城山の幼児教育を考える会

2008.12.19
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2日の日記でお伝えした
相模原市立幼稚園あり方懇話会  の議事録が公開されました。
議事録をそのままここにコピーします。

城山幼稚園
○ 相模湖町とは異なり、城山町地域協議会においては城山幼稚園のあり方についての特段の議論はない。
また、城山町地域は、藤野町地域及び相模湖町地域とは、幼稚園の配置状況や旧相模原市域との一体性の程度などの点で相当に異なる状況にある。城山幼稚園から徒歩圏内に2園の私立幼稚園が設置されており、こちらで園児受入の態勢も確保されるという状況においては、公による幼稚園教育の提供には終止符を打つことになってもやむを得ないと考える。旧城山町当局においては城山幼稚園の廃園に向けた動きがあっ
たが、現行のまま合併に至っており、今後もこのままで良いのかという思いはある。

○ 保護者にとっては私立、市立と選択肢があることは良いことである。これから新規に設置するならまだしも、今現在設置され、機能している幼稚園を使わない手はない。
単純に行政上の都合で財政面の問題として片付けてしまうことはいかがなものか。

したがって、廃園の議論については、このような課題に対する対応を図った上で、結果を見極めてからでも遅くはないのではないか。

○ 旧相模原市域の保護者にとっては、幼稚園に関する選択肢は私立しか存在しない。
これまで本懇話会で議論されてきたように 公費支出に際しての公平性の視点を持つべきである 。選択肢が複数あるのは結構ではあるが、全ての市民に均等に複数の選択肢があることが前提となるべきである。旧相模原市域の住民としては、城山幼稚園が存続するのであれば、私立幼稚園の保護者負担についても市立幼稚園と同様となるよう施策を講ずるべきと言いたい。

○ 城山町は、地理的にも、さまざまな生活面においても旧市域との一体性は深い。ここでは、旧町での経緯も踏まえながら、新市としての基本的な考え方をまとめていくための大きな視点からの議論が必要となるのではないか。

○ 旧城山町において廃園に向けた動きがあったということであるが、合併時にはどのように取り扱われたのか。

○ 旧城山町では平成13年に「城山幼稚園は平成15年度末をもって廃止する」という方針を公表したが、町民からの廃園反対の声も多かった。こうした中で、 町では、十分に議論を重ね結論を得るまで廃園をしないと方針を転換したものである。
この後、状況に変化のないまま合併に至ったこととなるが、合併協議では「現行のまま新市に引き継ぐ」という調整方針となっている。


○ 城山幼稚園を廃園としても、幼稚園教育サービスの提供は私立幼稚園によって保障されることは事実である。こうした中で、 城山幼稚園の機能を「幼稚園教育の提供」から、全ての就学前の親子に向けた「子育て支援の提供」に転換すると位置付け、旧城山町総合計画に記載されているように「発展的な廃園」として考えていくことではいかがか。 例えば、「地域子育て支援センター」として、現在の園地・園舎を活用し、小学校就学前の親子を対象とした交流の場の確保とともに、ハンディキャップを持つ子どもに関する相談業務も行う。この相談業務は、既存の「陽光園」とは役割を明確に区別し、発達障害(の疑い)等に関する相談を可能な限り敷居を低くして受け付け、専門機関につなぐものとする。この場合、障害児専門の施設ではなく、相談者にとって敷居が低いという点が非常に重要となってくる。一例ではあるが、このような機能は、城山町地域のみならず旧相模原市域や他の旧津久井3町地域の子育て親子にとっても大きなニーズがあるものと考えられる。





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最終更新日  2009.02.12 23:49:28
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