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2011.02.12
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魚の取り過ぎ「見逃して」
(2011年1月18日 読売新聞)
漁業会社 ロシアに資金提供

イラスト スパイスコミニケーションズ(みくげ光星) 北極(ほっきょく)に近いベーリング海や、北方領土(ほっぽうりょうど)周辺(しゅうへん)の海などでスケトウダラ漁(りょう)をしていた日本の漁業会社(ぎょぎょうがいしゃ)4社が、ロシア側に計約5億円を渡(わた)していたことがわかりました。

 4社は、「日本とロシアが決めた量よりも多く魚を取ることを見逃(みのが)してもらうためだった」と説明(せつめい)しています。このお金に関係(かんけい)して税金(ぜいきん)をごまかしていたとして、4社は国税局(こくぜいきょく)という役所(やくしょ)から注意(ちゅうい)されました。どんなわけがあって、お金を払(はら)うことになったのでしょうか。

 4社が漁をしていたのは、ロシアの「排他的経済水域(はいたてきけいざいすいいき)(EEZ)」です。EEZとは、ある国の陸地(りくち)から200カイリ(約370キロ・メートル)までの海のことで、その国が優先(ゆうせん)して資源(しげん)や魚を取れます。問題(もんだい)になった海では魚がたくさん取れるので、日本の漁船(ぎょせん)も、どうしても漁をしたいのです。そこで、ロシアのEEZで漁をできるようにするために、毎年(まいとし)、日本はロシアと交渉(こうしょう)して、1年間に取ることができる魚の量を決めてきました。

 ところが最近(さいきん)、ロシアのEEZで日本の漁船が取ってもいいスケトウダラの量はどんどん少なくなり、1992年と比べると2割にまで減らされました。ロシアは「魚を保護(ほご)する」という理由(りゆう)で、取ってもいい魚の量を少なくしているのですが、漁業会社は、本音(ほんね)では「もっと魚を取りたいのに」と考えていました。

 しかし、日本の漁船がロシアのEEZで漁をする時には、ロシアの国境警備局係官(こっきょうけいびきょくかかりかん)が乗り込んできて、決められた量よりも多くの魚を取らないかどうかを見張(みは)っています。そこで、日本の漁業会社4社は、決められた量より多く魚を取ることを見逃してもらうために、係官らにお金を渡していたと見られ、水産庁(すいさんちょう)は、漁業会社のこのような実態(じったい)について調べています。サンマやサケ・マスを取る別の漁業会社でも、見逃してもらうために同じようにお金を渡していたということです。

 日本の漁業会社が不満に思っていることは他にもあります。北方領土は本当は日本の領土なのに、その周りの海で自由に魚が取れないことです。



 この海では、本来(ほんらい)なら日本が自由に漁をしてもいいはずです。しかし、実際(じっさい)にはロシアの土地のようになってしまっていて、周りの海もロシアのEEZ扱(あつか)いになっているので、取れる魚の量を決める時は、ロシアと交渉して決めなくてはいけないのです。

 北方領土が日本に戻ってくれば、周りの海で自由に漁ができるようになり、ロシアのEEZに漁に行かなくても済むようになるから、北方領土を早く取り戻そう、という意見も出ています。

 ただ、ロシアは、大統領(だいとうりょう)が昨年11月、国後島を訪問(ほうもん)するなど、北方領土をロシアの領土として固定(こてい)してしまおうとしています。漁業会社のお金の問題はきちんと調べる必要がありますが、それとは別に、日本は、北方領土を返させるために様々(さまざま)な働(はたら)きかけをしていくことも必要(ひつよう)です。






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最終更新日  2011.02.12 10:26:34
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