根本友子のなんとな~く・・おいしい生活

Jun 22, 2008
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カテゴリ: おうちごはん

濱屋さんの活魚 は、美味しい!と大評判。
この季節の濱屋さんのイチオシ「活きハモ」を色々とお料理して、堪能しました。
「活き」とはいえ、朝丁寧に骨切りしたものをその日のうちに出荷、翌朝には手元に届くので、調理に困ることはありませんし、本当に丁寧に骨切りしてあって、まったく骨を気にせずに楽しめます。

何よりも一番びっくりしたのは、失礼ながら、
ハモがと~っても美味しかったこと!!

だって、今まで、京都で食べても、東京の和食屋さんで食べても・・・・。
「ハモって淡白よね。骨っぽいしね。」って思っていたのですが、 こんなに味が濃厚で、ふんわり美味しいと思いませんでした。

ハモを料理するのも触るのも初めてだったので、悩みましたが、どの調理法もとっても美味しかったです。「何作ろうかな~」とアレコレ考えているのがとっても楽しいんですよね。

今回、「ワインとの相性を探る」のが課題だったのですが、料理考えて、作って、写真撮って、ワインとあわせてみて・・・・とやっていくので、長時間のハモコースになってしまいましたが、主人も撮影に協力してくれたし、何よりも美味しかったので、かなり楽しかったです。
肝 塩コショウして、ごま油を数滴かけて

ハモ肝生

生で食べられるの??って、ちょっと疑いつつも、口に入れたら、
フレッシュフォアグラのように、とろーり濃厚な美味しさで、もっと食べたい!っていう感じでした。
でも、火を通して、鍋でも食べたかったので、ガマン、ガマン。

サンセールの赤を合わせたのですが、ごま油の風味も香ばしくなり過ぎず、肝の風味も消さず、うまく橋渡ししてくれました。


ハモシャブ

ハモシャブ1
ハモシャブ2
ハモシャブ3

昆布をつけておいた鍋に酒とダシとり用の袋に入れたハモの骨少しを水から沸かしてダシをとります。ポン酢などで食べるので、ほんの~りダシに塩で味をつけます。
鍋用の肝
ハモの卵

シャブシャブ用にとっておいた「肝」と「卵」もあまり経験した事のない美味しさ。ハモシャブの後の雑炊がまた、すごく美味しいのです。

スペインの ロゼワインとあわせたのですが、ロゼの果実味が、ポン酢の強い味を抑えて、逆にハモの旨味とポン酢のダシの旨味をひきたててくれ、相性バツグンでした。


湯引きハモのサラダ仕立て

ハモの湯引きサラダ

湯引き(茹でた後水に晒さずザルかペーパーに揚げて冷ます)にして、オリーブオイルと塩とピンクペッパーとフレッシュ・ディルでサラダ仕立てにしました。ハモシャブ用の鍋で湯引きを作れば、ハモシャブのスープも更に美味しくなりますしね♪フレッシュ・ディルとピンクペッパーがポイント!

アントル・ドゥ・メールの白と合わせたのですが、ハモの繊細な味を消さずに、甘味や旨味を上手に引き出してくれます。


湯引きハモとキュウリのみがらし味噌和え

ハモ湯引きからし味噌
 浜屋さん特製の「みがらし味噌」がとっても美味!!

スペインの ロゼワインとあわせたのですが、ハモの甘味とロゼの果実味、みがらし味噌の酸味・辛味のある複雑な味わいが合わさって、味に深~い奥行きが生まれました。


酒塩焼き

ハモ酒塩焼き

日本酒に塩を溶かして、ハモを20分くらい漬けておいて焼きました。
表面は引き締まり、中身はふわっと・・・・表面にハモの脂がじんわりにじみ出てきて、淡白なようで濃厚な美味しさが楽しめます。

ボルドーのアントル・ドゥ・メールの白をあわせたのですが、白ワインの酸味と果実味が複雑味を与えてくれ、さらにもう一口食べたくなる♪そんな組み合わせでした。


から揚げ

ハモのからあげ

ハモに、塩と酒で下味をつけてからクッキングペーパーで水分を拭き取り、ハモの骨切りの間にもしっかり片栗粉をまぶして、2度揚げしました。

ハモのから揚げってこんなに美味しいんだ~っ!とびっくり。
フワッとジューシーな食感が楽しめ、後を引く濃厚な旨味が強調されてました。

スペインの ロゼワインとあわせたのですが、香ばしさに冷やしたロゼが絶妙で、また濃厚なのに、繊細な味のハモの美味しさを消さずに旨味を引き立ててくれます。


ハモのムニエル フレッシュレモンソース

ハモのムニエル

ハモの美味しさを生かせる料理で、何か無いかしら・・・と思って、作ってみたのですが、これが大成功でした。フレッシュレモンのソースとも相性バッチリ。

ハモを取り出したら、フライパンにレモンの搾り汁を加え、少し煮詰め、塩で味を調え、ムニエルにかけます。身の方から焼くと反り返りませんよ。

これも、スペインのロゼで楽しみました。バターの風味にもレモンの酸味にもハモの風味にも、冷やしたロゼがぴったりでした。


煮こごり

ハモ煮こごり
ハモの煮こごりは初めてで、どのくらいの量で固まるのか不安だったので、粉ゼラチンを規定量の半分だけ入れて、保険にしました。

浮き袋や内臓、ほんの少しの身を刻んで醤油・酒・みりんで濃いめの味の汁に入れて冷やし固めました。生臭くないので、上品な味の、しかも浮き袋のコリコリした歯ざわりが楽しめる煮こごりができました。

冷やしたサンセールの赤との相性もぴったりでした。


ハモのアラの炊き込みご飯

湯気で、ブレブレな写真ですいませんが・・・・

ハモご飯

ハモは、生臭くならないので、醤油多めよりも、塩で調味した方がオススメです。

ポイントは、アラに、塩を両面に振って30分くらい置いておいてから、フライパンでこんがり焼いてから、お米の上に載せて炊くこと!炊きあがったら、アラを取り出し、中骨にくっついている身をそいで、ご飯によく混ぜます。

めちゃくちゃおいしかった~っ!!ごちそうさま~っ!!


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最終更新日  Jul 28, 2008 09:08:03 AM
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