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2020.02.07
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カテゴリ: データ分析


国立感染症研究所のホームページに、インフルエンザの流行についての週ごとのデータがあります。毎年、第36週(8月末~9月初旬)から翌年の第35週までの1年間が「インフルエンザシーズン」とされていて、「2019-2020年シーズン」は、2019年9月2日から2020年8月30日までです。

国立感染症研究所のホームページから週ごとの「インフルエンザの定点当たり報告数」のデータをダウンロードして、グラフを作成しています。

「インフルエンザの定点当たり報告数」は、2020年の第5週(1月27日~2月2日)では14.11で、前週の18.0から減少しました。

 第5週は、前年比32.63%、前週比78.39%となっていて、昨年の水準を大きく下回っています。



↓インフルエンザの都道府県別「定点当たり報告数」の19年第46週から20年第5週までの推移の地図。

 塗り分けの区分は、最新週のデータの4分位数を参考に決めています。



 2019年のシーズンは流行の始まりが早かったのですが、第3週以降は、昨年、一昨年の水準を大きく下回って推移しています。例年とは異なるパターンですが、暖冬が影響しているのでしょうか。あるいは、新型コロナウイルス対策が予防効果を発揮しているのでしょうか。​



今シーズン(19年シーズン)の 流行の「山」の形は、過去10年間とはかなり異なる形になりそうです。





↓20年の第5週は、
過去12年間で2番目に低い水準です。10年が最低になっていますが、
10年は 新型インフルエンザが流行した「09年シーズン」だったので、イレギュラーな年でした。



↓気象庁のデータによると、2020年の1月は、平年よりも気温がかなり高めでした。このことが、インフルエンザの流行拡大の歯止めになったのかもしれません。





↓こちらのページは、R Markdownで作成していて、データを更新すると、グラフを含めたレポートのhtmlファイルが自動で作成されます。
◆インフルエンザの流行の水準は、昨年の水準を大きく下回って推移:「定点当たり報告数」20年第5週(1... https://scitechlabo.blogspot.com/2020/02/2012722.html


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Last updated  2020.02.19 09:41:01
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