The Sixth Sense。 ~徳姫(*^.^*)珍道中~  弐

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2005.09.16
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テーマ: 宇宙の話題(325)
カテゴリ: カテゴリ未分類
こんにちは。

米航空宇宙局(NASA)の探査機ディープインパクトの子機が衝突したテンペル第1彗星の表面に、直径約100メートルのクレーターができたことが分かったそうです。

国立天文台や東京大、NASAなどの国際研究チームがハワイにある国立天文台すばる望遠鏡で観測し、16日付けの米科学誌サイエンスに発表しました。

このディープインパクトは7月4日、核が縦14キロ、横4.6キロほどのテンペル第1彗星に、重さ約370キロの子機を時速3万7000キロで衝突させたものです。

その後研究チームは、すばる望遠鏡の赤外観測装置で衝突の様子を観測し、彗星から有機物やチリなど約1000トンの物質が宇宙空間に放出されたことを明らかにしたということです。その結果、表面には直径100メートルほどのクレーターができたと推定されるそうです。そして、すい星内部はケイ酸塩、水、有機化合物が複雑に混じり合っていることが分かったそうで、テンペル第1彗星は太陽を中心に5・5年の短い周期で回っているそうですが、その組成は長周期の彗星と非常に似ていることを示す結果だということです。

国立天文台の渡部潤一助教授は「放出物が大量だったことは彗星の表面が壊れやすいことを示している。放出物を詳細に調べ、太陽系の成り立ちに迫りたい。また、短周期と長周期のすい星は、これまで異なる場所でできたと考えられていたが、物質の組成が似ているということは同じ場所で誕生した可能性が出てきた」と話しているとのことです。

自然の衝突と違い、人類が人為的に衝突させて、しかも1000トンの放出物が宇宙空間に・・・。歪みがでないように願うばかりですね。。。





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Last updated  2005.09.17 19:43:02


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