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2017.05.21
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カテゴリ: ドラマ系の感想
「第三の女」

亡き直親(三浦春馬)の娘を名乗る少女・高瀬(高橋ひかる)が、
龍潭寺に現れたと母・祐椿尼(財前直見)から聞き直虎(柴咲コウ)は動揺する。
すぐさま、龍潭寺に向かった直虎は、祐椿尼、南溪(小林薫)とともに話を聞く。
亡き母から亀之丞という者が父だ聞いたという高瀬に、
聞いたことが無い話だと一同が告げると、高瀬は立ち去ろうとする。
だが直虎は、動揺しながらも屋敷に留まるようにと告げる。

虎松(寺田心)から、寺で起きた事情を聞いたしの(貫地谷しほり)は、


一方、なつ(山口紗弥加)から、事態を知った政次(高橋一生)は、
武田から送り込まれた間者ではと。。。

敬称略




ここのところ、

今川家を絡めつつ、“当主”としての直虎を描いてきた今作。

もちろん、それが面白かったかどうか??とか。

ドラマの完成度が、どうか?などという部分は別の話だが。


それでも。タイトル《おんな城主直虎》に沿った内容だったと感じ取れた。


ただ、今回。

そういう流れがあったにもかかわらず、その流れから微妙に脱線している。

展開も、演出も。



決して、ダメでは無い。むしろ、悪くは無いという気持ちもある。

でも、何を描きたいかが良く分からないため、何も伝わってこないと言うこと。


実際、大人の事情も込みで、

ココ数回、謎の男を頻出していたわけだが。

そのあたりの事件の対処も中途半端だし、男の謎も中途半端。




“連ドラ”だよね???

という気持ちが占めてしまっているため、何を描いてもスッキリしない。

たとえば、しのの態度も同じだし。

政次と、六左衛門、直之の関係の描写も中途半端。

井伊谷三人衆との関わりも、描いたようで描いた無いし。


そうなのだ。放置していることが多すぎるのである。


これ、仮に。

直虎と政次のふたりで、前に出していれば、

印象は違った可能性はあるよね。

どうも、話のバランス。。。演出のバランスが、噛み合ってませんよね。

風呂敷を広げすぎていることが、すべてを崩しているのでしょう。


もうちょっと、上手くやってくれないかなぁ。。。。

あんなこと、こんなことを描きすぎて、噛み合わず。

かなりチグハグになっていますね。

すべてが架空では無いが、架空の部分が大部分を占めているのだから、

それを利用して、絞り込んで描けば良いだろうに。

政次をもっと利用すれば。。。。。


にしても、

メリハリが無いよね



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Last updated  2017.05.21 19:41:31


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