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2024.11.25

道東道阿寒ー釧路西、12月22日開通　札幌と釧路市街地、高速で直結

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カテゴリ：北海道(釧路)の紹介

北海道新聞の記事より

【釧路】北海道開発局が整備を進めてきた道東自動車道阿寒インターチェンジ（IC）-釧路西IC間（約17キロ、釧路市）が、12月22日に開通することが分かった。札幌と釧路市街地が高速道路で結ばれ、所要時間は4時間12分（夏季）と7分短くなる。物流の効率化や観光面での利便性向上に加えて、災害時の避難道路としての活用などが期待される。
　関係者が17日、明らかにした。同区間について、開発局は2024年度内に開通させるとしてきた。
　道東道で札幌につながる高速道路が延伸するのは、16年3月の白糠IC-阿寒IC間以来8年9カ月ぶり。阿寒IC-釧路西ICが開通すれば、既に開通している釧路西IC-釧路別保IC間（約17キロ、釧路管内釧路町）も道東道で結ばれる。
　今回の開通で札幌から釧路市中心部へのアクセスが向上するほか、鮮度の高い水産物の運搬が可能になるなど産業面への好影響が見込まれる。千島海溝沿いを震源とする巨大地震が懸念される中、地域住民の避難や救援物資などの輸送にも期待が高まる。

-------------------------私の意見----------------------

この札幌～釧路間の工事が大幅にかかった理由は、高速道路予定地がことこどく昭和40代後半から50年代にかけての原野商法によるもので、まず地権者の確定・交渉に多大な時間がかかってしまった。弊社も事業用地の購入ということで、登記簿を調べたら、本州の某県とわかり、地権者は既に死亡しており、3人の兄妹で相続しており、購入金額を提示したが、平等はありえないと言われ、購入を断念した経緯がある。勿論固定資産税すら発生しない土地だったのだ。

結局何故そこの土地を購入したかは、高齢の地権者の息子さんが、親父が釧路から網走の新幹線計画路線だから購入したという。未だに札幌ですら開通していないのにである。

中には地権者が存在していない土地もあった。結局登記簿で地権者が分かっても、ほとんど亡くなっている場合があり、行政書士や司法書士に頼んで、戸籍を取り寄せそこから法定相続人を調査し、さらにその法定相続人が亡くなっていたということもあったと、更に調査ということになる。行政としては、念には念を入れての調査となるこれは当たり前のことだ。本別から阿寒まではトンネルが多く、時間を要したのは仕方がないが、阿寒から釧路西までの時間がかかったのはそういう理由だったからだ。

原野商法 - Wikipedia

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