首藤康之Yasuyuki Shuto


NHK 教育 「トップランナー」
首藤康之の巻

 首藤さん ほんとにお顔がお美しい。
 目が二重で、鼻筋も日本人離れしていて、とてもミステリアスな日本人です。笑うととても可愛くて…。
 TBSの番組でアンドリューも言っていた。「彼は顔つきがいいよねー」と。
 首藤さんの笑顔はSwan Lakeのカーテンコールのときと同じ笑顔でした。ほんとにうれしそうで。踊っているときとは全く別人格。
 彼の「シルフィード」若い頃の。映像が出たが、すばらしい!! 
    ≫1992年 ウクライナ マリインスキー劇場「ラ・シルフィード」ジェームズ役
 日本人とは思えないダンス。完璧なジェームズ。アントルシャもジュテも完璧。テクニックだけでなく、美しく、優雅で、力強い。これにはまいった。やっぱり彼はクラシックバレエの人なのだ、言うまでもなく。
 彼は自分が「外見から入り」憧れの人に近づくためその人に自分がなろうとする、と言っていたが、これは彼の踊りの本質を言い表わしている気がした。
 すなわち彼の「ボレロ」はジョルジュ・ドンそのものだった。腕の上げ方とか、、雰囲気の全てが…ドンなのだ。
 同じことは「白鳥」にもいえることで、彼の踊りはDVDのアダムにそっくりだということは前にも書いたが、なおさらその感を強くしてしまった。彼は4幕の白鳥、アダムの不器用な踊り方までそっくりだったのだ。彼はもっと美しく踊れるはずなのに。

2003年6月13日 
シルヴィ・ギエム プロデュース 三つの愛の物語
「カルメン」 ホセ;首藤康之



7月5日追記
 TR 冒頭で流れた「白鳥の湖」の映像、リヨン公演最終リハーサルと字幕が出たが、TBS特番でのリヨン公演の首藤さんの初日として紹介されていた映像と全く同じだった。最終リハ(ゲネ)は初日を踊ったヘススのはずだから、これはNHKの間違いと思われる。


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