2012年08月06日
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少しだけ涼しさを感じました




大震災の津波で発生した瓦礫などの漂流物が

アメリカの西海岸に漂着していることで

海岸を視察というニュースがありました




今日の回覧冊子にもその問題が取り上げられていて

米国にとっても 「 対岸の火事 」 ではなく

あまりにも広範囲に影響があることを教えられました




青森県の港から長さ20m推定130トンのコンクリート桟橋が



信じられないような話です そんな巨大な物が・・・




他州からそれを見に来る人も少なくないため

近隣のホテルやレストランが潤うという効果があり

記念に残して欲しいという声もあるようですが

その桟橋は解体撤去されるそうですね




良い方に及ぼす影響よりも

好ましくない方への影響が大きいからです

それが広範囲に及ぶことが驚きでした




桟橋に付着してきた海草や生物が

100種類近く発見され

その1割が北米大陸には存在しない外来種ということで






更に桟橋に付着してきた生物が

砂浜に移動した可能性が高く

大陸に生息する牡蠣を絶滅させる危険のある

寄生虫が懸念され

それによって牡蠣の養殖が打撃を受ければ






そういう危険性があるため

桟橋は解体撤去されるそうですが

素材だけリサイクルに回されるそうです




585キロにも及ぶ海岸沿いには

32箇所の漂流物専用のゴミ箱や

漂流物の情報をいち早く収集するために

津波漂流物ホットラインを設置し

危険物の対応を迅速に行えるようにされている




政府は西海岸の5州に援助金を出すようですが

オレゴン州では桟橋の撤去費用にも足りず

またアラスカはオレゴン以上に漂流物が多い




財政が苦しくてもオレゴン州の担当者は

桟橋はギフトだと思う と言っているそうです

桟橋を前に見知らぬ人々が

日本の津波被害を語り合う姿がみられ

その光景を見ると他人事とは思えず

災害を考える機会を与えてくれたと




予算不足を補うかのように

撤去作業に奔走しているのが

ボランティア団体SOLVE




海岸ごとに責任者を決めて

ボランティアを率いているそうで

財政以上に行動においてボランティアは頼りです




ただ夏は多くの人が海岸に繰り出してくれるけれども

寒さの厳しい冬は参加者が少なく

漂流物が放置されるのではないかという心配があり

あと2年は震災の漂流物が打ち上げられると予想されているそうです




遠い太平洋の向こう側で

こちらの震災の対処にあたってくれているのは

地元のためでもあるとはいえ ありがたいことですが

日本ももっと早く動くべきだったと思います
















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最終更新日  2012年08月06日 20時06分04秒
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