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2011.01.09
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『完全新作!!国際ドラマフェスティバル優秀賞受賞記念!

 問題だらけの今の日本をぶっ飛ばせ!!

内容
介護施設“タイヨウ”の閉鎖から1年。
オーナーの園崎康弘(大杉漣)の奮闘もあり、ようやく再開にこぎ着けた。
ヘルパーの松原弘美(橘ユキコ)美空晴菜(仲里依紗)
そして、、、元隼会の構成員だった黒沢五郎(五十嵐隼士)が協力し、
再開に向け、以前の入居者への電話加入などを続けていた。


若年性アルツハイマーと闘う羽鳥晶(夏川結衣)を見舞いながら、
ゲーセンを経営し、晶の息子・涼太(加藤清史郎)の面倒を見ていた。


そんななか、以前の入居者の孤独死から、
電話の話し相手の有料サービス“ふれあいコール”の存在を園崎たちは知る。
そこで“タイヨウ”は、ケアマネジメント会社を立ち上げた六車雅人(夕輝壽太)
六車の紹介のケースワーカーの米長さなえ(ミムラ)らの協力で、
なんとかして、入居を促し、孤独死をなくそうと考えはじめていた。

同じ頃、彦一は、寂れた商店街の中の1軒の家を借りていた。
その家主であるラーメン屋の店主・米長敏夫(北村総一朗)が、
鷲津組の構成員の1人である樽川コーポレートの樽川潤(北村有起哉)から、
立ち退きを迫られているのを知る。


“女”ということもあり、敵対する鷲津組からの攻勢が強力で、
穏健派で通るりこは、、、構成員からの信頼さえ失いかけていた。
隼会会長・鷹山源助(松平健)や隼会若頭補佐・和泉零次(山本裕典)のもとを
りこの補佐をする二本橋賢吾(宇梶剛士)とともに訪れるが、
抗争は許さないとクギを刺され、りこはどうして良いか分からなくなってしまう。

彦一の目を見て変わってしまったことを知り、、、何も言わず去っていく。。。

やがて、安定していた晶の病状の変化もあり、
再開したタイヨウに、涼太とともに帰ってくる彦一。
そんなとき、家賃を払うため、米長の店に顔を出した彦一は
米長が地上げ屋の被害に遭っていること。。。そして、タイヨウにいたさなえが、
米長の娘だと知るのだった。
なんとかしようと、樽川に土下座するも、足を洗った彦一は見向きもされず。
帰ろうとしていたところ、先日タイヨウで見かけた美佳と再会する。
鷲津組のカラクリを理解した彦一は、
美佳の協力を得て“ふれあいコール”からの客の引き抜きを図ったのだが。。。。

一方、りこは、二本橋の覚悟を見て、1つの決断をする。。。。


敬称略


公式HP
http://www.fujitv.co.jp/ninkyo-helper/index.html


2009年07月期放送の連ドラのスペシャル


えっと、、、何やってたっけ?

そう思うほど、たくさんのことが盛り込まれたSPでしたね。


印象としては、3つの物語。。。でしょうか。

タイヨウの復活とそれに絡むゴタゴタ
晶のことで苦しむ彦一
そして、鷲津組vs隼会

かな。


ただ基本的に
晶の病状の変化と、その看護については、オマケ的なポジションであり、
他の2つは密接に繋がっているわけだが、
。。。ま、極論を言えば、晶の病気も繋がってるけど。。。

なんだろうね。。。

“詰め込み過ぎ”というのが正直な感想である。


見ていると、
どの部分を中心に据えたいのかが、かなり曖昧なのである。

彦一と晶と涼太の物語なのか?
それとも、
あれこれと含めて、かつてタイヨウに関わった人たちの物語なのか?

物語を並列的に描くのも良いが、
主人公が動きすぎて、物語にブレを生んでしまっているのは言うまでもない。


たとえば。
晶の結末に関しては、彦一は関係あるけど、鷲津組、、、関係ないよね!

そら、心のよりどころを失って、彦一が、、ってのも分からなくもないが、
鷲津と直接的に関わっていたりこが、
何らかのカタチで、今回。。。晶に関わっているとか言うなら分かる。
でも、、晶と彦一が接触した部分でさえ、回数は限られている。

こうなってくると。
何が何だか、サッパリ分からない。

極道だとか、堅気だとか。。
人生の選択をする彦一っての理解するが、

もう少し、流れを整理して、
物語をつなげるなら強引にでも繋げて欲しかったですけどね

え?米長の店が?
それ、、、晶と関係ないですよね。。。


“オレはオレが好きなように生きて、
 好きなようにくたばるだけだ!”

って、、、その言葉だけで、繋げるのは
さすがに強引にもほどがあります。

確かに『それぞれの物語』は、悪くないと思いますが。。。。
う~~~ん。。。いいのかな。。これで。


結局、
映画の宣伝だったと言う事でしょうか。。。(苦笑)








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Last updated  2011.01.09 23:48:58


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