のもとに育ったものとして、東京や大阪の快晴が奇異に感じられるのだ。 今月の11日は東京のみがにわか雨だ。「快晴」と「にわか雨」は東京か又は東京と大阪のみにある特異な現象のようだ。 いつか気象庁に聞いてみたいと思う。 さて、日の出がだいぶ遅くなった。今日は東京の場合5時50分だ。 今月の14日、15日のように5時47分で時に停滞するなどもある。が、しかしおおむね日ごとに1分ずつ順調に遅くなる。 日の入りは、これもおよそ1日に1分ずつ早まっているが、こちらは1日に2分早まることがある。 日の出はほんの少しもたつくことがあるのに対して、日の入りは逆に急ぎ足で迫ってくる感じだ。 9月23日秋分の日の日の出は5時30分。日の入りは17時37分であり、今日の日の出5時50分、日の入りは17時02分であるから、秋分の日に比べて日の出が20分遅くなり、日の入りが35分早くなった計算になるのだろうか。。。。。。。
2025.10.18
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20251017FRI 整形外科にリハビリで行ってきた。 帰ると、郵便受けに「NHK俳句」11月号が届いていた。表紙の絵が女性が使うコンパクトで、あたりを山茶花の花が散らしてある。表紙の1句も山茶花。 さざん花の長き睫毛(まつげ)を蕊(しべ)といふ 野沢節子 巻頭名句が10句、写真を背景にして載せてある。俳句ド素人のわたしが気に入ったのは次の1句か? 木がらしや目刺にのこる海のいろ 芥川龍之介 芥川龍之介はかつて大分読み漁った方だが、今は文庫本の1冊も持ってはいないようだ。お名前さえ失念している。これからも多分読むことは無いだろう。 村山喜一氏が無くなられたそうである。101歳とか、テレビでニュースが流れた。長い睫毛が印象的であった。ご冥福を祈るのみ。
2025.10.17
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20251015THU 急に寒くなった。長々続いた猛暑日から何日も経ることなく肌寒い気候になった。 こういう時に何か羽織るものがあると良いのだが、意外にそれが無い。外出着ならいくらかあるが、それを家の中で着るのは考えものだ。仕方なしに甚平を着てみた。これは家の中だから、かえって宜しいだろうかと思われる。 スーパーの買い物かごを載せる手押し車。あれは男子が使うものではないなどと嘯いていたが、なかなかに使いやすい。持ち手の位置がちょっと低いくらいが難といえばいえるだろうが、小さな車輪のくせにひどく滑らかに軽やかに動く。なぜもっと早く使わなかったのかと悔やまれるほどだ。持ち手が調節できれば満点だが、その代わりに体重のいくらかを預けることは可能だ。 この手押し車、名前はあるのだろうがそれを知らない。赤ん坊を乗せられるのもあれば、セルフレジ用のもある。結構多くの人が使っている。 また、これを使わずに思い荷物籠を手に提げている人もいる。 最初の頃、この手提げ籠も使うのは嫌だった。二つ三つの商品なら手に持ってレジに行ったものだ。なんと馬鹿であったことか。 電気敷毛布を新調しようと思っていったのだが、日本製と明示した腹巻があったのでそれを買って敷毛布のことは忘れてしまった。前に買った腹巻がきついのである。それより大きいサイズのものを得意げに買ってきて早速やって寝た。やはりきつい。お腹が出て来たのだ。これ以上の上のサイズはなさそうだから、引っ張って伸ばすか(まず不可能)、お腹を凹ますかどっちかだが、どっちにしようかな。神様の言う通りかな?
2025.10.16
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20251015WED ラジオ体操は「する」ものであり「聞く」ものではないけれど、今朝はうっかりして聞き漏らした。 昨日のラジオ体操はちゃんと聞いた。この頃か、以前からか、そこは知らないが伴奏ピアノのまずさが耳につく。 昨日は特に「ラジオ体操第一」と「ラジオ体操第二」の間に入る首の運動の際の伴奏ピアノのまずさが耳についた。昔からちゃんとしたピアノ曲が2・3曲あるのに自作と思える変な曲を弾いていた。こういうことが最近は何度かある。とてもまともとは思えない即興なのかどうかは知らないが迷惑この上ない代物だ。ラジオ体操を聞いて気分よく起きようとしているのに非常に迷惑である。 掛け声をかけるためか体操指導をするためか指導者が一人いるが、この一人とテンポが合わない時がある。どっちがいけないかは知らない。けれども、合わない時がある。昨日は首の体操の最後でピチッと曲が終わらない。指導者も驚いたと思う。最近は指導者の号令(この言葉は使うかどうか?)と合わなかったり、指導者が戸惑ったりしている気配が感じられる。 体操によって曲のテンポが異なるのはもちろん当然だが、その部分の体操の間はメトロノームのようにきちんとしたテンポが欲しい。「第一」の胸の運動の時のあのテンポの乱れ様は何だ。もっとも、あれが良いんだというラジオ体操愛好者もいることは知っている。 みんなが気持ちよく聞けるラジオ体操であってほしい。
2025.10.15
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20251014TUE 下弦 昨日13日の毎日新聞の「お天気」の欄にある「気温と湿度」の下に(おことわり)とあって、「気象衛星の障害で複数地点の天気が欠測となります。」としていた。なるほど東京と大阪が曇で札幌・青森・盛岡・秋田が雨、その他の都市は横棒が引いてある。いわゆる欠測である。 天気と湿度は午後3時のものであることは変わらないが、天気は職員が目視で観察した結果が、また湿度は職員が計器を観測した結果が載っているものと思っていた。 しかし、気象衛星で午後3時時点で観測したものを載せていることが分かった。各地の天文台の職員による観測ではないようなので、世の中も進んだものだと遅まきながら感心した。湿度は掲載の全都市が漏れなく載っているから百葉箱(ひゃくようそう)の中の計器(湿度計)を職員が観測して載せているのだろう。 気象衛星のありがたさと観測方法の変化とその大切さを同時に知ることができた。 。。。。。。。
2025.10.14
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20251013MON スポーツの日 1964年(昭和39年)10月10日の第18回オリンピック東京大会開会式の日を記念して国民の祝日としたのであり、国会議員の思い付きでスポーツの日と名称を変えたり日を変えたりすることはできない筈の大切な日だった。 山本健吉編「季寄せ 下」は改変以前の出版だから「体育の日」が晩秋の行事の季語として載っているが、その後の、例えばNHK俳句の付録に付いてくる「俳句手帳」にもスポーツの日は無くて「体育の日」が季語として載っている。今年発行のものでさえ、そうなっている。 国会議員の先生方は、先生方といえども変えてはいけないものがあることを肝に銘じておいて欲しい。。。。。。。。
2025.10.13
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20251012SUN 青ヶ島などに大きな被害をもたらした台風22号が去ってすぐ、台風23号がこの方面に向かっている。 といっても、おぼろげにあのあたりかと想像しているだけで、実際はどこにあるのか知らない。 本屋があった頃、日本地図の一つもないというのでは困ると思っていた矢先、教科書で使った記憶のある「最新日本地図」というのがあったから買っておいたのを引っ張り出してみた。 13東京都全図で伊豆・八丈島・父島・母島などが別枠で載せてあるなかに、八丈青ヶ島があった。これだろうと決めてルーペで覗くと、大凸部▲423、大人が凸部▲334という山らしきものもかいてある。このくらいの高い山があれば、高波が来ても大丈夫だろうなどと考えて、全体の位置がどのあたりかを見ると、なに、まだまだ先があって八丈島、さらに先に小笠原だの父島・母島だのがはるかに南の方にあるのだと知れた。 基礎知識がないとこうも困ることになる。 東京都知事は飲料水や食料などの救援物資の速やかな輸送を考えておかなければいけない。 ともあれ、台風23号があまり暴れずに穏やかに通り過ぎてくれればいいのだが、と願うのみだ。。。。。。。。
2025.10.12
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20251011SAT このところ急に気温が低くなった。寒いくらいだ。 冬用のズボンにして長袖も少し厚手のものを着ている。 去年の手帳を見ると、10月12日から16日まで連続で夏日などとある。 またおととしの手帳では、10月7日にガスファンヒーターを使用開始しているし、10月8日(日)にスーパーで電気敷毛布を新しく買い替えている。20%引きで2,490円とあるが少し安値過ぎるので長くは使えないと思っている。今年は当然まだ出していない。だけれど、スポーツの日の9日には「雨。気温低い」などとの書き込みがある。 ガスファンヒーターも7~8年使っているから、そろそろ交換しなければいけないと思ってはいる。が、そういう店が近所にはなくなった。大きさや燃焼の容量などを選んで買おうとすると、やはり量販店まで行くかどうかだ。ネットでも探せば結構あるのかも知れない。 専門店がどんどん姿を消していったことはやはり生活するうえで不便である。 この辺りは東京でも人口が減っているのだろうか。タクシーなども捕まらない方が多くなった。 やはり少子化と高齢化が進んでいるのだろう。。。。。。
2025.10.11
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20251010FRI 昭和39年10月10日は快晴だった。1964年だ。東京オリンピック開会式の日で、通勤の中央線電車の中で歓声を何度も聞いた。 通勤しだして数年が経っていた。中央線電車はオリンピック会場のそばを走った。始発から乗って来るのでベンチシートに窓に背を向けて座っているその背後から、歓声なども聞いた。背中に聞いた。振り向いて聖火などを見たような見なかったような、そんな感じも持っている。 岩波書店から出ている「近代日本総合年表(第二版)」で見ると、こう記してある。 10.10 第18回オリンピック東京大会開催(~10.23).参加94カ国、選手総数5541人。日本は選手団410人、三宅義信(重量あげ)・遠藤幸雄(体操)・桜井孝雄(ボクシング)・女子バレーなど16種目に優勝、円谷幸吉(マラソン)3位、女子バレー決勝戦(対ソ連)のテレビ視聴率85%に達する。 令和7年(2025年)の10月10日は台風22号が東方に去り、東京は晴れた良い天気になっている。晴の特異日のこの日を、昭和39年の東京オリンピックを記念して国民の休日にしたのだが、いつの間にかスポーツの日に変わり、祝日も第2月曜日になってしまった。当時のこの熱気を知らない、または感じられない人たちの仕業である。 いと悲し。。。。。。。。
2025.10.10
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20251009THU 昨夜は陰暦8月17日の月、つまり「立待月(たちまちづき)」を鑑賞した。夜も結構遅かったが東の空に美しく輝いて見えた。雲があり、それに隠れる月の姿なども見られた。綺麗だと心から感動した。しかし、これは日本独特ではないだろう。自然現象だから世界のどこにいても見られる景色だと思う。それなのに、日本人はそれを特に美しいものとして眺める習性がある。このことは大事にしなければいけないのだろう。 6日に坂口志文氏のノーベル賞受賞のニュースがあり、8日にはまた北川進氏のノーベル化学賞受賞のニュースがあった。日本人のどこかに何かがあるのだと確信する気持ちだが、どこに何があるかが分からない。月を眺める習性と関連がないだろうか。 台風22号が伊豆諸島南部や小笠芦原諸島を直撃している。勢力はかなり強いようだから甚大な被害が出るだろう。風も非常に強いが雨量もかなりのものだ。船も飛行機も欠航だから物資が届かないのではと心配だ。 ガザ地区への人道支援物資が届かないのがどんなに酷いか分かる。。。。。。。。
2025.10.09
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20251008WED 霜降 二十四節気の一つ、霜降。 いつもお世話になる山本健吉編「季寄せ 下」によると、霜降とは「露凝結して霜となる意」とある。 例句が2句。 霜降や羽ふるひやまぬ水の鶴 北谷生 霜降や陶(すゑ)ものつくる翁かな 蛇笏 新聞の天気の欄にある「あすのこよみ」のところに、明日の日の出と日の入りの時刻が出ている。月の出入りもあるが、太陽の出入りの時刻のみメモに記入している。 9月23日「秋分の日」の日の出は5時30分、日の入りは17時37分。 今日の日の出は5時42分、日の入りは17時16分。単純に計算すると、「秋分の日」から15日ほど経つあいだに、日の出は12分遅くなり、日の入りは21分早くなった。すなわち33分も昼の時間が短くなったということだろうか。 虫たちは秋の夜長を鳴き通すわけだが、大丈夫だろうか。 数日前に名月を見ていると難聴の進んだ耳にも虫の声が聞こえて来た。 唱歌「虫のこゑ」で考えるに鈴虫の鳴き声が近い。でも、そんな洒落た虫は見たこともない。 虫のこゑ 文部省唱歌1、あれ、松虫が鳴いている。 ちんちろちんちろ、ちんちろりん。 あれ、鈴虫も鳴き出した。 りんりんりんりん、りいんりん。 秋の夜長を鳴き通す、 ああ、おもしろや虫のこゑ。2、きりきりきりきり、こほろぎや、 がちゃがちゃがちゃがちゃ、くつわ虫、 あとから馬おひおひついて、 ちょんちょんちょんちょん、すいっちょん。 秋の夜長を鳴き通す、 ああ、おもしろい虫のこゑ。(「新訂尋常小学唱歌(第三学年用)」昭和7.4文部省)復刻版から「句読点」もそのまま写す。 。。。。。。。
2025.10.08
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20251017TUE 満月 名月やノーベル賞もまた一つ だめかな 昨夜は半ば諦めていた名月が出ていた。まわりに雲があるがその時ばかりは輪郭もはっきりした名月だった。本当にきれいだ。心が洗われる。 今夜はまた満月だが、天気はあまり期待できそうにない。下り坂で、朝から日の光は差していない。 名月に対して今夜の月を十六夜(いざよい)というらしい。とにかく山本健吉編「季寄せ 下」によるのだが、十六夜とは「陰暦八月十六日の夜、またはその夜の月に言う。十五夜よりやや遅れて出るので、ためらいながら出る月の意。」とあった。 さらに日本人は月に執着するらしく、 陰暦八月十七日の月を「立待月(たちまちづき)」 陰暦八月十八日の月を「居待月(いまちづき)」 陰暦八月十九日の月を「臥待月(ふしまちづき)」 陰暦八月二十日の月を「更待月(ふけまちづき)」 陰暦八月二十三夜の月を「真夜中の月(また「二十三夜」)」といって月見を楽しんできた。 今はそんな訳にはいかないだろう。気持ちだけだが忙しすぎる。 日本人のノーベル医学賞受賞をお祝いしなければならない。坂口志分氏はアメリカ人2人とともにノーベル生理学・医学賞を受賞した。日本人にとってまことに名誉なことだ。 台風22号の動きにも警戒を怠るわけにはいかない。 腰痛のリハビリも真面目に通わなければならないだろう。 インフルエンザや新コロナの予防接種の通知も来ている。 。。。。。。。。
2025.10.07
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20251006MON 十五夜 今年は葡萄をよく買う。高いものだが、いろんなものが総て高い世の中だ。少し口の贅沢があっても良いのではないだろうかと弁解しておく。 スーパーも輸入物のブドウを並べだした。 チリ産のレッドグローブというもの。603グラム530円。長野県産のピオーネより粒が少し大きく、濃い葡萄色のブドウ。ジェット機で日本まで来たのだろう。粗末に扱っては相済まない。 さっと洗って食べてみると、甘さはそれほどでもなく、果肉がやや固めでジューシーさに欠けるだろうか。種が一粒に3個ほど入っている。皮は食べるには固すぎるから種と一緒に出すことになる。 山形産のシャインマスカットだろうがただブドウとだけ記してあるのも一緒に買った。900円ほどだが、果物王国山形の産だから旨いに違いないが、チリ生まれのブドウを食べ終えてから戴くことになる。 東京の西の方は太陽が射している。雲もあちこちに大きいのがあるが、今夜の中秋の名月は見られるかどうか、台風22号なども近づきつつあるようだからまだ分からない。 2004.10.28 満月や黄金色して出でにけり だめかな 2018.10.2 満月や黄な粉の団子欲しげなり だめかな
2025.10.06
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20251005SUN 昨夜も月は見えなかった。もっとも、何度も見上げればあるいは見えたかもしれない。だが、そんな余裕が気持ちの上で無いのだった。 明日は満月だ。旧暦で8月15日、中秋の名月だが、天気予報は今日より悪そうだ。 何事も、うまく行かないものだ。 名月や月を池を巡りて夜もすがら 芭蕉 芭蕉の句は貞享3年作。年表で見ると1686年の作だ。 山本健吉著「芭蕉全発句 上巻」の解説の最後の方が気に入ったので掲げてみよう。「月見なぞというと、今でこそ風流めくが、当時はもっと深く庶民の生活様式の中に浸透していたろう。月下を逍遥して時刻を忘れるということも、さほど当時の風流人の特殊な経験ではなかったはずだ。月光を浴びながらどこまでも歩いていたい一種の忘我に近い状態が「夜もすがら」だ。」というのだ。その後に続く1行も書いておくと、「「池をめぐりて、夜もすがら」と倒置された表現が、心の躍動のリズムうを伝えている。」というもの。 倒置表現だとは気づかなかった。「池を巡ってだいぶ歩いたな~。夜もずいぶんと更けてきたものだ。」と普通に読んでいたわけである。「芭蕉全発句」の解説だと、「現代は空を見上げて月がなければ部屋に入って寝てよろしい。」とならないだろうか。
2025.10.05
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20251004SAT テキスト「NHK俳句」10月号をパラパラと捲っていたら、次の和歌があった。 講師の一人、和田華凛女子の執筆の最初にあった。 千早振る神代もきかず竜田川からくれない(唐紅)に水くくるとは 在平業平「古今和歌集」 「私は、昔から紅葉の美しい景色を思い浮かべる時、この歌をなぜかふと思い出します。」と書き出し、ごく普通の解釈をされている。 そこへ行くと私などは、古典落語の「千早振る」が最初に出てくるから始末が悪い。「五代目柳家小さん」の名演がカセットかMDかに残っている筈と探すときはまず出てこない。この和歌を全く落語的に解釈して見せる名演技である。 最後の「とは」が花魁「千早」の本名だというおちだと思ったが、かなりの部分を忘れているので不確かだ。しかし小さんの落語は笑う場面が極めて多い傑作である。 竜田川は川の名前ではなく、関取の四股名なのである。大関にまで進んだ竜田川は千早に振られて田舎に帰り家業の豆腐屋を営んでいた。そこに落ちぶれた千早がやってきて「おから」を少々恵んでほしいといったが、千早と認めたかつての竜田川に断られてしまった。千早は悲嘆にくれて井戸に身を投げた。その千早の本名が和歌の最後の「とは」だったという話だ。 京須偕光「古典落語CDの名盤」光文社新書の、知らないことを知らないと言えない日本人。『「NO」と云えない日本人』の章の最初に出ている。 。。。。。。。。
2025.10.04
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20251003FRI 昨夜は月が出ていた。十五夜にはあと何日かあるが、丸い月であった。 今夜はどうかと空を見てみると、雲の周りに丸く明るい部分のみがあるので、空に雲がかかっているのだろう。月は見られなかった。 明日は雨模様の天気らしいから、6日の十五夜はぜひ晴れてほしいものだ。もっとも次の7日が満月のようでもある。 暑さが収まって、月を見る楽しさが戻ってきた。 月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月 よみ人しらず いつだれが詠んだとも知れない和歌。つまらない和歌だが日本人の心を代弁しているような和歌だとNHK俳句の講師の一人である和田華凛氏がテキスト「NHK俳句」9月号に載せている。 いくつかの名句を取り上げている中に、芭蕉の「名月や池をめぐりて夜もすがら」があり、一茶の「名月を取ってくれろと泣く子かな」、林信子の「やはらかき身を月光の中に容れ」もあって、それぞれに短い解説がつけてある。 こんなところが参考になるテキストだが、廃棄の運命にあるわけだ。 午後、理髪に行ってきた。不調を何とか切り抜けて次はリハビリを続けなければいけない。夏の暑さで出歩かなかったので今そのツケが回ってきている。焦らずに回復に持っていけたらいいなと思う。。。。。。。。
2025.10.03
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20250902THU 朝は日が射していなかったが、ほどなく夏を思わせる日差しが戻ってきた。 体調不良も幾分快方に向かったので、月曜日に処方箋を出したままになっていた薬局に薬をもらいに行ってきた。 朝の9時過ぎはラッシュが過ぎて町は静かさを取り戻したところだ。 今日の予想最高気温は28度。カラッとした暑さが戻るという。 テキスト「NHK俳句」10月号の表紙の1句。 鵯(ひよどり)のこぼし去りぬる実のあかき 蕪村 この句を描いた挿絵もまたなかなか良いものだ。このテキストを十月いっぱい楽しむ。 テキストには「俳句手帳」なるものが付録で付いている。10月号と4月号の年2回の付録だ。これがまた、あっという間に溜まるから覚悟がいる。全部捨てるのだが相当の思い切りが必要とされる。「井上弘美選名句つき」である。最初の方を読むと、なるほどこんな名句があった。 長き夜のところどころをねむりけり 今井杏太郎 しかし、昨夜はよく眠れた。体調が戻りつつある証拠だと捉えている。いつもはこんな風にはいかない。最初の3時間ぐらいは熟睡するが、それからは深夜便を聞いている。そうして、ところどころを眠る。明け方が特に眠りに落ちやすい。ラジオ体操を聞き逃すときもある。今朝もそうだった。
2025.10.02
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20251001WED 10月に入った。 起きると雨模様だ。降ってはいないが夜中に降った形跡はある。 今日は一日中降ったりやんだりの天気だという。気温も最高が22度だそうだから、寒いくらいかもしれない。 急速に秋がきて厳しい冬に入るのだろう。 クロード・モネのカレンダーは「日本の橋」に変わった。 最後の解説を見ると、絵画本体は縦1メートル、横2メートルの大作で、橋と云っても立派な橋ではなく、日本庭園にあるちょっとした土橋である。土橋は土を盛ってあり、その上に砂利などを敷いているが、欄干は無くこんもり高くしたふちに草などが植え付けてある。あるいは勝手に生い茂ったものである。モネの土橋は少し長いようで、これほど長いものは支柱を立てないととても持たないだろう。 桂離宮の土橋を思い出した。修学院離宮にも上離宮に長い土橋がある。こちらは池に向けて何か所かの支柱があって、低い木製の欄干が取り付いていた。日に数回にまとまって参観者がこの上を通る。中島から北岸沿いの園路に向けての主要通路であるため、安全面にも相当の注意が必要である。 30年以上前のことであり、今はどうなっているかは知らない。 今月はこの絵を見ながら、桂離宮や修学院離宮を思い出してみたい。京都にいる頃、もっとしばしば訪れておけば良かったと悔やまれるだろうが………。
2025.10.01
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20250930THU 上弦 九月末日を九月尽というようだ。季語であり、俳句の世界で今日は多用されている。 山本健吉編「季寄せ 下」で見てみる。 九月尽(くがつじん) 陰暦九月晦日(みそか)、すなわち三秋の尽きる日。秋を惜しむ心であり、陽暦ではその感じはない。翌(あす)なき秋。ただし今日は、陽暦九月の尽日として詠んでいるものもある。 そうして例句が2句あげてある。 九月尽遥に能登の岬かな 暁台 かんがふる一机の光九月尽 澄雄 テキスト「NHK俳句」9月号もおしまいだ。良いことがたくさん書いてある。参考になることが多い出版物だが、溜めたら重くてどうにもならなくなる。どんどん捨てるにしくはない。 ただ、「太刀魚の川に含まれるグアニンという銀箔成分が、模造真珠やアイシャドーの光沢の材料に理用されていた。」などの知識も得ることができるから、迷うけれども、なに、迷うことなく捨てることだろう。 資源ごみにもならないかもしれない。 。。。。。。。
2025.09.30
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20250929MON 暫らく凌ぎやすい気温が続いたが、今日の予想最高気温は東京で32度だという。 朝、窓から吹き込む風は涼しく心地よいものだが、この後すぐに夏の日差しが戻ってくる気配だ。 「てんしき(転失気)」という古典落語がある。それをMDで探すが出てこない。カセットテープかも知れないが、こちらは多すぎてあちこちにあり、今のところ調べようがない。 広辞苑で見るが、この項目はない。 「国語大辞典」(小学館)は広辞苑にないものを調べるときに用いることにしていて、書棚の取り出しにくいところに置いてある。しかし、予想通り「てんしき」はあった。 てんしき【転失気】①屁(へ)が肛門まで来て、外に出ないで音が内へ反転すること。②放屁をいう。芸人仲間の語。 ②の意味での「てんしき」で、知ったかぶりを戒める笑いの多い落語だ。 これを思い出したということは、最近ラジオなどで放送されたのかも知れない。ボンヤリ聞いていたのだろう。 しかし、小学館「国語大辞典」の①の意味はどういうことだろう。肛門まで来て音が内へ反転すること、とはどんなことなのか。当然匂いも内へ戻ってしまって外には出ない場合だろうから、こういうのは本人も気が付かないのではないか? ここいらを新作落語にしたら面白いだろうなと思う。。。。。。。
2025.09.29
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20250928SUN 夜中など窓を開けると寒いくらいの外気に触れる。 でも、まだこれで寝てしまって風邪を引いたなどのことはない。 レースカーテンだと夜気の侵入は殆ど自由である。布製のカーテンを閉めえると窓を開けている効果はほとんどない。 調節が難しい。 日曜の朝の今も、窓からは涼しい風が吹き込む。日の光は当たらなくなったが、外は日の光に満ち溢れている。 ラジオ体操が終わって起き出した。 こんな早い時間に、お隣さんではすでに洗濯物が干してある。 別のお隣のその向こうのお家はいつも洗濯物が芸術品のように干してある。雨が降らなければ少々の風の日でも色合い良く洗濯物が干してある。色合いと長さなども考えてあるように思われる。 これらのお家の人たちとはほとんど付き合いがない。家内は道で会うと立ち話ていどはするそうだが、割合に付き合いは無い。 下町らしくないし、かといって田舎でもない。要するに馴染みがない変なところだと思っている。 向こう三軒両隣など今は昔の物語だろうか。
2025.09.28
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20250927SAT 晴れた良い天気だった。暑すぎず寒すぎず、過ごしやすい一日だった。 風が適度にあってエアコンはなしで済んだ。 自民党の総裁選挙だけれど、我々一般には選挙権もないし興味もない。 候補者のどなたも好感の持てる人はいない。 こういう時だろう。野党が結束して自民に対するのは! ところが、野党の中には与党に秋波を送っているのではないかと思われる変なのがいる。やけににやけた党首がいて、なんであんな党が先の選挙で急伸したのか理解に苦しむ。 政治向きのことは何も分からないので触れないようにしているが、どうもおかしいと思う。今こそ野党が結束して物事を実行に移せる時なのに、なんだって野党が一本にまとまらないのだろう。 要するに、目立ちたがり屋、出しゃばりたがり屋に過ぎないらしい人物がいる。 秋の風はいいなあ。 月はどうかと出てみたが、見渡せる範囲には月の影は無かった。向こう三軒に遮られていることもあるが、来月7日の満月は拝みたいものだと思う。「世界に平和を」とお願いしておきたい。 夜空に雲が綿をちぎったように結構の数で浮かんでいた。。。。。。。。。
2025.09.27
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20250926FRI 秋彼岸明け。 漱石の「彼岸過迄」を彼岸過ぎまでに読む予定なのだが、その彼岸は何度繰り返したことか。 3分の1まで読んだところで止まっている。かつては、その読んだところまでは大体こんな筋だと覚えてもいたが、最早そうとうに怪しくなった。 文庫本は文字が小さいから全集で読んだ方が良いかとも思うけれど、箱の背中さえ読める状態にはなっていない。つまり、全集を収めた前の部分に余白ができるが、狭い我が家ではどんな場所でも利用しなければならないので、そこに「鴎外選集」を並べてあり、更に空きができた所へはMDだのCDだのが積み上げてある。これらをどかさないと全集にはたどり着けない。 一体MDにはどんなものが納めてあるかだが、手近かにあるものを見ると四代目金馬「二十四孝」先代林家正蔵「化物使い」。もう一つ見ると五代目小さん「ちょうちん屋」同じく「粗忽の釘」。さらに七代目円蔵、四代目円馬、桂小文治などなど、古典落語がびっしりだが、今現在MDを再生できるプレイヤーを持っていないのはどうしたわけだろう。 SONYのポータブル・ミニディスク・レコーダーMZ-R4STはずいぶん使い込んだものだが、電池が例のリチウム・イオンであり、充電するのが怖い。重たいベースがありセットして使用することになっている。 今度家電量販店に行ったらMDプレイヤーがあるかどうか聞いてみたいと思っているところだ。 そんなこんなで、やはり小さくて手軽な文庫本を読むのがいいのだろう。来年春の彼岸を一つの目安にしたいと思う。。。。。。。
2025.09.26
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20250925THU 東の窓に朝日が射さなくなった。太陽の位置が変わったのだ。南はまだまだ大丈夫だ。 その朝日を浴びてみると、これまでのようなじりじり焼け付く暑さは無くてむしろ気持ち良い日光浴である。もっともほんの数分だけ太陽を浴びる。 朝の一番で太陽の光を浴びると健康に良いという。 昨日はひと夏を通して休んでいた(サボっていた)腰痛のリハビリに行ってきた。診察とリハビリだ。 背中の骨を引っ張ったり、腰に4点の電極をつけてびりびり振動を加えたり、人の手で指圧するような「押し」も入り、それぞれ約10分である。続けてやっていると腰痛も心なしか和らぐように感じる。 毎日やるようにということだが、なかなかそうもいかない。無理のない範囲で続けようと思っている。 リチウムイオン電池の扱いは一つ間違えると火災になるので怖い。家では夜のあいだ寝ながら充電しているが、危険だから起きているときに充電するように改めようと思う。 スマホ自体の内臓電池は取り外せないので困る。パソコンも同じだ。取扱説明書には電池の交換の仕方が書いてあるが、外部電源を繋いでおけば充電はできるので、電池を取り出してみたことはない。一応3台あるが、旧式のものほど熱を発するので要注意である。 カメラの電池も旧式のMDプレイヤーの電池もみなリチウムイオン電池である。 僥倖を期待するしか方法はないのだろうか。火災を起こしたのはどこのメーカーのものかどこの国の製品であるのか、公表してくれるとありがたいのだが、できない理由はなんであるか、そこいらを消費者(使用者)としては知りたい。。。。。。。。。
2025.09.25
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