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2009.06.14
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『戸惑いの上洛』

内容
景勝(北村一輝)率いる4000の上杉軍は、上洛を開始する。
加賀に入り金沢城にて、秀吉(笹野高史)の重臣のひとり前田利家(宇津井健)
の出迎えを受ける景勝と兼続(妻夫木聡)
そして、利家は自らを引き合いに出し、京では“辛抱なされよ”と助言をする。

翌月に入り、ようやく京の人々の驚嘆の声を受け宿所に入った一行は、
そこで、千利休の娘・お涼(木村佳乃)と出会う。
すると、、、秀吉への献上品に対して、目新しいものはないとお涼。

そして謙信秘蔵の太刀にまで、物足りないと言い放つ。
“秘策”があると言い、。。。。

そして、、
前田利家、石田三成(小栗旬)福島正則(石原良純)浅野長政(中島久之)ら、
重臣達が列席する中、秀吉との面会を果たす。

だが、多くの献上品の中で、秀吉が目をつけたのは、、太刀ではなく、太刀袋。
お涼が、用意したものであった。
そんな秀吉に幻滅する景勝。それは、、兼続も同じであった。
“ひとかどの侍なら袋より、名刀に目が行くはず。”

一方
沼津城で会談をする東国の勇・徳川家康(松方弘樹)と北条氏政(伊吹吾郎)

景勝が寝返ったと、怒り心頭であった。
徹底抗戦を家康に訴える宇島差であったが、、、、家康の態度はハッキリしない。

その頃、、京では、景勝、兼続らは、お涼に言われるがまま、
“挨拶回り”。。。北政所(富司純子)らと、面会していく。。。
その無愛想な景勝を見て、

“話をするのも駆け引きのうち。上杉の威信示したくば、ここは辛抱第一。
 上手くあわせていきなされ“
と助言される2人であった。

その日の夜。福島正則の屋敷に呼ばれた景勝と兼続
酒宴となり酒に酔い大騒ぎする福島正則と一悶着。
だが、お涼により、何とかおさまるのだが。。。。。。。



敬称略




えっと、頭の中で、いろいろと巡ってはいますが。

ここは、、“天地人”と、考えます。
そうでないと、、、 頭が少し痛いです。。。景勝じゃないけど(笑)



今回のお話は、上洛話。

景勝、兼続らは、秀吉との面会だけでなく、
最も彼らが嫌う、、、“金襴の太刀袋”の目を向けた秀吉に幻滅。

と、、、“違い”を表現したお話である。

それと同時に、、、きっと、将来のことを見越しての
前田利家、北政所との面会であろう。



なんだか見ていると、
苦労して面会していく姿は、“時代劇”とは思えない感じ。

いや、こう言うことなんだよね。“天地人”というのは。

まさに、現代劇を時代劇に焼き直したという感じだ。

こういう時は、ハッキリと言いましょう。

“分かりやすくて良い”と!!!



ということで、多くの出会いを表現しているだけで、
正直なところ

内容としては、何かあったわけではない 。(←ここ、最も重要)


ただまぁ、考えてみれば、
“出会い”とは、そういうものだし、
初対面の人とは、特に、そういうものだ。

景勝のような人もいれば、兼続のような人もいる。

殿と家臣という関係だけでなく、
重臣らの、様々な態度も含めて、

ある意味“メリハリ”があるとも言えるでしょう。
これだけの登場人物を、一気に出してきたのだ。


ドラマとしての演出上。
無駄に無理に登場させてきたことも、このドラマにおいては、多々あったが


秀吉、三成はともかくとして、
他のキャラは、初登場と同じなのである。

だからこそ、キャラを際だたせるようなことを、いろいろと。。。


そういういことだ。


キャラが立ってはいるが、内容自体は何もない 。。。ということになる。

この雰囲気。。。。そうなのだ。

話数的にも折り返し、
ドラマとしても、大きく転換したのだから、

中盤における、人物紹介話


その程度。ということだ。

そんな風に考えて、

今回からドラマが始まった!!今回が、初回なのだ!!
と思えば。。

ま、、、 それなり に、楽しかったとは思います。


それなりに。。。。

あくまでも、リスタートなのだ。


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Last updated  2009.06.14 18:56:01


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