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北朝鮮から小型の木造漁船が流れてきたようです。
どんぶらこ。
さて、北朝鮮の船というと「不審船事件」を思い出してしまいますが、
今回は単なる漁船の漂流でしょうか、それとも工作船なのでしょうか?
もし、漁民が出漁中に遭難したならば、不自然な点があります。
(1)冬のおおしけになる時期に、小型木造船で漁にでるものか??
ニュースでも言っているように、この時期にこんな船で出漁するのは
自殺行為も甚だしく、漁以外に本当の目的があったのではないかと思ってしまいます。
(2)こんな小型の木造船が、このおおしけの日本海を転覆せずに渡ってこられるか?
冬の日本海は強い北からの暴風と、高い波が特徴。1970年代からこれまでに
日本に侵入しようとした工作員の遺体が海岸に打ち上げられた事件が何度も
発生しており、日本に浸透する目的で準備してきた船でも沈没するなどして
遭難しているのが実際。
北朝鮮の工作船の場合は日本の20~30キロ沖合いまでは
工作母船で来て、そこから日本沿岸までは工作子船(木造・漁船に偽装したもの)
で接近して日本浸透を図るのが昔からの方法らしい。
今回の船が工作船と仮定すると、今回も近海までは
母船で来たのではないか?
(3)北朝鮮に帰りたがっていること。
もし、幸か不幸か、出漁中に日本に来てしまった場合、願ってもいないチャンスとして
韓国や第3国への亡命を希望してもおかしくないはず。もし本心で北朝鮮へ帰国
したいと願っているとするなら、可能性は二つ。
祖国に残してきた親族が心配。
もしくは教育を受けた工作員だからそもそも亡命意思が無い。
・・・などでしょうか?
でも、これまでに不審船が日本周辺に現れたのは、少々時期は違えど、
12月や3月など、比較的に日本海が荒れる時期であったことから、
北朝鮮の工作組織は荒天だろうが、波が高かろうが、そんな事に
躊躇する事がないようです。そうなると、今回の不審船は
「もしや工作船?」と考えてしまうのです。
ちなみに、北朝鮮の工作員にとっては日本浸透は朝飯前で
木造の小型船を用いて、比較的に軽い装備で来るそうですが、
韓国に浸透する場合は勝手が違うらしく、銃器で武装して、おまけに
高速半潜水艇などを用いて、命がけで浸透するらしいです。