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2009.06.23
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カテゴリ: 学校で
コーヒーカップ.GIF



 正直者の木こりがじぶんの斧を泉に落としてしまうと神様が出てきます。神様は金の斧を持って、木こりが落としたのはこのおのかと聞きます。木こりはそれを断り、その次に持ってきた銀の斧も、それは自分のではないと断ります。最後に鉄の斧を持ってきたとき、それは自分のものだと言ったので、褒美にすべての斧をもらったという話です。

 「みんなだったら金の斧くれるって言ったらほしいよね。」
 そう問いかけてみると、意外にも
「いらなーい!」
という子が大部分。聞いてみると、鉄の斧がないと木こりは続けられないから、鉄の斧がいい、鉄の斧があればいいんだという意見。
 おやおや・・・
「金の斧を売ったら、鉄の斧は100本も買えるよ。それに、ごちそうもたくさん食べられるし、ハワイ旅行も行けるよ。そうだ、Wiiも買えるし、Wiiスポーツリゾートも買えるよ。そのほかゲームのソフト全部買えちゃうよ。」
こう言ったら、子どもたちの気持ちはにわかに変わってきました。

「ほしい!」
こうこなくちゃいけない。

 さて、ここでこの授業の核心部、
「この木こりは、なんでそれはわたしのではありませんなんて、言ったんだろうね。」
「木こりは正直だからだと思います。」
「そうか、正直なんだね。でも、金の斧はほしかっただろうにね。なんで正直に自分のじゃないなんて言っちゃったのかな?」

 ここで出てきた子どもたちの考えは、ちょっと考えさせられるものでした。
「それは、神様だから、ウソをついてもわかっちゃうと思ったからだと思います。」
「おなじでーす!」
 なるほど、子どもたちはこう考えるのか・・
子どもたちは「正直」というのをこうとらえているのか、と、ちょっと刺激的な発見でした。

 ここから正直とはなんだろうと、子どもたちに考えさせることができて、なかなかおもしろかったです。

 低学年の子どもは「正直」です。
 ばれるからウソをつかない、あるいはもしもばれたら自分がとても不利な立場になってしまう・・・これが万人の「正直」の起源なのではないでしょうか。そういうものがやがて内面に取り込まれていき、「良心」と呼ばれるものになっていく。
 大人だって、心をほんとに丸裸にしちゃったら、「ばれない保証があるならウソついてもいいや!」というところに行くのではないかな?という気がしてしまいます。

 良くも悪くも低学年の子どもたちは正直で、人間の素の部分を見せてくれるなあと思います。





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Last updated  2009.06.23 21:48:12
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