青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

2020年01月26日
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カテゴリ: ギターリぺアー
◆MARTIN D18  カスタムショップ製ボディバインディング剥がれリペアの
 ご依頼を頂きました。ギターオーナー様は非公開です。
 Gibson、 Fender.のカスタムショップ製のギターリペアのご依頼は入りますが
MARTIN  カスタムショップは初めてです。


●メープルでしたらいざ知らず、スプルースでこの様な木目模様が出るギターを
 見た記憶が有りません。 
 当初はD28と思ってましたが、MARTIN博士のS氏から、ロングサドルだからD18で
 ビンテージタイプの復刻版を限定生産する事があるからそれだと思うよ!と有難い
 ご教授を頂きました。ブログ記事でこの様な初歩的なミスが有りましたら、ご指導
 頂けますと幸いです。



●D~○○の刻印が有りませんが、形状からD18と判断されました


●艶消しフィニュッシュです


●今回のメインメニューです
 MARTINでは特に珍しい事では有りませんが、他社では滅多に見る事が有りません


●ギターへの負担を最小限に留める為に、無駄と判っていてもある程度
 バインディングが戻るか圧を掛けて見ます。
  通常はネックの付根までバインディングを外して、ネック付根にバインディングが
 被ってる部分を引出して、縮んだ分を補って貼り付けます。


●ネック方向に慎重に外して行きましたら、途中でピッタリ合いましたので
 速攻で貼り付けて行きます。 
   製作段階では塗装前の工程ですから、バインディグ専用の接着剤を使います、
 この接着剤はラッカーを溶かしてしまいますので、接着剤を全くはみ出ない程の少量で
 接着しますと、近い将来またまた剥がれる可能性が有り、タイトボンド3プレミアム
 を使います。オリジナルやタイトボンド2と比べますと接着力が強く信頼出来ます。
 バインディングが接着出来るの?出来ます。剥がれたバインディングにはボディの木材
 繊維が付いて外れてますので、接着する時にボディ側の余分な物は除去しますが
 バインディングの接着面を綺麗にをしなければ大丈夫です。


●12時間固定して固定用のマスキングテープを剥がして確実に接着されたか
 確認します。ボディに付着したタイトボンド3はぬるま湯で絞ったウエスで
 優しく拭き取りますと綺麗に取れます。
 マスキングした箇所は鏡面仕上げのワックスで軽く磨いておきます

◆仕上がりの画像を撮り忘れてしまいまたが、これにてリペアは無事完了致しました。

🌸たいへんよくできました🌸





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最終更新日  2020年02月07日 22時46分16秒
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