1990年、情報化社会に適合した新たな業績評価システムを検討するため、米国コンサルタント会社KPMGのリサーチ部門であるノーラン・ノートン研究所で行われた研究プロジェクトが起源。この研究に参加した米ハーバード大学のロバート・S・キャプラン(Robert S. Kaplan)教授は、経営コンサルタントのデビッド・P・ノートン(David P. Norton)博士とともに研究成果をまとめ、1992年に「ハーバード・ビジネス・レビュー」誌上に発表した。これによりバランスト・スコアカードが知られるようになった。