城山の幼児教育を考える会

2003.03.25
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「よみうり教育メール」より

        発行者:読売新聞社
【相談】
◆娘は新学期から幼稚園に入ります。いつも元気ですが、友達とけんかになると泣き虫で、母親と長時間離れて過ごしたこともありません。入園する予定の幼稚園は無理に母親と引き離さず、子どものそばに付いていてもいいそうです。どうすれば早く幼稚園生活に慣れさせることができるでしょうか。
          ―――東京都、主婦(29)

【回答】
恵泉女学園大教授 大日向雅美

 子どもが母親と離れて果たして何時間も過ごせるだろうか、また、甘えっ子で集団生活になじめるだろうか。入園を間近にすると、どの親も悩むものです。まだ母子分離ができなくて当然の年齢ですから、親が不安を抱くのはもっともです。

 母親はしばらく様子を見ながら、ころ合いを見て途中で帰るようになっていくと思います。その際は先生に告げるとともに、隠れて帰るようなことをせず、子どもによく言い聞かせてからにしてください。黙って帰ると、いつ母親の姿が見えなくなってしまうのかと、そればかり気にして、幼稚園で過ごす時間に一層不安を持ちかねません。子どもが遊びに集中し始めたら帰ることです。

回答者 おおひなた・まさみ。
保育専門学校専任講師、恵泉女学園大助教授を経て、1992年4月から現職。子育てや母性、家庭問題、心理学などが専門。文部科学省の「今後の家庭教育支援の充実についての懇談会」座長。「母性の研究」(川島書店)など著書多数。



きょうの日記は、よみうり教育メールから、許可をいただいた上で、転載させていただきました。
詳しくは「よみうり教育メール」のホームページ
( http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku )をご覧ください。





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最終更新日  2004.08.01 21:49:27
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