2006年06月27日
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今朝はもう すっかり青空
暑い一日でした
それでも自転車に乗って受ける風はさわやかです
いつの間にか しっかり根付いて背丈が伸びた稲の苗が
風にそよいでサワサワ･･･と音をたてて波打つ光景は
緑色に光る海のようです
ただね
磯の香りがしない代わりに
今日はなぜか高校の担任のことを思い出していました
１年と３年のときは同じ英語の先生でしたが
２年のときだけ国語 主に古文の先生でした
英語は得意としていたので問題なかったのですが
古文には興味があったものの
勉強には余裕がありませんでした
教職と僧職を掛け持ちしていた先生で
お経を読み上げる張りのある声で古文を読み
自分の声に聞き惚れていました
聴衆である私達生徒は 聞き惚れてはいなかったものの
先生が読み終えると
たまには拍手も (^_^;)
全ての教科の中で最も成績が良かったのは英語で
国語分野は下手すると平均を下回ったこともしばしば
そのたびに その担任から言われた言葉が
「 紺桔梗は日本人のクセに 国語より英語が得意なのか 」
私はただ 英語は勉強しないと解らないけど
日本語は勉強しなくても多少はなんとかなる
という程度でやっていただけなんだけどね
２年のときにガールスカウトの海外派遣で
アメリカへ行ってきたことは以前に書きました
夏休みの終わり頃から足掛け１１日間だったので
帰ってきたときは新学期が始まっていました
そのせいなのか 国語の担任だったせいなのか
授業時間に大げさにも渡米報告なんてものをさせられ
教室内には内密にしておきたかったのにバレバレ
皆にお土産なんて買わなかったからね
そのときに私が買ってきたお土産というのは
家には定番のチョコレート
自分にはその頃好きだった音楽家のレコード一枚
それと担任へのタイピン
一緒に行った仲間の中では
いちばんお土産が少なかったのが私でした
担任にお土産を買ったのは親に言われたからでしたが
そんな物をどこでどうやって手渡すかを考えると
大きく目立つ物を避けたくて
タイピンを選んだのでした
もちろん高価な物ではありませんよ
わりと派手な服装の先生だったので
わざと地味な物を選んだ覚えがあります
たった一度だけ付けているのを見ました
高校を卒業して１０年以上経った頃
街中を奥さんと買い物している姿を見かけました
多分その先生に間違いなかったと思います
背が高くてスラっとしていたはずなのに
とっても老けて小さく見えてしまいました
あの張りのある声は衰えていないのかな･･･
あのタイピン
今でも持ってくれているのかな･･･
そんなことを思い出していましたが
声をかける勇気はありませんでした
嫌味っぽく言われていた言葉も
今では懐かしい思い出の言葉となって
耳に残っています
え？ 憧れの先生？
とんでもないですよ
私の憧れの先生は世界史の担当でした
もちろん世界史は英語と互角の成績
その他の教科はカラフルな成績でしたけどね (^_^;)
≪ つぶやき ≫
本場のディズニーランドで迎えた１７歳の誕生日
ディズニーランドは特別好きではないけど
各県から集まって同行した Ｂ・Ｓ や Ｇ・Ｓ
そして現地のスカウトなど 大勢の人たちに祝ってもらった
素敵な思い出として心に残っています
きっと人生で一番多くの人に祝ってもらった誕生日です
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