2003年09月07日
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仕事終わりの帰り道、足は自宅に向かっているが心はいつも彷徨っている・・・                    

自宅近くのBARに立寄った。ここは、言わば私の隠れ家みたいな所だ。一人になりたい時は最高の場所で、客の年齢層も高く静かに呑める。気の利いたマスターは、なるべくカウンターの隅の席は空けてくれている。私が一番落着く席を知っているからだ。会話は殆ど無い、只黙って瞑想にふけるようにグラスを傾ける。
どれ位時間が経ったのだろう、気が付けば三つ隣の席に男が一人座っている。歳は40前後だろうか?その男はマスターに下らない話をベラベラ喋っている。
多弁なる者ほど何も知らない、そんな輩と呑む気はしない。私は直ぐに店を出た。
誰かが言った、「感動ある日々を過ごしなさい」と。

私の心が彷徨うのは、感動ある日々を過ごしてないからなのか・・・

それとも、感動する事を忘れてしまったからなのか・・・





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最終更新日  2003年09月07日 08時19分33秒
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