The Sixth Sense。 ~徳姫(*^.^*)珍道中~  弐

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2005.09.17
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テーマ: 宇宙の話題(325)
カテゴリ: カテゴリ未分類
こんにちは。

明日 ( 18日 ) は、中秋の名月ですが、月のクレーターについての記事をご紹介します。

約46億年前に誕生した太陽系では約40億年前ごろ、激しい天体の衝突が集中的に起きたと考えられているそうです。その結果、地球や月、火星などに多くのクレーターができたそうですが、衝突した天体が彗星か小惑星かは、これまでは、はっきりしていなかったそうです。

しかし、今回、月のクレーターは、火星と木星の間の軌道にある小惑星が集中的に落下して形成されたことを国立天文台と米アリゾナ大の研究チームが導き出し、突き止めたということです。月の表面のクレーターの大小の比率と、小惑星の大小の比率の分布が一致したというものだそうで、16日付の米科学誌サイエンスに発表されました。

チームは月と火星、水星の計1万数千個のクレーターを調べ、直径から衝突した天体の大きさごとの割合を求めたそうです。さらに、火星と木星の間に数多く存在する小惑星の大きさの割合を調べたところ、衝突した天体の大きさの割合とほぼ一致し、衝突した天体が小惑星だったと結論づけたということです。

研究に加わった伊藤孝士国立天文台主任研究員によりますと、約40億年前の太陽系では何らかの要因で、木星と土星の軌道が変化したとみられるそうで、「約40億年前は、天王星と海王星が形成された時期とされる。その影響で巨大な木星や土星の軌道がずれ、動いたことで、惑星間の引力のバランスが崩れて小惑星の軌道も変わり、月や火星などに降り注いだのではないか」と話しているそうです。

明日のお月見は、40億年前に、小惑星が月に集中的に落下して、たくさんのクレーターを形成したのだと、過去の出来事に思いを巡らせながら眺めるのも一興ですね♪

月のクレーター『? NASA』





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Last updated  2005.09.17 20:02:02


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