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球団史上初の連覇を目指した2024年の阪神タイガース。結局2位でペナントレースを終え、クライマックスシリーズ1stステージもアレンパどころか「ア連敗」で、第2次岡田タイガースは終幕となった。この試合「観に行きませんか」と誘いを受けていた。以前から約束していた案件があり甲子園に行けなかったのだが、観に行って日本盛を呑んだら運命が変わっていたのか、こういう歴史に残る敗戦に立ち会ってまた別の感情が湧いたのかはわからない。ただ、いまは焦燥感が大きく、いろんなことが億劫になっている。軽めのうつみたいな感じ。13日のCS2試合目はDeNAにコテンパンに負け、岡田監督はこれが最終試合だったが、試合後は一切、監督の挨拶もなく終了した。体調不良を理由に挨拶なしと球団は発表したが、試合後、岡田監督が記者の囲み取材に応じ、選手を名指しした辛口の長文コメントが各スポーツ紙のニュースで踊っている。その翌日には早々に藤川球児新監督の発表が球団からなされた。球団新記録をたくさん作り、タイガース史上の素晴らしい記録をたたき出した監督に対して「なんでこんな無下にするんだろ」と首をひねるばかり。「スクラップアンドビルド」という言葉がある。文字通り「造って壊す」だが、株価チャートと同じで造る(上がる)のはコツコツ時間をかけて行うが、破壊は一瞬だ。相場だと○○ショックと名がつくが、私にしたら「岡田ショック」だ。なんでこんな無駄な作業を阪神タイガース球団は繰り返すのかはわからないが、「暗黒時代」突入という言葉が浮かぶ。ある種の社風なのだろうが、チームとしては自爆行為である。岡田さんのことは落ち着いてから改めて書きたいが、以下、最後の監督インタビューに載っていたことで私が首肯する部分について●をつけてコメントしたい。(以下抜粋)-梅野は代えた「まあ、普通やったら使わへんけど。最後やからのう」-あそこは投手を代えずに流れを変えるために「いや、普通やったら梅野使わへんいうてるやん。それだけのことやん。来年のためやったらのう」-集大成を選手に見せてほしかった「なあ。やっぱりおんなじことばっかりやった。最後まで。そういうことやん。初球ばっかり。え? 止めようがない」●先発の高橋遥人に梅野でバッテリーを組んだが、私は坂本で行くべきだと思っていたので、スタメン発表を見て驚いた。「岡田さんは梅野と心中するんだ」と思った。もともと梅野は口ばかりで捕手としての勉強がずっと足りないと感じていた。配球はいつも同じ。相手にそれを読まれていても同じように放り込み、対戦打者の傾向を研究していないように見える。2枚看板の坂本誠志郎より打撃に定評があると言われているが、打率は坂本のほうが良いし、「梅ちゃんバズーカ」の異名も名前だけで盗塁はほとんど刺せない。その割にヒーローインタビュー他いつも傲慢そうなのが気になっていた。去年梅野がケガで離脱した後、坂本が正捕手になりタイガースの8月の快進撃につながった。日本シリーズまで捕手を務めきった坂本の勝負勘などをもっと最初から生かすべきだったと思う。-厳しくいってきた森下は最後頑張った「いうたやつだけやろ。野放しにしたらぜんぜんやもんな。大変やで。怒る人間がゼロやったら」●この点だけは良かったと思う。一度2軍に落としてバッティングフォームを改造した後の森下は、インタビューでチャラけた発言がなくなり、先輩の佐藤輝明よりも発言も守備もしっかりしていた。死球も多く生来泣きべそなのだろうが、それでも勝負強さを発揮して、試合の悪い流れを変えようと努力していた。私は3番最強打者説なのだが、阪神の勝負弱さを考えると将来の4番でもよいと思う。「いうて実践出来たやつ」が森下だと感じている。-投手も成績が悪くなった「悪なった。もう今日も村上ひどかったなあ。村上なんかそんなん終わってしまうで、あれ。無理やって、なあ」-コントロールが「なんかおかしいもんな、今日も。びっくりしたわ」-佐藤輝も尻すぼみになってしまったか「なるっていうの、去年見てみいや、去年のクライマックスから、日本シリーズでも。大事なところでそういう大きい1本とか打たれへん言うの。盗塁1個やないか、去年の日本シリーズ、言うてるやんか。そんなもん、ちゃんとちゃんと練習して、ちゃんともう自分の打ち方も分かって、ちゃんと打てるやつがそういう大事な場面で1本打てるんよ。簡単に大事な場面でホームラン、打てるわけないっていうの。なんにもやってなかったら。そういうことやんか。打ったか? 去年でも日本シリーズで。え? 言われたの盗塁だけやんか。そういうことやんか。簡単にホームラン打てるとか、何本打ってんの? 簡単にいいすぎよ。簡単に勝ちますとか、簡単に打ちますとか。なあ」●今シーズンは去年に比べてストライクゾーンの幅が変わっていた。観客ですらわかるのに、村上はそこを修正できていなかった。緩い球を次は放るだろうなと思ったらやはりそれを投げる。捕手のリードも悪いのだが、それを痛打されるのも幾度となく見た。捕手の要求に首を振ればいいだけなのだが、昨年は面白いように勝てたからそのままで1年やっていた。研究されているからこうピッチングを変えよう、という意識が低いのは明らかで、シーズン中も「また同じだ」と私は何度もため息をついた。村神様といわれて慢心したのだろう。タイガースが貯金を作ったのに、シーズンでローテーションを守った村上が他のローテ投手と異なり負け越しているのがそれを如実に表している。 佐藤輝明も岡田さんのおっしゃる通り。今年は3塁の守備エラーが致命傷となり負けた試合がいくつもあった。私はスタメンから外すべきだとずっと思っていたが、球団の商業的な理由があるのだろうと思う。守備が下手でピンチを招くが、たまに大振りで取り返す。ボラティリティが大きいからファンが熱狂する。興行的にはいいのかもしれないが、こういうのがいると勝てない。打率は.268あたりだったが、大量得点の日に帳尻合わせのようにヒットを重ねるだけで、試合を決めるための打棒は貧困である。いつも同じ配球で仕留められる。ボールだと思ってストライクゾーンに入り三振すると審判の顔を見て軽く抗議する。情けない。こういう選手は本来中軸には要らない。サード拙守でラッキーゾーンになっているチームはそれだけでハンデ戦で、指揮官は苦しいと思う。「おもろい、いうか。だから結局、尻すぼみのチームになってしもうたもんな、今年は。去年がバッといきすぎたから、そらもうしゃあないやん、いきすぎるのは。それを継続できるくらいにな、みんなが頑張って能力があればいいけど、その能力がなかったいうことや。継続の能力がなかったということや、尻すぼみということはな。もうちょっと伸びしろあるかなと思って言うたし、あるかなと思ったけどな。(昨年の)数字見たら伸びしろあるやろうなと思ったけど、なかったいうことやもんな」●こういう選手でこれだけ勝ちを重ねてきた。それが岡田さんのすごさだと思う。少し期待したけどやっぱりだよな、結局は選手自身の技術ではなく心の問題よ。継続する能力はアレよ、精神的な伸びしろよ。それがなかったら終わりよ。おーん。
2024年10月12日
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アレ争いは巨人と阪神一騎打ちの様相を呈してきた。雨で流れた試合の振替試合日が決まってきて、再度チケットの売り出しなどがあった。阪神は残り10試合。幸運にもそのうち3試合見に行けることになった。去年は18年ぶりのアレを生で観ることができたのだが、仮にもう一度アレを観ることが生でできたら……とスケベな妄想が始まる。いや、それ見たらとてつもない確率で、なんだか運を使い果たしてしまいそうで怖いが観たい。こんところ身辺整理を始めているのはフラグが立っているのかな(笑)ここぞという時にカネと時間を遣わずしてなんぼのモンじゃい(`^´)後先考えずに使うんじゃ‼もう1回生で観られたら、私、神になれるな……。
2024年09月15日
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パリオリンピックがはじまって暫く経った。柔道の阿部兄妹のうち妹の詩(うた)選手が、敗戦後その場で大泣きして話題となり、その是非が問われている。大泣きはいいけれど、試合進行の妨げになっていたとしたら、早めに控室でそうしてもよかったのかなとは思う。放心状態で判断がつかなかったかもしれないけど。そのことは特に気にしていないのだが、その話題が沸騰している中、私はいつも通り阪神タイガースの中継を見ている。7月30日からこれを書いている本日8月1日までは甲子園で対巨人3連戦。甲子園が竣工してから8月1日でちょうど100周年を迎える。ということで、毎日いろんなイベントが試合中行われていた。5回終了時点で初日の30日はTUBEのスペシャルライブで3曲聞いた。ボーカルの前田さんはもう声がずいぶんでなくなって、懐メロ感がすごかったけど、球場はそれなりに盛り上がっていた。翌日は、阪神・中野拓夢選手の登場曲を歌っているベリーグッドマンが歌ったのだが、これが思ったよりも下手で、かつ自画自賛の掛け声をするものだから、ちょっと引いた。球場内もあまり歓声がなく、やっぱり滑っていたと思う。と、ここまではご愛敬でいいやと思っていたのだが、7回2アウト二、三塁で、前日、阪神の森下翔太にホームランを打たれた巨人の平内が、森下の顔面すれすれの球を投げた。意図的だったのかもしれない。よけた森下はしばらく平内をにらみつけていた。ここまではいいのだが、次の球もまたも危うい内角高め。これもよけたが、その次の3球目でストライクを取ると、平内は歯を出して薄ら笑いしていた。そのあと平内は何かを言った。音声は聞き取れなかったけど、ドアップになった口の動きは「バーカ」というような言葉を発しているようだった。多少の挑発は勝負につきものだが、なんかこのシーンを見て、本当に平内が嫌になってしまった。お前がバカだよ。試合に水差すな、と。その表情は嫌がらせをしているいじめっ子みたいだった。スポーツの対決に見えなかった。なんであんなことするんだろう?カメラが抜いていることをわかってやっていたとしたら、余計に「?」がつく。どういう育ちをしてきたんだろう?森下は完全に頭にきて、闘志に火がついたのか、次の球をうまく内安打して1塁でガッツポーズをしていて実にすがすがしかった。試合後、岡田監督が平内について苦言を呈していたけど、当たり前だと思う。ジャイアンツは紳士の球団だったんじゃなかったっけ?と私も嫌味をいいたくなったくらいだった。広岡達朗さんに電話して聞いてみたいなと思ったけど、止めた。でも怒っていると思う。
2024年07月30日
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阪神タイガースの才木党投手が、5月19日のヤクルトスワローズ戦で勝利投手となり、ハーラートップの5勝をマークした。今年の5勝のうち、3勝は生で観戦していた。私とは相性がいい(?)のかもしれない。才木投手はトミージョン手術をしており、その後立派に成長するか心配だった。無駄なところに一切力の入っていない華麗な投球ホームは、見ていて本当に美しい。阪神タイガースの女性ファンTRACOの投票では、彼氏にしたい選手1位に選ばれたそうだ。ちょっととぼけたヒーローインタビューも大好きで、母親のような気持ちでこの若い選手を見守っている。投げ方には一切気にするとことはないが、ひとつだけ気になることがある。そう、雨である。才木投手の登板は、今年やたら雨が降るのである。才木投手が甲子園で先発した試合も観戦していたが、7回表コールドで完封。試合開始が1時間遅れたが、その後新幹線で早めに帰れたのでよかったといえばそうなのだが…。阪神タイガースでは雨男の投手が過去2人いる。青柳投手と大竹投手である。青柳さん最多勝→雨柳さんと呼ばれる大竹さん自身最多勝→大雨耕太郎さんと呼ばれるで、ここへきて才木さんである。「雨は嫌いです」と言っていたが、これは雨の女神に好かれたのかも。方や大竹さんは今年はまだ3勝2敗。。。雨が勝ちを支配しているのかもしれない(阪神園芸が大変だけど)。
2024年05月17日
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某日、なぜか東京ドームのヒーローインタビューに立ち会った。右は巨人の4番、岡本である。よくわからないのだが、抽選で当たった。この日は阪神タイガース戦で、みなさんご存知の通り虎党の私にとっては屈辱的な試合だったからこその岡本のヒーローインタビューなので、何とも言えない気分になった。普通なら小躍りするのだろうが。虎のレプリカユニフォームを着ていたのだが東京ドームの職員に「選手に失礼だから脱げ」と言われて、屈辱的な気分になった。隠れキリシタンに踏み絵を迫り、イエス様を踏んづけるような、そういう感覚に似ている。ヒーローインタビュー後には、岡本選手とのハイタッチ権利というものもついていた。いや、彼がHRを打ってタイガースは負けたのだよ。私はG党ではないのだよ。何の罰ゲームだ、こりゃ。と思った。いや、岡本は関西出身で虎ファンだ。だからここは大目に見て、ハイタッチに参加し、大人の対応をしなければと思いながら、私はグラウンドに佇んでいた。岡本がハイタッチしようと徐々に近づいてくる。彼と手が触れるときに私ができること。それは「明日の阪神戦でチャンスが来ても打つなよ、という念を送る」ということだけだった。「打つなよ~打つなよ~」と祈りを込めて岡本とハイタッチ!翌日も試合を観たのだが、巨人が満塁で得点のチャンスの時に岡本の打席を迎えた。念が通じたのか、岡本は凡退して阪神タイガースはこのカード今季初勝利を収めたのだった。よかった。<お酒メモ>5月2日木曜日ギネス 生 5パイント黒龍 いっちょらい 3合弱
2024年05月03日
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阪神タイガースが85年に初の日本一になった年の試合で今でも語り継がれるのが「バックスクリーン三連発」である。正確にはバックスクリーンでないホームランも1つあるのだが、巨人の槇原投手から打ったバース、掛布、岡田の3連続ホームランは絵になる。その試合は4月17日だったそうである。昨日初めて知った(^_^;)くしくも2024年のその日、元プロ野球監督と話をしていたら、やたらこのバックスクリーン三連発の話をするのでなんでだろう?と思っていたのだが、そういうわけでしたか…。虎党の私にとっては絶好球の話題だったのに、スルーしてしまった。阪神タイガースの現在の長梅雨のような打線と同じである(-_-)<お酒メモ>4月17日水曜日風の森 無濾過 半合弱よえもん 山廃純米無濾過生原酒 亀の尾60+旭日 純米吟醸無濾過原酒秋鹿 もへじ 無濾過純米吟醸生玉川 雄町 山廃純米無濾過生悦凱陣 無濾過純米生原酒上記各半合ずつ御湖鶴 純米無濾過雄町 1合五一わいん 赤 限定 1/3本
2024年04月17日
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阪神タイガースの馬場皐輔投手が現役ドラフトで巨人に移ることになった。巨人=Gということで「ジャイアント馬場」を少し思い出した(^^;この間、阪神タイガースのファン感謝デー前に握手会があり、ランダムだがハイタッチできる権利があったので、とあるブースを選んで入ったら、馬場投手がいた。馬場投手は試合によって波がある。いい時はいいのだが、調子が悪い時にはリズムが非常に悪く、1イニング片付けるのに30球前後投げて独り相撲をしているのを何度も見た。球はいいけれど、なかなか抑えられない。晩年の岩田と一緒である。ただ、うまくいくと化けるかも。今後も注視していきたい。ちなみに握手会では今季現役ドラフトで加入して大ブレイクした大竹投手と中野拓夢内野手、日ハムから移籍した渡辺諒内野手ともハイタッチ。中野さんは会いたかったのであたりだった。手が小さくて驚いた。私よりも小さい(汗)ちなみに大竹投手の手相がものすごくよかった。呑み屋で会っていたらもっとじっくり観たかった。
2023年12月07日
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日本シリーズは第5戦目。今日はもしかしたら佐藤輝明はスタメン外れるかもしれない。昨日の試合は対照的だった。試合開始前に一塁手の4番・大山は一塁ベースに向かって脱帽し、深くお辞儀をして守備についた。このところ打撃は不振という言葉以外に見当たらないくらい底辺状態なのだが、それでも「自分ができること」「しなきゃいけないこと」を態度で示していて、人間ができているなぁと思った。それに対して、これまた打棒が不振になり始めている佐藤輝明は昨日、5番から6番に打順が下がり、見逃しでストライクをとられては、審判の方を向いて「え、今のストライクなの?」という仕草をする。明らかにストライクゾーンに不満を表明する場面が幾度も目についた。そして7回表のノーアウトでオリックスの選手のゴロをエラー。捕球したと思ったのか動作は緩慢で、球を見失っているうちにランナーが2塁まで進塁してしまった。そうしているうちにランナーが溜まり、マウンドの阪神の投手が困惑。リズムが崩れたからだ。2点リードだったはずが同点。この回、マウンドに野手がかけよるものの、佐藤輝明は最後にマウンドにかけ寄った。自分のミスから2点を相手チームに献上し、同点に追いつかれたのに、一番最初にマウンドに行くべきところだが、遅れをとって投手のところへ行く。脱帽して謝罪している様子もない。見ている私ですら腹立たしかった。チームの士気を下げるどころか足を引っ張り、それについての自覚がない。岡田監督がキレても当然だと思う。この後、佐藤輝明はベンチに下がった。いくら打棒がすごくなったとしても、人間性が伴わなければ、選手として大成しないだろうし、人も付いてこない。スランプに陥っても助けてもらえないから、加齢とともに復調のきっかけをつかみづらくなる。いろいろ損なのだが。残念ながらこのシーンを見て、たぶん、佐藤輝明の性格は直らないんじゃないかなと思ったのだった。今シーズン、大山を4番に据えたのは岡田さんの眼が正しかったと思う。選手の手本になるべき人が4番に座らないと、チームは機能しない。<お酒メモ>11月1日水曜日熟撰 生 プラカップ1つ日本盛 しぼりたて生原酒 2合弱仙介 白麹 半合弱宮水の郷(白鷹) 半合
2023年11月02日
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目の前に信じられない光景が広がっていた。生きててよかったと思った。こんな奇跡みたいな時間に立ち会えて私は幸福者です。<お酒メモ>9月14日木曜日熟撰 生 プラカップ 1つ半日本盛 しぼりたて生原酒 かちわり 1合仙介 白麹 2合仙介 特別純米 ひやおろし 1合
2023年09月15日
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10連勝で阪神タイガースのマジックが「1」となり、その晩からニュースで「アレ」「アレ」と連呼されている。昨晩はサトテル(佐藤輝明)がグランドスラムをしたときに、思わず声が出て号泣した私は、すでに具合が悪くなっている。珍しく朝、ワイドショーを見たのだが、地元のおばちゃんがインタビューに出ていて「サブいぼ出てる」と発言していた。私の具合の悪さも同じような現象だろう。蛙化現象とか、イケメンに声をかけられたら走って逃げる、というそれに近い。それにしても、昨日の甲子園はいい浜風が吹いていた。サトテルは第1打席、スタンドインしたかと思う2塁打を放ったが、最初から風をうまくとらえていた。第1打席で打つ前に、一緒にいたトラキチの友人に「サトテル今日はHR打ちそうなコンディションが揃っている」と私が言ったのだが、それなりに見立てはあっていたのかも。いや、具合が悪い。虎のアレはみたいのだが、待っている間がホントに身体に悪い( ;∀;)はよ、アレしてくれ。<お酒メモ>9月13日水曜日熟撰 生 プラカップ1つ日本盛 生原酒 かちわり 1合アサヒスーパードライ 350ml缶福寿 純米 グラスで1つ
2023年09月14日
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知識という言葉がある。「知」「識」も「しる」という意味なのだが、知が頭とかデータで理解するというニュアンスに対し、主に仏教で使われる「識る」は「身体で理解する」というニュアンスがある。同じ「しる」でも「知」と「識」の距離というのは結構ひらきがある。3日のヤクルト×阪神戦で9回に阪神タイガースの1番バッター・近本選手がヤクルトのピッチャーからデッドボールを喰らい、のたうち回ってしばらく動けなかった。数カ月前に骨折した箇所付近であったことからベンチもファンも非常に心配して、球場は一時騒然となった。この騒動について、試合後ヤクルトの高津監督が、岡田監督にすぐにわびを入れず、ベンチから去ってしまったことで、あとでおーん(岡田監督)が監督コメントその他でチクチクと不満を述べていた。私も今回の一件は、高津監督がマズったなと思う。監督である自分が頭を下げに行けば被害が広がらなかったのに、それをしなかった。現役時代クローザーだったのに初期消火に失敗したわけである。高津監督は投手出身だからかもしれないが、自軍のピッチャーを庇うことに目が行っていて、ケガした相手とその上司である先方の監督をおもねるというフォローの意識が欠けていたからである。管理職的にはアウトだ。これは頭で知る「知」で行動したから出たミスだと思う。「識」を働かせればよかったのだ。「シュートが得意なピッチャーが内角を攻めて打者に球が当たる」。これは起こりうることだ。大差のついた負け試合の終盤では通常このような攻めをするのは「暗黙の紳士協定」で普通しないことにはなっている。大差のついた試合で盗塁しないとかいったのと似ている(ちなみにメジャーでもそういう慣行だ)。でも敢えてそれをして、相手にケガをさせたのであれば、デッドボールによる進塁というルール以外にすべきこと、つまり「気持ち」を伝えに行くことも、やって損はないと思うし、むしろ「せな、あかん」だろう。あれだけ相手が痛がっているのにお悔やみがいえないのは、ちょっと人間的にどうかなと感じる。江川卓の『巨人論』(←何を読んでるんだ)にも「僕の現役時代の乱闘は、ヤクルト戦が多かった気がする」と書いてあったが、もともとヤクルトというのはデッドボールが多い。本の中にはこうもあった。「僕の引退後を見ても、ヤクルトのキャッチャー古田敦也さんはインコースギリギリを使っていたので、バッターに当ててしまうことが多かった。しかも1回当ててしまうと遠慮して外側に投げさせるものだが、古田さんはそれでもインコースギリギリを突くので、やっぱり当たることがあった。2回当たるとさすがに乱闘は免れない」(第1章P60)この方針が「野村野球の継承」と一括りにされると、岡田好きで野村好きの私はとても苦しい気持ちになる。当てても構わない、謝らないという風には野村さんは指導していないだろうし、何度も生前会ったがとてもそういう人には思えなかった。こっそり後でフォローに行ったり、何らかの方法で詫びを入れるような人だったように感じる。ただ、岡田さんや広岡(達朗)さんほど凛とした生き方や指導スタイルではなかったから、高津監督はその部分については気が回ってないのかもしれない(致命的だが)。岡田広岡両氏は「原理原則」を大事にする人だと私は感じている。だからこのケースでは「すぐに詫びを入れるのが当たり前やろ」と思ってプンプンなのだろう。あ、私もすぐ謝る。だって気分良くないもの。
2023年09月04日
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昨日17日に阪神タイガースにマジック29が点灯したが、過去マジックが点灯して「すわ今年こそ優勝だ」と言われながらそれをかっさらわれたことが恒例になっている。それが故に、マジックがついても微妙な気分になってしまう。だって18年もアレ見ていなんだもの(-_-)今日もカープ相手に早速ぼこぼこにやられている。期待するとつらい目に合うので、「あぁやっぱり」などと平静を装いながら試合を観ている。マツダドームでは雨が降ってきて一時中断しているが、このまま今日は流局してくれないかな~。株よりつらいよ。<お酒メモ>8月15日火曜日ガタオ ヴィーニョヴェルテ ポルトガル 白 ハーフボトル小布施 ノマンデシ 2018年 白 グラスで2つ8月16日水曜日ブランコットエステート NZ 白 ハーフボトルマコンヴィラージュ フランス 白 ハーフボトル
2023年08月16日
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週末は、気が進まなかったのだが父親に会いに行った。リハビリをしても8割くらいまでしか機能回復しないといわれているようだ。右半身は動くようにはなったが、感覚はないという。食事も右で噛むと味はしないし、お通じも右の腸を通過している時には感覚がないので、便意などがわからないそうだ。ただ、少しずつは良くなっているという。介護支援専門員が週2くらい付き添って散歩に出ているのだが、そのやり方がスパルタ方式だという。杖を突かずに公園の階段を昇れとか、そういったやり方だそうだが、私はそれはいい担当者だと思った。母はそれについて不満を述べていたが、父親も自分自身のリハビリの成果を踏まえて、スパルタ方式を喜んでいた。それについては、いい考え方をしているなと感じた。最近は甘やかされている人が多い。能書きをたれたりゴネたりすれば得することを覚えた人や既得権益をかさにして、人をアゴで使う人たちが、「何か口を動かす暇があったらまず動く」人たちの足を引っ張っているように思う。阪神タイガースの佐藤輝明が2軍に落とされたが、彼も身体を動かす前に理屈派だなと感じていた。頭で考えて無駄だと思うことは進んでやらない。だから凡打したときに、全力疾走しなかったり、ひとつ先の塁を狙ったりしない。3塁線際のきわどい相手打者の打球に飛びつかない。思った通り打てずに三振したら、バットを叩きつけたりする。自分のせいではなくて、自分以外の人や物(道具)のせいにしているのが所作からわかるのだ。これでは早晩行き詰まるだろう。幸い(?)、プロ野球は実力が最後ものを言うので、いくらチヤホヤされて入団しても、3年目を超えてくればいい加減特別扱いもなくなる。だからさっき書いたような「何か口を動かす暇があったらまず動く」人たちにレギュラーが置き換わるだけだ。どんなものもそうだが、何事も他者からの影響によって自分の行動や思考が決まる。「おかげさま」なのだ。だから身近にあるはずの道具であれ人であれ、大切にできない人は、ダメになると思う。最後は自分しかないし、体一つしかない。それがわかっている人は、愚痴を言いながらも行動するし、愚痴を言う分だけ疲れるとわかったら黙って次のことをやっている。ボーナスシーズンだが、会社員でありながらたぶん私は今夏ももらえないだろう。でも、コツコツやっていた株式投資の配当金が、ちょぼちょぼ入ってくる。運用については「何か口を動かす暇があったらまず動く」をやっていたおかげだと思う。これを「お前はいいよなー」とか「奢ってくれ」という人達に妬まれる筋合いはない。
2023年06月25日
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阪神タイガースカレンダーの3月を飾っている阪神の青柳晃洋投手。2年連続13勝、最多勝と、いまやタイガースの押しも押されぬエースである。青柳さんは実に礼儀正しい方だ。以前、階段でばったり会った時に、面識もない自分にぺこりと頭を下げてご挨拶してくださり、譲ってくれた。うーん、ジェントルだなと思ったし、こういう何気ないところの気配りに、性格がでるんだろうなと唸ったことがある。自己最多を2年連続で上げられたのは、前監督の矢野さんやコーチ陣のおかげで、という気持ちが、先日送られてきたタイガースのファンの会報誌のインタビューにも書いてあった。一生、矢野タイガース時代の監督やコーチを尊敬すること間違いなし、と思った。矢野さんはマスコミを介して選手の批判をほとんどしなかったが、今度の岡田監督はダメ出しをすることがある。本当かどうかは知らないが、先日オープン戦で投げた青柳さんの内容についてネガティブなコメントを岡田さんがマスコミに語ったことに対して直接面談したという記事があった。人それぞれそれなりの「やり方」がある。野村克也監督も「ぼやき」という柔らかい言葉だが、マスコミを介して選手にメッセージや激を飛ばしたりしていた。岡田監督も、野村監督と同様、評論家としての付き合いが長いから、そういう戦法に出ているのだと思う。選手も大事、チームも大事、そしてマスコミも大事なのだ。コーチを含め、現場の経験が長かった矢野さんとはここが違うから、仕方ないことだとは個人的に思う。ならばWBCの栗山監督はどうか。栗山さんは現役7年、スポーツジャーナリストとして21年と3倍以上マスコミ側だった。でも、監督して現場に戻っても批判はせず、采配ミスがあって負ければ「俺が悪い」「俺のせい」と言って選手をかばっていたのが9割以上だった。私は全員と話をしたことがあるからわかるが、みなさん「優秀」であって、あとはタイプの違い、としか言いようがない。栗山さんはノムさんや岡田さんとは違って「サーバントリーダーシップ」型だと思う。個性や多様性を重視し、よいところを伸ばして勝ちを狙うのならば、今後はこういうタイプの上司がウケるんだろうなと思う。違いはあれど、チームや選手の気持ちを「ノセたい」と思う点ではお三人とも一致している。鳥谷氏を見出した岡田さんもそうだし、野村再生工場と言われたノムさんも、栗山さんもそれぞれのやり方で人を育てている。私は3人の監督(もっと他の方にもお会いしたこともあるが)、過去、機微に触れる機会があって、これはたぐいまれなる幸運だと思う。自分の人生において、かなり貴重な経験をさせてもらっているのは自覚している。
2023年03月27日
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来季の阪神タイガースの監督が、無事(?)岡田彰布さんに決まったので、早くもタイガースナインの打順と守備位置、先発ローテ5人の候補のことを考えながら友人と話していたら、瞬く間に何時間も過ぎていった。コスパがいいというか、ただの関西のオジちゃん、オバちゃん化しているのかは定かではない。タイガースの歴代監督何人かに会ったことがある。監督になったときの経緯や当時の心の中について聞いたりすると、大抵は「(監督を)請けるのに迷った」と否定的なニュアンスであることが多い。それだけ重圧なのだ。阪神タイガースという球団は、他の11球団に比べて極めて特殊だ。野球文化以外に「関西の文化」というもっと大きくて抽象的なものを背負っている。タイガースは関西の高級ブランドなのだ。だから選手の「タニマチ」が、飯をおごるからといって選手を誘い出して、選手自体がどんどん沼のように足を引っ張られてしまう。本業がおろそかになり、ちやほやされているのが当たり前となり奢り高ぶる。そうして身を持ち崩してしまう。成績が下降し、ケガや年齢によって身体が動かなくなったときには見向きもされなくなる。個人的には、関西においてタイガースの選手を連れて歩くというのは、ヴィトンやエルメスのバックを持って街を歩いているおねーちゃんの心理と大差ない。それを選手はわかっていないのが残念だ。こういう「勘違いしてしまう選手」を率いて、試合をしなきゃいけないから、他球団の何倍も重圧がある。負けが込むとヤジも半端ないから、監督はハンディキャップを背負ってタクトを振るしかない。だから、請けるのに後ろ向きになるのだろう。ところが岡田彰布さんはすっと「阪神タイガースの監督をもう一度やりたい」と言っていた。私はこれは稀有なことだし、素晴らしいことだと思っている。なぜなら現役時代、監督時代の両方で優勝を経験し、自ら中軸で打ち、という人だったからだ。実力のある人でやりたいと手を挙げてくれる人に監督をしてもらったほうがいい。そういう風に思って、私は岡田彰布さんを応援していた。矢野さんも好きなのだが、岡田彰布さんも好きなのだ(笑)ただ、いまの「のびのび育った選手」を厳しく起用して勝ちに行くとすれば、来季が一番優勝の確率が高い。数年かけてではなく、短期でまず勝負して優勝を狙わないと長期政権にはなれないし、優勝の芽はないと思う。なので頑張れ!岡田彰布!と声を大にするのであった。<お酒メモ>10月15日土曜日宗玄 純米八反錦 ひやおろし原酒 1合半蒼空 美山錦 ひやおろし原酒 1合半
2022年10月16日
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阪神の矢野監督のラストゲームが終わった。4年間監督をやって、すべてAクラス入りというのは、タイガースの監督の中では史上初。若手が育ったし、甲子園という広い球場で勝つための「走り」に重きを置いた選手起用は、個人的には納得するところだった。本当はもっと監督を長くやって欲しかったが、優しさとまじめさは、監督向きというよりはコーチ向きで、采配で鬼になれないところが監督・矢野としての「弱さ」につながったのだと思う。私は12年前に引退した矢野さんのマフラータオルを今でも愛用していて、山登りには必ずそれを身に着けているくらい矢野さんが好きだった。野村IDを継承し、中日から移籍後、3割バッターとして打撃も開花。18年ぶりの優勝にも貢献した選手時代から、この人に監督をやって欲しいと思った。引退してすぐに初めて話をした時に「将来、指導者というか監督を目指しますか」ということを聞いたのだが「ゆくゆくはやってみたいけど、しばらくは解説をやって勉強します」と言っていた。その後2軍監督とかコーチとかをタイガースでやるようになって、その「機」はいつなのかな、とずっと期待していた。思えば、金本知憲前監督が辞めた後、監督を引き受けようかかなり悩んでいたみたいだが、矢野さんにとってはまだその「機」ではないと考えていたのではないか。ニュース越しでしか知らない私の目にもそう映った。もう少し、若手を育てることに注力したいと思っていたように見えた。今年のはじめに久しぶりにお会いした時に、釣りの話を振った。「釣り、してないなぁ。監督になってから全然行っていない。というかコロナのこともあって行けない。行きたいなぁ」。そう呟いていて、数日後に今年で監督を退くと発言されました。区切りとかが欲しかったんでしょうね。「終わりを思い描くことから物事ははじまる」――いわゆる「メメント・モリ(死を想う)」の発想だが、退路を断つことで、自分の尻を叩いて1年間「オレの野球」を貫いた。私にはそう見える。まじめさゆえの「脆さ」を野村監督は生前見抜いていたのかもしれない。「阪神の監督はまじめだと務まらない。あいつ(矢野)、大丈夫かな」と私によく言っていたんですよ、と矢野さんに伝えると「そんなこと言われてたんだ」と驚いていた。私はノムさんがてっきり、矢野さんにそれを伝えていたんだと思っていたから。とにかく、今は肩の荷が降りて、ホッとしているんじゃないかと想像している。少し休んで、しばらく大好きな釣りをイヤというほどしてください。あなたの好きなあの居酒屋で、再会して一献できることを楽しみにしています。
2022年10月15日
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お盆休みがなかったので、せめてなぁと思い、阪神タイガースの試合を観に行った。それなりにタイガースファンだとわかる格好をして観戦する。ビールの売り子さんが顔を覚えてしまって声をかけてくれるくらいの姿をしている。今回は東京ドームに行ったのだが、対巨人3連戦の3戦目、4番・佐藤輝明の第1打席。あろうことか1塁側の内野席に佐藤輝がボールではなくバットを放り込んでしまった。球場はどよめく。かなり珍しい出来事だ。しばらくすると「試合中、バットが飛んでくることがこざいますので、十分ご注意ください」とアナウンスが入った。一瞬間があいて、「飛んでこねーよ」とヤジが飛んで、場内は爆笑に包まれた。思ったのだが、こういう時に観客からツッコミが入るのがわかっていて、クソマジメにアナウンスするのはとても難しい。笑ってしまいそうになるのをこらえて、いつものように澄ました声で、違ったことをしゃべるのはどれだけ難しいことか。松本人志のよくやる「出オチ」を見れば、それは明らかだ。嬉しいことにその後試合自体は勝って、今シーズンは観戦しに行ってまだ負け試合を1度も見ていない。6試合観て全勝だから、借金1のチームの勝敗としてはかなり素晴らしい確率だ(ちなみに6試合のうち5試合が巨人戦。タイガースは巨人に現時点で13勝している)。よく考えると、昨シーズンも観戦試合は負けていないので10連勝くらいしているかも。とはいえ、「ジャンケンに永遠に勝ち続ける人はいない」という思考をする自分なので、なんだかちょっと怖くなる。まぁ、株で負ける人も「自分には能力(実力)があって、この勝ちパターンは完璧に通用する」と過信した瞬間からコケる。それと同じかなと思って、一歩引きながら試合観戦を続けている。ただ、株は今日は1銘柄損切り中ですよ…(-_-;)
2022年08月19日
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開幕からメタメタだった阪神タイガースが4連勝中していた。「そろそろ勝ちが止まるかな」と不吉なことを頭の中で考えていた。しかも4月30日の対巨人戦の試合は、今季初の「なまとら(球場観戦)」だったので、勝って欲しいが、5連勝と言うのは今の地合いだと難しいなと思っていたのである。タイガースファンはそういうものだもの。 みつを…などと思っていたら7回のラッキーチャンスの回に猛攻(というか正確には相手の拙攻)で6点を挙げ、勝ってしまった…試合終了後「勝ちに不思議の勝ちあり」と野村監督の言葉を思い出す。5連勝だよ、おい…。勝って喜べばいいものを、素直に喜べないのは、今日(5月1日)も「なまとら」だからである(笑)。昨日は黄色い靴下を履いていったから今日も黄色い靴下で…とか、昨日と同じつまみを作って持っていこうとか、とにかくゲンを担ぎまくりである。<お酒メモ>4月26日火曜日小布施 ドメイヌソガ オーディエール ソーヴィニヨンブラン 白 2021 ハーフボトル宗玄 生原酒 金ラベル おちょこで3つ4月27日水曜日アサヒスーパードライ 生中 1つアサヒスーパードライ 中瓶 2本くらい紹興酒 3年陳酒 ロックで3合くらい4月28日木曜日ギネス 生 1パイント会津中将 限定酒 純米大吟醸生 120ml シャトー・ポール・マス 2016 フランス 赤 グラスで1つ4月29日金曜日シャトー・ポール・マス 2016 フランス 赤 グラスで2つ小布施 ドメイヌソガ オーディエール ソーヴィニヨンブラン 白 2021 グラスで2つ蒼空 短稈渡船 特別純米 生 半合4月30日土曜日ヱビス 生 プラカップで2つカタヒ ソーヴィニヨンブラン NZ 白 ハーフボトル小布施 ドメイヌソガ オーディエール ソーヴィニヨンブラン 白 2021 グラスで1つ小布施 ル・サケナチュレ 田幸リア 2合ちょっと
2022年04月27日
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野村克也さんが令和2年2月11日に逝去されてから2年弱。ようやくお別れの会が催された。神宮球場のグラウンドを歩かせてもらうのはいつぶりだろうか。息子の克則さんが「いつもイベントごとになるとお天気との相性が悪かったのですが」と言っていたけれど、この日はスカッとした快晴。晴女体質の自分が足を運べたことで、お手伝いできたのかなと勝手に思ったりする。弔辞は江本孟紀さん、古田敦也さん、高津臣吾監督の順に読まれた。江本さんはボケとぼやきとエスプリが効いており、古田さんは(赤塚不二夫さんのお葬式でタモリが弔辞を読んだ時のように)メモを読み上げることなくまっすぐ前を見て朗々と語り、高津監督は今年の報告と感謝と笑いを込めた内容だった。どれも野村イズムを継承しているなと感じた。野村さんの遺伝子は、こうしてそれぞれの人に、ちょっとずつ特徴をつけて受け継がれているのだろう。献花するときの新庄剛志さんも花を投げる前、タイガースのユニフォームが飾られた前でじっとしていた。私の献花するところが、たまたま新庄さんが献花した場所と同じ位置だったので、監督の阪神時代のユニフォームとちょうど対面になった。これも何かのご縁のせいかな。ユニフォームは少し泥がついて汚れていた。そのままにしていたのがかえって味わい深かった。「新庄さんはここで何を誓ったのかな」とも思ったけれど、そう時間もないし、私は私で監督に感謝を伝えながら言わなきゃいけないことを急いで心の中で唱えたのだった。
2021年12月11日
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登板予定日になぜか雨になる、阪神タイガースの青柳投手。先日の登板で13勝目を挙げてハーラーダービートップとなった。火曜日に先発することが多い。火曜日に雨が多いのかな。というより雨男なんだろう。なぜだか知らないが、私は超絶、晴女。だからあまり傘を持って出かけない。台風予報の時も、空を見て、いけるな(=雨を避けられそうだな)と判断すると荷物になるので傘をおいていく。そんな雨男と晴女が出会うとどうなるか。今年、球場観戦する「なまとら」で青柳選手の試合を5試合見ているのだが、雨で中止になったことはなく、5戦すべて勝ち星。どうやらものすごく相性がいいのである。雨予報の日も曇りだったり、ぽつぽつ来るだけで雨があがってしまう。この間観た試合は雨予報がなかったのに、突然途中で降雨があり試合中断。ただ自分が屋根に隠れた部分で観戦していたので、傘いらずだった。しばらくして試合再開すると、ヤクルトの投手が突然崩れて、タイガースが中押しで得点を積み重ねる。なんだかうまいことできすぎている(笑)ビールの売り子のおねーさんに「雨柳さん観て今シーズン負けてない」というと、泡を減らした一杯を作ってくれて「あとでまた来ますね!」と声をかけてくれて、何回かプラカップにたっぷり入ったビールを堪能した。試合は11-0の大勝で、いつも以上にビールが美味しく感じたのだった(^^)<お酒メモ>10月18日月曜日風の森 ALPHA TYPE-5 1合半風の森 807 無濾過生 雄町 1合半國乃長 純米吟醸 限定 カエルラベル 1合半南 純米吟醸 ピンクラベル 1合ちょっと10月19日火曜日蒼空呑み比べセット キヌヒカリ、美山錦おりがらみ、雄町おりがらみ 計1合弱アサヒ 熟撰 生 プラカップで2つキリン一番搾り 生 プラカップで1つ南 純米吟醸 ピンクラベル 1合半とかちワイン ナイアガラ ワイングラスで1つくらい10月20日水曜日生中ジョッキ 1つワインテイスティング ひとくち×赤3種類 イタリア、アルゼンチンマルベック、ドイツワイン会津中将 純米吟醸 無濾過生原酒 中汲み 4合10月21日木曜日イタリア 泡 プロセッコ、ロゼを計グラス1つくらいイタリアDOC てんとう虫のラベルの。 赤 グラス1つ醸し人九平次 純米大吟醸 1合弱
2021年10月18日
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今日先発している、阪神タイガースの青柳投手は雨男で有名だが、それにちなんでか、打席に立つときの登場局が、徳永英明のデビュー曲『レイニーブルー』になっている。10代の時、突然徳永英明にハマった私は、彼のCDアルバムをひとつひとつ買い求め、全曲歌詞を覚えてしまった。記憶力が無限にあった頃なので、今でも歌える。今年は青柳投手と縁があるようで、なまとら(=生観戦)したうち、青柳投手先発が4回となっている。畢竟、レイニーブルーを何度も聴くわけだが、だいたい球場で(生ビールを呑んで)興が乗ってくると、最近は徳永英明の歌い方をサイレントモノマネするという行動に出ていることが多い(汗)自宅でもタイガースのコンテンツを契約していることから、観戦しているときに同じことをやる。時々は友人が来ているにも関わらず、恥もせずそれをやるので、ある種の宴会芸と化している。それにしても青柳投手は東京オリンピックでメッタ打ちされてから、ちょっと調子を落としている。独特の投げ方はNPB、とりわけコントロール重視するセ・リーグに通用するだけであって、ボールやストライクにかかわらずバンバン振ってくるタイプの打者にとっては、1,2,3で合わせてフルスイングすれば打たれてしまう確率も高い。そういう打者とオリンピックで対峙してから、メンタルも含めて、少し弱くなっているのかもしれないなぁ。<お酒メモ>9月6日月曜日陸奥八仙 特別純米 ISARIBI 1合シャトー ル ロー グラーヴ ド ヴェール ルージュ フランス 2015 赤 ハーフボトル MICHEL LYNCH ORGANIC ROUGE フランス 2016 赤 グラスで3つ 小布施 オーディエール クレレ メルロ&ピノノワール グラスで2つ
2021年09月07日
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仕事を終えて阪神タイガースの試合を観ようと思ったら、もう7回だった。先発の青柳投手がいいピッチングで失点をなんとか3点以内に収めていたのだが、打線の援護がここ数試合なく、つらい状況が続いていた。3点ビハインドで8回のマウンドを任された藤浪もいいテンポで投げていて、続く9回表の及川も自己最速の152㎞をマークするなど、いい感じだった。ところが、9回裏のタイガースの攻撃はあっという間にツーアウト。万事休す、と思ったのだが、3人目の打者の梅野がヒットを打った。甲子園で観た野村監督の追悼試合で、2回ツーアウトから梅野が口火を切って連打で5点をあげた時となんか雰囲気が似てるなぁ、と思って観ていたら、そこから4点取ってサヨナラ。私も自宅で小躍りしたのは、言うまでもない。監督インタビューでは感極まった矢野監督が、目に涙をいっぱい溜めて、時折それをこらえるようにして、言葉に詰まった。そら、そうよ(岡田彰布風)。「監督は人前で泣いてはいけない」と野村監督は生前よく言っていたが、私は矢野さんの涙を「いい涙だなぁ」と感じ入っていた。普段、生活していて、悲しい涙は時々見かけるけれど、嬉しくて感動する涙を久しぶりに見た。負の感情ではなく喜の感情の涙と言うのは、周りの人を癒し、温かさをくれる。劇的な勝利を収めたことも嬉しかったが、この矢野さんの様子を見られたのも非常に私を満たすことだった。苦悶という言葉があるけれど、どうして人は本当に嬉しかったり満足すると、苦しい顔になるのかな。私ももらい泣きをし、嬉しくてワインを抜く。今夜は無礼講だ!と言わんばかりに、友人と深夜まで呑む。いやー気持ちいい。結果的にベイスターズが「鴨」になってくれたので、縁起担ぎに鴨ネギを緊急調理してたらふく戴く。いや本当に、タダでできる景気浮揚策って、阪神タイガースが優勝することだと思うんだけれどな。東京オリンピック開催直前で、MLBの大谷翔平さんがHR王争いをして、とスポーツのビッグニュースはたくさんあるのだが、何よりも日本人の多くが興奮するのは、タイガースが優勝、そして日本一になることだ。熱狂は伝染し、連鎖する。コロナ禍で負の同調圧力が蔓延しているが、陽の圧力だってかけることができるわけで。タイガースの快進撃は、たまにしかないからこそ、興味のない人もつられたり、乗せられたりして盛り上がると思うんだけれどなー。<お酒メモ>7月12日月曜日いづみ橋 とんぼスパークリング 赤 125mlいづみ橋 とんぼスパークリング 青 125mlシャトーポール・マス 2016 フランス 赤 ハーフボトルBEC HARDY シラー オーストラリア 赤 グラスで3つしまった、祝杯にはもっと高いワイン抜くべきだった(^^;
2021年07月12日
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7月6日の神宮球場のヤクルト-阪神で、タイガースの近本選手がセカンドに居る際、ヤクルトバッテリーのサインを盗んで、打席の佐藤輝明に知らせていたのではないか、ということをヤクルトの三塁手の村上選手がアピールした件で、小雨の中、試合がしばらく中断した。あちこちのスポーツニュースが報道していたのをひとしきり見たのだが、「近本が悪い」「矢野監督か井上ヘッドコーチの(村上への)返答の仕方が悪いのが原因」とか、タイガースサイドが悪いという意見が目についた。私はその日、球場に居たのだが、全然違う感想を持っていた。というのも、その「事件」が起こる前から、ヤクルトベンチのヤジが、あまりにも凄すぎたからだ。「今日のヤクルトとヤクルトファンはやけにガラが悪いなぁ」と思っていて、3塁側の上の方にいたのに、かなりその罵声は大声で、聞いていてあんまり気持ちのよいものではなかった。贔屓ではなく、自分の居場所に近い方の3塁側のタイガースベンチの声よりずっと大きかったのだった。だから、タイガースサイドも次第にカッカしたんだろうというのが個人的感想である。この事件が起こった背景は2つのことが考えられると思う。1)ヤクルトの村上選手がまだ2年目なので、サイン盗みと挑発の区別がついていない。2)近本選手はヤクルトの田口投手が2塁を見たときに、手を動かす、近本特有の帰塁のジェスチャー(駆け引き)をとっており、それはいつもの近本の走塁テクニックだった。この日が特殊だったわけではない。1)については村上選手がまだ若いのに、塁審や阪神ベンチに「ずいぶん紳士的な態度でアピールした」という記事もあったが、見ていた現場で言うと明らかにカッカしていた。審判に「おかしくないですか」と言った時に審判は「へ?何が(いつも通りじゃないの)」という態度だったのだが、「じゃあきちんと説明しますよ」といわんばかりに歩き出したからだ。キレ気味だったのはチームの最近の雰囲気も手伝ってのことのような気がする。まだプロ2年目なので、あんなあからさまな近本の手の動きをサイン盗みに思えたというのは(区別がつかないだろうから)仕方ないが、あんまり細かく原理原則を言って、こういうことが今後も続くのならば、正義感は強いが面倒な選手だな、という印象を私は持ってしまうだろう。どこかのスポーツ記事に「ヤクルトの高津監督になってからヤクルトベンチの雰囲気が変わった」と書かれており、これには私も同意である。確かにガラが悪い。野村監督だったら諫めるところを、自分もカリカリして、ヤクルトベンチ自体が血気や殺気があるというか、なんかあんまりいい雰囲気じゃないのだ。だから私も「なんかヤクルトベンチ、いつになくうるさいなぁ」と感じたのだった。これは長年神宮でヤクルトと阪神の試合を観ているからこそ言える感想だ。タイガースとタイガースファンはガラが悪い、と昔から言われるが、最近はヤジも含めて、かなりおとなしい。東京ドームの3塁側にいるジャイアンツファンの応援には辟易することも多い。球場に足を運んで中立に見れば、わかることだと思う。<お酒メモ>7月6日火曜日 黒澤 きもと純米 夏生 1合七笑 限定酒 山恵錦 夏酒 1合弱シャブリ 白 ハーフボトルGINESTET ボルドー 2019 赤 グラスで1つ弱
2021年07月06日
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阪神タイガースのルーキー、てるてること佐藤輝明は本当に勝負強い。4番のサード、大山とポジションが丸被りで、将来的に求められていることも一緒なのだが、大山悠輔と比べ、与えられたチャンスをちゃんとものにする。先日は「体験入部」(by矢野監督)で4番の大山を積極休養に充て、スタメンでの初の4番サードを任されたら、満塁ホームランを含む5打点で勝ちに貢献した。運を持っていると同時に、賢いなぁとも思った。ヒーローインタビューを聞いていると、新人らしからぬ落ち着きで、冷静に物事を見ているのがわかる。舞い上がったり、はしゃがない。もっと感情をあらわにしても許されるのに、このあたり、新人の頃の松井秀喜に似ている。ホームランもすでに9本打っている。これは昨年、タイガースの近本と新人王争いをしたヤクルトの4番、村上よりハイペースだ。4月中旬くらいまでは三振やバットを折るシーンが目立ったが、激しい内角攻めや落差のあるボールに手を出して空振りした失敗を材料として、アジャストしてきているからこその成績なのだろう。対応力がすごすぎる。ただでさえ「持ってる」のに、慢心しないところに「大器」というのを感じさせる。得点圏打率も大山の.250に比べててるてるは.290。OPSはどちらも8割台(=結構優秀だという位置づけ)だが、てるてるが若干上回っている。大山は打率こそ3割前後だが、打てないイメージがあるのは「ダメ押しの加点」や「ランナーがいないときのヒット」が多い。4番に課されるタスクというのは「試合の雰囲気を決めるような打棒」だ。「こいつは注意しないといけない」と投手にプレッシャーをかけて、ミスを誘う風格が必要だ。ところが大山はどうも「チャンスではいなせる」と相手バッテリーが思っているきらいがある。だからきわどいコースで打ち取られてしまう。心理戦ではなから負けているのだ。「分析と準備。これで野球の9割」。野村監督はそういっていたが、チャンスをものにするには、大山もそういう視点が必要だと思う。昨日もタイムリーエラーを犯して、矢野監督に苦言を呈されていた。大山はもともと守備が下手で、捕球は普通だが、スローインに難がある。リストの柔らかさや早急についてはてるてるのほうが上手だと思う。それをどこかでわかっていて、大山は守備でもプレッシャーを感じていたのかもしれない。精神状態がすぐにプレーに現れるのなら、やるべきことの優先課題は「弱点克服」に時間を充てることだ。昔、タイガースに桜井広大という長距離バッターがいた。ヒッティングにはセンスがあったが、守備に難があり、ついに克服することができなかった。コーチが打つ方ばかり指導するのだが、選手は攻守ともども鍛えなければバランスがとれない。ついに守備が怖くなって打撃イップスになり、引退に追い込まれた。リズムをとるためにも、大山はまず守備の練習、すなわち「準備」をすべきだと思う。このままだと本当に4番から陥落してしまうだろう(てるてるがすごすぎるので、いずれはそうなってしまうだろうが、大山は開花するのに時間がかかったからこそ、同情も含め、なるべく粘って欲しいのだ)。心身が整っている状態が継続していると、チャンスをものにしやすい。てるてるは柔道家の父親から学生時代にトレーニングの一環で柔術を採り入れていた。そのせいか、丹田が鍛えられているのがわかる。本当に並の選手とは一線を画している。阪神タイガースにいてもいなくても、これからが楽しみな選手だ。ケガさえなければ、またすごいシーンをリアルタイムで多く見ることができる。野球そのものを観ることをより面白くさせてくれるに違いない。てるてるにものすごく期待している。
2021年05月05日
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プロ野球が開幕した。阪神タイガースの最初のカードはヤクルト。ヤクルトはソフトバンクから内川を迎えて、3番山田哲人、4番村上、5番内川ということで、かなり強力な打線だなと思って戦々恐々としていたが、蓋を開けてみれば開幕2連勝。今日もこれを書いている現時点では虎がリードしている。どうなってるんかいな。開幕投手の藤浪は5回で被安打5、四球5、エラー2、暴投2なので(その割には失点2で済んでた。奇跡)、数字としては相変わらず危ない。タイガースの投手がいいのかどうかは、まだ何とも言えないが、価値を積み重ねているのは素直に嬉しい。また、3番マルテ、4番大山、5番サンズ、6番に新人の佐藤輝明という打線だが、長打が期待できる4人が続くということで、相手投手にはプレッシャーを与えることに成功している。大型ルーキーが1枚入ったことで、なんか急に層が厚くなった感じだ。頼もしい。7番も梅野が控えているから、こちらの長打も期待できるわけで、実際昨日はタイムリーが出た。ところで、ルーキーの佐藤と矢野監督は両方とも名前に「輝」(てる)がつく。奇しくもプロデビューの7打席目で初ヒットがホームランというのも同じだ。ただ、矢野さんは中距離打者だが、佐藤は中~長距離打者。NPBだと長距離の強打者というイメージだが、あのフォームを見ると、MLBに行った日本人では松井秀喜のタイプかな、と思う。彼もMLBでは中~長距離に強いというイメージだった。生前、野村監督と話をしていた時に「6番は影の4番なんだ」ということを繰り返し言っていた。満塁で2アウトの場面では6番が打席に立つ。回を重ねてもランナーが溜まっている確率が高いのが6番。だからこそ、臨機応変に対応できる選手を6番に置いておくと勝機が高くなりやすい、というわけだ。(やっと開眼した?)4番の大山に比べ、佐藤輝はチャンスにも強そうな感じなのもいい。大山も現在は4番を張っているが、成績如何では入れ替えもあるかもしれないなぁと感じる。それは大山自身もわかっているから、刺激になる。チーム内で競争があるチームは強い。そういうところも頭に入れて、「育てながら勝つ」野球を矢野さんは目指していると思う。輝が輝を育てる日が見れるとは、ああ幸せ。あー、しばらく話すチャンスがなかったけど、矢野さんと虎話したいなぁ。。。いまのままでは無理だから、策を練るしかない(^^;
2021年03月28日
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マー君こと田中将大投手が、MLBからNPBに復帰することになった。古巣の楽天イーグルスとの2年契約(1年で契約破棄のオプション有)で、年俸は推定9億円+出来高という。記者会見ではMLBのオファーもあって、それを蹴ったということを示唆していたが、MLBでのオファービットは15億円前後か、それを下回る金額くらいだろう。カネのことだけを考えれば楽天のオファー金額の方が低いことになる。カネに振り回されている人が増えている中、久々にすがすがしいものを見せてもらった気がする。現在の20代、30代の人たちは、10年前や20年前の同世代に比べて、リスクをとる人が減ったように思う。それは手取りの給料が上がらない(むしろ社会保障などの天引きで減っている)ことも理由だが、人生を「置きに行っている」人が多いのは淋しい限りだ。振り返れば、若いうちは「カネより夢」を追いかけたほうが得だし、大事だと思う。それはあとあと糧となって返ってくるものだと感じている。自分の場合は、夢があったわけでもなく、たまたま目の前の選択肢で「面白いもの」とか「困難なもの」をついつい選んでしまい、気合と根性と運だけで乗り切ってきた結果が「レガシー」になった、という気がするが。再現性がないから、もう一度やれと言われたら、絶対に「嫌だ」と断言できる。今回の楽天復帰のいきさつを見て感じるのは「野村監督のご縁が結んだことなんじゃないかな」ということ。昨シーズンから楽天GMになった石井一久さんは、ヤクルト時代の野村チルドレンだが、今シーズンから楽天監督と兼任になる。野村監督は生前、「あいつ(石井)がGMなんて、本当に大丈夫なのか。ボーっとしているし、心配だ」といつものようにボヤいていたが、なんのなんの、しっかりされているなぁと思う。「心配だ」といったのは、愛情の裏返しであって頼りないとか、そういう否定の意味はなかったように私は感じた。「どう思う?」と野村監督に聞かれて、「吉本に入ったりして話術も磨いてたし、野球以外のこともきちんと学んでいるように見えますよ」と答えたこともあった。10年以上お付き合いさせていただいたこともあってか、まだ亡くなって1年経っていないから、ノムさんのOSは私の頭の中にしっかり入っている。だからかな、マー君電撃復帰の前の、監督兼任の報道に接したとき、頭の中で「GMと監督兼任なんて、楽天は何を考えているんだろうか」と野村監督がぼやいたりしていた。でも、今回の復帰で「フッフッフッ、あいつ(石井さん)もやるなぁ」なんていつもののんびりした口調で話しかけてくれる。たぶんあの世でもそう思っているんじゃないかな。石井一久さんは元メジャーリーガーで、その後日本球界に復帰しても実績を遺した。野村チルドレンで、MLBに行って、日本に戻るかどうか迷っているときに声をかけるー―なんか歯車がかみ合っているなと思う。田中投手は、これから描く人生の軌道を、石井さんの背中に「見た」のではないかという気がしている。マー君は流れを見つけて逆らわない生き方をしていると思う。コロナ禍でMLBは今年も何試合やるかわからないし、「1シーズン投げる」というリズムのことを考えたら日本でとりあえず1年やったほうが、選手人生を考えたら得だと思う。さらにNPBに復帰した今年、東京オリンピックが開催されるのならば、野球種目で、日本人選手として金メダルを狙うこともできるチャンスも得た。今回の記者会見での応対も男を上げた。星回りが実にいいなと思うのである。石井一久さんも運が強いなと感じていた。ヤクルト時代、神田うのさんにフラれて、うのさんの親友だった木佐彩子さんに慰めてもらっていたらお付き合いがはじまり、結婚に至る。帰国子女の木佐さんが伴侶になったこともMLBに行く後押しになった。監督は「あれでよかった」と言っていた。「喋りができなかったのに、テレビに出てずいぶん上手になったな」とか「なんであいつはあんなにテレビに出るようになったんだ」と質問もした(私にされても答えようがないのだが)。「あいつ儲かってるよなぁ」とぼやきながらも、石井一久さんにはいつも目をかけていた。「三流はカネを遺し、二流は名前を遺し、一流は人を遺す」と野村監督は何度も口にしていたが、野村監督、あなたはやっぱり一流です。野村チルドレンはみなさん、本当に立派に育っています。
2021年01月30日
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巨人のオーナーの一声でセ・リーグDH制の是非が論議されているが、私はこれには反対だ。投手の負担を減らせるから、というのが理由だが、巨人は豊富な戦力(特に打撃)をより活用して、優勝したいが故の、近視眼的な発想なのではないか。そもそも、MLBは各地区(リーグ)でDH制導入/非導入を決めている。本来の野球のルールに則れば、ピッチャーも打席に立つことも含め、9人の打者で一巡するというスポーツである。そのルールをちょっと変更する地区があってもよいけれど、一国内(NPB)の野球全部が、DH制となると話は変わってくる。本来のルールでやらないスポーツって、見ているのは面白いけれど、そのスポーツが持っていた醍醐味や特徴が消え去ってしまうのではないだろうか。数年前に、申告敬遠が導入され、敬遠時に球を4球投げなくてよくなった。あれも投手の肩の負担軽減が大義名分で導入されたが、見ている側はしらけるし、四球を投げている間に打者がヒットを打つとか、途中で投手や捕手が敬遠を止めて三振を取りに行くという駆け引きが一切なくなった。野球がつまらなくなった原因のひとつである。人間臭さがなくなってしまうスポーツは味気ない。だから、片方のリーグでもいいから、本来のスタイルである(打棒が期待できない投手を何番に置いて、何をさせるかを考えさせる)ルールで野球をやって欲しいと思う。基本、人間って偶発的な回数が多いほど、面白い変数が生まれるし、摩擦が起きることで新しいアイデアや人付き合いがはじまる。その化学変化がダイナミズムであり、喜怒哀楽やイノベーションにつながる。コロナ禍の「接触しない経済」もそうだが、今の新しい生活様式とか、ルール変更というのは、そういう人間が本来経験して感じてきたものを取り去るというか、奪い去る方向に向かっているような気がする。効率的に結論ありき、のことばかりしていては、AIに負けてしまうと思う。機械はバグを嫌うが、人間はありえないバグのうち、バグが起きてよかった、ということが生み出す能力が備わっている動物で、そこを滅してしまっては、ただAIに隷属する存在になってしまうのでは?などと思う。統計学やデータを駆使したセイバーメトリクス野球もいいが、あまりそちらに走りすぎると、人間の疎外状態になる。いいか悪いかは別にして、野球はスポーツの中でももっとも先端を行っていると思う。私はもっと泥臭い、生身のスポーツがみたいのだが、これは時代が喪ったものに対しての郷愁が深層心理にあるのかもしれない。<お酒メモ>12月11日金曜日初亀 純米吟醸 東条山田錦 1合半12月12日土曜日ギネス サージャー缶 2つ496 IPA 生 1つ米宗 純米吟醸 美山錦 2合モルドバワイン 赤 グラスで2つ蒼空 短稈渡船 おりがらみ 1合半カタヒ ソーヴィニヨンブラン NZ 白 ハーフボトル12月14日月曜日蒼空 キヌヒカリ おりがらみ 1合半シャトーポールマス フランス 赤 ハーフボトル
2020年12月14日
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阪神タイガースの矢野監督が試合後に行う談話をほぼ毎回聞いているが、「監督とは先生のようなもの」というだけあって、選手とともに戦おうという姿勢がうかがえる。それはいいのだが、あまりにも選手を育てようという意識が強いのか、はたまた距離感が近いのか、愛称が多すぎて、談話が暗号と化している。タイガースファンの私でさえ、話を理解するのに、タイムラグが生じる。直近でもこんな具合だ。●8月21日、対ヤクルト戦(4-7で勝ち)の談話-チームとしても2回に点が入ったのは もちろんせいや(木浪)がかえしてくれればよかったんだけど、流れ的にはせいやが三振してピッチャーのところなんで。ゼロで終わってもおかしくないところで、ラッキーもあったけど。まあ、4点を取れたので。-(2回梅野のバント後の)リクエストはタッチがあまく見えたのか 俺はユースケ(大山)の姿を見たらタッチをされていないような感じやったんでいったんやけど。 -近本は形的にもよかったのでは。 チカ(近本)もジェリー(サンズ)も調子を落としていたので。そういうところで当たりが出た部分もあるし。打線全体としてはもっともっと上がってこないとダメなんで。今日勝って良かったなというのはもちろんあるんだけど、でも、もっともっとというところがあるかな。(中略) -岩崎から勝ちパターンで締められた。スグル(岩崎)も別に右左大きく関係する投手でもないので、そんなにあまり気にしてないんだけど、ガンケルもしっかり投げてくれたのはチームとしても落ち着くし。スグルが帰ってきてくれたのはすごくチームとして大きい。サダ(岩貞)も状態、中でしっかりやってくれているので、中継ぎはだいぶ厚くなってきたと思う。打線が点を取ってしっかりやっていけば、いい戦いができると思う。●8月23日、対ヤクルト戦(4-2で負け)の談話-投手の小川に打たれたのは悔やまれる 「振り返れば、そこはアキ(秋山)自身も反省するところであると思うし。それがあったとしても、2点で粘ったというのは評価できるピッチングやった。上記の青字で示したところが選手名なのだが、往々にして下の名前で呼ぶので、フルネームを覚えていないと何を言っているのか即座に理解できない。外国人選手に対しても一部そうなので、余計混乱をきたす。このほかリュウ=梅野隆太郎ジョー=北條文也カイ=植田海タイガ=江越大賀マサヒロ=中谷将大コースケ=福留孝介球児=藤川球児などがある。リューとかジョーとか言われると、一瞬「ん?」となってしまうわけで。開幕からこの傾向は変わっておらず、このまま暗号談話のまま突っ走ると思われるが、試合の振り返りを伝えるためにやっているんで、もう少し言い換えを検討してほしいなと感じている。そう思うのは私だけだろうか(^^;
2020年08月22日
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「有観客試合」なんて変な表現だとは思うのだが、7月10日(金)より、対ベイスターズ戦でようやく球場に観客が入る試合が始まった。だけれど、4万人以上入る甲子園球場で5000人しか入れないなんて、贅沢というか何というか、という感じである。タクシーに乗っていても「コロナは今日は200人越え」と言って、(ただの風邪なのに)増えることに嫌悪感を示す運転手さんもいるし、社内にもそういう人はいる。個人の感覚に依拠するとはいえ、潔癖症にベンチマーク(基準を置く)というのは、人権とか配慮とかという言葉を、誤用して行動している結果ではないかと思うのは気のせいだろうか。昨日(9日)は甲子園では無観客で対巨人で試合をしたタイガース。7回にはジェット風船をかたどったタオルをチアガールがひらひらさせているだけで、六甲おろしも流れないし、なんだか寒い感じだったが、今日はせめて肉声で謳って欲しいなと思う。それにしても7回巨人の攻撃には、甲子園で巨人の応援歌『闘魂こめて』が流れていたのに、どうして六甲おろし流さんのや!同じ古関裕而やで~!!あ…いけね(汗)。ちょっと興奮してしまいました。昨日の場合は7回裏にボーアが2ランを打ってくれたおかげで、自宅で仕事しながら自前で六甲おろしをうたって留飲を下げた。それにしても「新しい生活様式」ってちっともふれ合いがないから興奮することが少ない。寂しくて仕方ないなぁ。<お酒メモ>7月16日木曜日紹興酒 陳年10年 甕入り半分くらい(=コップ3つくらい) あたためて。
2020年07月07日
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心底野球を欲していたのだろうか。毎日中継にかじりついている。試合はタイガースファンにとってはひどい内容なのだが(笑)、それでも観られるだけで嬉しい。練習試合では調子のよかったタイガースだが、実戦に入ったらいまひとつである。タイガースはどうもお坊ちゃんというか、大切にされすぎて甘やかされていて、本番に弱い、という感じがする。特に生え抜きの選手にその傾向がみられる。亡くなったノムさんが「お坊ちゃん球団」と言っていた意味が、年を追うごとにわかるようになってきた。NHKの特番で、巨人の原監督が、監督業を「中小企業の社長」と評したのに対し、阪神の矢野監督は「学校の先生」と発言していたあたり、その「甘さ」「弱さ」「優しさ」(?)が出てしまっているのかなと感じている。選手同士を厳しい意味で競わせる容赦のなさが原監督にはあるのだが、矢野監督は、みんなの良いところを伸ばそう、伸ばそうとしている。これはよいことなのだが、それはコーチや二軍監督の役割であって、まだ一軍監督「とは」ということを考え抜く必要があるのかなと思う。翻って自分が同じことを質問されたら?と考えてみたが、私はたぶん「会社の部長」と答えると思う(イマドキのいい方なら「執行役」でもいいけれど)。いわゆる中間管理職だが、責任と数字と人を育てる役割があるからだ。会社から予算を引っ張ってきて、それを割り振ることも必要だが、これはFAや外国人獲得などの戦力の補強で同じ能力が要る。シーズン終わったら野村克也さんの本葬儀が行われるので、そこで会えたら、直接その話をしてみよう。開幕の金曜日はナイトゲームだったが、2戦、3戦は週末デーゲーム。昨日は家でワイン片手に、今日は在宅で仕事をしながら観ている。しばらくは無観客試合が続くので、球場生観戦はできない。自宅で毎回昼から呑んだらアル中になってしまうので、時には仕事をしながら、あるいはお茶を飲みながらでの観戦スタイルとなりそうだ。<お酒メモ>6月20日土曜日カタヒ ホークスベイ ソーヴィニヨンブラン NZ 白 グラスで2つ半(かち割りにして)小布施 ドメイヌカトウ ソーヴィニヨンブラン 2019 白 ハーフボトル而今 特別純米 雄町無濾過生 4合 うますぎて呑み過ぎました。。
2020年06月19日
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19日、やっとプロ野球が開幕した。3カ月、お預けを喰らっていたわけだが、この間、野球関連の番組をザッピングしては録画させて、それを夕餉に愉しむということをやっていた。おかげでいままで見ていなかった番組を視聴するようにもなった。そのうちのひとつに『炎の体育会TV』というのがある。いわゆるスポーツの選手に通常ルールと異なった競技をさせるというものだ。昔で言うと、機械と対戦させてタイムを競う、とか、壁抜きに挑戦するストラックアウトとか、そういう類のモノなのだが、同番組のコーナーで「マスクマンとの対戦」というコンテンツをやたら気に入ってしまった。これはプロレスラーの覆面マスクをかぶった野球OBが、高校野球経験者の芸能人と対戦したり、10代アマでプロ入りしそうな子たちと勝負したりするという内容で、野球OB側が負けると、マスクを脱いで正体を明かすというものだ。オーソドックスな形式なのだが、覆面を脱ぐというのが、小さいころプロレスを観ていた自分としては、昔の興奮と相まって、どうにもたまらないんである。しかも、マスクをしたレジェンド(番組中、OBはこう呼ばれている)たちは、演出なのだろうが、かなり挑発的で、ビッグマウスで、これもプロレスの覆面レスラーの対戦前のようで面白い。プロレスの覆面デスマッチは、負けたほうがマスクを脱ぎ、それが普段はいわゆる「善玉」のレスラーだったりすると「おお」と会場にどよめきが走ったものだ。なんだかその雰囲気に似ていて、昭和的な物がまぜこぜになっていて、ドハマりしてしまっているというわけだ。ただ、覆面を脱ぐ前から、自分の場合はバッティングフォームその他で誰だか見当がついているのが残念だ。途中でヒントが出てくれば、それは既に「確認」であって。だいたいそれでわかってしまう。私がもういい年で、相当野球を観てきたせいなのか、番組のヒントが甘すぎるのかはわからないけれど、久々に楽しいコンテンツに出会えてうれしく思う。<お酒メモ>6月18日木曜日酔鯨 高育54号 4合美丈夫 特別純米 1合タイガービール 小瓶1つ6月19日金曜日ジンファンデル アメリカ 赤 グラスで2つ
2020年06月18日
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オールドタイガースファンには「雨・雨・キーオ、雨・キーオ」でおなじみのM・キーオ氏が、アメリカ時間の5月1日に亡くなったそうだ。享年64歳。まだ若すぎる。暗黒時代に入り始めた阪神タイガースの中で、唯一輝いていた大エースだった。テレビ中継でキーオの姿を見るたび、特徴あるあの口ひげが、マリオの姿に重なり、大変頼もしかった。でもMLBの時の黄色とグリーンの2色遣いのユニフォームのイメージからすると、むしろルイージだったかもしれない。死因は不明だが、アル中で過去に逮捕もされている。度重なる酒で、身体を弱らせてしまったのかもしれない。私も気をつけないと(といいながら、リンク先の自分の記事は2007年のもの。当時と今の言動やスタンスが変わっていないから恐ろしいものだ)。思えば勝谷誠彦さんも酒で心身を痛めてしまった。酒は私に幸せを運んでくれたことのほうが多いけれど、やはり薬の要素も大きいので、上手に付き合っていきたい。早々に旅立ってしまったのが残念。どんな風に感じ、この世を去ったのだろうか。ともかく、ご冥福をお祈りいたします。<お酒メモ>5月3日日曜日瓶ビール 中瓶半分キャンティクラシコ イタリア 赤 1本弱二コラフィアット 泡 グラスで2つFLYING SHEEP ホークスベイ NZ 白 ハーフボトル
2020年05月02日
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阪神の悩める星・藤浪投手がコロナ陽性だとわかった。本人のせいではないが、現役プロ野球選手で罹患したという不名誉な第1号となってしまった。シーズンに入り、不本意な投球をすればヤジのネタにもされるし、イップス回復にまた試練が加わってしまった。ある意味「持ってる」運命なのだが、少々同情する。報道のされ方もちょっとアレである。>数日前に「ワインやコーヒーの匂いがしない」と嗅覚の異常を訴え、>24日に兵庫県内の耳鼻咽喉科と内科の2つの病院で診察を受け、25日朝も別の病院で再検査を実施。「気取ってワインなんか呑むな!そんな時間あるなら練習せぇ‼」「ワインの違いよりまずは野球の勉強やで。給料泥棒のくせに何しとんねん」と虎党の妄想ヤジが私の脳内にすでにこだましている。これが「ウィスキーとコーヒー」だとか「ビールとコーヒー」せめて前後を入れ替えて「コーヒーとワイン」だったらそんなにスノッブな印象は強くないのだが、ワインからコメントを組み立てたところに記者の意地の悪さが見て取れる。報道で本当に一番伝えたいことは「コロナ感染の目安として初期は嗅覚、味覚の異常がある」なのだが、世間(特に虎党)は違うところにアクセントを置いてこのニュースの情報を理解するんだろうな。どっちもよくわかるんだけど、藤浪可哀想。
2020年03月26日
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タイガースの試合結果をメールで受信するサービスに加入しているのだが、今年は新型コロナの話で世の中混乱していて、なかなか球春モードになれない。春のセンバツも中止、プロ野球のオープン戦も無観客なので、新聞の扱いも小さく、なんだか調子が狂う。その中で数少ないが良かったことは「無観客のお陰でイップスの藤浪がオープン戦で静かに調整できていること」「鳥谷のロッテ入りが決まり、現役続行になったこと」だろうか。特に鳥谷の件はホッとしている。もともと東京・東村山出身で、千葉に本拠地があるロッテの入団は、それはそれで生活しやすくなるだろうし、ユニフォームデザインもタイガースと似ているので、見た目遜色ない。そんなわけで、今年は移籍した鳥谷の応援にも行きたいなと思っている。一方、タイガースの懸念事項はスタメンである。1番(中)近本2番(遊)木浪3番(右)糸井か福留4番(一)ボーア ※新外国人5番(三)マルテ6番(左)サンズ ※新外国人7番(二)糸原8番(捕)梅野9番(投)こんな感じになるのかなと。外国人が3人機能するか、できなければ調子の悪い人の代わりに糸井か福留を手当てするというオーダーになるのかなと考えている。マルテは出塁率はよいが、チャンス時の打撃は微妙(打率は悪くはないが、得点圏打率は低い。また、内容的にゴロ製の当たりがヒットになっていることが多いので加点になりづらい打席が目立つ)なので、5、6番を入れ替えてもよいのかもしれない。また、マルテと木浪の三遊間も大丈夫かな?と気にしている。開幕が4月にずれこむようなので、今年はダブルヘッダーも試合日程に出てくるだろうと聞いている。有給とって1日に2試合観る、など「固め打ち」してもいいかもしれない。
2020年03月10日
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阪神タイガースのベテランショート・鳥谷敬選手が、球団から引退勧告されたという。シーズンの大事な終盤戦を戦っている最中というタイミングの悪さとか、選手へのモノの言い方とか、虎ファンの私でも本当にあきれ果てる。何より本人のモチベーションが下がるし、鳥谷自体は1シーズンを通して成績を残すタイプ。出塁率ももともとよい選手で、打席に立つ回数に比例して出塁が上がるタイプ。1打1打が勝負の代打とは違うのである。しかも今シーズン、7月から打率は上向きになっている。ショートとサード、場合によってはセカンドも守れるが、「野球とは」を考えないで打席を無駄にするサードの大山や、守備連携に不安があり、夜遊びまくっている北條と比べれば、練習量が多く、トレーニングを欠かさない鳥谷をもっと起用してもよいと思っている。いくら若手を育てるといっても、基礎があまりにもなっていないのならば、優先して機会を与えるべきではないでしょう。だったら内野に植田海をどうしてもっと起用しないのか、などとあれこれ考えてしまうのである。今回の鳥谷の件もそうだが、阪神という球団はいつもこうだ。手のひら返しをしたり、何かやるときに最悪の手を打つことが多い。ブラック企業の特徴である、やる手段や方策がどこか間抜けで自爆してしまう。戦略がないから世論で突然右往左往する、という要件を十分満たしている。よしもとの闇営業騒動のときの社長の放言と同じ臭いがするのだが、これが関西企業の体質だと思いたくない。引退勧告、というのも奮っている。私が勤めている会社の上司が、メールで「もし○○しなければ、退職勧告を含む厳しい処遇をする」とか「君たちは足を引っ張っている」「○○しなければパージする」としょっちゅう書いてくるのだが、書いている本人にそもそも人事権はないし、証拠は残るし、言い方として完全にパワハラなのでアウトだと思う。ちなみにパージするは「粛清する」という意味。日本語で「沿わない者を殺す」ということで、小池知事が以前謝罪に追い込まれた「粛正」(物事のルールを正す)とは違う。引退勧告と退職勧告。なんか状況があまりにも想像がつくので鳥谷に同情している。そういわれても人生の大きな岐路なわけで、すぐには即答できないだろう。そもそも鳥谷は早稲田OBの岡田彰布さんが監督時代に後輩として引っ張ってきた逸材で、ルーキーの頃からスタメン起用。同じポジションで頑張っており、当時、鳥谷よりも打率が良く3割台を打っていた藤本敦士(現1軍コーチ)よりも贔屓して用いた。それゆえ最初は虎党のヤジも多かったが、それを打ち消すことを試合の結果で証明してきた。プレッシャーもあっただろうし、やっぱ偉いと思う。中日、ロッテが獲得に興味を示しており、手を挙げそうだという話だが、できればロッテに行って欲しいな~。たぶん、準スタメンくらいでは出られるし、球場やチームカラーに合っていると思う。本当は残留して欲しいが、もう戦力外だと球団(おっと、糾弾と誤変換されたが、こっちのほうが今はしっくりくる)は言っているし、「やっぱ選手兼任コーチでどうか」と手のひら返しで球団から再度言われても、鳥谷の心情的に後戻りできないだろう。愛情をもって話ができるかどうか、リスペクト(尊厳)を持って他人と接しようとしているのか。それがないから批難されるのだ。鳥谷騒動も闇営業もパワハラも、世の中で起きている一連のことは根源はみんな一緒だよ。高額の年俸(4億円)が問題だと言われているが、提示したのは球団だし、限度額以上の削減を呑んで次期もタイガースでプレーしては?と提案することもできたはず。編成は何しとるんや。
2019年08月31日
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スコアレス、つまり投手戦だが、これは野球の醍醐味だと思う。昨日5月23日の阪神―ヤクルト戦(甲子園)も9回裏までそうだった。幼い頃は打撃戦のほうが見ていて派手なので好きだったのだが、年とともに投手戦の息詰まる感じや緊張感を楽しむようになった。正直やるほうだけでなく見ているこちらもしんどい。投手戦を球場で見ていると、確実にビールやつまみがすすまなくなる。いい試合を見せているのに、ビールの売り子も球場も大打撃である(笑)「小さい頃から野球に親しんでいないと、投手戦の面白さって理解できないんだよ」と指摘した人がいて、なるほどそうだなぁと思った。「野球は頭のスポーツである」と野村克也監督はよく言う。野球観戦をすればするほどその意味がよくわかる。試合そのものも楽しむのだが、次に何のボールを投げるのか、とか、守備体系をどうするとアウトがとりやすくなるのか、打線を組むときに得点する確率が高くなるにはどういう順序にするのか、どこで代打を送り、その後守備につかせるのか否かといったことは、普段の仕事とか、人間関係とか、かけひきとか。そういう何かに置き換えても参考になることが多い。頭を使うコツみたいなものが、野球というものに凝縮されている。だから私は野球に夢中になるのだろう。
2019年05月23日
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矢野監督率いるタイガースのふがいない試合が続いている。先日の巨人戦で3タテを喰らっていたが、その原因は主に試合序盤の投内連携によるミスによる進塁と失点だと思っている。相手チーム打者が打ったボーンヘッドの捕球をミスして、エラーのはずがヒット扱いになり、味方投手の気力を削ぐ。戦う前に自滅しているのだ。内野守備走塁コーチは名堅守といわれた久慈照嘉と、現役時代エラーの多かった藤本敦士。今の二遊間、三遊間の「こりゃだめだ」状態を見ると、藤本が指導しているのかもしれないな。守備だけではなく打撃も暗黒状態。「うねり打法」という感覚的な打ち方を現役時代マスターした濱中治と、貧打で小技中心、でもプライドは高くて球団の悪口を言うだけいって出て行った平野恵一が打撃コーチに座っている。理屈で打を教えることができない2人だと感じている。打撃コーチをどちらか一方変えたほうがいいと思う。4番の大山は頭で配給の組み立てができていないのでいちど外した方がいい。中谷が頭を使い、こざかしいフォームを捨てたので、今年はもっとスタメン起用してもよいと思う。彼も2017年にホームランを20本打ったものの、去年は5本。年齢的にも背水の陣というわけで、最後のチャンスだ。とはいえ、タイガースの一番の課題は、先発の柱をそろえることである。メッセンジャーが5日の広島戦でNPB通算100勝して金字塔を打ち立てた。この日の投手リレーは素晴らしく、タイガースは先行逃げ切りで継投すれば勝率は高いはず。ということは先発の計算ができれば、負け越しはなくなるはずなのだ。新人で先発のテストをせず、中継ぎに転向した岩崎優を先発に戻し、5回までと割り切って早めの継投でつなぐとか、ロングリリーフの利く2名で7回までを作るとか、奇手奇策を考えてもいいかもしれない。というか、私だったらそうするけど。
2019年04月05日
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夜9時。巨人の高橋由伸監督が辞任するというニュースが流れた。おかげで静かに過ごそうと思った水曜日の夜は嵐になった。それはさておき。由伸は良くも悪くも「巨人に翻弄された人生」だったと思う。慶應大学在籍時代は、神宮が大好きでヤクルトに入団するつもりでいたといわれている。しかし、親の借金の返済のことがあり、密約があったかどうかはわからないけれど巨人を逆指名して入団する。好きな人と一緒になれず、借金の片に身売りするしかなかった「断鬼六」の小説のようである。ただ、私が知る限り巨人の3番バッターとしては歴代随一だったと思う。しなやかなバッティングと天性の感性で、絶頂期は本当に(他球団からすれば)嫌なバッターだった。でもケガも多かった。長期離脱しては戻ってきてを繰り返す。もともと太りやすい体質なのだろう。それなりの年齢を重ねてからは減量はもちろん、身体を苛め抜いて体脂肪を落としてを繰り返し、その根性は立派だなと思った。代打でも現役を続けると決めて一段と身体を絞り、代打でも3割5分の驚異的な数字を叩き出した。ところが4年前、FA補強を重ねて弱体化した巨人を原監督が指揮官の職を放り投げる。その後任人事に巻き込まれ、長嶋茂雄という「伝家の宝刀」に頼み込まれ、本意と裏腹にユニフォームを脱いで監督になったわけである。巨人に就職したかったわけではないのに、運命のいたずらで巨人に入り、自分の定年まで決められてしまったその人。3年前に監督に就任したときにはまだ十分現役で出来たはずなのに、違うレールを敷かれてしまった。一野球人として彼を評価するならば、本当にかわいそうだと思う。監督としての才については私はまったく評価できないのだが、3年前監督を引き受けずにパリーグに行ってたら、まだ打席には立ててたと思うし、その後、巨人でなくても打撃コーチなどで食べて、着実に自分の野球人生を作り上げる能力はあったと思う。「監督やったら(良くも悪くも)もう上がり」。GMになるのは別として監督以外の現場職に就くのは難しい。私は由伸に心から同情している。
2018年10月04日
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母から奇妙なメールが届いた。よくよく読んでみると、先週東京ドームに初めて行き、巨人×阪神を3塁側で観戦して虎に感染したらしい。「タイガースの応援ってすごいのね~あんなに大声出してストレス発散になりそうね」と興奮している。いや、お母さま。あなたはまだよくわかっていないのです。あのですね、虎の試合は歯がゆくて、大声を出している以上にストレスが溜まるのですよ( -_-)「野球の試合って結構お金かかるのね!知らなかった~」などと、女子高生みたいな嬌声をあげている。まぁ、趣味を見つけてよかったのかな、と感じるとともに、私がもともと虎党なのも、この人の血が入っているからなのかなとも思い。今シーズンはどこかで試合に連れて行こうかなと考えている。でも私が本気で野次っているのを見せたくないんですよね・・・私は親の前では虎ならぬ猫を何枚も被っているから(^^;<お酒メモ>5月11日金曜日生ビール グラスで1つ陸奥八仙 特別純米酒 おちょこで1つ仙禽 中取り無濾過生原酒 おちょこで1つ豊盃 特別純米酒 おちょこで2つ新政 エクリュ 純米酒 おちょこで1つ亜麻猫 おちょこで2つ五橋 おちょこで1つ蒼空 雄町 1合半蒼空 美山錦 1合5月12日土曜日瓶ビール 大きめグラスで1つ半水芭蕉 生原酒 おちょこで1つ福寿 純米吟醸 半合大湧水 緑米仕込 半合雪の芽舎 美酒の設計 半合志太泉 純米吟醸 おちょこで1つくどき上手 純米大吟醸 おちょこで2つウィートキングウィット 生 1パイントライジングサンペールエール 生 1パイント帝国IPA 生 1パイントスコッチをシングルで2つ
2018年05月12日
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なるべく阪神タイガースの試合を欠かさず見ているようにしているのだが、最近気になるのは試合後の「金本監督インタビュー」。勝っても負けても、不平不満が中心で、こういうリーダーの下で仕事をしたくないなと思うのだ。昨日の試合も、内容はよくなかったものの、タイガースが辛勝した。その中で、怪我をして離脱した上本選手に代わり、ベテランの鳥谷選手が久々にスタメンで1番バッターとして出場し、手堅い四球や、ヒットを打って勝利に貢献した。しかし、金本監督はインタビューで「風で(鳥谷のあたりが)ヒットになった」と、鳥谷を褒めることなく、風のおかげだと2度繰り返した。私は試合を見ていたのだが、風に乗ったことでの長打なのは確かだけれど、ヒット性の当たりだったし、何もそこまで「風」だと強調することもないだろうに、と感じだのだった。このことに代表されるように、他の選手についてもなかなか褒めないし、基本的に勝利に貢献してもなお、注文をつける。やる方のモチベーションは下がるよな、と思ったのである。試合に負けたり、予想外の逆転があれば、聞いているこちらが具合が悪くなるくらい、こき下ろす。報道でもあるように、特別練習といって休養日にも練習させる。結果的に「不思議の勝ち」だったとしてもツキを呼び込んだ選手をおもねることなく、悪かったときは減点する。最低だと思う。私はこんな上司の下で働きたくないし(とはいえ似たような人はいるが)、誰かに仕事を発注する(つまり川上側に回る)ときには、こんなことは決してやらない。出来上がりが悪くなるだけだからだ。別に相手におもねって、おべんちゃらを言ってまで褒める気はさらさらない。むしろ私は褒めることは少ないほうだと思う。でも自分が予想したよりも相手が素晴らしい成果を納めたときには手放しで褒めて喜ぶ。普段褒めない私が「すごい、すごい」と興奮していると、相手もお世辞じゃないとわかるのだろう、こちらの気持ちが伝染して、次の仕事も工夫してくれたり、一所懸命やってくれる。自分の代わりに誰かが仕事をして成果を出してくれる。監督とはそういう采配をふるう仕事だ。つまり、レバレッジをかけて利益を生むために何をすればいいかを考えて行動する役割だ。そういうポジションで減点法を用い部下や取引先の首をじわじわ絞める「懲罰方式」を採用するのは人を使い捨てにしているだけ。相手を信用しないで(人を)使う行為に他ならない。そんなにダメダメ言うなら金本監督自身が1番から9番までやればいい。今年も虎はあかんやろな。
2018年05月07日
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今年初の「なまとら」観戦をしてきた。阪神の開幕カードは巨人戦で、初日は勝ったけれど、残念ながら観に行った試合は先発投手が「イップス」の藤浪で、負け試合となった。藤浪はドラフトでプロ入りする際、メジャーに行った大谷選手と双璧となすと言われた、だけれど、現状の状態を見る限り、「昔、すごいといわれた逸材だから、登板機会を何回か与えてやるべきだ」と贔屓する時期は過ぎたと思う。何かも失敗しているのに、先発のチャンスを10回以上ももらって結果が出なければ、這い上がろうとしている選手をちゃんと起用して、チャンスを与えるべきだ。この辺、タイガースの首脳陣は温室栽培というか、甘やかしが過ぎる。藤浪を庇護している裏には誰かのチャンスを奪っているわけで。競争社会なのだから、機会は平等に与えるべきだ。これに対して、生観戦した試合の終盤でメジャーからNPBに復帰した上原浩治投手は、紆余曲折を経てプロになり、成果を出してきた。若い頃から球は決して早くなかったし、苦労人なのだけれど、登板機会があれば、ふてくされずにこつこつと投げていた。チームの好き嫌いは別として、私は彼みたいな投手は素晴らしいと思う。「流れ」を味方につけることができる人間は、途中挫折があっても、必ず大成するものだと考えている。先日、マウンドに出てきたときには、東京ドーム全体が一瞬にして「イケイケ」の雰囲気になり、いやーな予感がしたのだけれど、その通りになってしまった。どの業界でも一流の人間というのは、自分の居場所の空気をコントロールすることができる能力を身に付けている。上原の復帰登板を生で観ていて、歴史に立ち会えていることは嬉しかったのだけれど、敵チームのムードメーカーなわけで。複雑な気分なんですよね(ほかにも複雑な気持ちになる理由はいくつかあるのだけれど、ここでは書けない)。昨日も今日も同じようなパターンで阪神は負け、巨人を調子づけてしまったし。嫌だなー。
2018年03月31日
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お昼近くに起きて、いつものように洗濯機を回しながら朝風呂に入る。その後お茶と果物少々をつまむ。あと豆乳も飲む。相変わらず体重はなかなか増えない。いつもの朝は緑茶なのだけれど、最近は紅茶を淹れる比率を増やしている。今日も朝は紅茶をチョイス。マルコ・ポーロのバニーユ(バニラ香のフレーバー。バニラはサフランに次いで世界で2番目に高価なフレーバーらしい)がなくなったので、通常のやつで。そういえば食事でも、炭水化物を摂るときにはご飯だったが、それを徐々に減らしてパンとかパスタを選んでいる。身体が和食で恋しくならないための「練習」である。今日(18日)は明るいうちにカメラを買いに出かけようと思っていた。だけど新聞を見て、はたと外出できなくなってしまった。というのも阪神の狩野恵輔の引退会見があり、鳥谷の2000本安打のセレモニーがあり、かつデーゲームで阪神×広島があったからだ。今日阪神が勝たないと甲子園で広島の連覇となる。まあ、マツダスタジアムにすぐ移動しても阪神×広島の試合が組まれていたので、マツダで連覇するよりも甲子園でしてもらったほうが盛り上がりに欠けるから今日は広島に勝たせたのかな、とうがった見方をしてしまう。だって、阪神の先発投手・メンドーサは、どう考えても広島が攻略しやすいピッチャーだから、彼を充てるのはおかしいでしょう、金本さん。私だったら、全力で、うち(虎)のチームのカードでは勝たせないような布陣で臨みますけれどね…。やっぱり金本監督がカープ出身だから、とか、目の前の優勝をわざと見せることで、虎ナインに闘争心をわかせて、クライマックスシリーズで下剋上を狙う作戦に出ているのか、とか。あるいは何にも考えていないとか、あれこれ妄想してしまう。嗚呼、深謀遠慮にもならないよ(ToT)最後に、今日の緒方監督の優勝インタビュー、途中で興奮しすぎて言葉を失い、逆ギレ気味に選手に感謝表明していたのは面白かったですw 前監督の野村謙二郎さん同様、緒方監督は九州男児だけれど、謙二郎さんのほうがクールかもなぁ。<お酒メモ>9月18日月曜日澤乃井 純米 ひやおろし 1合
2017年09月19日
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広島カープが18日にもマジック50が点灯する可能性が出てきた。まだオールスターもやっていない前半戦なのに、早い話である。でも、そもそも論になるが、「カープが強い」わけではなくて、他が野球をやっていないシーズンなんだと思う。カープファンには悪いのだが、野球をやっていないチームに勝ち続けても、カタルシスはあるのかな?という気持ちになる。勝ちは確かに勝ちで気持ちいいのはわかるが、その勝利に伴う歓びって、例年より薄いのではないかと。弱いジャイアンツに勝っても、素直に喜べない、というアレによく似ている。今年はカープが優勝するとして、歴代優勝回数は8回。阪神と中日が9回だから、連覇したとしてもまだそんなものなのか、と思う。セリーグは巨人がダントツに優勝が多くて45回。ヤクルトが7回で横浜が2回。数字で見ても圧倒的に巨人シフトというか、巨人が盟主だったのである。今はタイガースが2位につけているが、防御率はセリーグ1位でも、失策が多い。失策がつかない守備の乱れも多い。昨年よりも下手な野球をやっていて、よく2位でいるなと思う。不思議なくらいだ。試合を観ていると、相手が自滅して、その間に点を取っていることが多い。ヒットの数と得点数が同じか、ヒットの数が少ない試合もよくある。だから、勝った試合も素直に喜べない。とぼやく私は、常に身びいきのチームをあれこれと論じる「虎キチ」そのものである。
2017年07月08日
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東京ドームで開催される今季初の巨人×阪神(21日)を観てきた。今日も明日も明後日も行く予定(^^)惜しむらくは、なぜか試合中に球場内で人と会う予定が入っており、そのために試合を中座しなければならないこと。まぁ、全くのプライベートでないからこそ、会社が定時前にドームに行くのを赦してくれているのだが…。そもそも最近のプロ野球は、初回に試合が動くことが多い。その試合のヤマが1回にあったりする確率が結構高いのだ。だから1回の攻撃を見ておかないと、チケットの8割くらいを損したような格好になる。今のところ阪神は貯金もあり、順調な滑り出しを見せているが、だからといって安堵するのはまだ虎党としては初心者である。中継ぎと抑えが4月からフル回転で、かつ打者を見て見れば、早いうちの守備交代も頻繁。緩慢な攻撃をした打者は都度交代させて違う選手を起用する。先発投手が踏ん張って、完投も狙える試合でも「念のため」で細かい継投を繰り返し、選手を酷使する。監督の気が小さくて、選手を信頼していないからこうなる。どこの落合か!とでもいいたくなる。早晩、故障者や選手の疲れが試合に出てくること必至だ。半年先まで試合はあるのだから、もっと長期的な視野で臨むべきなのになと思う。そういえば今日は阪神の1番・高山がなんかポカンとしていた。バッターボックスに入ればムダな動きが多い。去年の調子悪いときの鳥谷とそっくりだ。打席も早打ちで凡打、フライがレフトに飛んできても、打った瞬間に定位置に行こうとせず、1テンポ、2テンポ遅れて動く。「女の子のことでも考えているんじゃないの」「恋しているなぁ高山は。だから打てんのよ」とひとりごちると、隣に座った知らないおじさんが笑う。でも、高山は3日前の4月18日の中日戦が誕生日だったから、そのあと好きな娘と会ったんじゃないかと思う。まじで。翻って心配なのは巨人。捕手・小林の1割以下の打率は、ノムさんに「これは打率じゃない。もはやただの数字」と言われるのがなるほどと思うくらいの絶不調。怖いのは5番のマギーまでで、6番からの打線はまったく怖くない。阪神のスタメンの方がまだ強そうに見えるから、深刻だ。エキシビジョンで「日本一奪回!」というコピーとともに出演する長野も村田もスタメンにはいないし、開幕前の球団のそろばんと現実が合っていないことが如実に見て取れる。まず、日本一ではなくスタメン奪回が先だろう。小林は自分の打席で調子を落として、それがリードにも影響を与えているように見えた。先発のマイコラスは、ボールトストライクがはっきりしすぎていて、だから初回に打ち込まれたんだと思う。もう少し阪神の打者を研究しなければいけませんよ、というリードだった。東京ドームを見渡せば、空席を示すブルーの割合が多く、5月の巨人戦の前売りもまだ余っているようで、さかんに宣伝していた。熱心でない巨人ファンは、巨人が弱いとすぐに「巨人ファンじゃないふり」をする。なんだかそういう時期に巨人は今、はまり込んでいるなという印象がある。坂本だけが唯一元気で、心配だなぁ。<お酒メモ>4月20日木曜日蒼空 1合半山本 7号酵母 1合半荷札酒 1合半雪漫々 1合4月21日金曜日ヱビス 生 プラカップで1つ(泡が4割あって損した気分…)
2017年04月21日
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阪神タイガース史の中でもTOP3に入る名場面といってもいい、「バックスクリーン3連発」。言わずと知れた、バース、掛布、岡田の3人が、巨人の槙原投手から連続して打ったホームランのシーンである。未だにyou tubeで観ると、思わず嗚咽してしまうのだが(笑)、ここ7年くらいをかけて、この3人全員に会うことができた。結構昔の話だが、バースさんにはサインボールをもらったことがあって、そのときに「MIYABI-san!!」と言って抱きしめられたときには、それはもうクラクラして、人生のピークと言っていいほど脳汁が出た。今年は本当にいろいろあって、まだ体調も下り坂だけれど(汗)、これだけはよかったなぁ。虎に出会って、好きになって、そういう伝説の人に何十年かけてたどり着けたって、本当に幸せだと思う。念ずれば叶う、ってことはあるんだなー。<お酒メモ>12月6日火曜日ギネス 生 3パイント半
2016年12月07日
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今日から日本シリーズが始まる。第1戦は広島・マツダスタジアムで夜、行われる。別にカープファンではないのだが、先日うちの社長に「お前を週末、広島に連れて行って日本シリーズを生で観させてやろうと思って、チケットを手配しているんだ」と言われ、一応スケジュールをあけておかないと…などと思い頑張ったのだが、蓋を開けてみると「すごい人気でお前の分はとれなかった」と言われ、「おいてけ堀」に(ToT)泣く泣く首をぞかいてんげる(by 平家物語)本音を言えば、田中やキクマル、誠也よりも、日ハムの大谷君とか、増井とか陽岱鋼に(田中)賢介や杉谷が見たかったんですよ…。それにしても栗山監督の采配も広島より「神ってる」気がしていたので、打線的には広島の方が強いだろうが、運の強さでは日ハム優位な気がしている。とりあえずおうちで視聴となりそうで、地味な日本シリーズ観戦になりそうです。。
2016年10月22日
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福原が引退することになった。「福原が引退するんだってー(´Д⊂うっうっ」と泣いていると「愛ちゃん引退するの?」と声が飛んできた。卓球のほうじゃないよ、新婚さんの女の子のことじゃないよ。。。福原と言えば、そう、阪神一筋18年。かつては右のエースと期待されては、コントロールがうまくあわず、被弾を繰り返し、勝ち星を増やせなかった福原忍である。一級品のストレートが持ち味だったため、中継ぎに転向。その後はコントロールが改善し、緩急自在のピッチングでタイガースに貢献してきた。以前、どこかの番組で本人が語っていたのだが「先発時代は考えないで投げていた。30を過ぎてはじめて投げ方をはじめて理解できて、コントロールというのはこういうことなのかというのがわかった」そうである(汗)それを聞いた時には、巨人からメジャーに行った岡島の発言と全く一緒だと思った……。荒れ球だとしても、感性で10年以上投げられるって、やっぱり才能なんだろうなー。中継ぎになってから5年。来年は40歳になる福原忍。お疲れ様、といいたい。
2016年09月21日
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先ほど広島から帰って来た。ここのところ愛鳥の相手をあまりしてやれなくて、出張前も家を空けるたびにエサ箱をくちばしでひっくり返して中身をこぼして、アピールしていた。なので、何日か家を挙げるのが本当に心配だった。淋しいと、私の気を引くためにこういう所業に出るのだが、私の外出時間があまりにも長かったためにエサが補充されず「お腹がすいたよ~」と飢餓状態になり、フラフラになって籠から出てくるのを見ると、「うーん、やっぱり鳥頭だ」と思ったりする(汗)なので、出張前に「今回だけはエサ箱をひっくり返すんじゃないよ。ひっくり返したら本当に死ぬかもしれないよ」と念を押して出て行って、戻ってみると、きちんとした状態でホッと一安心。「良い子だね~」とほめて、緑茶を飲ませてやった。これを書いている7日(水)現在。広島の優勝マジックは2となった。明日巨人が負けて、広島が勝てば、最短で明日8日(木)に25年ぶりの優勝が決まる。6日の月曜日から広島にいたのだが、初日は広島は「優勝」の言葉がまだタブーになっているようで、広島駅地下街の「エールエール」の広告も、カープを応援しつつも「優勝」の文字がなく、抑圧的な感じだった。マジックのカウントダウンするところはあれど、優勝の文字は目立ったところにはない。「優勝と早くから口にすると、選手がプレッシャーを感じてご破算になってしまうかもしれない」という恐怖感がにじみでているようだった。試合予定もなかったので穏やかな日々。ところが、翌日6日になると、ちらほらと街に「赤い何か」を身に付ける人が増加。ふつーのおばちゃんが、カープのレプリカユニフォームを着てチャリンコに乗っていたり、市電で老若男女が同じように帽子やらユニフォームやら、カープのカバンやらとともにいるのである。クリーニングをとった帰りであろう男性が、カープカバンにビニールのかかったクリーニング服を溢れんばかりに入れていて「それはしわくちゃになるからまずいのう」とツッコミを入れたくなるほど。在広の人に聞いたら「うーん、いつになく赤いですね」とのことだった。また、繁華街では「優勝した瞬間から、ビール0円」とか「優勝翌日は飲食全てタダ」という貼り紙があちこちで目立つようになった。「乞食系生き方を模索する投資家さんだったら、9月10日まで有効の青春18きっぷで広島に向かい、優勝した夜から翌日1日は飲食がタダなので、これは旅行のチャンスだと言って行くよな~」と柄にもないことが頭に浮かんだ。私は黄色い国の住人だけれど、ニコニコしてカープを見ている広島市民の雰囲気が良くて、「まぁ、いいか」などと思ったのだった。<お酒メモ>9月7日(水)天寶一 きもと純米 3合
2016年09月06日
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2週間で2回広島出張に出ることになった。私が住んでいるところから広島は遠い。広島市内での仕事だから、新幹線でも飛行機でも同じくらい時間がかかる。広島空港は広島駅から結構遠いためだ。欠航リスクを考えると、結局新幹線で行くことになるわけである。実は明日からまた広島に行くのだが、心配なのは「台風」と「広島カープ」。今、日本に来ている台風12号が予想通りの進路を辿れば、暴風域にいるときに広島駅着。新幹線が止まらないといいなと願うばかりである。また、カープが25年ぶりの優勝に向けて順調すぎるくらいハイペースでマジックを減らしており、下手すると滞在中にカープ優勝となる。私は黄色いチームに命を捧げている人間なので、正直、赤いチームの祝い事の日に、その本丸での騒ぎに巻き込まれるのはちと怖い。想像してみてほしい、これを読んでいるあなたは野球にちっとも興味がない、あるいはタイガース以外を応援している。タイガースが何年振りかの優勝が決まった瞬間に、梅田周辺にいると、何が起こるか想像してみてほしい。タイガースファンは虎キチといわれるくらい騒ぐし、マナーが悪いと思われがちだが、個人的にはカープファンの方が血気盛んで、やばいと思う。その昔、広島市民球場時代に、おとなしく3塁側の外野席で普通にタイガースを応援していたら、後ろからカープ帽をかぶったオヤジにいきなり殴られたことがある。「ここは3塁側ですよ」というと、「何いっとるんじゃ、ボケ。ここは広島じゃ。カープを応援しないのなら広島から出ていけ」と言われて、再びメガホンで殴られた。外野のところどころでケンカや罵声が起こっており、警備の人が仲裁していて、何てところだと思ったことがある。カープが四半世紀ぶりの優勝のときに広島に居たら、それは今後、酒場で話す小咄にはなるだろうが、いろんな混乱もありうるわけで、今回はそれをどちらかというと避けたい(笑)。翌日も仕事があるし(^^)ただ、自分の人生の場合、良くも悪くもいろんなものに「ぶち当たる」ことが多いので、最短の7日に優勝はあるかもしれないなー。ちなみに7日の広島カープはマツダスタジアム、対中日戦である。やっぱり早く帰ろう(笑)<お酒メモ>9月4日日曜日サッポロビール 地域限定工場生産 中瓶1本弱
2016年09月04日
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仕事で広島に行ってきた。広島出張は数年ぶり。前回は滞在時間が10時間未満(睡眠時間含む)という慌しいスケジュールだったが、今回はそれに比べると割と時間が使えたので、仕事とはいえど楽しかったりする(^^)夜はたまたま、カープOBの人が経営しているお店に行くことになり、そこで夕餉をとる。取引先の人とテーブル席を囲んで歓談していたのだが、左隣の大人数テーブルにはカープ女子が鍋をつついていた。また、自分の右隣にはテレビがあり、お約束通り、巨人vs広島の中継が流れていた。カープが勝てばM22となる大一番である。畢竟、試合の節目節目には黄色い声が私のほうに飛んでくる。まるで1塁側内野席に座って、試合中何度もライナー性のファールが飛びこんでくるような感じ。広島が3塁までランナーをすすめ、あと1本が出ずに3アウトになるたびに「キャー」という声がステレオで飛ぶ。そのたびに私はビールやら亀齢やらを「ぶほっ」とのどに詰まらせる。カープ女子は平均年齢26歳。だが、鈴木誠也や丸のことは知っていても、衣笠や達川や江藤、小林幹英の現役時代は知らないんだろうなと思いながらちらと見やる。8人席に若い女子7名と、おじさん1人の集団。どうみても大学のゼミの呑み会である。若い。やけに肩身が狭い。なんかつらいな、と思うのはそれなりの齢になったからなのだろうか。その日は0-0のドローで延長戦に入り、代打で出ていた脇谷が10回ウラ、そのまま打席に入り、ソロホームランであっけなく幕を閉じた。ボールがスタンドインするときに「ぎゃ~~」という耳をつんざくような音が店内に轟いた。その後、ヒーローインタビューが流れていたのだが、嬉しそうに語る脇谷がアップになった瞬間、カープ女子が言った。「なに、このおじさ~ん。誰なの?知らな~い」脇谷は34歳。脇谷は地味なたたずまいで、若干老けているほうだとは思うが、それでも、それなりの若さみたいなものを私は感じる。なのにカープ女子にはそれが感じ取れないようだ。そうか、34歳はおじさんなのか。口をつけた酒の味がまた変わったような気がした。野球ファンを名乗る以上、昔はベテラン選手の名前を知らないときには、こっそり覚えたものだ。特に年配の方と一緒ならなおさらそれを口に出すのははばかられることだと思っていた。時代は変わったなーと思う。知らないことは知らない、といったほうが「若くて可愛くて素直」ととられる昨今、自分はやっぱり「昭和の人間」なんだなと実感する。・・・うちも古い人間じゃけ、肩身が狭いのー。<お酒メモ>8月23日火曜日呑み比べセット純米(雨後の月、亀齢、天寶一)、計1合弱亀齢 1合アサヒスーパードライ 生中1つ白ワイン アメリカ グラスでなみなみ2つ
2016年08月22日
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