The Sixth Sense。 ~徳姫(*^.^*)珍道中~  弐

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2005.09.07
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テーマ: 宇宙の話題(325)
カテゴリ: カテゴリ未分類
こんにちは。

今日は、7月4日に行われた米航空宇宙局(NASA)の探査機「ディープインパクト」により子機を衝突させたテンペル第一彗星の噴出物が明らかになったという記事をご紹介します。

まず、米国の研究グループが6日発表したもので、論文は9日付の米科学誌サイエンスに掲載されるということです。

ディープインパクトは7月4日、核が縦14キロ、横4.6キロほどのテンペル第1彗星に、重さ約370キロの子機を時速3万7千キロで衝突させました。そして、その際の噴出物を調べたところ、表面は直径1000分の1~10分の1ミリの微粉末の層に覆われていたそうで、この層は厚さ数十メートルあるとみられるということです。さらに、テンペル第一彗星の核は、こうした微粉末が緩やかに結合した構造で、比重は水の6割ほどしかないということらしいのです。そして、噴出物からは、水や二酸化炭素、シアン化水素のほか、有機シアン化合物のシアン化メチルらしき物質も検出されたそうです。これらは、いずれも衝突の2、3分後に噴出量が急増していることから、核の内部に存在しているとみられるということです。

また、この彗星の核の部分に多数のクレーターが存在することを確認したということです。収集したデータを分析したところ、直径40メートルから400メートルの円形のへこみが数十個見つかったというのです。しかし、その一方で、滑らかな部分も存在していることも分かり、彗星の核が異なった物質の堆積で出来ている可能性をうかがわせているということです。

彗星の核には、約46億年前に太陽系ができたころの惑星の原材料が閉じ込められていると考えられているそうで、データ解析が進めば、太陽系の成り立ちや生命誕生の謎に迫る貴重な手がかりが得られそうだということです。

これらの結果を受けて、国立天文台の関口朋彦研究員は、「彗星の核が微粒子で出来ていることは予想されていたが、それが実際に確認された。核の内部に有機物が豊富に存在することも初めて分かり、地球の生命の源となった有機物が大昔に彗星によってもたらされたとする学説を裏付ける証拠の一つになると考えられる。」と話しているそうです。

今回の結果では、彗星が豊富に有機物をもっていたことがわかりました。地球の生命は彗星によってできたのかもしれないですね♪





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Last updated  2005.09.08 22:18:20


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