PR
キーワードサーチ
コメント新着
フリーページ
サイド自由欄
7/8 手術後 2 日目
テレビでは令和 2 年7月豪雨災害のニュースがずっと流れている。
甚大な被害だ。
被害に遭われた方の平穏な日々が、どうぞ早く戻ってきますように。
どれほど辛いだろう、、、、
私の辛さなんてちっぽけだ。
小さい病室の、
小さいベットで起きている、
たった数日の出来事。
誰も気に留めることもない些細な出来事。
命だってある。
今日、看護師さんに「傷の痛みは如何ですか?」と聞かれ、
「痛みはそんなにないです。でも笑うと辛いです。」と私。
「良く笑うんですか?」と聞かれ、
「(確かに、)そうですねぇ」と答えた。
そういえば、昨晩 TV で “踊るさんま御殿”を見て、結構笑った。
イヤホンで聞きながら、笑いをこらえるのに必死だった。
(傷口に響いて、胸が裂けるかと思った。)
そうだ、結構笑ってる。
そうだ、私、大丈夫なのだ。
うん、そうだ。と自分に言い聞かせてみる。
先生が来て、
胸に厚く巻かれたサポーターのようなものを取ってくれた。
「これで足や頭などのシャワーなら大丈夫ですから。」と。
「傷口見ますか?」
(え~~~~!!!!もう?!!!)
びっくりする私を見て、
「まだ怖いですか?」と先生。
いつも何かやってみるか聞かれた時は、
「やります、やります」と二つ返事で答えるタイプですが、
全く心の準備が出来ていないし、今回ばっかりは無理です、、、 💦
私「まだ、やめておきます。」
先生「ではガーゼ張っておきますね。目隠し用です。」
「まだ見なくても大丈夫ですが、退院するまでには見るようにしましょう。」
そうだね、退院までに病院で見た方がいいだろうね。
家で一人で見たら倒れそうだ。
暫くすると、理学療法士さんが「リハビリしましょう」と呼びに来てくれた。
リハビリルームはとっても広くて、全面窓で開放的スペースだった。
リハビリって何するんだろう?
痛いのに、がんばって動かすような、辛いイメージ。
するとベッドに寝るように勧められて、
腕をクラクラ動かしたり、伸ばしたり。
まるでリラクゼーションマッサージみたい。
その間ずっと、茨城の地元のネタを沢山してくれた。
何でもない、ごくふつうの会話。
「へ~」「すごい」「あはは」「そうなんだ」
そんな普通の会話のキャッチボールの繰り返し。
でも何気ない会話が
こんなに癒してくれるものなのか。
私は私。何も変わらないのだ。
当たり前なはずなのに、
何だか今までの自分ではなくなっちゃった感覚。
でも大丈夫。
私は人に、家族に、みんなに癒されるのだ。
そして音楽に癒されるから大丈夫。
乳がん日記47*第二の人生?自己喪失? 2024.06.08
乳がん日記46*まもなく発見から4年 2024.05.27
乳がん日記45*抗がん剤脱毛後・毛が伸び… 2022.07.10