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2005年03月09日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 昨日は11時頃家を出て総武線で四谷へ向かった。
 天気はよく暖かいので花粉が飛び舞い仕方なくマスクで口、鼻を覆う。
 四谷へは11:20頃着きゆっくりと三栄通りを歩く。まだ昼前なので昼食に奔走する会社員はまだ少なく街を楽しみながら歩ける。亀戸とはちょっと違い、古い街ながらも都心であるセンスを感じる。

 ようやく店へたどり着く。黄色いキャノピーは相変わらずだった。
 奥まった店に入っていく。口開けの客だった。店内は従業員だけだ。
 マスクをして入ったせいかマダムがちょっとたじろいだ様子。でもすぐ億のテーブルへ案内してくれる。
 小さい店なのにテーブルを引いたり、椅子を引いたり客が座りやすいようにする接客のマナーがきちんとしている。
 最近そういう店が少ないせいだろうか客が接客のその意味がわからないのに出会った。
  自分達より大分遅れてきた男性は店で待ち合わせをしていた。後から来た女性が別のテーブルについたため先の男性が席を移る。マダムが改めて男性客のコートと鞄を預かろうとするが男性はそれを無視して女性の背にある棚に鞄を勝手に置いてしまう。その棚に置いてある書籍の一冊に興味を示したのかゆっくり選んでいる。

 男性はそのことが全くわからず勝手に椅子に座る。その後もどこからか本を出して二人で読んでいる。
 あまりごちゃごちゃ言う気もないが、客のほうももう少しマナーを良くしたほうがいいんじゃない?

 自分達が口開けの客なので店の中は静寂に包まれている。おしぼりが運ばれ今日のメニューの説明を受ける。 美味しい店なのにメニューがホワイトボードと言うのが面白い。
 カミサンとどのように頼むか相談する。食べられる量とそれぞれが食べたいものは何か話すが、周りが静かなので自然に声が小さくなってしまう。でも何を食べようか相談するのが楽しい。
 カミサンはスープを飲みたいという。ここの雲丹のコンソメゼリーが美味しいので、それをアラカルトで頼むか生牡蠣にするかを聞くと「雲丹のコンソメゼリー」が食べたいと言う。
 これで前菜+スープ+メインのコースにアラカルトを頼むことで決まる。

 オーダーを取りに来たので雲丹のコンソメを加えたコースを頼む。食前酒は?と聞かれカミサンには木苺のシャンパンカクテル、自分はシャンパンを頼む。

 シャンパングラスの底から微泡が上がっている。
 立ち上る微泡を見て忘れていたことを思い出した。そういえば去年の地震でシャンパングラスやワイングラスが割れてしまったまま補充していない。薄張りグラスも割れるのが怖くて棚には出していない。グラスを補充しなくては・・・。

 アンチョビ入りのミニクロワッサンが出された。スーパーで買うアンチョビはいつも塩っぱい。お店では適度に塩抜きでもしているのだろうか・・・?

 お待ちかねの雲丹コンソメゼリーが運ばれてきた。皿の真ん中に小粒の雲丹が6切れほど盛られ、周りにコンソメゼリーがスープのようになっている。コンソメの外側は白い生クリーム(?)がかかっている。


「ああ、美味しいコンソメだあ・・・。」
 雲丹を口にいれる。美味しい雲丹だ。
 今度は雲丹とコンソメを一緒に口に入れる。コンソメの旨みが広がりその後に雲丹の甘さが広がっていく。
 生クリーム部分とコンソメを味わう。あまり生クリームの味がしない。色取りにはいいが無くてもいいかも・・・。
 コンソメが美味しい。雲丹との相性が良い。

 「去年夏に食べた礼文島の雲丹だともっと美味しくなるんじゃない?」
 そうなのだ。コンソメは美味しく雲丹とコンソメの相性も抜群にいいが、雲丹がコンソメに負けている。これが礼文島のバフン雲丹だったらもっと美味しいのにと思ってしまった。

 シャンパンを飲んでしまったのでグラスで白のハウスワインを頼む。シャブリほど辛くないが適度な辛さの白ワイン。

 そうこうするうちに12時を回ったのか客がどんどん入ってきて段々にぎやかに菜ってきた。隣のテーブルにはフランス人と日本人4名のお客。フランス人の一人は英語で日本人と話し、仲間とはフランス語で話をしている。聞き耳を立てているわけでないが、狭い店なので聞こえてきてしまう。どうやら商談ではなさそう。

 次に前菜が運ばれてきた。
 カミサンはバルバリー鴨とフォアグラのテリーヌ、自分はグリーンアスパラと蟹のサラダ。
 テリーヌは2cm程の厚さで皿一面に広がる大きさ。カミサンは大きさにびっくり。そうだ、ここは量が多いのを忘れていた。
 自分のサラダは一瞬ケーキみたいで、細いアスパラの12本位の柱が蟹サラダの城をぐるりと取り囲んでいる。サラダの上にはオーロラドレッシングらしきものがかかっている。
 普通のサラダと違う。蟹サラダは何処にあるんだ?蟹サラダは見えない。アスパラをどうやって食べようか? 
 アスパラを2本どかして中を覗いてみる。蟹サラダ部分が見えてきた。カミサンに中身を見せてあげる。

 蟹とアボカドの調和が美味しくソースをつけるとまた美味しい。アスパラが冷たくて良い感じ。食べ進んでいくうちにアスパラの城塞がパラパラッと一気に崩れ落ちていった。これも予定中のパフォーマンスだろうか?それともちゃんとした食べ方があるのかしら・・・?

 カミサンを見ると美味しそうにテリーヌを食べているが如何せん量が多い。そしてこちらの蟹サラダを見ている。
「鴨美味しい? 皿だけを見るとそちらが男性用でこっちが女性用みたいだよね。」
「量多いよ。食べられない。」
「忘れていた。ここ量が多いんだった。 少し食べてあげようか? アスパラと蟹サラダ美味しいけど少し食べる?」
 カミサンは喜んでテリーヌを半分に切り分け、蟹サラダを載せられるようにスペースを空けた。

 蟹サラダとテリーヌを交換した。 
 鴨肉は豚肉のテリーヌとはまったく違うこってりしっかりした味で旨い。フォアグラが旨い。どうやらカミサンはフォアグラ部分すべてをくれたらしく、少し返した。
 「このしっかりした味のテリーヌには赤ワインが合う。」
 と、白を飲み干し赤を注いで貰う。
 「やっぱり鴨には赤だな。」と思いながら口に運ぶ。
 カミサンはというと少し遅れ気味。そこで、
「これで口の中をキレイにするといいよ。」と赤ワインを差し出して飲ませる。
カミサンは今まで水だったのだ。
 鴨とフォアグラのこってりした味が流されたみたいで満足げな顔をしている。
 蟹サラダを口に入れると、
「これ美味しい。 もっと頂戴!!」
仕方なく追加でサラダをあげる。メインを肉にしたので前菜は軽めにの判断がカミサンの「これ食べて、それもっと頂戴」攻撃で危うくなっている。

 両方とも美味しい。店の人に、
「サラダの上のソースは何ですか?」と聞くと
「マヨネーズとケチャップですよ。」と教えてくれるが、自家製のマヨネーズだから自宅で作る市販のマヨネーズとケチャップの味とは大違い。

続きのスープとメインの話は明日にでも・・・。





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最終更新日  2005年03月09日 22時11分02秒
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