TESTAMENTO

TESTAMENTO

2021.06.09
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カテゴリ: 考えたこと
かつて原水爆実験の副産物として放射性物質「死の灰」が世界中に拡散した。
 当時、「雨に濡れると頭が禿げる」と噂されていた。
 放射性物質の半減期はかなり長い。
 地上での核爆発実験はその後禁止されたが、既にばら撒かれた「死の灰」の行方がどうなったのか定かではない。
 原子力発電所の爆発事故後の放射性物質処理の状況を見ていても、決して容易ではないことが分かるが、かつて核兵器開発の為の実験で大気中に拡散された放射性物質についての影響について、記事を読むことは無い。

 科学者・研究者の間では、軍事研究に関わったものは同軍事管理下に置かれ自由な移動もできなくなると聞いたことがある。
 パワーバランスにより成り立つ社会においては、公然の秘密であったとしても特別扱いを受けることになるのだろう。
 国際機関であったとしても、その特別扱いは世界平和のために守られることになるのだろう。
 政治の世界では暗黙の了解として、その不合理性が覆い隠されることになるとしても不思議ではない。


 特に生物兵器研究については、遺伝子操作等の科学技術応用により飛躍的に進歩しているのではなかろうか。
 中でも感染症ウィルスの操作については、顕微鏡下での世界で短期間での世代交代を繰り返した実験観察が可能であり、パンデミックに繋がる影響力の大きな兵器としての成果が期待されるものだろう。

 またその研究に伴い、関連する新薬の開発にも繋がるものであろう。
 近年、米国の製薬会社が南米のジャングル地帯で未知の微生物採取を行ない、それを基に開発した新薬で莫大な利益を上げているとの記事があった。
 現地には何の見返りも無いと、南米関係者が嘆いているという記事であったと思う。

 現在のパンデミック発生につき、中国武漢の研究所からの漏洩説が改めて見直されている。
 科学的研究成果により、今回のウィルスはコウモリからの自然発生的なものでは無いことが明らかにされ、前回流行のSARSウィルスに遺伝子操作が行われ感染力強化がなされたものとの人為的痕跡が見つかっているらしい。
 同研究所へは米国官民からの資金援助等も行なわれていたらしい。
 軍関係・製薬関係からの支援・成果享受の関係があったとしても不思議ではない。
 また、ワクチン開発の速さや史上初のmRNAワクチンといった点を見れば、事前にウィルス研究の情報成果を得て、製薬会社でも研究が進められていたと考えられるのではなかろうか。
 共同研究とまでは行かなくても、協力体制があったことは確かだろう。


 その感染力を高めたのがSARS-2であり、その研究中のウィルスに誤って研究員が数名感染し、それが研究所外へ漏れてしまった。
 中国や米欧大手製薬会社でのワクチン開発の速さや特異性を見れば、そのウィルス研究に関係していたと考えるのが自然であろう。

 生物兵器としては、致死率が低いことでパンデミックを引き起こし、経済活動に多大な変動を引き起こすことで、間接的な影響を及ぼすことになる。
 世代交代が早いことでパンデミックが拡がるに連れて、次々と変異を生じ、人類史に大きな影響を与えることになる。
 「弱者」は生き残れないかもしれない。


 その時代に何をなすべきか。
 どう生きるべきか。
 改めて問い直さなければならないだろう。





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最終更新日  2021.06.09 13:15:33
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