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学校で友達をかばったために「いじめ」に合うひな。
周りに負けず戦う彼女のために零はできることを必死に捜す。
零は元担任の林田先生に「お前にできることを一つずつやりなさい。」
と諭され、ひなのために戦うことを誓う。
(6巻 裏表紙説明抜粋…。)
零にこれほどまでの熱血感があったのかと驚きですが
自分を癒し、諭し、許し、変えてもらった川本家への恩なのか
ひなちゃんを救うべく林田先生に相談しながら
戦う道を選ぶ零は格好良い!
今、自分に自信が付いてきた零が出来ることは「戦い」のみ
後半は二階堂の戦い
ひなのことで燃えている零は、将棋で戦うことにも燃えはじめ
その姿に嬉しくて仕方ない二階堂だが、戦い半ばで病に倒れる。
元々病気がちな二階堂だが、背負ってきた重荷や将棋への心を
零は受け止めるも、同時に自分の未熟さを知る事となる。
自分から逃げず、全力で「戦う」登場人物達
読み返しながら、自分を振り返らずにはいられない1冊でした。
零の事を【心友】と呼ぶ二階堂にはいつまでも
零のライバルでいて欲しいし
常に笑顔でいて欲しいと、切に願う。
「廃墟に乞う」 著/佐々木譲 2013.06.26
「模倣の殺意」 著/中町信 2013.06.22
「船を編む」 著/三浦しおん 2013.05.28