レベル999のマニアな講義

今回は盛りだくさん！！

だが、時間の流れのままに進めているためか？
それとも、 無駄な細切れカット を入れなかったためか？

どちらにしても、盛りだくさんなのに
かなりバランス良く面白かった。

『戦国時代劇』という感じも
『戦国ホームドラマ』という感じも両方した。

良い感じの仕上がりでした。。。



内容
先の北国出陣を軍令違反を犯してまで
長浜に戻った秀吉軍は、謹慎を命じられる。
だが、秀吉の一芝居とその洞察力により
信長に謀反した松永弾正征伐を命じられる。
その功績により、秀吉軍は中国攻めを始める。


感想を先に書いたので、それ以外を少し。。。

今回の一番の驚きは、オープニング前から
物語をつなげたこと。。。。
こういうのって、
制約された時間の中ではいい手だろう(^_^)b

また、
より際だった演出だったのが、
『千代と一豊の差』
宴のシーン、出陣前の酒を酌み交わす（？）シーン
それに追い打ちをかけるのが、
『秀吉による一豊の扱い』

秀吉の
『あたまをつかえ、あたまを』
『調略よりも槍使いのほうが上手』
など。。。。

その上、一豊にまで
『千代がオトコだったら。。。』
『ワシは頭が悪い。。。』
と。。。。。。

ココまでくると一豊救いようがありません。
『悩みを抱える一豊』ｖｓ『悩みを抱えない千代』
『無口なオバカな一豊』ＶＳ『おしゃべりお利口な千代』
そういうことなんでしょう。。。。。。

一豊見ているだけで、悲しくなってきますね

タダ今回ひっそりと入れられたセリフに
『最後の最後まで生き残ろうとするモノに
　御仏は。。。』
『策略ではありません生きるための知恵』

これらの言葉が、功名が辻のポイントですね(^_^)b

ひっそりと入れる必要ないと思うんだが。。。(^_^;

ここまで良いこと尽くめで書いたが、
１つだけ気になるシーンがある。
『濃と光秀シーン』
コレは定番の無駄シーンだが(^_^;

ココに出てきた濃のセリフが少し疑問？？？
濃の口車で光秀が『天下人は信長がふさわしい』と言った。
その後、濃が
『光秀もふさわしい』と。。。。

どうしても、今回のテーマ『謀反』を促している言葉に
聞こえてしまったのは、わたしだけだろうか？？？

後のシーンで黒田官兵衛の登場でも『謀反』を描いているから
明らかにそのようにしか。。。。。。

強引すぎません？？？