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あーもう、今年の春はいつまでも寒くてほんとに嫌になっちゃう。
やっと桜が咲いたと思ったらまた冷たいみぞれが降ったり、
いつになく冷たい雨に打たれる菜の花も本当に寒そう。
みなさま、体調にお変わりはございませんか?
うち、うちの場合は体調、変わりました。
息子、保育園復帰第一週目で、いきなりもらってきました、 ロタウィルス !!
毎朝泣きながらもどうにか保育園復帰第一週を乗り切った息子、
明日はようやく楽しい休日♪という花金の夜からいきなり具合が悪くなり、
嘔吐、発熱、下痢、のフルコース。
明けて土曜の朝、近所の内科医院に行ったところ
「おそらくウィルス感染による胃腸炎でしょう。」ということで吐き止め薬や整腸剤などをもらって帰ってきたのですが、
午後になっても息子の吐き気はおさまらず、水を飲んでも即、嘔吐状態。
お腹が痛い痛いと繰り返すし、いつもは少々具合が悪くても遊んでいる息子がいつになくぐったりと元気がない。
それに気になるのは脱水症状。
前の晩に夕食で食べた物をすべて吐き出してしまってからは水を飲んでも吐いてしまうため、 この15時間近くまったく水分を摂れていない。
ちょっと不安になって、朝の医院の先生に電話するも土曜の午後は休診なので他を受診してくれとのつれない返事。
他も数カ所電話をしてみたんだけどどこもあまり色よい返事はなく、
「119番に電話すると休日の救急診療施設を紹介してくれますよ」という情報を得てとりあえず119番へコール。
119番の人は親切に息子の容態を尋ねてくれ、
「なんなら救急車、出動させましょうか?」とのお言葉。
えー、いいのかなー、べつに今の今すぐどうこう、って感じはしないけど、
でも息子、苦しそうだし、このまま普通に医療機関の門を叩いてもなかなか受診してもらえなさそうだし、
ええい、この際、せっかくだから(?)、
「ではすみません、救急車お願いします。」
ピーポーピーポー
ってことで、自宅から約5kmほどはなれた総合病院へ搬送してもらいました。
親子で初体験、救急車乗車!
「○○くん、生まれて初めて救急車乗れたね~!」
って呑気なこと言ってる場合じゃないんだけど。
病院で血液検査をしてもらったところ、やはり脱水症状がかなり進んでいることが判明。
そこで大サービス、点滴を丸々2本してもらいました。
おかげさまで息子は回復、一件落着!
となるかに見えるこの顛末、実はまだこれからもう一転しまして、
点滴を受けて少し元気回復したかに見えた息子、帰宅しても吐き気はまだおさまらずに翌日曜、そして月曜。
・・・まだ息子は「お腹いたぁ~い~」と言っっていて全然元気がありません。

うーーーーーむ、またもや心配!
そして、また近所の医院で今度はレントゲンを撮ってもらいました。
すると、息子の腸にいくつかの影が!
先生曰く、
「この影が・・・何かありそうですね。子供の場合、腸閉そくや腸重積ということもままあります。総合病院で診てもらったほうがいいですね。」
えええーーーーーーっ!!
で、今度はじいちゃんの車でまた例の総合病院へ。
結局、浣腸いやだと大騒ぎで暴れまくる息子をどうにか押さえつけて検便をした結果、めでたく?ロタウィルスが発見されました。
ああ、一安心。
ロタなら、まぁ子供は誰でもやるといっても過言ではない感染症で基本、命に別条はないですからね。
ほーーーーーーっ。
そんな息子、火曜、水曜あたりからめきめきと回復し、
「お腹すいたー、牛肉が食べたいー」なんてほざけるくらい元気になりました。
これでようやくほんとに一件落着!
がしかし、もひとつおまけ!!
度重なる息子の嘔吐と下痢を処理したこの母が今度は、やられましたよ!
おそらく息子と同じロタ君。
まぁ私の場合、息子ほどではありませんでしたが、でもけっこうキツかった。
下痢自体はそれほどでもなかったんですが、なんていうか、
体中がウィルスにむしばまれている~~~、という感じの倦怠感。
だるくてしんどくてまったく動く気になれないのに、絵本を読め~、
飯を食わせろ~、車で遊べ~としつこくせまってくるロタ感染源。
かんべんしてくださいっすよ~~~!と思いっきり泣きました。
やれやれ!
あ、そうそう、息子の腸のレントゲンに映った影ですけどね、
総合病院の小児科の先生によると
「おそらくガスか便の影でしょう」とのこと。
あーもうっ、びっくりさせないでよー!!
でも、それは結果としてそういうことだったからよかったんであって、
本当に重大で緊急性のある病気のことだってありえたわけですからね。
病気に関しては、少し大げさなくらいでいいのかもしれません。
さて、今回のこの大騒ぎの医療費ですが、 小児医療費助成制度 オール無料!!
うーーー、ありがたやーーーーー!!
もちろん国民健康保険を毎月数千円払っているとはいえ、
これ、もしバンコクにいるときみたいに某BR病院ですべて処置をしてもらっていたとしたら・・・
1万バーツ(約3万円)はくだらなかっただろうな!
医者がカルテに薬の名前をひとつ書き加えるたびにドキドキしていたBR通院時代が走馬灯のようによみがえる。。。
あと、救急車が本当に何物にも邪魔されずにスイスイ道路を走れたのが心強かったです。
なんたってバンコクで王族のお通りに止められる救急車を目撃した者としては、
これだけでも
あー、やっぱり日本でよかったーーー。
とちょっぴり思えるのでした。
~救急車乗車記念?~
救急隊員のお兄さんにいただいたシール
