たまの休日3
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今回も人形町のお店の紹介です。 店の名前はハマヤ商店。 富貴豆と佃煮のお店です。人形町でも水天宮(現在新築中)の近くの新大橋通り沿いにあります。この豆には思い出が有ります。三十年以上前の事ですが、私の叔母が人形町の老舗料理屋さんの仲居さんをしていたので良く母へのお土産に人形町で買った富貴豆を持ってきてくれたのです。その後、母も叔母も他界してしまっていたのですが、あの味をまた楽しみたいとネットを調べていたら、多分この店ではというのがありました。そして先週、人形町に急に行くことになり再度場所を確認すると、行く所からほどない距離です。これは行ってみるしかありません。お店の位置は地図で確かめていたので直ぐにわかりました。看板に大きく“ハマヤ”の文字が。店の自動ドアを入るとすぐに奥から店員さんが現れます。ショーケースには佃煮と富貴豆の箱の見本がずらっと並んでいます。入って店員の方に「一番小さいのはどれですか?」と尋ねると右奥の棚に家庭用のパック詰めのものを取り出してきて、“自宅用ならこちらはいかがですか”と勧めてくれました。1パックが1,300円程します。ちょっと高い気もしましたが思い出には変えられません。即座に「一つお願いします。」。包みは当時のままでした。色合いが記憶と違っていましたが、柄は確かに同じです間違いありません。醤油の色合いが思っていたより濃いですが、豆はふっくらしっとりとしていて上品な甘さです。これです間違い有りません。関西出身なので甘い豆を夕食の食卓に乗せる習慣の無かった妻も他の店の富貴豆を箸休めに食べるようになってきました。その彼女もこの豆は美味しいと言ってくれます。ただ、このお店の豆はデパートなどで見かけたことが有りません。できれば、密かに私の周りだけが知ってもらえる存在であればと思います。因みに、叔母の名前が“富貴子”なので特に思い入れがあるのかも知れません。ハマヤの食べログURL;http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13008080/取皿(丸) 白に呉須刷毛箸休め取り皿 和食器 洋食器 せともの 瀬戸物 陶器 業務用 ガラス 漆器3個セット 取皿(丸) 白に呉須刷毛箸休め取り皿 [15 x 14 x 2.5cm] 料亭 旅館 和食器 飲食店 業務用
Jul 22, 2015
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