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7/9 手術後 3 日目
気が付くと、手術当日まで痛かった肩の痛み(五十肩?)は、
嘘のようにすっかり良くなっていた。
手術前に痛くて辛かった、髪を結ぶ動作も余裕でできる。
手術の方の腕の調子も良くて、
すごいことに、両手をピンと上にあげることもできる。
先生に伝えると、
「安静にしていたのが良かったのかもしれませんね。
今までが激務だったからじゃないですか?
良かったですね。おつりがきましたね。」と。
激務という激務でもなかったような気がするけど。
これは嬉しい誤算。
2、3日で良くなっちゃうなんて、安静ってすごい治療法なんだな♬
そして今日は、“リンパ浮腫外来”の看護師さんからの説明。
そんな科があるなんて知らんかった。
“リンパ浮腫”って怖いんだな。
外来受付、入退院受付の脇にある部屋に行かないといけない。
看護師さんが「一緒に行きましょうか?」と。
私「いえいえ、全然一人で行けるので大丈夫です。」
外来患者さんがたくさん待っている脇を通って受付付近に行くと、
「退院手続きですか?」と言われる。
う~~ん、確かに。退院できそうな位元気ではある。
パジャマだけどね。
脇の奥の小部屋で“リンパ浮腫”についてお話。
手術前に言われた注意点はこんな内容だった。
「リンパ節郭清でリンパ節を取ってしまうことで、
リンパの流れが悪くなり、むくみやすくなることがあります。
そして、右手(手術をした側の手)のケガに気を付けるようにして下さい。
草むしりする時は手袋をして下さい。重いものも持たないように。
注射や採血する時は左手で、蚊に刺されないように、
ペットにひっかかれないように、急激な日焼けに注意して、、、、」
それ以外にも、色々注意点を言われた。
・リンパ浮腫は、手術直後から起きることもあれば、 10 年以上経ってから現れることもある。
・手術をした側の手は鍼、お灸、マッサージはしない。
(リンパドレナージュなどのエステは、リンパ浮腫改善のためのもではないので注意)
・体を温めすぎるとリンパ液が過剰に増えるので、サウナや温泉に注意。
(半身浴などは問題ない)
・長時間同じ姿勢をとらない。時々首回し、肩回し、深呼吸を。
・疲れを感じたら手術をした側の腕を少し高くして休む(心臓より 5 ~ 10cm )。
・疲れを感じると浮腫を起こしやすくなるので、過労・心労は避けること!
乳がん患者は見た目が健康そうに見えるので、
「辛い」と感じたら、自分から周囲の人に協力をお願いすること!!
(わ~、これ一番苦手かも、、、、、頑張っちゃう方が楽なタイプです。)
・見た目に問題なくても、傷つきやすいので、スキンケアをしっかりと。
・何かあったら、リンパ浮腫外来などに相談を。
はい、これからは無理しないようにがんばります。
手術後の痛みは良くなってきた、
痛みが落ち着いてきたら、
他の場所の痛みが気になるようになってきた。
二の腕の力こぶの下の柔らかい皮膚のあたりがチリチリと痛いのだ。
ここは手術で切った訳でもないのに何故?
リハビリの時に、理学療法士さんに聞いてみたら、
「手術で胸の皮膚を切って縫い合わせているので、
ちょうどこのあたりが引っ張られるんです。
皮膚が引っ張られると、“皮膚を使ってるよ”“ずっと緊張した状態だよ”、
という信号が送られていることになって、
このあたりがチリチリしたように感じるんです。
ここ触るとコリコリとして固いでしょう。」と。
そういうものなのですね。確かに固くなってる。
患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2019年版 [ 日本乳癌学会 ]
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