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2009.05.01
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『武士の異常愛』

内容
ある日の夜のこと。唐がらし屋“江すみ屋”のおゆう(井上和香)が
何者かに追われ逃げていた。
そこに南町同心・森岡安之進(山口馬木也)伝七(福士誠治)小五郎(東山紀之)
らが通りかかり、ひと安心。おゆうは、そのまま森岡に送ってもらう。
翌日、、おゆうが、ふたたび妙な男に襲われるところを、
森岡、目明し・聖天の権三(谷口高史)、手下・鮫七(岩佐好益)に助けられる。
それからというもの、おゆうのいるところ、いるところに姿を現す森岡。


そんななか、権三は、お菊(和久井映見)の元に姿を現し、
腕のいい仕立屋を紹介しろと、意味深なことを言い強請ってくるのだった。
しかたなく仕立屋の匳(田中聖)を紹介したお菊。
“白無垢”を依頼されたようだった。
お菊に相談された主水(藤田まこと)も、必要悪だというばかり。。。

そのころ、森岡の行動に言いようのない怖さを感じているおゆうであったが、
母・おかね(烏丸せつこ)は、イイヒトに見そめられたと、、、、、
思い切っておゆうは、心に決めた人がいると言うのだが、
全く聞き入れようとしない森岡。

そして、、事件が起きる。
おゆうが許嫁で幼なじみの徳次郎が、



敬称略



しかしまぁ、ほんと、強引に如月入れましたよね。
それに、涼次だって。。。

この『強引さ』が、物語全体の違和感に繋がるのに。。。。


シリーズ的には、定番の物語なのであるが、

今回は、異常愛を示す同心。。。
それを知らずに喜ぶ母。。悩む娘。。
と、人間関係を描きながら、

その異常性を、同心の行動だけでなく、
その手下達の行動でも、ある意味面白く表現したと言える。

そこにある『必要悪』

主水『ああ言う手合いがいねえと。町方は手がまわらねえんだ』

悪だからこそ、裏の世界にも顔が聞く。

そう言う“世界観”を表現しながら、異常愛まで。。。
シリーズとしてのベタな展開というだけでなく、
時代劇的にも、定番モノ。


ほとんど“私怨”に近い状態で、
“仕事”を依頼するほどのことでもないような気もするのが
最大の問題点ではあるが、



その部分さえ気にしなければ、
物語としては、先日の南町奉行のお話(第12話)よりも

分かり易いお話だったと思います。


権三というキャラが、強敵って言うのも
“仕事”を盛り上げる、オモシロ味になっていますよね。

とりあえず、
今回は、権三vs涼次+匳+お菊

どんだけ強敵なんだよ(笑)

でも、こう言うのも見たいと思っていただけに、
悪くなかったと思いますよ。





ただまぁ、先ほども描いたように
強引に差し込まれる涼次。。。そして、如月。



なんかほんと、強引だよね
これがなければ、妙な物語の“途切れ”も無くなり
もっと面白く見ることが出来たと思いますけどね。


最後にヒトコト。。
なぜ、花を手向けるのが如月?
確かに、知り合いだったから、、、それは良いけど。
母は?
店を畳むのは良いけど、、、花を手向けて欲しかったモノです。



これまでの感想
第13話 第12話 第11話
第10話 第9話 第8話 第7話 第6話
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話





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Last updated  2009.05.01 21:55:47


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