城山の幼児教育を考える会

2004.08.05
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最近、いろいろな幼稚園・保育園で、保護者と先生のトラブル話を聞く。

保護者の側にも直情的かつ攻撃的な人が増えてきた感じがする。
先生と保護者が対立する状態が、子どもが幸せであるためにプラスに働くとは到底思えない。

中心に子どもがいるのかどうか?
私は親の主張の中にも、先生の事情の中にもその点を強く疑問に思う。
親が子育てしにくい状況にいるとか、先生が劣悪な環境であるとか、どこの話を聞いても土台にはそういう事情が横たわっているのである。
それを、お互いが相手のせいにして責めていても、あおりを食うのはいつも子どもである。
親も責任転嫁をやめて、先生も不要なプライドを捨てて、子どもが幸せに生きるために、大人として何ができるのか、真摯に探していくことができないのか?


時には、要求を出し合い、ぶつかり合うことも必要になるだろう。
でも、親個人が、先生個人が悪いと言い合っていても、何も改善されないばかりか、関係の悪化が子どもに帰っていく。
先生も親も、問題の本質が自分自身が努力すべき事柄なら、「子どものために」人の意見に耳を傾け反省して直していけばいい。
「私が悪く言われた」なんて思わずに。

子どもにとって何が大事なのか・・・なんでも、そこに基点を置いていけばいいと思うんだけどなぁ。
園に苦情を伝えるにも、攻撃的に物を言えば本質が伝わらなくなる。
先生も未熟な点があるんだな・・・と割り切って、腹に据えかねるときも一呼吸おいて、「子どもにとって、このことはどうなんでしょうかね?」って問いかけていったらどうだろうか?

・・・なんて、こんなことを親に言わせている先生方、お金もらってプロとして教諭や保育士の道を選んで生きてることを自覚してくださいね。
親にこんな風に言わせていることは、プロの名が泣く恥ずかしいことです。
他人の訴えにきちんと耳を傾けられない態度は、指導技術が未熟なことよりも恥ずかしいことです。職業以前に人間関係の切り結び方ができてないと言うことですからね。
たとえ、一部の未熟な先生の仕業だったとしても、園としてそれをどうにかできないことは、先生方みんなの問題なんですよ。誰か一人のせいにはしないでね。






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最終更新日  2004.08.05 22:49:53
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