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2016.09.06
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『ANSWER THE LAST』

内容
都夜(佐々木希)を追っていた片岡(高橋努)は、
追いつめたはずだったが、突如、謎の女に切りつけられてしまう。
その女の姿に比奈子(波瑠)は、愕然とする。
かつて、自分らしく人を殺せば良いとナイフを渡してきた真壁永久(芦名星)
直後、永久は。。。。

そのころ永久に拉致、監禁されていた東海林(横山裕)が、


一方、比奈子は、厚田(渡部篤郎)に永久の素性を伝える。

敬称略


気のせいか。。。。

いや。。。実際のところ《響鬼》の“姫”を思い出して仕方がない。


そこはともかく。

今回の話。根本的な疑問があるのは。

もうすでに、犯人、被害者が確定しているので、

中島の存在が不要になってしまっていると言うこと。。。なのである。

なのに、不自然に盛り込み。。。。。

たしかに、主人公に変化を促すために必要なのも分かるのだけど。

でもね。。。。会わなくても良いんじゃ?



自身でも感じているわけだし。

っていうか。

メールでやりとりできることは分かっているので、

それを利用すれば、良かっただけじゃ無いのかな??

ドラマとして。。。演出として、間違っているとは思いませんが。




それどころか、主人公を警護。。。または、監視するよう厚田が命じているのに。

中島との接見後。。。。すでに、だれもいない。2人もいるのに。


こういうところだよ。今作が面白味を無くさせてしまっているのは。

主人公が単独行動をしようが、犯人と接触しようが、

事件を解決しようが。。。そんなこと、どうだって良いのだ。

ドラマの主人公だしね!

だが、最低限やらなければならないことを、やれってこと。


たとえば、単独になるならなるで、同僚をまくシーンを混ぜろ!

そういうことだ。

これだけで、“流れ”が生まれます。

もちろん、新人刑事が。。。とか、そういうのもあるんだけど。

こういう丁寧さが無ければ、“刑事ドラマ”は、

不自然さだけが目につくのだ。

事件という要素を扱い、それを解決する過程を描くならば、

そこには、刑事の行動に説得力が必要で、

それが崩れた瞬間、刑事の行動の正当性まで崩れてしまいます。

当然、ドラマは不自然になってしまうのである。

そう、刑事モノ、探偵モノって、

その事件のネタや、動機、解決法が重要では無く、

その流れに説得力がなければ、面白味が生まれないのである。




細かい事は横に置いておくが。


ネタ自体は悪くないだけに。

もう少し、刑事モノとして、丁寧に描いていれば、

もしかしたら。。。。もっと面白かったかもしれませんね。

先ず。不必要な部分が多すぎたのだ。

比奈子のキャラなんて、開始数回後に、明示。

特に必要無い東海林の過去なんて。。。。ほんと無駄時間。

中島に至っては、もう少し見せ方を考えれば。。。。。


かなり惜しいことをしたよね。

ほんと、モッタイナイ事を。

っていうか。。。。PRビデオ部分を削除するだけで。。。。

そういう、ドラマの見せ方が、失敗を招くっていうの。

ここ数年のドラマを分析すれば、分かるだろうに。

ま、一部を除き。。。。。なんですけど。

ごくごく一部だけ、あった方が良いのはあるけど。。。ほんとに、ごく一部。

大部分は、やって、本編に影響を与えて、失敗してばかり。

そこが、本編じゃ無いんだから、当然だ。

そろそろ。。。脱却してほしいものだ。



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Last updated  2016.09.06 22:53:44


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